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◆日本の神話と古代史と日本文化コミュのNHKの傲慢

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まず問題なのは、次のNHKのHPである。

http://www9.nhk.or.jp/kiyomori/pre/03/index.html

これはNHKの次の大河ドラマ、『平清盛』の案内だ。 ここには、次のような表現がある。
・・・・・・・・・・・・・・・
今から900年前、王家と貴族が対立し、混迷を極めた平安末期、
1人の男が現われ、この国の行く末を示した。 ・・・中略・・・ 武士が低き階層と差別されていた時代、人の心をつかむことに長(た)けた彼は、瀬戸内の海賊を束ね、やがて武士の王となり、そして日本の覇者となる。
・・・・・・・・・・・・・・・
この中の王家とは、皇族、宮家のことであり、武士の王とは武士の棟梁のことを指すらしい。 別のページを開くと、「王家について」説明するリンクがある。
http://www9.nhk.or.jp/kiyomori/pre/03/diagram.html

<王家>について
 大河ドラマ『平清盛』では、この時代の天皇・上皇・法皇を中心とした人々を表現する上で、<王家>という用語を使っています。
馴染みの薄い使い方かもしれませんが、平安末期から鎌倉期にかけての中世史研究者の間では広く使われています。歴史専門家の考証をふまえ、『平清盛』でも<王家>という言葉を用いています。
・・・・・・・・・・・・・・・
そこには上記のような解説らしきものが表示される。

問題なのは、この大河ドラマ『平清盛』では、中世史研究者や歴史専門家の考証を踏まえているとのことだが、それは誰なのか?ということである。

これが原作のあるドラマならば問題無い。

司馬遼太郎にしても海音寺潮五郎にしても、原作を読めば、自ずと作者の考え、歴史観は理解できるからだ。

しかし、この『平清盛』に関しては、中世史研究者や歴史専門家の、言わばこのドラマの歴史観の基になった人間の名前が明らかになっていない。

これではその専門家や研究者が、如何なる意味に於いて、このような用語の使用を許したのか分からない。

何故、宮家と武士の棟梁が、同じ“王”という文字で表現されるのかも分からない。

となれば、これは余りにも一方的な歴史観の押し付けである。

これでは仮にNHKがどのような作為をもって、この番組を作ろうとも隠蔽されてしまう。

そこで、NHKに対して再度の電話による質問を行った。

メールでは返事が来なかったり、定型文(HPの解説と同じ)が返信されるだけだったからだ。

今回は、ふれあいセンターの責任者という男が電話に出た。

彼の言うには、NHKとしては、このような質問に答える気は無いということだ。 また、王家と王の文字使用についても、説明する気は無いとのこと。

恐ろしい公共放送もあったものである。

私の読者の皆様ならば、良くご存知のことだが、歴史観とは、研究者によって異なるのが当たり前である。

簡単に言えば、世界史的な歴史観と日本史的な歴史観は違って当たり前だ。

日本史的歴史観でも、古代史的な歴史観と近世史的歴史観が違うのは、容易に推定できるだろう。

同じ古代史でも、邪馬台国が九州にあったという考えの研究者と、関西にあったという研究者は、それぞれ歴史観が異なって当たり前である。

しかし、このドラマを見る多くの視聴者は、そんなことは考えずに、NHKの提示したものが“正しい”と思って見るだろう。

だからNHKは国民に説明する義務があるわけだが、それを拒否する、ということだ。

これで我々国民はNHKを公共放送と認められるだろうか?

いや、認められない。

断じて。

やはりNHKは速やかに解体し、国益の為の放送局、国営放送として再構築するしか無い。


お分かりだろうが、一応付け加えておく。

最も問題なのは、NHkは学問的に正しければ、支那人とか朝鮮人とか満州人という言う表現を使うのか?ということである。

学問的に正しければチベットを独立国として扱うのか?ということである。

そうだ。

つまりは、NHKの言う“学問的”なる言葉は、単なる言い訳に過ぎないのだ。

それが最大の問題なのである。

コメント(71)

>5
>「王家」という語を使おうという提唱は傑出した中世史研究者である黒田俊雄によるものですが、それはおもに、中世においてそもそも「天皇家」や「皇室」という語があまり使われていないからでした。この提唱を受け、中世史研究ではほとんど常識といっていいくらい「王家」という語は広まります。「王権」や「王朝」なども同時期から増えていった印象があります。

前の質問はわかりづらいですね。
質問の言い方をかえます。
『中世において「天皇家」や「皇室」という言葉が使われていないから、これらが中世の皇族を指す言葉としては適当でない』までは、理解できます。
しかし、あなたのコメント内には、なぜ中世の天皇家を『王家』と呼ぶべきなのかの説明がありません。
もし、当時の天皇家が『王家』と一般的に呼ばれていたなら、中世の天皇家は王家と呼ぶべきだという主張は納得できます。
王家という言葉も天皇家や皇室同様、当時、使われていないのなら、王家という言葉も中世の天皇家を指すのに、ふさわしくないでしょう?ということです。
〜NHKの大河ドラマで、いつも気になるのが、現在では「この度(このたび)」と言うところを「此度(こたび)」と言うセリフなんですが、平安でも戦国でも江戸でも「こたび」。しかも、よく使うので目立ちます。〜昔は、他の言葉も、それぞれの時代なりに違ってたハズで、考証してセリフにすると、古文(古典)の授業みたいになって、視聴者は、訳がわからない。〜だから、ほとんど現代語です。「このたび」が「こたび」になったぐらいでは、セリフの意味がわからないてっいう事は無く、しかも昔っぽさが演出されるので「こたび」なのでしょう〜。


〜つまり、考証をたてにNHKの表現を指摘する事に、あまり意味はありません。NHKは天皇家や、皇室という言葉を使いたくなかっただけです〜。


〜これに苦情を言う人は、まず、焼肉屋さんのビビンバ表記に苦情を言わねばなりません〜。本来ならピビンバなのですから〜。


NHKが傲慢だとか半日だとか騒いでるのはまともに取り合ってらんないけど、それでも>>1の構図を見ると映画『パッション(原題 The Passion of the Christ)』の劇中で皇帝の名をチェーザルと呼んでた時によく似た残念な気持ちになったなぁ。

学術的な考証の番組でなくフィクションのドラマなら尚更、「あまり馴染みのない学術用語」を前置きしてまで用いようとするのが不可思議。
ある歴史作家が原作を書いたとかならそれをクレジットか何かで表すのが筋だろうし、そういった安易な表現をしてろくな説明もしないんだから「特定の学説に傾倒した放送」だとか「偏向報道」だとか喚くのが出てくるのもある意味仕方ない。

以上の見方にあきらかな誤りがあれば私が無知という事ですし、そもそもコミュの趣旨にそぐわないトピックに書き込んだのはまずかったろうけど、掲示板でちょっと話題に乗っかっただけでクレーマーと一括りに扱われるとかもうね……
本トピックはルール違反のマルチポストです。

http://mixi.jp/search_topic.pl?page=1&open=1&sort=member&keyword=nhk%A4%CE%D0%FE%CB%FD&mode=search&bbs=1&category_id=0

しかしながら、“「皇室」vs.「王家」”は興味深いテーマだと思われるので、議論を継続されたい方は【雑談】トピに移動するか、有志で新トピを立てられてはいかがでしょうか。
「NHK解体」を声高に叫ぶトピの中では、有意義な議論も生まれないでしょう。
ふむ。3件のマルチポストになっていますね。
管理人のスサノヲさんに判断をお任せするとしましょう。

「NHKが、ドラマ『平清盛』で」の是非の議論については、
思想の左右で平行線になったまま、ほぼ終了したかと思います。
また、「王家」の話題で新トピを立てたところで、
これ以上の進展は多分ないでしょう。

個人的な感想。
かつて「新しい歴史教教科書」の議論では『古事記』がクローズアップされていることに、
歴史は神話ではない、古事記は神話でなく天皇制を正当化するための云々・・・
という強硬な反対論が、『古事記』研究の三浦佑之さんはじめ、
歴史学者らから出ていたのを思い出しました。
そんな歴史学者たちが、NHKの『平清盛』では王家でオッケーと黙認。

教科書とドラマは違うとはいえ、歴史学者とは分かりやすい人種だなあと感じています。
多分歴史学者の立場から見れば、こちらも分かりやすい人達だなあと感じているでしょう。

NHKドラマ『聖徳太子』でも、日韓友好のヒーロー伊真が出てきたことがあります。
『平清盛』もまあ、そのレベルの、「はいはいNHK」な内容かとは思います。
しかし。。。受信料を払うに値する番組は。。。もうBS以外では無理ってことなんですかね。。。
民放なら広い心で「いいんじゃない?観ないけど」で済む話ですが。
かつて恐竜発掘調査を指揮された石垣博士の公演で
自虐的に話された言葉を思い出しました。

歴史は科学技術や経済活動と違って
ものごとを知ったからと言っても、人の生活には何の足しにもにらないものです。
ただ、知ったという事実だけにしかならない。

誰に損失を与える訳でもないので
結構好き勝手言ってる人も多数いますわな。
トンデモに分類ギリギリな雑誌の文書で飯食ってる人とか。

歴史上の正しい使い方にこだわるというのなら
歴史上使われた正しく差別用語も使えばいい。
いろいろな、しかも冷静なご意見があって参考になります

この問題の急所は、NHKが“学問”を自分の都合で使っていることです

皇室を王家と呼ぶのは、“日本の中世史”という立場では、まぁ多数派なのでしょう

では武士の棟梁を“王”とするのはどうなのか?

これは(答えをもらえていませんが、推測するに)文学的修辞でしょう

しかし、この二つの“王”という文字を並置することは、これは間違いなくNHKの意図なのです

そこが問題なのです

NHKの視聴者は歴史の理論が分かる人や歴史に詳しい人ばかりではありません

全く歴史に不案内な人もいます

そうした人達は、NHKのドラマを史実の反映と捉えてしまいます

特に「中世史研究者、歴史専門家」などの言葉があれば、なおさらです

これと同様な情報誘導によって今の民主党政権が生まれたことを、皆さんはもうお忘れですか?

今では皇族への正式な敬称である陛下、殿下を使わず、皇后さま、〜宮さま、などの呼び方も通例になりつつあります

このような動きこそが日本の文化と文明を毀損するものであると思い、皆様の注意を喚起するためにトピックをたてたのです

今後とも有意義なご意見を賜りますよう、お願い致します
「学問を自分の都合で使っている」や「歴史学を利用した思想信条の吹聴」を行っているのは誰ですかね?
NHK??
端から見てる私にはそうは見えませんですよ。
>39
>NHKの視聴者は歴史の理論が分かる人や歴史に詳しい人ばかりではありません
>全く歴史に不案内な人もいます
>そうした人達は、NHKのドラマを史実の反映と捉えてしまいます

で、それがどうしたんですか?
きちんと番組の終わりに『このドラマはフィクションです』とキャプションを入れているでしょう?
そんなことにまで、製作側は責任を負う必要はないでしょう。

司馬遼太郎の『竜馬が行く』の中の坂本竜馬なんて、熱心な竜馬信者を生み出しているんですけど、それについて、司馬遼太郎は、責任を負えとでも?
単純に疑問なんだけど、大河ドラマの中で天皇家と清盛が同じ「王」と言う言葉で表現されたとして、それを見て「そうか、天皇は格が低いんだ」とか「成る程、天皇家は解体すべきなのか」なんて感じる人は居るんですかね?
天皇は古墳時代には大王(おおきみ)や王(きみ)と呼ばれてたようなので、平安時代の天皇家を王家と表記してもさほど違和感はありません。
が、

「武士が低き階層と差別されていた時代、
人の心をつかむことに長(た)けた彼は、瀬戸内の海賊を束ね、
やがて武士の王となり、そして日本の覇者となる」

平清盛を「武士の王」と言うのは少し違和感がありますね。
平氏の頭領(棟梁)なら分かりますが。
実際、武士の王というのなら、同じく武士であった源氏も従えてないといけないでしょうし。
まぁNHK料金払ってないので偉そうには言えませんが。
NHKは平清盛よりも悪役度の高い、解釈次第では史上最強の朝敵、
平将門を主人公にした大河ドラマ「風と雲と虹と」が、1976年に放映されています。
このドラマでも用いられたのは「王家」でなく「朝廷」でしたね。

まあ、NHKの話題は、このトピックではこの辺でいいとして。。。
(じゃないと、単なるなじり合いでしかなくなります。)

いまひとつ飲み込めないのが、「王家」の記述を史書に確認したというだけで、
「皇親」「皇室」「朝廷」を用いないという動機です。
表面上の情報をあたると、その理由として

・律令が機能していなかったから
・中国の皇帝や皇室や朝廷とイメージがダブるから
・史書に「王家」の記述があるから

などがあるのですが、それをもって「皇親」「皇室」「朝廷」を用いない必然性がなぜあるのか、
ここが、よく分かりません。
当時の史料に、皇親の存在を維持するための律令が機能しておらず、
中国のイメージと混同しないよう、今後は王家を用いますという内容の公式文書でも
存在していれば、分かりやすいのですが。

※「天皇家」の話題はここではしないことにします。でないと、ややこしくていけません。
マルチポストなのは予想通りでしたが、個人的にはこういう歴史を偏向イデオロギーに悪用する手合いは議論できっちりと叩き潰しておいたほうがいいと思います。コミュの知性と良識のレベルを示す意味でもね。
RYUTOさん 39

ひとつひとつ丁寧にいきましょう。
あなたは「問題なのは〜」を乱用し、何が問題なのか分かりにくい。
まず、

39>皇室を王家と呼ぶのは、“日本の中世史”という立場では、まぁ多数派なのでしょう

ということは、トピ文にある、

「問題なのは、この大河ドラマ『平清盛』では、中世史研究者や歴史専門家の考証を踏まえているとのことだが、それは誰なのか?ということである。 」

この「問題」については、
あなたの無知による誤りだと認めたということですね。
RYUTOさん

その上で、

39>では武士の棟梁を“王”とするのはどうなのか?
これは(答えをもらえていませんが、推測するに)文学的修辞でしょう
しかし、この二つの“王”という文字を並置することは、これは間違いなくNHKの意図なのです
そこが問題なのです
>NHKの視聴者は歴史の理論が分かる人や歴史に詳しい人ばかりではありません
全く歴史に不案内な人もいます
そうした人達は、NHKのドラマを史実の反映と捉えてしまいます

なにが「問題」なのかサッパリ分かりませんが、
忖度するに、天皇家と平家とを同じ「王」という語で併置することで、両者が同等かなにかのような印象を与える・・・ということでしょうか。

平清盛はあくまで武士の「王」のようなものにすぎず、天皇家に成り代わることができなかったことは、義務教育で習う常識です。実際、天皇家はいままで存続しています。ドラマも当然その史実を描いていくことでしょう。

したがって、
RYUTOさんの心配していることが起きる可能性は皆無です。
もしいるとすれば、むしろそいつこそが不敬な輩ですね。

>これと同様な情報誘導によって今の民主党政権が生まれたことを、皆さんはもうお忘れですか?

お忘れもなにも、そういう事実はありません。
というか、あなたが特定の政治的な「情報誘導」をしている、現に。
あなたのようなデマゴーグが「日本の文化と文明を毀損」しているのですよ。
>45 みずばしょうさん
>「皇親」「皇室」「朝廷」を用いない必然性がなぜあるのか、

#5 nos さんがコメントされているように、黒田俊雄氏の主張が、反論や批判を論破しつつ学界で定着したものです。
(以下『歴史読本』から引用)
「皇室」という語が用いられるようになったのは、制度上も日常的にも、もとより明治以後のことである。中世などではそんな用語はなく、天皇の一族を指すときは王家・王氏などといわれた。(中略)中世について「皇室」というのは明らかに不適当であり、中世で実際に用いられていた「王家」の語を無視してまで「皇室」とよぶのは、特定の見地の主張ないし強制に通ずることにもなろう。
(以上引用)
なお、私の考えとしては、同じく#5で nosさんがコメントしている、岡野友彦『源氏と日本国王』での、中世における「皇室」の語の使用の難しさを肯定した上での、独自の用語を提言に賛成です。
この新書も、特定のイデオロギーに凝り固まっている人にとっては、面白くないかもしれませんが、
ここにお集まりの、優秀な頭脳と柔軟な思考力をお持ちの方々にとっては、楽しい本だと思いますので、ご一読をお勧めします。
ご参考までに、このコミュニティのレビューにもアップいたしました。
http://mixi.jp/view_community_item.pl?comm_id=508139&item_id=204491
みずばしょうさん

37>かつて「新しい歴史教教科書」の議論では『古事記』がクローズアップされていることに、
歴史は神話ではない、古事記は神話でなく天皇制を正当化するための云々・・・
という強硬な反対論が、『古事記』研究の三浦佑之さんはじめ、
歴史学者らから出ていたのを思い出しました。
そんな歴史学者たちが、NHKの『平清盛』では王家でオッケーと黙認。

三浦佑之はNHKの『平清盛』に関係ないでしょう。
古代と中世の違いも分からないのですか。
こんなにいい加減に他人を批判するとは、甘ったれています。

>いまひとつ飲み込めないのが、「王家」の記述を史書に確認したというだけで、
「皇親」「皇室」「朝廷」を用いないという動機です。
表面上の情報をあたると、その理由として
・律令が機能していなかったから
・中国の皇帝や皇室や朝廷とイメージがダブるから
・史書に「王家」の記述があるから
などがあるのですが、それをもって「皇親」「皇室」「朝廷」を用いない必然性がなぜあるのか、 ここが、よく分かりません。

これは歴史コミュでの疑問として正当です(ここは古代史だけどね)。
僕は「王家」語の使用を提唱した黒田俊雄の論をかなり以前に読み、あとはその後の中世研究のなかで時折出てくる概念についての説明を読んでいるくらいで、それほど詳しくはありません(ソムサムナーさんにご紹介した『歴史評論』8月号が詳述していると思われます)。それでも理解している範囲でお答えします。

「皇室」という語は、中世ではほとんどまったく使用されていないのでふさわしくないということが第一ですが、それ以外に、「皇室」語には、戦前の使用や、現在のジャーナリズムでの使用など、かなり政治的なバイアスがかかった語であるということも踏まえられていたはずです。つまり、それが研究を阻害する側面が(あくまでオーバーに言えばですが)あるのではないか、ということです。なので、「院宮家」など別の語の使用を提唱する研究者もいますし、中世の天皇家そのものにスポットを当てた研究ではまず間違いなく「天皇家」という語を使います。要は研究によって使い分けているが、一般としては中立的な「王家」語を使う方が便利、という感じでしょうか。ただ、これらはあくまでアカデミズムの領域の話で、教科書や一般読み物では「天皇家」を使っているんじゃないかな。
それと、やや込み入ってきますが、対象とする規模によって「王家」と「天皇家」を使い分けるという使用法もあるみたいですね。つまり天皇を輩出する一族としての王家、と。これはNHKが説明していますが、僕は詳しく知りません。

それと、もしかするとNHKは、「天皇家」とか「皇室」と表記すると現在も存続している皇室にあまりに直裁的にドラマと重なる印象を与えてしまうので、そこを配慮して、あえて「皇室」などを避けたのかもしれません。たしかヨシムラさんがそういうようなことを指摘しておられましたね。穿った見方ですが本音はそっちかも。
RYUTOさん

相手にすべきではない低レベルな発言だが、
我慢ならんから突っ込んどくよ。

>これで我々国民はNHKを公共放送と認められるだろうか?
いや、認められない。
断じて。
やはりNHKは速やかに解体し、国益の為の放送局、国営放送として再構築するしか無い。

あなたの言うような「国益の為の放送局、国営放送」ができれば、
妄想に基づいた言葉狩りが荒れ狂い、
偏向したイデオロギーが垂れ流され、
歴史は嘘とデマにまみれていくだろう。
あなたの目指す先は、北朝鮮である。
絶対に反対だ。
そもそも歴史研究に於いて、歴史観に優劣も善悪もありません

それぞれの人がそれぞれの歴史観で歴史を考えれば良い・・・こんなことは自明です

故に私どもが読んだり書いたりする場合、始めに用語の概念を明らかに定義してから研究するわけです

フィクションも、原作があるなら良いのです

原作を読めば「これは司馬遼太郎さんの考え」「これは海音寺潮五郎さんの本」だから“こう書いてある”と分かります

むしろ、その歴史観を楽しむのが歴史的な読み物の面白さでしょう

なるほど、ドラマはフィクションです

だから「このドラマはフィクションであり、実際の歴史や学問的な研究とは一切関係ありません」というなら良いのです

しかし、この『平清盛』は歴史研究者の考証を踏まえ、とはっきり書いてあります

これでは、普通の人は、このドラマが史実に基づいていると考えてしまいます

ましてや公共放送です

歴史に疎い人が、これを最先端の歴史研究の成果だと考えてもおかしくありません

実際はそうでは無い、フィクションなのに、です

もしもこれがフィクションであり、尚且つ一部に歴史研究の成果が盛り込まれているなら、誰が監修(考証)したのか?

どこが考証した成果なのか、明らかにされなければ混乱するでしょう

しかし監修者の名前は出せない

言葉の選択の意図も明かせない

これでは学問の名を借りた、歴史観の一方的な押し付けではないですか?

皇室という言葉を使わなくてももっと穏当な表現はあります

例えば宮家ではどうでしょう?

武士の頭目は棟梁で充分ではないですか?

学問的なら学問的に、フィクションならフィクションらしい表現をすれば良いのです

そしてフィクションと断れば良い

江戸時代の藩という言葉だって同じです

当時は使っていませんでした

〜家中、というのが通例でしょう

でも時代劇では使っているでは無いですか?

フィクションだから問題ないのです

でもフィクションと断っていないのなら、学問研究の結果を踏まえています、というのなら、話は別だと思います
RYUTOさん 52

>でもフィクションと断っていないのなら、学問研究の結果を踏まえています、というのなら、話は別だと思います

あなたの疑問は一発で解消します。
大河ドラマは「ドラマ」と謳っており、明確なフィクションです。
おしまい。

あと、時代考証は大きなドラマや映画ではほぼ必ず付くもの。
たとえば『江』では静大名誉教授の小和田哲男がそのひとり。しかし別に『江』が小和田さんの「歴史観」に基づいたものではない。『平清盛』でも同様。これまで大河ドラマは50本作られてきたが、RYUTOさんみたいなトンチンカンなクレームはないでしょう。あ、『坂の上の雲』の時に左翼が文句つけていたか。

>これでは学問の名を借りた、歴史観の一方的な押し付けではないですか?
皇室という言葉を使わなくてももっと穏当な表現はあります
例えば宮家ではどうでしょう?

「宮家」とすべきと考えるなら、きちんと立論しなさいな。
NHKは答えているし、このトピでもたくさん答えが出されています。

まったく・・・
>52
>フィクションも、原作があるなら良いのです

何で、原作があればいいのですか?

>原作を読めば「これは司馬遼太郎さんの考え」「これは海音寺潮五郎さんの本」だから“こう書いてある”と分かります

???
どこまでが史実であり、どこまでが創作なのかなんて分からないように書くのが歴史小説ですけど。
創作の部分を、事実と思わせる(読者を騙す)作家ほど大家と呼ばれますね。

>むしろ、その歴史観を楽しむのが歴史的な読み物の面白さでしょう

原作のない大河ドラマだって、脚本家の歴史観を楽しめばいいのでは?


天皇家を『王家』とドラマの中で呼ぶのは、プロデューサーの偏向があるというのは、過去の政策番組からすると、ありえないことでもないかもしれません。
だからといって、そのことで国民に天皇家の地位の相対的低下を刷り込ませられるというのは、ユダヤの陰謀論的妄想ですね。
韓国あたりが、『NHKでも天皇家を王家と言っているんだから、やっぱり日王でいいんだ』とか言うかもしれませんが。
>52
いや、これ別に歴史観の押し付けとか事実がこうだったとか言う話ではなくて、単に作中で「王家」と言う表現を用いるに当たって、「馴染みの薄い」一般の視聴者が混乱しない様に(普通はしないけど)説明してるだけじゃ無いの?

要は、「王家は別に突飛な表現では無いですよ」ってだけの事であって、しかも実際そうなんでしょ?どの辺が問題になるのか分からん。

逆に聞きたいけど、監修者の名前なんか聞いてどうするつもりなの?
>56
その様な意見は、少なくとも実際に番組を見た上で述べるべき物だと思いますが。

因みに、そのNHKがフランスで放送したとか言う捏造番組を実際にご覧になられた事は有りますか?
>>岩手のGOさん

とつぜん検証能力皆無なコピペブログの日記を貼られてNHKは捏造報道などと申されましても困ります。

>>拡大解釈ですが手(パー)

誰も話していないようなことを勝手な想像で強引に話題に結びつけて引っ張り出してこないでください。
お呼びじゃないです。
>60
トピ主が反日NHKが日本をこわそうとしているといった類の憂慮を持っているとは思います。
フランスでの反日番組についての元となったらしいサイトを発見しました。
http://www.sankei.co.jp/seiron/wnews/0912/ronbun3-1.html

正論に出ていたようですね。
これを読む限りでは、NHKの映像を利用した反日プロパギャンダは実際に行われたようです。
ただし、番組の制作自体はNHKでないようですけど。

↓は問題のテレビの一部の再生
http://programmes.france2.fr/apocalypse-seconde-guerre-mondiale/Japon-un-regime-militariste-et
>>nos さん

> 「皇室」語には、戦前の使用や、現在のジャーナリズムでの使用など、
> かなり政治的なバイアスがかかった語であるということも踏まえられていたはずです。
> つまり、それが研究を阻害する側面が(あくまでオーバーに言えばですが)
> あるのではないか、ということです。

> もしかするとNHKは、「天皇家」とか「皇室」と表記すると
> 現在も存続している皇室にあまりに直裁的にドラマと重なる印象を与えてしまうので、
> そこを配慮して、あえて「皇室」などを避けたのかもしれません。

そうですね。
「王家」反対者はまさに、この憶測で反対している、ということになります。

ドラマ『平清盛』は、古代と中世の境の時代になりますが、
NHKのサイトでは、このように謳われています。

> 「平家物語」ではアンチヒーローとして描かれていた男に
> 新たな光をあて、歴史絵巻から解放された、
> 躍動感とエネルギーにあふれる男として描く。

アンチヒーローをヒーローにするにあたり、
あえて(物語上は悪役となる)「皇親」を「王家」に替え、
さらにクレームがあっても「王家」表記をつらぬくことで、
ドラマも現実も同時に沸かせてみようとする試みなのかも知れません。

こうなると、歴史学者が用いていたからというのは方便で、実際は
作品と現実をリンクさせる、小林よしのりの手法に似ていると考えられなくもありません。
つまり抗議の声が大きければ大きいほど、NHKの狙い通りになる、ということです。
みなさん、考え方の違いはそれぞれなのですから、
無用に煽り合ったり罵り合ったりするのはやめましょうよ。
NHK解体コミュでもなければ、天皇制反対コミュでもないのですから。。。
>58
意見を申すなとは言いませんが、実際に映像を確認していないのに捏造報道だと決め付けるのは流石にどうかと思いますよ。

61の通りであるなら元ネタが正論と言う点を考えると「フランス在住主婦の感想文」は相当に割引が必要でしょうし、しかも仮に正論の言う通りだとしてもNHKが海外で捏造報道を行ったというのは事実と異なります。

また、当該番組が旧日本軍やその行為に批判的な内容であったとしても、それを持って即ち反日的と見做すのもかなり短絡的な見方かと思います(自分も余りいい気はしませんが)

個人の思想や主義主張は基本的には自由でしょうが、反日や捏造と言う言葉に対してもう少し慎重であっても良いのでは無いでしょうかね。
やっとNHKが『受信機廃止届』を送ってきましたので、それを『受信契約廃止届』に訂正し、下記の理由書を添付して、本日発送しました。

※※※※※※※※※

放送受信契約廃止の理由書

1、日本放送協会は放送法第三章第十五条において規定されている、「公共の福祉のため」の放送業務を怠った。

2、「公共の福祉のため」の放送業務を怠ったために、第十六条に規定される法人としての要件を満たしていない。

3、同時に協会は第二十七条に規定される適切かつ迅速な苦情処理を怠り、4回にわたる電話での問い合わせに於いて回答を拒否し、替わって自らが提示したメールフォームでの問い合わせにも、既に2ヶ月の期間を経過しても答えていない。つまり協会は、国民であり視聴者であり契約者ある個人に対して、放送法に規定された義務を履行していない。

4、以上の理由により、公共放送としての受信契約に実態が適っていないことが判明したので、ここに受信契約を廃止する。

※※※※※※※※※

さて、NHKがどうでますか?

既にこれは単なる歴史問題から法と正義の問題にまで広がっています。

なかなか興味深いですね。

また結果がでたらご報告します。


ところが・・・

コミュでご指摘があり、確認したところ・・・

http://www9.nhk.or.jp/kiyomori/cast/index.html

確かに記述が『王家』から『朝廷』に変わっていました!

こちらの意見が認められたということですね

まず、第一義的には勝利です

応援してくれた皆さんのお陰です

次は、本日提出した『受信契約廃止届』に対する扱いです

こちらも、またご報告致します
>RYUTOさん
#66>既にこれは単なる歴史問題から法と正義の問題にまで広がっています。

つまり、コミュとは関係ないということですね。
「あなたの正義」をコミュで振りかざさないでください。
トピックはあなたの日記ではありませんし、コミュのメンバーのほとんどはあなたのマイミクではありません。
『受信契約廃止届』に対する扱いがどうなったかなど、報告していただく必要性も、報告する価値もありません。
「王家」から「朝廷」(皇親ではなく)に変わったのは、抗議もあってのことでしょうし、
抗議の声が起こったことも、ごく自然なことだったと思います。

相関図をよく見ると、「藤原摂関家」や「新興貴族」を内包してのことなので、
前回の相関関係図の「王家」そのものを否定するものではありません。

でも、相関関係図がより奥行きを増したことは嬉しいですし、
「王家」については、セリフや、コラムなどで説明がなされるかと思います。

歴史や史料に興味関心を抱かせる契機になる、
良い内容の歴史大河ドラマになるといいですね。
歴史上、私怨を公憤とすり替える行為は嫌われてますね。
NHKの「王家」表記が私怨だったのか、NHKへの抗議が私怨だったのか、それは解釈次第だと思います。

もっとも、『受信契約廃止届』は、さすがに古代史に関係ないことですけどね。

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