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ブリーチ小説置き場コミュの由来(市丸ギン・松本乱菊)

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「なあ、乱菊。」

「ん?どうしたの?」

幼馴染が聞いてきたので、不思議そうに聞き返す少女。

「乱菊って名前誰がつけたん?」

「・・・・・・・・

 知らない・・・・
 
 あんたはどうなのよ?ギン。」

「ボクもわからへん。

 髪の色が銀色やったからかな?」

自分の前髪を指2本で掴んで、目線を髪に持っていく少年。

「もう、なんでいきなりそんなこと聞くのよっ!!」

腰に手をあてて、少し怒り口調の少女。

「んー。

 なんとなくや。

 ええ名前や思て。」

にこっと笑って答えた少年の顔に魅了される少女。

少し赤くなり、ぷいっと横を向いた。




「そんな怒らんでもええやん。
 
 乱菊の意味ってな、

 花弁が乱れた菊の花の模様やねんて。」

あぐらをかき、足首に手を置いて少年っぽい笑顔を見せる。

「え・・・?」

意味がよくわからず、キョトンとしている少女。

「乱菊の名前の意味や♪」

首をかしげて確認する少年。

でも、笑みは絶やさない。

「それはわかってるけど・・・・・」

いきなりそんなことを言われてもよくわからないのが現実。

自分の名前の由来なんか考えた事なんかなかったからだ。

眉をしかめて幼馴染の話をじっと聞いている。



「菊の花ってな、

 お葬式とかによく使われるから縁起が悪いと思われがちなんやけど、

 ほんまは位の高い高貴な花なんや。」

ニコニコと説明してくれる幼馴染。

「え?

 そうなんだ・・・?

 あたし、名前のせいで縁起が悪いんじゃないかって思ってた・・・」

これは少女が幼いながらもずっと悩んでいたことで、

そもそも、治安の悪い流魂街。

殺人なんてざらにあり、埋葬の際、供花として菊の花が良く使われているのをみかけていた。

だから少女も縁起が悪い花だとばかり思っていた。

「だからな、乱菊。

 もっと名前に自信もったらええんや♪

 ボクはどうせ変な名前やけどなぁ」

少年はいつも笑顔なのだが、すごく優しい笑顔に感じて、

少女もいつの間にか笑顔になっていた。

「ありがとう、ギン♪

 ギンは変な名前だけど、実はいい名前なんだよね♪」

どうしてこの少年は自分の悩んでる事をわかってくれるんだろう・・・?

そんな風に思わざるを得なかった。

しかし、口に出して言えるわけでもなく。

少女は、この少年に出会えた事をとても幸せに思っていた。




「乱菊はいつも笑っとったらええんや。」

少年も同じような事を思っていた。

そして何よりも少年が見たいのは彼女の笑顔だったから。







「・・・刀をお退きください。

 ・・・市丸隊長。

 

 退かれなければ―――――・・・

 ここからは私が

 お相手致します・・・・!」




なあ、乱菊。

君の笑顔はどこへ行った?

ボクが見ていたあの笑顔は・・・・・・・・






おしまい。

コメント(5)

久々にペタリとさせていただきましたw
おぉ、ギンちゃんだ(笑)

名前の由来か、らんじゅさんは見落としがちな所を小説にするから読むのが楽しみです。



更新してなくてすみません(笑)
フィリポさん、
ありがとうございますw

なんか他の人にもそれに近いような事を言われたことがあります。
気付かないとこに気付いているとかなんとか・・・

あたし的に思うのですが、多分あたしが変な人だから、変なところに目が行くのかもしれません(笑

人それぞれ、個性もあるので。
それぞれの個性の作品を読むのも楽しいですし、

フィリポさんは表現力が豊かで大人な文章なんで、単調なあたしにとっては、すごく羨ましいんですよ(マジバナです


ブログサイトは、ほぼ毎日更新しておりますので、またいつでも覗いてやってくださいw
このコミュにさっき参加して初めて拝見した小説がこれで良かったです。ちょっと泣けます。ぐすっ(泣)
ゾゾ様

ありがとうございますw
あたしもたまたまネットで乱菊の意味を調べて思いうかんだ話なのです。

菊の花って普通に供花のようなイメージが強かったので・・・

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