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ネイティブなんてあきらめろ!コミュのNo. 244 日本語が滅びてゆく時代

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No. 244 日本語が滅びてゆく時代

英語が世界の共通語になってゆくのは間違いないことだと思う。そしてわりと近い未来に、日本でも英語が日本人の日常喋る言葉として使われるようになり、日本語はだんだん衰退してゆくだろう。与謝野晶子の詩が好きで、日本語に未練がある私は、そんな時代になってゆくことに一抹の寂しさを感じざるを得ないが。これも世の流れだとおもう。

そのときどんな国になるかというイメージが私には朧げながらもある。それを想像するモデルになる国がアジアにある。シンガポールだ。

独自の言い回しのためシングリッシュといわれているシンガポール英語。眉をひそめる向きもあるが、自信満々で使われている。以前シンガポールのコンピュータシステムを開発したときよく出張したが、アクセントが強く、わかりにくい。でもなかば公用語として何の不自由も無く使われている。フィリピンもそうだ。東南アジアを旅すると、英語でベラベラしゃべったり、歌ったりしているのに新聞など全然読めない人や、英語のレターを書かせると目を覆わんばかりの人もいる。こういう人は日本にほとんどいないが、増えてくれば日本人の英語感もだいぶ違ってくるだろう。むしろ、こういう人が増えていかなければ日本の「英会話力」は向上しないと思う。

遠い将来、日本がネイティブ英語国になっているとしたら、どこかの時点で絶対こういった過程をたどるわけだ。いきなり現状から英語国になるはずはない。今のシンガポールやフィリピンのような過程を経るのは間違いない。それはいつ頃か? 意外と近いのではないかと、私は思っている。専門家で、何百年も現状の英会話力が続くと思っている人がいたら、よほど洞察力がない人に違いない。当てずっぽだが、2020年ごろには現在のシングリッシュ的な状態になると感じている。

シングリッシュや、フィリピン英語、香港英語などに違和感を覚えても、彼らが英語を不自由なく使っている現実を直視しなければならない。パキスタンの大統領だったムシャラフ氏の英語もかなり癖のあるアクセントだった。

あるいはオージー英語(オーストラリア英語)にさえ違和感を覚える日本人もいる。あたかもあの発音は許せないという風だ。

そんなのほっとけだ。ちゃんとした英語なんだ。他国の言葉を批評するなんておこがましい。学習者としてどんな英語でもまず身に着け、コミュニケートできるのが先なのだ。

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