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小説リレー同好会コミュの無人島サバイバル〜そして少年たちはついに大人へ…〜

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世界中にちらばる無人島。


そんな無人島に人がさ迷い、やってくるのは、もはや日常茶飯事。


人がさ迷ってきたときから、その島は無人島ではなくなるということを決して忘れてはならない…



『ボッ』


アルベルトはマッチで薪に火をつけた。


『太陽の光ってあんなに明るかったんだな…』


すでに辺りは闇に包まれていた。


『とりあえず寝るか。』


そして遭難して2日目の朝を迎えた…

コメント(20)

「おはよう」


アルベルトは太陽に挨拶をした。


『おはようアルベルト』


アルベルトには太陽もそう返してくれたように思えた。



辺りはたちまち闇に包まれた。


「おやすみ」


アルベルトはお月様に挨拶をした。


『おやすみアルベルト』


アルベルトにはお月様がそう返してくれたように思えた・・・
もう何日経っただろう…

画家としての才に恵まれたアルベルトは
都会にいる頃は売れっ子だった。
売れに売れていた。

何不自由することなく生きてきたアルベルトにとって
この生活は耐えられないものだった。


『グルルルゥ』


「もうこんな時間か」



アルベルトはいつも通り狩りに出かけた…
狩りに出ようとしたアルベルトは、突然何かにとりつかれたかのように絵を描き始めた。


無意識のうちにカレーライスの絵を描いていた。


『グルルルゥ』



『おっとっと…。狩りに行くんだった。』

そういって、アルベルトは狩りに出かけた…
アルベルトはジャングルの中に入るやいなや猛獣達に囲まれた


トラ、ライオン、ワニ、ヒョウ、サメ、ボブ、シャチ、サップ


『次は何を描こうかな・・・』


“グルルルゥ”


『いかんいかん。絵をながめてる場合では無い』


そうつぶやいてアルベルトは狩りに出かけた・・・
筆を置いたアルベルトはジャングルの奥へ奥へ
大物を狙いにいった。

そびえ立つ断崖絶壁、底なし沼に毒蛇地獄。

フルーツ、牛、豚、鳥などの小物には目もくれずただただ大物だけを狙い歩みを進めた。


帰路についたアルベルトの体には無数の傷が刻まれていた




「そろそろか」


捕れたてのキノコに火がとおった事を確認し
本日初の食事にありついた。



それから三日三晩…
笑いがとまらなかった。
『ああ…。腹減ったなぁ。』


雲ひとつないキレイな星空を見上げながら昔のことを思い返していた。


はるえ『またこんなに残して!』



アルベルト『大丈夫。残したのは明日の朝ごはんとお弁当にするからさ。食い物を無駄にはしないよ。』



アルベルトは、何不自由なかった生活の中での昔の自分を反省していた。


そうそれは雲ひとつないキレイな星空の夜のことだった…。
「また晴れた・・」

アルベルトはそう呟いた・・いや、そう呟くしかなかった


『こらっ!また水出しっぱなしにして!!』

「大丈夫。お金さえあれば水に困ることは無いんだから。テキトーに絵を描いたってバカな金持ちが大金を支払ってくれる。」

『もう、アルベルトったら調子がいいんだからぁ。』


蛇口をひねれば水が出る

それがどれだけ幸せなことだったのか・・


はるえとのやりとりを思い出してアルベルトは涙が止まらなかった


はるえも涙が止まりませんでした



「しかし、ここでは水は無料だ。」


アルベルトは何事も無かったかのように井戸の水を汲みに行った。
『なんだか昔懐かしい味が…』


井戸から水を汲み上げ
のどの渇き癒している時に
それは起こった。



何と井戸からラムネが湧いていたのだ。

ひたすらビー玉を探すアルベルト。

その時背後に気配を感じた。

「誰だ!?」


その問いかけに
うっそうとしげる木々の陰から一人の女性が現れた。


『ね、姉さん!?

あっ似てるけど違うわ』
それは姉さんではなく幼くして、生き別れた妹の芋子だった。

話を聞くと芋子は3LDKの駅前のマンションに73歳の男性と住んでいるという。


『無事なら良かった…』

アルベルトはそう言って、また探検に出た。


『今日誕生日だ。』


そう、アルベルトは43歳の誕生日を無人島で迎えてしまったのだ。


当然このままじゃ、予約していたケーキも取り行くことができない…


『日没までまだ時間はあるな…』


アルベルトは船を作るために木を集め始めた。
『できた・・。一時間で作ったにしちゃあ上出来か。』


アルベルトはそうつぶやくと出来たばかりの戦闘機に乗り込んだ


『芋子は今どこら辺にいるかな・・。』


戦闘機作りをしていたアルベルトの哀れな姿をつまみにしてワインを飲んでいた芋子は、自らが乗って来たヘリコプターに乗って一足先に帰っていた。


『さてと・・・』


戦闘機を発進させて約10分、
アルベルトは芋子が乗っているヘリコプターを見つけた。

次の瞬間には撃墜していた。


『誰がこんな危ないミサイルを・・・。』


アルベルトは目の前で起こっていることを受け入れることが出来なかった。
芋子の破片を拾い集めるアルベルトは
墓をつくる事を思いついた。

「お前の犠牲は無駄にしない」

そう胸に誓い、島に戻ったアルベルトは
墓を作るめぼしい場所を探した。


気がつくと辺りは闇に包まれていた。

「もう遅いから明日にするか」

芋子の破片を火種にし
暖をとったアルベルトは重大な事に気がついた。

「今日定額給付金支給日だ…」

まさに水を得た魚とはこういう事だ…

『銀行』

アルベルトは軽快なステップで走った。
時にはスキップもした。
そしていつの間にか銀行のキャッシュカードはなくなっていた。
明けましておめでとうございます。

ヒロシは礼儀正しい子だった。

室岡ヒロシ 今年で32さい。

ヒロシは何不自由ない生活をしていたせいか、笑顔を知らなかった。


その頃アルベルトは銀行についた。


そこでひとりの礼儀正しい少年に出会った。


彼の名は 鈴木 スティーブ。
純粋な日本人である。


鈴木は学校をずっと休んでバイトをしていた。


それが悪いことなのかいいことなのか、誰かに教えて欲しかった…
今年から晴れて大学生になる伊集院ミツルは今年で44歳。

ミツルが街を歩いていると、前を行く男が何かを落とした。

キャッシュカードだ。

男はそのまま銀行へ入っていったので、キャッシュカードを拾ったミツルもあわてて後を着いていった。


『うわぁーなんてことだ!?カードが無いっ!無いぞー!!』


ミツルが銀行へ入ると、カードを落とした男が興奮しながら慌てふためいていた。


「あのー・・・。これさっき落としてましたよ。」


『あっそう・・なら早く返せ。そして二度と俺の前に現れるな。』




ミツルは夕日でオレンジに染まった街を笑顔で軽快に歩いていた。


手には血で赤く染まった一万二千円が握られていた。
ミツルは考えた。
今の日本の景気をよくする為には
この1万2千円を何に使うべきなのか…

「そうだ、前からほしかったデジカメを買おう」

さっそくヨドバシカメラに向かった。

どれにしようか迷っていたミツルは、

魔が差した。

店をでるミツル。
ポケットにはデジカメが入っていた。


「お金払ってないものあるよね?」

振り返ると仁王立ちのGメンが笑っていた。
ヒロシ『今君のしたことは犯罪だってこと、わかるかな?』

ミツル『なんのことでしょう』


ヒロシ『事務所いこうか。』



そういうとヒロシはミツルをヘリコプターに乗せ、太陽を目指し始めた…



一方、ノブ夫は公園で穴を掘っていた。


通報で駆けつけた警官に囲まれたノブ夫。


逃げるようにして、穴を掘り続けるノブ夫。


警官は手の届かないところに行ってしまったノブ夫に銃口を向けた…。


『ダーン』


物静かな街に鳴り響く銃声。


穴を覗くとノブ夫が血を流して倒れていた。



ミキオ『抵抗するからこうなるんだ…』


ミキオの頬を大粒の涙が流れ落ちた…。
桜井には産まれつき予知能力が備わっていた


『そろそろだ・・・。』


桜井は空を見上げていた。


『来る・・・。
みんなーっ!逃げろーっ!!早くここから離れてあの建物へ非難するんだ!!』


桜井は予知していた・・。今日この地に隕石が落ちてくることを・・・。


今や廃墟となった建物に皆を非難させてから桜井は空をにらんだ。


『くそっ!どうすればいいんだ・・・。』


キーーーーーーンッ・・・ズドーーーーーン!!!


桜井が後ろを振り返った時すでに、皆を非難させた建物は一瞬にして消し飛んでいた。



『自然の猛威めっ・・・・。』


そう言った桜井の目は、いつにも増して本気だった。
増田には狙いがあった。
『なら試してみろよ』

そういうと増田はおもむろに相手に背を向けた。
もちろん相手も黙っちゃいない。

増田めがけて一斉に飛びかかる五人のチンピラ。

その時だった。

増田の右脚からまばゆいばかりの閃光が走ったその瞬間、五人のチンピラは息絶えた。


『ついに完成した!』

増田はついに
殺人回し蹴りを完成させたのだった。

夕日に映る増田の影は
象よりもでかかった。
ミキオは芝生に寝転んで空の雨雲を見ていた。

次第に雨が降りはじめ、気付けばどしゃ降りになっていた。


しかしミキオは動こうとはしなかった。


ミキオはノブ夫のことを思い出していた。


『なぜ穴をあんなに必死に掘っていたのだろう…』


気づくとミキオはノブ夫の穴を掘り始めていた。


次第に穴の周りには警官たちが集まってきた。


逃げるように穴を掘り続けるミキオ。


手の届かないとこに行ってしまったミキオに銃口が向けられた。


『ダダダーン』


静かな街に鳴り響く複数の銃声。





穴の周りには複数の警官が血を流して倒れていた。


ミキオ『邪魔するからこうなるんだ…』


ミキオは溢れ出る涙を拭いながら穴を掘り続けた…

『俺はやってない!!』

血だらけのナイフを握りながらスグルは叫んでいた。
その横にはナイフで何度も刺されて死んでいる男が横たわっていた。
男の名はトキオといった。

しかし周りの野次馬達は冷たい目でスグルを見ていた。

その態度が気に食わなかったスグルが野次馬達を11人ほど殺した頃、やって来た警察にスグルは連れて行かれた。

『俺じゃない!トキオを殺したのは俺じゃないんだ・・・。』


−裁判当日−

スグルには自身があった。
なぜなら今日は親友の相馬が弁護に来てくれるというのだ。

『あいつが来てくれるなら逆転できる』

そう・・相馬は歴代の逆転裁判というゲームを、一度もミスせずにクリアしたというので2人のあいだでは有名だった。

トキオを殺したのもこの相馬だ。


裁判が始まった・・


相馬は無言で傍聴席に座っていた。

「くそっ!!弁護士の資格が無いってだけでこんな席に・・。やつら、なんとしてでもスグルを死刑にする気か!?」


判決は死刑・・。


スグル『野次馬を殺したのは認める。でもトキオを殺したのは俺じゃないって言ってるだろっ!』


裁判官「トキオってかさ、お前ただ人殺しすぎただけだからな!!」


スグル『国家の犬めっ・・・。』


相馬「ちきしょーっ!!トキオを殺したのは俺だってのに・・。どうして俺だけが助かるんだ!!」


その日から相馬は弁護士になるために逆転裁判をクリアし続けた。

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