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法律・政治・経済等意見交換用コミュの日本は核武装をするべきか?

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多くの方は初めまして、かと思います。

このたび新しく参加させていただきました。

今回、安全保障で核装備に関するエッセイがあるということでこちらに書き込みをさせていただきました。

もし、議論がこのコミュニティにそぐわないようでしたら、どうぞ管理人様の一存で消していただきたいと思います。

議題提起としては主にトピックタイトルそのままです。

核抑止について
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%B8%E6%8A%91%E6%AD%A2

MAD(相互確証破壊について)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B8%E4%BA%92%E7%A2%BA%E8%A8%BC%E7%A0%B4%E5%A3%8A

ここでは、主に大量破壊兵器に限定した話をするので、通常戦闘能力についての議論は含めません。

レスがつかないようでしたら、多少持論の展開をしていきたいと思いますが、とりあえずは最小限の情報のみを提示してレスを待つ形にしようかと思います。

よろしくお願いします。

コメント(5)

他の所でのレスが遅れていて申し訳ありませんが、簡単に。
ttp://tamtam.livedoor.biz/archives/50365737.html
石破茂元防衛庁長官が、核武装は無理な理由を述べています。
補足コメントをつけると、

?原子力発電の問題
これはその通り。日本の電力の4割は原子力だが、この原料は平和的利用ということでアメリカや英仏から核燃料を提供してもらっている。核武装をすると、この核燃料の提供がストップしてしまう可能性が高い。
→日本でもウランの取れる場所はあるが、原子力発電を回していくだけの核燃料にはならない。
→インドは核実験をやりつつも、アメリカと民生用の原子力燃料を提供する協定を締結したが、同じ事を日本がやるのは無理

?核実験をやる場所がない
シュミレーションだけで大丈夫かは技術的な問題だが、核実験をする場所がないのはその通り。

?核拡散の問題。
これについては、ケースバイケース。
世界中もしくは統一朝鮮が核を持つような状況になったら、日本も核を持つべきだが、日本が率先して核拡散の引き金を引く事によって発生する経済的なデメリットは考慮すべき。

?代替兵器の存在について。
これは嘘。湾岸戦争のパトリオットの素晴らしい命中率は有名だが、核ミサイルを撃たれても確実に打ち落とせる体制なんてのは無理。
実際は、核燃料を凝縮したものをミサイルの先端にくっつけて実質的な核兵器にするなどの用途が考えられるくらい。
レスのほうは時間があるときにごゆっくりどうぞ。

軽く分けて指摘をすると

1、現在から短期、中期、長期にかけての核戦略はそれぞれ別個に考えられるべきだが、なにも「今すぐに」という話ではない。ので、それを念頭に入れた議論展開がほしい。
現状の状況をそのままにして核武装をするべきだという論理展開は非常に浅薄なものになりやすいのは事実だが、核武装が将来的に必要になるという場合には以下の場合に起こるように思われる

A、中国・ロシアが核使用のドクトリンを著しく拡大した場合
B、アメリカが中国との関係をより重視し、日本が孤立する環境に陥った場合
C、第三国が核保有を理由に外交的示威行為に踏み切り、且つアメリカがそれに介入しなかった場合

いずれも、短中期で起こるが、前提条件として1、核の傘が保障されていない 2、通常兵器による抑止が起こらない ということになる。

?場所が無い事に関しては必要になったらいくらでも作るでしょうということで飛ばします。

?核拡散
核抑止の前提条件になる3つの要項がそれぞれ満たされる必要があるため、よく言われている北朝鮮の核武装は日本が核武装をする理由にはならない。
北朝鮮と日本の通常戦闘能力には圧倒的差があり、韓国と北朝鮮の連合をもってしても、日本の通常戦闘能力に著しい利があるといえる。
いずれの場合においても、朝鮮半島が統一され、核使用を念頭に入れた核運用を日本に行う場合、彼らの経済は破綻するし、軍事は維持できない。

つまり、彼らが理性的に状況を判断できるのであれば、反日の旗をいくら振っていても構わないが剣は抜けない状態にある。
逆に、剣を抜くのなら既に理性的ではないために核抑止は起こらない。
仮に彼らが、技術的、経済的困難を克服したとしてもそういった理由から北朝鮮は抑止の対象にはならない。

?代替兵器

MDのことだろうか?それともBC兵器のほう?BCは兵器としてのコントロールが核より遥かに難しいことを除くと著しい被害を相手に与えるために、非常に有効で、代替運用が可能か?といわれれば可能だと答える。

MDに関しては「確実」ではないにしても状況に応じてかなり高い命中率を誇るそうだ。また、今後10年内にAD(アクティブディフェンス or armor)これらの確実性はさらに増すわけだから、代替兵器にはなりえないが、核兵器が著しいアドバンテージを持たなくなる時代自体はそこまで遠くないように思われる。

という感じで返信したいと思います。
OHぶんしょうが きえているね!
>>また、今後10年内にAD(アクティブディフェンス or armor)・・・・

また、今後10年内にアクティブディフェンスが完成した場合には、
>shenlonさん
レスが遅れて申し訳ありません。

?
>A、中国・ロシアが核使用のドクトリンを著しく拡大した場合
B、アメリカが中国との関係をより重視し、日本が孤立する環境に陥った場合
C、第三国が核保有を理由に外交的示威行為に踏み切り、且つアメリカがそれに介入しなかった場合
いずれも、短中期で起こるが、前提条件として1、核の傘が保障されていない 2、通常兵器による抑止が起こらない ということになる。

この点は同意します。
核武装関連に関しては、戦略を学んだ人の合理的思考ならば抵抗感は薄いですが、そうでない多くの人の場合は抵抗感も大きく、核武装に踏み切った場合の外交的なコスト(電力供給の問題等への波及)は考慮に入れる必要があります。
A、Cの場合は、日本が核武装する事に対する外交的なコストはそれほどのものでもなくなると思うので、この場合は核武装も視野に入れるべきだと思います。
問題となるのはBの場合で、起きる可能性が高く、それでいて日本独自の核武装のための理由づけとしては弱いため、このケースが一番難しい選択を迫られる事になります。

?核拡散
>核抑止の前提条件になる3つの要項がそれぞれ満たされる必要があるため、よく言われている北朝鮮の核武装は日本が核武装をする理由にはならない。

北朝鮮に関しては、率直にいえば、上記であげた「B、アメリカが中国との関係をより重視し、日本が孤立する環境に陥った場合」に対応して、核武装するための口実といった感じではないでしょうか?
北朝鮮、統一朝鮮の国力に関してはおっしゃる通りですが、米国が統一朝鮮に核放棄を迫る事すらやらないという事は、それだけ中国に入れ込んで日本の比重が落ちている事であり、同時に「核の傘が保障されていない」という事の証でもあります。
そのため、朝鮮だけを考えた場合は核武装の必要はありませんが、米国と中国との間を考えれば、核武装の選択肢を視野に入れるべきケースだと考えます。

?代替兵器
MDの事です。
軍事の細かい技術的な事はわかりませんが、結局の所、核兵器は「MAD(相互確証破壊)」に尽きるのではないかと思います。
但し、「今後10年内にAD(アクティブディフェンス or armor)の確実性はさらに増す」「核兵器が著しいアドバンテージを持たなくなる時代自体はそこまで遠くないように思われる」という点について、技術的な裏づけがあるのでしたら、核武装という選択肢を取る必要性も薄れると思います。
?

ほぼ全面的に同意します。ただ、核武装をするために必要な行為と核武装をするべきか否かの議論が多くの場合で混同されているのは事実で、核武装そのものに抵抗感を持つ人間というのは、既に核武装をするか否かを思考する以前に感情的にそれらを否定するわけですから、戦略を論じるに価しません。

また、中期戦略としては、仮に温暖化が起きた場合の経済状況の変遷にあわせた流動的な対策を求められますから、現時点で不必要だと論じることは難しい。

Bのケースは短期としては一番確立が高いのですが、どのようにして中国に対する包括的抑止を成立させるかは、非常に難しい問題です。
僕の日記での、ENDURANCER氏の議論を見てもらっても分かるように、人間というのはそもそも自分の望んだ方向に世界を解釈するし、望んだ方向に解決案を提示しようとします。
シンクタンクの方との議論でもこの議論では意見が分かれました。

確実なのは今後我々の現在の通常兵力が抑止力を発揮している数十年間の間は相対抑止を重視した政策を採らざるを得ないということです。
その相対抑止が稼いでいる時間で何をするか、というのがBにおける試金石となります。

通常兵力と外交努力による抑止力の向上、あるいは経済相互依存を高めることによる相対抑止の向上、最後に核武装による侵攻に対する圧倒的な対価となります。
アメリカとの関係の増強をシンクタンクの方は推しておられましたが、僕としては経済的な相互関係において日本が中国より圧倒的に重要な位置を占めることは今後難しいと考えています。
そうなると、日本はある一定以上の十分な抑止力をどのような形でも保持する必要がでてくるというわけです。

仮にそれぞれの案をABCとした場合には、

A案の場合は今この瞬間から通常兵力の整備と状況の想定を十分に行わなくてはならず、内的な意味でのデマンドが非常に大きなものとなります。

B案は当然ですが、非常に流動的で、且つ安定を見込むことが難しい上に、経済が天井を迎えている可能性がある今、さらにそれ以上の経済成長を見込むことは希望以上の何者でもない可能性さえ示唆することが出来ます。
さらに、今後起こるであろう環境の劇的な変化が経済に与えるインパクトの予測が出来ない以上、非常に難しいといわざるを得ません。

C案は、準備そのものに数十年の歳月を必要とする可能性があること。CIVIL APPROVALをあらゆる手段を講じてでも取る必要があること。外交的な孤立の可能性があること。技術的な意味で非常に大きなデマンドを持つことがあげられます。

?ABのいずれの状況に対しても使える口実ですが、それはおもにCIVILAPPROVALを得る手段であると僕は考えます。
もちろん駄々をこねる人はいるのでしょうが、本当の意味で核武装を必要とするならそういった人間を淘汰することは免れえません。

?
MDに関しては、先ず日本独自の衛星が打ち上げられるかどうか。
ADは既に実験段階では成功している。という2点から今後10年の間の技術革新に「期待」すると言ったところかと思います。今後MDに関わる様々な問題を解決できるか否かは確実ではないにしても十分な可能性を秘めているというように伺いました。

核武装そのものの意義としては
1、対核兵器に対するMADによる抑止
2、通常兵器に対する抑止
3、外交上のアドバンテージ

の3つであるわけですが、MDは主に2,3の効果を著しく減退させる効果があります。
特に、post coldwar においての、核兵器の能動的な使用、或いは攻撃としての使用は頭の狂った指導者をのぞくと非常にDEMANDINGな行為であり、経済的、軍事的、外交的に大きな損益を強いられることになります。
現状核兵器を保持している、uk, us, india, pakistan, israel, france, russia, Nkorea, chinaといった国は国際情勢を無視できるほどの強い力を持たないため、おそらく1は冷戦下よりも著しく価値の落ちた効果かと思います。

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