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桂の書庫コミュの零地帯170 新たな旅立ち

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?『幸せでしたか?』

風が問い掛けてきた。

『…まだまだ、旅をしたいです』

子供達に話す昔話。
幾度となく繰り返す昔話…
繰り返す度に自分の人生を見返す。
未練も後悔もある。
けれど…

?『幸せでしたか?』

そう聞かれると…

『不幸ではありませんでしたよ』

風の声は懐かしい人の声。
貴方も、不幸ではなかったですよね?
世界を壊してまで成し遂げた願い…

『もう…何十年も前、一度だけガイさんにお会いしました。
その時、聞いたんです。
なぜ、あの時、アレルさんがジャガ-神に手を出さなかったのか…』

あの頃のガイさんは、まだ『主』を探していた。

『『シンのやつ、幸せそうにジャガ-神に抱かれてやがった』って、アレルさんが言っていたそうです』

?『ありがとう』

強い風が吹き込んだ。
あの人の気配が消えて…


瞳に光りがさした。


私のベッドは窓に向いている。
いつでも空が見えるように。
いつでも星が見えるように。

それでも、寝付く随分前から、瞳は光りを失っていた。

なのに…

星が見えた。

視界いっぱいに広がる星空。
大きく、小さく…大小様々な星々が、瞬きも様々に私の視界で輝いている。

そして…
彼女はそこにいた。
いつもと変わらない輝きで、私を見ていた。

どの星々より大きく、どの星々より明るく輝く…導きの星。

君は変わることなく、私を見ていたんだろうね。

『ずいぶん、年をとってしまいました。
年ばかりとって、今だに貴女を見つけることができない。
もう少し、待っていてください。
貴女との約束、忘れていませんから。
また…旅立ちますから…』

ああ…笑ってくれている。

アニス、今日はとってもいい気分だ。
君の姿を見るのも、何年ぶりだろうね?

久しぶりに旅にでよう。
大丈夫、あの星が私達を導いてくれる。
きっと、アレルさんやクレフさん、ガイさんも旅を続けている。


僕だけ寝てばっかりなんて、おかしいじゃないか。


さあ…行こう
冒険を始めよう…


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