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聖書のおはなし小部屋 Part2コミュのB-3 宮の建設―原則からの離反

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※国と指導者上巻、その他  
※B=列王紀上5:1〜8:66




*歴代志下2:14
<14 彼はダンの子孫である女を母とし、ツロの人を父とし、金銀、青銅、鉄、石、木の細工および紫糸、青糸、亜麻糸、緋糸の織物にくわしく、またよくもろもろの彫刻をし、意匠を凝らしてもろもろの工作をします。彼を用いてあなたの工人およびあなたの父、わが主ダビデの工人と一緒に働かせなさい。>


ソロモンは、神聖な建設という事業にあたり、自国の優秀な聖別された職人を配置するのではなく、他国の異教徒であって、聖別されていない人々に求めました。主は、心からの愛の奉仕を受け入れられるお方であります。ソロモンが他国人を雇い入れたことにより、財政に影響が出るのは必至でした。


工人ヒラムは、幕屋を建設した時に特別の知恵を与えられたアホリアブの子孫でした。しかし彼らは無我の精神に動かされて神に奉仕をしようとした者ではありませんでした。
 
 『ヒラムは特別の技能を持っていたので、高額の給料を要求した。彼が抱いていた誤った考えが徐々に彼の同僚たちに受け入れられた。彼らが、毎日ヒラムとともに働いた時に、彼らは彼の給料を自分たちの給料と比較するようになって、彼らの働きの神聖さを見失い始めた。自己犠牲の精神は失せ去り、その代わりに貪欲が起こってきた。その結果は高い給料の要求となり、それが容れられたのである。』

 その結果、このことによって引き起こされた有害な影響が、この事業のあらゆる分野にわたり影響しました。それは、彼らに贅沢と浪費にふける機会を与えてしまったのです。

 『ヒラムの努力は、神に最高の奉仕を捧げるという望みによるものではなかった。彼はこの世の神アモン(富と物欲の神)に仕えた。彼の性質に織り込まれていたのは、利己主義の原則であって、それは高額な賃金をつかむことに表れていた。そして、徐々にこれらの悪い原則が彼の仲間の心にも抱かれるようになった。』(RH 1906年1月4日)

 『われわれは、受ける給料のために働くべきではない。われわれを神のために働かせる動機の中には、利己心に類似したものは何一つあてはまらない。無我の献身と犠牲の精神が、過去におけると同様に未来においても、常に神に喜ばれる奉仕の最初の必要条件である。われわれの主、また教師であられるイエスは、彼の働きの中に、ひとすじの利己心も織り込まれることをご計画にならなかった。・・・・われわれはわれわれのすべての働きにおいて、どんなに偉大な才能であっても、自己が、焼き尽くされるべき生きた犠牲として、祭壇の上に置かれた時にのみ、神に受け入れられるものであることを覚えていなければならない。
 ついに、イスラエルの王を堕落させたところのもう1つの正しい原則からの離反は、彼が、神にのみ属する栄光を自分に帰するという誘惑に負けたことである。』(人類のあけぼの上巻38-40)


●教訓・・・・

神への献身と犠牲の精神

 『ここに、今日神の民にとって最も重要な教訓がある。それは多くの人々がなかなか学ばない教訓である。貪欲と最高の地位、最高の賃金を求める精神は世界に広まっている。昔からの自己否定と自己犠牲の精神は、めったにみられない。しかし、これだけだ真のキリスト者を動かすことのできる精神である。主は我々がどのように働くべきかの模範を与えられておられる。

「わたしについてきなさい。あなたがたを、人間をとる漁師にしてあげよう」と言われた方は、彼らの奉仕への報酬として明確な金額を差し出すことはなかった。彼らは、主の自己否定と自己犠牲を分かち合うはずであった。

 主に従うと公言する者たち、また神の共労者として主の奉仕に携わる者たちは、完全な神が、地上の幕屋の建設において要求なさった精密さと、技術、機転と知恵を取り入れるべきである。キリストが地上で奉仕なさった時代と同様に、現在も、神への献身と犠牲の精神は神に受け入れられる奉仕の最初の必要条件とみなされるべきである。神の働きには自己本位の糸を一本も織り込まないように神はもくろんでおられる。』(RH 同上)



アーメン!!


 






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