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聖書のおはなし小部屋 Part2コミュのB-2 宮の建設者たち

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※国と指導者上巻p.12-25、その他
※B=列王紀上5:1〜8:66

■聖句 列王紀5:3-18

3 「あなたの知られるとおり、父ダビデはその周囲にあった敵との戦いのゆえに、彼の神、主の名のために宮を建てることができず、主が彼らをその足の裏の下に置かれるのを待ちました。
4 ところが今わが神、主はわたしに四方の太平を賜わって、敵もなく、災もなくなったので、
5 主が父ダビデに『おまえに代って、おまえの位に、わたしがつかせるおまえの子、その人がわが名のために宮を建てるであろう』と言われたように、わが神、主の名のために宮を建てようと思います。
6 それゆえ、あなたは命令を下して、レバノンの香柏をわたしのために切り出させてください。わたしのしもべたちをあなたのしもべたちと一緒に働かせます。またわたしはすべてあなたのおっしゃるとおり、あなたのしもべたちの賃銀をあなたに払います。あなたの知られるとおり、わたしたちのうちにはシドンびとのように木を切るに巧みな人がないからです」。

7 ヒラムはソロモンの言葉を聞いて大いに喜び、「きょう、主はあがむべきかな。主はこのおびただしい民を治める賢い子をダビデに賜わった」と言った。
8 そしてヒラムはソロモンに人をつかわして言った、「わたしはあなたが申しおくられたことを聞きました。香柏の材木と、いとすぎの材木については、すべてお望みのようにいたします。
9 わたしのしもべどもにそれをレバノンから海に運びおろさせましょう。わたしはそれをいかだに組んで、海路、あなたの指示される場所まで送り、そこでそれをくずしましょう。あなたはそれを受け取ってください。また、あなたはわたしの家のために食物を供給して、わたしの望みをかなえてください」。

10 こうしてヒラムはソロモンにすべて望みのように香柏の材木と、いとすぎの材木を与えた。
11 またソロモンはヒラムにその家の食物として小麦二万コルを与え、またオリブをつぶして取った油二万コルを与えた。このようにソロモンは年々ヒラムに与えた。
12 主は約束されたようにソロモンに知恵を賜わった。またヒラムとソロモンの間は平和であって、彼らふたりは条約を結んだ。

13 ソロモン王はイスラエルの全地から強制的に労働者を徴募した。その徴募人員は三万人であった。
14 ソロモンは彼らを一か月交代に一万人ずつレバノンにつかわした。すなわち一か月レバノンに、二か月家にあり、アドニラムは徴募の監督であった。
15 ソロモンにはまた荷を負う者が七万人、山で石を切る者が八万人あった。
16 ほかにソロモンには工事を監督する上役の官吏が三千三百人あって、工事に働く民を監督した。
17 王は命じて大きい高価な石を切り出させ、切り石をもって宮の基をすえさせた。
18 こうしてソロモンの建築者と、ヒラムの建築者およびゲバルびとは石を切り、材木と石とを宮を建てるために備えた。


 ソロモンは、宮の建設のために、シドン人ヒラムに使節を送り、その資材を調達する手配を整え、また貿易条約も締結しました。またそのために、労働者を集め、資材調達のためにレバノンに派遣もしました。労働者のための監督もたてたり、建設のための準備を整えました。

●絶対に必要な自己犠牲の精神

宮の建設にあたり、モーセの時とソロモンの時の大きな違いがありました。モーセの幕屋の建設には、人々が自発的に贈り物を携えてやってきたことや、奉仕の精神がありました。しかし、ソロモンは、強制的に労働者を徴募しました。主の喜ばれる方法はどちらでしょうか・・・・
 ソロモンには知恵が与えられていましたが、彼の品性は彼の統治を圧政的なものにしてしまいました。なぜでしょうか・・・・そのことと神殿建設の関係はなんでしょうか。

 『ソロモンの背教の始まりは、わずかずつではあったが、正しい原則からそれたことにさかのぼるであろう。偶像崇拝をする婦人たちとの結びつきが、彼の転落の唯一の原因では決してない。ソロモンを浪費と暴君的な圧制に誘導した主要な原因のひとつに、貪欲の精神を持ち、発達させ、心に温存するということがあった。

 古代イスラエルの時代に、シナイ山のふもとで、モーセが人々に「彼らの 聖所を作らせなさい。わたしは彼らの中に住むであろう」という神の命令を語った時、イスラエル人はそえぞれ贈り物を持って応答した。「心を揺り動かされた人々と心から喜んでしたすべての人々がやってきて」、捧げ物を持ってきた。 聖所の建設のために、多くの高価な材料が必要であった。主は自発的な捧げ物だけを受け取られた。すべて、心から喜んでする者からわたしに捧げる物を受け取りなさい」とモーセによって群集に神の命令が繰り返された。神への忠誠と犠牲の精神は、天にいます神の住む場所を準備する際の最初の必要条件であった。

 ダビデがソロモンに宮を建てる責任を譲り渡した時、同じ自己犠牲への召命がなされた。豊富な惜しみない贈り物をもって集まった大群衆に、ダビデは、「だれがその時、主に今日喜んで奉仕を捧げるであろうか」と尋ねた。この召命は、宮の建設に携わる人々によって常に心に留められなければならなかった。』

 モーセ時代もダビデも、民は自発的に宮に捧げ物を持ってきました。またモーセ時代には、主は民を祝福されて、各部族の中からその道のタラントを与えられました。

*出エジプト31:2-11

<「見よ、わたしはユダの部族に属するホルの子なるウリの子ベザレルを名ざして召し、 これに神の霊を満たして、知恵と悟りと知識と諸種の工作に長ぜしめ、工夫を凝らして金、銀、青銅の細工をさせ、 また宝石を切りはめ、木を彫刻するなど、諸種の工作をさせるであろう。 見よ、わたしはまたダンの部族に属するアヒサマクの子アホリアブを彼と共ならせ、そしてすべて賢い者の心に知恵を授け、わたしがあなたに命じたものを、ことごとく彼らに造らせるであろう。 すなわち会見の幕屋、あかしの箱、その上にある贖罪所、幕屋のもろもろの器、 机とその器、純金の燭台と、そのもろもろの器、香の祭壇、燔祭の祭壇とそのもろもろの器、洗盤とその台、 編物の服、すなわち祭司の務をするための祭司アロンの聖なる服、およびその子たちの服、注ぎ油、聖所のための香ばしい香などを、すべてわたしがあなたに命じたように造らせるであろう」。 >

 ユダの部族はこのようなタラント(才能)を主が与えられたので、この部族はその技術が継承されていったので、ソロモンは彼ら求めることもできたはずでした。しかし、彼は神の方法を選ばず、異教徒に求めてしまったのです。

*歴代志29:5-20

<「・・・・だれかきょう、主にその身をささげる者のように喜んでささげ物をするだろうか」。
そこで氏族の長たち、イスラエルの部族のつかさたち、千人の長、百人の長および王の工事をつかさどる者たちは喜んでささげ物をした。
こうして彼らは神の宮の務のために金五千タラント一万ダリク、銀一万タラント、青銅一万八千タラント、鉄十万タラントをささげた。
宝石を持っている者はそれをゲルションびとエヒエルの手によって神の宮の倉に納めた。
彼らがこのように真心からみずから進んで主にささげたので、民はそのみずから進んでささげたのを喜んだ。ダビデ王もまた大いに喜んだ。
そこでダビデは全会衆の前で主をほめたたえた。ダビデは言った、「われわれの先祖イスラエルの神、主よ、あなたはとこしえにほむべきかたです。
・・・・・・われわれの神よ、われわれは、いま、あなたに感謝し、あなたの光栄ある名をたたえます。 ・・・・・しかしわれわれがこのように喜んでささげることができても、わたしは何者でしょう。わたしの民は何でしょう。すべての物はあなたから出ます。われわれはあなたから受けて、あなたにささげたのです。 ・・・・・わが神よ、あなたは心をためし、また正直を喜ばれることを、わたしは知っています。わたしは正しい心で、このすべての物を喜んでささげました。今わたしはまた、ここにおるあなたの民が喜んで、みずから進んであなたにささげ物をするのを見ました。 われわれの先祖アブラハム、イサク、イスラエルの神、主よ、あなたの民の心にこの意志と精神とをいつまでも保たせ、その心をあなたに向けさせてください。 ・・・・・またわが子ソロモンに心をつくしてあなたの命令と、あなたのあかしと、あなたのさだめとを守らせて、これをことごとく行わせ、わたしが備えをした宮を建てさせてください」。そしてダビデが全会衆にむかって、「あなたがたの神、主をほめたたえよ」と言ったので、全会衆は先祖たちの神、主をほめたたえ、伏して主を拝し、王に敬礼した。 >

 ダビデの存命中、このように民は神のみこころを行っていたのでした。

アーメン!!



 



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