聖書のおはなし小部屋　Part２コミュの29章　花婿を迎える準備　3.思慮の浅い女たち

※キリストの実物教訓p.382-397
※マタイ25：1-13に基づく

■油（聖霊）がないなら

　『神の聖霊がないならば、どんなにみ言葉の知識があっても役に立たない。聖霊を伴わない真理の理論は、魂を生かすことも、心を清めることもできない。聖書の戒めや約束をどんなに良く知っていても、神の霊がその真理を心に深く刻みこませなければ、品性は変えられない。聖霊によって、目が開かれるのでないならば、日おてゃ真理を誤りとを見分けることができず、サタンの巧妙な誘惑におちいってしまう。』

■思慮の浅い女たちによって代表される人々

　『思慮の浅い女たちによって代表されている種類の人々は、偽善者ではない。彼らは真理に関心を持ち、真理を擁護し、真理を信じる人々にひきつけられてはいるが、真理の働きに自分自身をゆだねていないのである。彼らは、岩なるキリスト・イエスの上に落ちて、彼らの古い性質がくだかれていない。この主の人々はまた、石地の聴衆とも言われている。彼らは喜んでみ言葉を受け入れるが、その原則をかみしめて自分のものとはしないのである。その感化が永続しない。聖霊は、人が心の中に新しい性質が植えつけられるのを望んで、同意するのに応じて、人の心にお働きになるのである。ところが思慮の浅い女によって代表されている人々は、表面的な働きに満足している。彼らは神を知らない。』

■彼らは神をしらない。

　『彼らは神の品性を学んでいない。神と交わっていない。であるから、彼らはいかに神に信頼し、ながめ、生きるべきかを知らないのである。彼らの神への奉仕は、形式化してしまう。』

★エゼキエル33：31
＜31 彼らは民が来るようにあなたの所に来、わたしの民のようにあなたの前に座して、あなたの言葉を聞く。しかし彼らはそれを行わない。彼等は口先では多くの愛を現すが、その心は利におもむいている。＞

　『・・・使徒パウロもこれが、キリストの再臨直前に住む人々の特徴であると言っている。「終わりの時には、苦難の時代が来る。その時、人々は自分を愛する者、・・・・神よりも快楽を愛する者、信心深い様子をしながらその実を捨てる者となるであろう」（?テモテ3：1～5）。』
　
■彼らは危険な時に平和、無事叫ぶ人々

　『この種の人々は、危険な時に平和、無事と叫ぶ人々である。彼らは、安泰の夢をむさぼって、危険を感じない。しかし、その惰眠から驚いてめざめて、自分の欠乏に気づくと、その足りないところを他人に補ってもらおうとする。ところが、霊的なことにおいて、だれも他人の欠乏を補うことはできない。神の恵みは、すべての魂に豊かに与えらた。「かわいている者はここに来るが良い。命の水がほしい者は、値なしにそれを受けるがよい」という福音の使命はすでに伝えられた（黙示録22：17）。
品性は譲渡することができない。
誰も他の人に代わって信じることはできない。
他の人に代わって聖霊をうけることもできない。
聖霊の働きの実である品性を、人にわけ分与することはできない。
「主なる神は言われる。わたしは生きている、たといノア、ダニエル、ヨブがそこにいても、彼らはそのむすこ娘を救うことができない。ただその義によって自分の命を救いうるのみである」（エゼキエル14：20）。』

アーメン！！

では、今日はこれでおしまいです。

４．へ続く。