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協力隊OB・OGのキャリアアップコミュの専門を変える

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僕は協力隊の時は「森林経営」という職種でした。簡単に言えば植林とか、林業ですね。僕自身が最初は植林技術者としてやっていこうかと思っていたのです。
ところが、次第に木よりも人に興味が湧くようになり、また、人にフォーカスしない限りは、木も植えられないことがわかってきました。いつしか専門分野は林業から参加型開発や村落振興へとシフトし、今では大学で参加型開発の授業を受け持っているくらいです。

僕の知り合いには大学で経済を勉強した人がいます。彼は協力隊を目指しましたが、当時は村落開発など、文系でも参加できる職種がほとんどありませんでした。そこで彼は大学を出てから自動車整備を勉強し、自動車整備隊員として活躍しました。
ところが帰国後は自動車整備の技術者では国際協力の専門家としてやっていく道が限られています。そこで彼は、今度は環境を勉強しなおしました。そして今では環境の専門家です。

実は僕が大学院に留学したのは35歳の時でした。最近は20代とか、協力隊から帰ってすぐに留学する人も多いですから、かなり遅めかも知れません。
そのときに僕を受け持った教授が言った言葉は「Never late!」でした。何歳になっても、新しいことを勉強するのに遅いということはない。とても勇気付けられました。

全く違う分野を経験して、直接人の役に立てる技術を身につけたいと、医師や看護師の資格をとった人もいます。もし自分のこれまでの専門分野に行き詰まりを感じているのであれば、大胆に他の分野を勉強しなおしてみたらどうでしょうか。決して遅い、ということはありません。むしろ、一つの分野しか知らない人よりも、常識にとらわれず、柔軟な発想や活動ができるのではないでしょうか。

コメント(8)

専門というのも実は切り口はいろいろあります。例えば協力隊員やJICAの専門家ならば「職種」という切り口で専門性が決められます。専門家などを目指すのであれば、ある程度「求人に出て来る専門分野」に合わせた専門性を持っていないと、仕事を得ることができません。

例えばJICAの熱帯林保全プロジェクトだと「林業」「生物多様性」「地域振興」「環境教育」などといった分野の専門家の募集が出たりします。該当する専門分野を勉強し、それなりの経験がないと、審査に通りません。技術系であれば、これは国際機関などでも同様かと思います。

一方、もっと大きな分類だと、技術的な専門の他に、アドミニ、マネージメント、ロジスティックなども専門分野として考えることができます。でも残念ながら日本の現状ではこうした分野は専門分野としては認められにくい現状があります。

「自分はマネージメントを勉強した」と言っても、開発協力の分野では、そのような職種の募集がありません。

要請の多い専門分野で、かつ、それができる人が少ない分野であれば、需要と供給の関係により、仕事を得るのは容易になります。逆に人材の供給過剰の分野であれば、職を得るのは難しくなります。

さらに専門性には語学力も絡んでくる場合もあります。英語の人材は豊富ですが、その他の言語、西語、仏語、中国語などの人材は非常に数が限られてきます。

英語のできる林業分野の人から「仕事がない」ということを良く聞く一方、某協力機関からは「西語の堪能な林業の専門家ならすぐに欲しい」という要望があったりします。でも、該当する人材がほとんどいません。

専門分野が明確でない人は、特定の専門分野が必要とされない職を探すことになります。そのような職を得るにも競争が高く、また「若い人がやる仕事」と思われがちですから、ある程度の年齢が行くと(つまり人件費が高くなると)仕事を得にくくなります。

つまり、専門分野が明確でない人は、援助機関の職員になるなどしないと、継続した仕事が見つかりにくいのです。
「Never late!」いい言葉ですね。

私もウガンダでカウンターパートから「Nothing is impossible!」と言われてジーンと来たことがあります。

調整員は専門性のない仕事ですよね。私的には、この業界で一般の社会を知らない専門だけを持っている人が多い中で、一般企業や今のビアバーの経験?なんかも調整員では生かせると思っています。

専門性ですが、知り合いの専門家から、国の専門家になるって方向もあるよと聞きました。その国で業務を行う上で、諸事情に精通していて、人脈もあるという場合も結構強いのでしょうか?
調整員は本当は専門性がいる仕事なんですけど、そこがほとんど認識されていないのが問題だと思います。JICAのプロジェクトでも、今は調整員が給与を一段低く設定されてしまいました。

ボランティア調整員とプロジェクト調整員とでは、同じ調整員でも仕事内容が違いますが、例えばプロジェクト調整員は、ロジも経理も、会議などの運営や文書管理なども全部担当します。それぞれをきちんとやろうとすると、相当のスキルが本来必要です。ところが「技術分野ではない」ということで「専門性がいらない」と誤解されています。

ボランティア調整員の場合は、調査をしたり、隊員が派遣されてくると、今度は人的リソースマネージメントにかかわったり、というのがやっていることです。ところが、右も左もわからない状態でやっているのが実態。「いいお兄さん、お姉さん」で終わってしまいがちです。

いずれの場合も調整員の役割それぞれのスキルを磨けば、パフォーマンスは随分違ってくると思いますよ。

あと「国の専門家」は確かに強いですが、「ごろつき」に近い人も結構出てきます。要するに、実際の能力ではなく、そこにいると便利だから置いてもらえる、というパターンですね。はっきり言ってお勧めしません。

本当のプロは、ある程度どのような国へ送られても、良いパフォーマンスを出します。要は「便利屋」で終わるか、「プロ」になるか、という違いではないでしょうか。

ただし、仕事を得やすいのは特定の国の「便利屋」の方です。おっしゃるとおり、人脈が強力にできたり、相手国側との連絡・調整役を期待されたりもしますから。どこででも仕事ができるプロになるには、分野にもよりますが、やはり道はなかなか遠いです。
ボランティア調整員には専門性がいらないなんて大間違いですね。

専門性やスキルがなければ、本当に「いいお兄さん」で終ってしまいますね。

国の専門家… 「ごろつき」が多いというのも納得です。。。

「便利屋」から「プロ」へ。

文章作成能力や経理能力などなど、いろいろなスキルを少しずつ上げていくしかないですね。私にはまだまだ長い道のりですが・・・
tanzanさんやフォンダさんの言うとおり「ボランティア調整員は専門性が
いらない」 なんて、大間違いの大勘違いです。

ボランティア調整員は、ボランティア事業運営のプロです(で、ありたい
と思ってます)。最近はボランティア事業もプログラム化の流れに乗って
戦略性を持って事業運営することが求められています。

もちろん、ロジもいっぱいあって、英文文書を作ったり、経理、調達、
会議進行、文書管理なんかも基本です。でも、一番大事なところは要請
をあげることと、赴任したボランティアが健康に安全に有意義に活動で
きるように後方支援することです。これは言葉で言うと簡単そうですが、
「いいお姉さん、いいお兄さんしてればいいんでしょ?」なんて思って
たら、実際は絶対うまくはいかないし、ボランティアにも配属先にも
大迷惑をかけます。

それに、隊員の職種は多種多様にあります。家畜飼育・養殖・コンピュ
ータ技術・小学校教諭・・・。ボランティア調整員は、それぞれの職種
について、その基本的業務内容や、使用する専門用語 を知らないと、
要請開拓もままなりません。「私、専門じゃないから知りませんー」
なんて言ってたらハッキリ言って仕事になりません。
なので、ボランティア調整員は、ほんとに日々勉強ですー。

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