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協力隊OB・OGのキャリアアップコミュのジェンダー専門家助手への道

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てなわけで、
JICAのジェンダー専門家助手を落ちてしまった
芸名「山間僻地」です。で、
「ジェンダー」であります。
私のジェンダー論的には
コミュニテイの趣旨と異なり「キャリアダウン」ですが、
きにせず、
ジェンダーについて語り合いたいと考えています。


コメント(23)

JICAのジェンダー専門家助手というのは、一体どのような仕事でしょうか?
素直な疑問、ありがとうございます。
JICAのジェンダー専門家助手をめざしているもととして、
「ジェンダー」の宣伝と普及、
「ジェンダー領域」の拡大のために主張します。
で、

「JICAのジェンダー専門家助手」ってのはこれ、
っていうか、私が落こったやつです。
平成18年度フィールド調整員募集案件
ネパール 女性・社会的弱者支援 2007年2月
で、具体的には良く解らない。
って言うか、思い出せない。
選別されたと予想する人が一寸知り合いなので、
「何やってるの?」って聞いてもいいが
聞いていないです。

これとは別に、一般論として
「JICAのジェンダー専門家」っだった人の説明によれば、
「JICAのジェンダー専門家」は
女性の地位・能力向上・権利獲得・社会参加のための様々な
調査、政策企画、施策実行で、
具体的にはフィールドにあわせて具体化するため、
様々とのこと、だったと曖昧な記憶があります。

国際機関で働いていたらしい「(自称)ジェンダー専門家」は、
私の風体や物言いから、
いわゆるバックラシュ派と思われ
ほとんど語っていただきませんでした。

とりあえず、ではでは

> 国際機関で働いていたらしい「(自称)ジェンダー専門家」は、
> 私の風体や物言いから、
> いわゆるバックラシュ派と思われ

非常にありがちなパターンで面白いですね。ジェンダーの専門家は、一般論として、物事をパターン化して考えてしまう傾向がありますから。おっと、叩かれそうな発言をしてしまった。
喧嘩上等
叩かれそうな発言してください。
JICAのジェンダー専門家助手をめざしているもととして、
「ジェンダー」の宣伝と普及の手法として、
このパターンが最良だと思っています。
JICAとその周辺にいる人の間で、
「ジェンダー」って人気無いから。
そういえば、今のJICAの親玉って「性別女性」でしたね。

>ジェンダーの専門家は、一般論として、物事をパターン化して考えてしまう傾向がありますから。
★っていうか、
私は、英語が不自由なため
日本語で話したことがある国際機関や援助団体で働いている(いた)
「ジェンダー専門家・関係者」は3人だけなので、
貴重な情報ありがとうございます。
私の経験では
「物事をパターン化して考えてしまう傾向」は感じませんでした。

また、
私の風体や物言いや理屈は、
国際機関で働いていたらしい「ジェンダー専門家」の理論では、
ある種のジェンダー・バックラシュ派です。
と感じ、考えています。
★で、しかしながら、
国際機関で働いていた「ジェンダー専門家」とのバッド・コミュニケーションの一番の理由は、
私の「専門家嫌い」です。
「専門家は現場のことなんか何にも知らないくせに!!(英語できるだけじゃん)」っていう態度と物言いをしてしまいました。
ちなみに、ジェンダー業界的には「当事者性もないのに、、、」って言います。
開発援助業界的には(今時こんな事言う人いないと思いますが。)
「開発・発展の主体は誰だ、、」で、
ポリティクス(権力関係)では
「専門家VSグラスルーツ」であったり、
「正規高額職員VS下請けワーキングプア」であったりします。
いわゆる、「クラス・ワー」です。
そんなことを思ってコミュニケーションしたため、
「ジェンダー専門家」は、
ほとんど語っていただきませんでした。

くどいですが、
「ジェンダー専門家」の理論的には
私はある種のジェンダー・バックラシュ派であることは否定できませんが。

ではでは











横からすみません。

バックラッシュ派とは何ですか?
> 「物事をパターン化して考えてしまう傾向」は感じませんでした。

そうですか?僕はよく感じますよ。

多分、

> 「ジェンダー専門家」の理論的には

これがパターン化の原因だと思うのですが。まあ、ジェンダーという枠組み自体が一種のパターンのようなものですし。
ビルマ(ミャンマー)や中国で災害がありますが、
グーなツッコミありがとうございます。
>バックラッシュ派とは何ですか?
★簡単に
男女平等(ジェンダー・イコール)が嫌な人々、
「男性は家事をしよう!!」って言うスローガンに不愉快な人。
★くどい説明
人類は男女平等(ジェンダー・イコール)や性差別撤廃の方向に進んでいて、
(例えば、(現在の不平等な)女性の職業領域の拡大と言う意味での
今のJICAの総裁が「性別女性」であったりすること。
私たちの世代ではJVCの代表が「性別女性」だったこと。)
開発援助業界では
UNDPがGEM(ジェンダー・エンパワーメント指数)を発表しています。
で、日本でもこのような流れを受けジェンダー政策(女性政策)がおこなわれ、
このような政策と流れに対し
不愉快、反発、反対する人がいます。
このような人々をバックラッシュ派と一部で言われます。
おもしろい話としては、
私の親分が男女平等(ジェンダー・イコール)の形成と言う意味で使い始めた
「家族の絆(きずな)」が
男女不平等の保全と言う意味でバックラッシュ派がスローガンとして採用している例があります。

ではでは
>> 「物事をパターン化して考えてしまう傾向」は感じませんでした。
>そうですか?僕はよく感じますよ。
★っていうか、
開発援助業界の「ジェンダー専門家(助手)」とコミュニケーション少ない
いや、ほとんど無いから、「物事をパターン化して考えてしまう傾向」があるかどうか判断できません。
★私が深くコミュニケーションした(一般的な)「ジェンダー専門家」は、
開発援助業界の人ではないので、
(ジェンダー業界の専門家ですので)
開発援助業界の「ジェンダー専門家」とは違い、
「物事をパターン化して考えてしまう傾向」が無かったのかもしれません。
★tanzanさん
「物事をパターン化して考えてしまう傾向」のある
開発援助業界の「ジェンダー専門家」を
私に紹介して下さい。お願いします。

>多分、
>> 「ジェンダー専門家」の理論的には

>これがパターン化の原因だと思うのですが。
★これ一寸解りません。
もう一寸具体的に説明して下さい。
ちなみに、
この「ジェンダー専門家」の理論は
「ジェンダー専門家」は性別女性の領域(仕事)、
性別男性は参加するなと言う理論だと予想しています。

>まあ、ジェンダーという枠組み自体が一種のパターンのようなものですし。
★一寸わかんないですが、そりゃそうですよ。
ジェンダーという枠組み自体が一種のパターン(類型・型)です。
で、開発援助業界だけでなく、
人類や社会を構成する個々人の人生にとって
大変重要で必要な枠組みと考えています。

ではでは
開発業界のジェンダー専門家のパターン化の傾向は2つあります。

一つは「開発問題はジェンダー問題」と捉えがちなこと。
実は他の専門分野の人も同じで、コメの専門家はアフリカの食糧不足は「コメ栽培技術が不足している問題」と捉えます。
ついでに家事分担の問題もすぐにジェンダーとして捉えます。僕は個人的に料理は好きですが、掃除は嫌いなだけだって言ってるのに。

二つ目は、かなり古典的ですが、「途上国の女性は、生活改善はとりあえずの目標で、男性と同等の権利を有することを最終目標としている」と考えていることです。
開発関係のジェンダーの本を紐解くと、たいていそう書いてありますし、ジェンダーの専門家に仕事を依頼すると、多くの場合そのような枠組みで分析します。

ジェンダーの専門家に限らず、特定の専門性のある人は傾向として特定の枠組みにとらわれがちだと思うのですが、開発の現場で特にジェンダー専門家にそれが目立つのは、開発協力の多くの部分が男性優位の技術分野として取り扱われてきたことによるのではないか、と思います。

例えば援助機関や、男性専門家が多数を占めるプロジェクトの中、途上国の政府機関の中では、まさにジェンダー専門家自身がジェンダー問題の中に置かれています。

他の分野の専門家、例えばコメの専門家は、自分自身は別にコメ問題で困ったりしていません。

開発分野のジェンダー専門家と仲良くなりたい場合は、JICAの国際協力総合研究所に専門家として常駐している人が何人かいますので、訪ねてみてください。
全くの専門外で、もしかしたらジェンダーとは関係ないかもしれませんが
話の流れを無視して思い出話をさせてください。

何年も前に、南西アジアの都市スラムで
自治会長たちと雑談していたとき、

「よその人間が次々来て、
女性のためのプログラムをコミュニティに持ち込んだせいで
それまで男女の関係なくコミュニティの問題に取り組んでいたのに
そのシステムが壊れてしまった。
女だけで集まるようになって、女だけの問題にしか興味を持たないようになってしまった。」

という話が出た事を思い出しました。

私自身、マイクロファイナンスや女性のための収入向上についての協力活動をしていたので
ハッとして冷や汗が出ました。
私の前任者たちも、コミュニティの自治会から婦人会活動を切り離し独立させる方向の協力活動をしており、私も何の疑問ももたずにそれを引き継いでいました。

当時、自治会長の多くは男性で(現在は女性が半数以上です)
女性のためのプログラムが色んな団体から持ち込まれた事により
女性の視野が広がり行動範囲も広くなった
という事も確かにあったので
もしかしたら女性に力がついたことに脅威を感じているのかもしれない
とも思いました。
彼らの意見を鵜呑みにすることは無い、と少しだけ思いました。

しかし、確かにこの国は身分の差はあっても、同じ身分間における男女の差は少ないと私自身感じており、
特に女性だけに特化させずに、もっと全体的なかかわりを持つ必要があるんだ、
と思い知りました。

以上、思い出話でした。

10年以上前の「女性と開発」プログラムは女性に特化したものでしたが
今の「ジェンダー」プログラムは、もっと全体的なかかわりをもったものなんですよね?
>今の「ジェンダー」プログラムは、もっと全体的なかかわりをもったものなんですよね?

定義ではそうですが、実際はほとんど「女性向けプログラム」をやってお茶を濁すことになるようです。

理論は進歩しても、では「実際に何をするのが良いか」というレベルに来ると、昔と変わっていないように思います。

その大きな理由の一つは、ジェンダーの専門家のほとんどが女性であることに起因していると思います。

これは別に「女性よりの立場をとる」ことがないとしても、女性である場合、女性相手のほうがやりやすいですから。

今僕は幼稚園の保護者会に唯一の男性として「顧問」という役名で入っています。

幼稚園で行われていた講演会が以前は「母親学級」だったのが「子育て講座」に変わり、幼稚園から発出される文章も母親を前提としていたものが、全保護者向けになってきました。

幼稚園の先生たちもほとんどが女性ですから、メッセージを出すのも「お母さんたち」に絞る方がやりやすいのだろうと思います。と言うか、「お父さんのことはわからない」のかな。

支援に行く側が生物学的にも社会的にもニュートラルな性を持っているわけではありませんからねえ。ある意味し方のないこと。

その修正は、ジェンダー担当者ではなく、ジェンダー担当者を使いこなすマネージメントが何とかすべきだと思います。
★上記の解説で理解できました。
私はtanzan さんの言う「パターン化」を、
「現場を知らない、現場を見ない、見えない」と表現します。
以下雑感です。

>開発業界のジェンダー専門家のパターン化の傾向は2つあります。

>一つは「開発問題はジェンダー問題」と捉えがちなこと。
★解ります。
ジェンダー問題は、
あくまでも、
様々な問題の中の「ひとつの重要で必要な問題」だと
私は考えています。
★って言うか、「開発問題はクラス・ウオー」と考えています。

>実は他の専門分野の人も同じで、コメの専門家はアフリカの食糧不足は「コメ栽培技術が不足している問題」と捉えます。
★ですね。
★同情しなければいけないことは、
誰しも、自分自身のマーケット(労働市場)を創ることは必要で、
(「アフリカの食糧不足」という「問題」を、
「コメ栽培技術の専門家」が、
「コメ栽培技術者マーケットが不足している問題」と捉えること。)
そのために、
そのような捉え方はしてしまいます。
ですから、
「男性専門家は非労働市場である家事をしよう!!」となります。
もちろん「女性専門家は非労働市場である家事をしよう!!」となります。
★「コメ栽培技術の専門家」に対し
「コメの専門家じゃないじゃん」等とは言わないで下さい。
私の出身大学はコシヒカリとシイタケですから。
自慢です。
★私はコンサルじゃないけど、
「家事をしないコメ栽培技術の専門家」って、、、
とほほでしょ。

>ついでに家事分担の問題もすぐにジェンダーとして捉えます。
★「家事分担の問題」は「ジェンダー領域」です。
労働市場と非労働市場との関係からと
家事労働市場との関係から「ジェンダー領域」です。
ですからジェンダーとして捉えます。
★ちなみに「家事」とは、
自分自身が含まれる家族・親族のために行う再生産行為・活動で
いわゆる世話(sewa)です。
私が期待する「開発援助のジェンダー専門家」や「開発援助の専門家」でしたら、
「家事分担の問題」ではなく、
まず「家事(再生産)の問題」として捉え、
そして、「家事分担の問題」として捉えます。

>僕は個人的に料理は好きですが、掃除は嫌いなだけだって言ってるのに。
★ナイスな突っ込みありがとうございます。
やらせじゃないかと言う揶揄は置いときまして、
「家事」に関する枠組みを一寸変えていただきたいと、考える次第で、
同様に「ジェンダー」への視点も変えていただきたいと思います。
くどいですが、
「家事」は
「自分自身を含む家族・親族への再生産行為・活動」と捉えていただきたい。
よって、
「家事」は好き嫌いとか言う領域ではありません。
って、「JICAの高給取りのジェンダー専門家」は説明して下さい。
★一般的な「ジェンダー専門家」は、
「家事」は好き嫌いとか言う領域ではありません。
と言いながら、
「好き嫌い」を「ジェンダー(造られた性役割感覚)」とします。
「男の料理」は後片付け(掃除)をしないとか、
家計も考えずに高級食材ばっかり買って、
その上冷蔵庫で腐らせる、、
(「家事」じゃなくて「(家計と台所)が火事」だったりして)
「男の料理」は
「家事(炊事)」じゃありません、
「趣味」です。と言いながら、
「趣味(好き嫌い)ホビーアンドテイスト」も
「ジェンダー観(感)(造られた性役割感覚)」とします。
★もちろん「趣味(ホビー)」も再生産行為・活動ですし、
大変重要なものと考えています。
しかしながら、「家事」じゃありません。

続く
続きです

>二つ目は、かなり古典的ですが、「途上国の女性は、生活改善はとりあえずの目標で、男性と同等の権利を有することを最終目標としている」と考えていることです。
開発関係のジェンダーの本を紐解くと、たいていそう書いてありますし、
★最終的な出版物は経済的理由で読んでいませんが、
そのプロジェクトが外部(っと言っても、協力隊OBOGを含むJICA関係者)に
アナウンスされた初期の段階から、
注目して参加しようかどうしようか悩みました。
で、今でも悔いているのですが、参加しませんでした。

>ジェンダーの専門家に仕事を依頼すると、多くの場合そのような枠組みで分析します。
★そりゃそうでしょう。
だって、開発援助のジェンダー専門家は
性別女性への開発援助のジェンダー(女性政策)専門家で、
つまり、
「途上国の女性は、生活改善はとりあえずの目標で、男性と同等の権利を有することを最終目標としている」と言う思考と枠組みの専門家ですから、
もし他の枠組みを知りたいならば、
仕事の依頼先が間違っているんでしょう。

>ジェンダーの専門家に限らず、特定の専門性のある人は傾向として特定の枠組みにとらわれがちだと思うのですが、開発の現場で特にジェンダー専門家にそれが目立つのは、開発協力の多くの部分が男性優位の技術分野として取り扱われてきたことによるのではないか、と思います。
★歴史的流れとしてはそうですね。

>例えば援助機関や、男性専門家が多数を占めるプロジェクトの中、途上国の政府機関の中では、まさにジェンダー専門家自身がジェンダー問題の中に置かれています。
★歴史的流れとしてはそうですね。
しかしながら、
私の参加していたプロジェクトのFAOの前任者(准専門家)は性別女性でしたし、
私の参加していたプロジェクトのボランティア仲間の女性は
専門家として職を得たという話ですし、
私の近所にいた専門家には性別女性が何人かいました。(4割ぐらいかな。)
もちろん、全員、上記のジェンダー(女性政策)とは関係ない領域の専門家です。

>他の分野の専門家、例えばコメの専門家は、自分自身は別にコメ問題で困ったりしていません。
★コメの専門家コメは問題で困ったりしていませんが、
コメの専門家労働市場で困っています。

>開発分野のジェンダー専門家と仲良くなりたい場合は、JICAの国際協力総合研究所に専門家として常駐している人が何人かいますので、訪ねてみてください。
★情報ありがとうございます。
ネットであったって見ます。

ではでは


> 「趣味(好き嫌い)ホビーアンドテイスト」も
> 「ジェンダー観(感)(造られた性役割感覚)」とします。

確かにそうですね。
どうも、もう一つの問題は「一般化」が先に来る、というあたりもありそうですね。

家事は確かにジェンダーとして捉えて理解できる時が世の中には多いです。
でも、個々の例を見ていくと100%そうとは言えません。
何しろ、人間なんて元々かなりバラエティがある、曖昧な生き物ですから。
でも「これは80%の確率でジェンダー問題」という言い方は聞いたことがありません。

米専門家の労働市場問題もおっしゃるとおり。自分のドメインを広げないとチャンスが減りますからね。
多くの人は自分のドメインを広げようとはあまり考えませんから。容易でもないし。

さらに付け加えるなら、場合によってはアイデンティティの問題も絡んできそうです。
「コメじゃない」と言うと、人間としての存在価値を否定されたように感じるみたいですから。

このコミュニティに参加している人の多くは「今後どうやって飯を食っていくか」を思案しているかもしれません。

でも既に専門家になってしまっている人たちの中には「専門家じゃなくても食える」人も結構います。
そのような人たちの中には「世間の役に立ちたい・自分の技術は世間の役に立つ」という思いの人もかなりいます。
中には手弁当でやる人もいるくらい。

>だって、開発援助のジェンダー専門家は
>性別女性への開発援助のジェンダー(女性政策)専門家で、

それが現在たてまえでは必ずしもそうではないんですよ。たてまえではWIDアプローチとジェンダーアプローチは違う、ということにされています。

だから「何か新しい視点を持ち込んでくれるのか?」と期待するのですが…。ほとんどの場合、山間僻地さんご指摘の通り、ということになります。

>私の参加していたプロジェクトのボランティア仲間の女性は
>専門家として職を得たという話ですし、
>私の近所にいた専門家には性別女性が何人かいました。(4割ぐらいかな。)

僕がいたセネガルのプロジェクトでは、僕以外は全員女性専門家にしてもらいました。4人中3人女性。
これは林業という伝統的に男社会であった分野では超異例だと言われていました。
一方のセネガル側スタッフは、全員男性でしたが。
とりあえづ簡単に
>僕がいたセネガルのプロジェクトでは、僕以外は全員女性専門家にしてもらいました。4人中3人女性。
★これはすごい。
コメントしようがないって、、、。

今日の朝日新聞によると
アフリカ隊員の6割が「性別女性」だって、、、。
人類は進歩しているんだな

こういうこともっとアナウンスして下さい。

ではでは
シャールク さま
>コミュニティの自治会から婦人会活動を切り離し独立させる方向
★この理論や理屈はなんですか?
>アフリカ隊員の6割が「性別女性」だって、、、。

というか、隊員全体でも女性の方が多くなったのではなかったかな。
僕らの頃は女性隊員は2割以下だったんだけど。
山間僻地さま

>コミュニティの自治会から婦人会活動を切り離し独立させる方向
についてお話します。

そこは都市貧困コミュニティ(いわゆるスラム)でした。
その自治会から要請があって
女性達の手に職をつけて収入向上を目的とした、手工芸や婦人子供服を教えるボランティアが派遣されました。

自治会の中に婦人会があり、その中にビジネスグループがある、
とコミュニティでは決められていました。
しかし、日本人ボランティアにはその方式が
ビジネスグループが自治会に搾取されている、と映ったようです。
そこで、自治会の影響を受けないように、ビジネスグループを独立させたのです。

私も含め、だれも地域開発やジェンダーについての知識は持っていませんでした。

とにかく技術を婦人達に教えることが活動目標だったし、
ボランティアの思い入れが強くなってしまったのでしょう。

あまり詳しく書くと、当時活動していたボランティア達を糾弾するような形になってしまうので
ここでは控えたいと思います。
皆、善意を持って良かれと一生懸命やったことなのです。

私も、今思えば冷や汗ものの活動を数多くやってきていますし・・・。

もちろん、一生懸命やれば何でも許されるというものではありません。
いろんなところで、外から来た人間によって不利益をこうむる現地の人を見てきました。
でも彼らは、「外から来た人間は、2−3年でいなくなるから、それまでの辛抱だ」と言って、何もいわずに耐えていました。

あ、ジェンダーの話から大きく外れてしまって、すみませんでした。
軌道修正お願いします。
ジェンダーって難しいことはよくわかりませんが、要は世界中の女性を男性化するということと本質的には変わらないような気がしてきました。
ならば、視点を変えて世界中の男性を女性化するという考え方も成り立つような気がします。
でも、そんなプロジェクトはあまり聞きませんね。
ジェンダー問題の解決っていうのは、男性の既得権のようなものを解放することでしょうか?
ジェンダー問題って実は男性の意識の問題のような気がします。

・・・・話の腰を揉んでしまったようでしたらごめんなさい。
では。
ジェンダーというのは別に「問題」ではないですよ。
ジェンダーというのは「生物学的ではなく、社会的に規定される性差」というような概念ですから。だから別に女性の男性化とか、男性の女性化を意味するわけではありません。

ジェンダー問題を解決する、と言うよりも、社会的な問題を解決するのにジェンダーという視点が不可欠、ということでしょうか。
>19 ごんちゃん  さん
>ジェンダーって難しいことはよくわかりませんが、
★いやはや、そんな難しい話でもなんでもないです。
ほとんど多くの人は、「SEX」(性別あるいは性)と言う代わりに、
単にジェンダーを使っているだけです。
業界的に言われる「ジェンダー統計」とかも、
基本的に単なる性別統計です。
★しいて、「SEX」との違いは、
「造られる性(と関係)」と言う意味です。
「ジェンダー男性」って、「性別男性」って意味と
「造られた性別男性」って意味です。
★ちなみに、「SEX」も造られたものです。
遺伝子組み換えとか、最近の身体改造の話ではなくて、
「去勢」の話で、
家畜との付き合いのある社会では「去勢」が行われ、
この価値観、「去勢」文化が社会の基礎の大きな部分であると、
私は考えています。
宦官とか、子どもを作らないキリスト教の神父さんとか
社会の基礎の大きな部分だったでしょう。

>要は世界中の女性を男性化するということと本質的には変わらないような気がしてきました。
★不平等なジェンダー関係(女性が劣位に置かれている関係)に対し、
女性を「男性並」、あるいは「男女平等」を主張することは
「男性化」ではありません。
ただ、このイコール・ライットな関係を「男性化」という人も中に入るでしょう。

>ならば、視点を変えて世界中の男性を女性化するという考え方も成り立つような気がします。
>でも、そんなプロジェクトはあまり聞きませんね。
★性別「男性」の「女性化」プロジェクトは、
日本ではもう既に始まっています。
と言いましても、男性に出産機能を付けるとか
そうゆうことではありません。
男性の賃金・収入を女性並の賃金・収入にするという
「賃金の女性化」がだいぶ進んでいます。

>ジェンダー問題の解決っていうのは、男性の既得権のようなものを解放することでしょうか?
★いえ、女性と男性の権利の回復です。

>ジェンダー問題って実は男性の意識の問題のような気がします。
★もちろん人々の意識の問題ですが、
それだけではなくて、
社会の様々な制度の問題です。
てなわけで、
日本ジェンダー学会第13回大会(2009年9月13日)
実行委員長:塚本利幸(福井県立大学)@福井市地域交流プラザ
    
第13回大会統一テーマは「地域社会とジェンダー」 
ジェンダーに関する問題は、地域社会ごとの具体的な特性や文化、歴史性を抜きにして考えることができない問題であると考えます。しかし、地域の個別性の文脈にまで踏み込んだ議論や分析は以外と行われていないのも事実です。
今回、日本ジェンダー学会の大会としては、はじめての東京・京阪神以外での地方開催となります。
福井県は、共働き率や三世代同居率、合計特殊出生率等において、際立った特徴を示しており、ジェンダーの観点からも、ユニークな位置を占めています。その福井の地で、地域社会とジェンダーの関係につて議論することには、深い意義があると考えます。

第13回大会のプログラム 一般報告

報告1 「世紀末のハリウッド映画とメイル・ボディ(男性裸体)の表象」
   國友万裕(同志社大学)

報告2 「福井県における男女共同参画と家族」
  織田暁子(京都大学大学院)

報告3  「シンガポールにおける高学歴者の将来設計とジェンダー」

  坂無淳(北海道大学大学院)
報告4 「平和構築と「ジェンダーの主流化」−紛争後の「治安部門改革(SSR)」を中心に」−
   藤重博美(名古屋商科大学)

「地域社会とジェンダー」  

報告1 「福井県の地域特性とジェンダー」
   塚本利幸(福井県立大学)

報告2 「実践から見えてきた課題 −福井県越前市における男女共同参画事例を通して−」
   武内昭子(NPO法人男女平等推進協会「えちぜん」) 
報告3  「京都府宇治市における男女共同参画の実践事例
               − 地域における子育て期の女性への取り組みを中心に −」
  吉田秀子(NPO法人働きたい女たちのネットワーク)
報告4 「とよなか男女共同参画推進センターすてっぷ(大阪)の実践事例」
  中村彰(とよなか男女共同参画推進センターすてっぷ)

に参加した。

OBOGにとって知っていた方がお得な情報としては、
報告4 「平和構築と「ジェンダーの主流化」−紛争後の「治安部門改革(SSR)」を中心に」− 藤重博美(名古屋商科大学)であろう。

また、
最近多い高学歴のOBOGは
報告3  「シンガポールにおける高学歴者の将来設計とジェンダー」
  坂無淳(北海道大学大学院)がちょっと参考になるであろう。
また、トピック的に「メイド問題」に触れられていた。

しかし、
上記の報告に対し会場の受けはまったくなかった。
以上、必要のない報告でした。

開発援助に「伝統」的に積極的な某ロングフィールド県のOB会のウエッブサイドに、
こんな情報が
「信州小川村縁結びプログラム」 http://www.zwei.com/ogawamura
てなわけで、
「大陸花嫁」とJOCVってな論文を書きます。

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