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京の街を歩く〜京都人の京都案内コミュの【桜のコースプラン071】加茂川、高野川〜桜並木の散策道〜

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■加茂川と高野川■
京都の街中を流れる鴨川は北山から流れ降る加茂川と大原方面から比叡山麓を経て流れてくる高野川が合流して「鴨川」となります。

鴨川に最初に架かる橋が加茂大橋、下流に向かって荒神橋、丸太町橋、御池大橋、三条大橋、四条大橋、団栗橋、松原橋、五条大橋そして七条大橋となります。

ちなみに荒神橋は私が高校生のころ、毎日通学で行き来した橋です(笑)
三条大橋はあまりにも有名ですね^^
五条大橋というと牛若丸と弁慶を思い出しますね^^
その畔には御所人形風の可愛い牛若丸と弁慶の石像がありますが、当時の五条橋は現在の松原橋で、清水寺への参道、清水坂に繋がっています。

■出町柳■
加茂・高野の両河川の合流点に架かる「加茂大橋(今出川通り)」の橋上に立ち、川の上流を見渡しますと右が高野川、左が加茂川です。
高野川の方向、北東の彼方には東山三十六峰の第一峰、霊峰比叡山が聳え、加茂川の彼方には北山連峰の柔らかな稜線が見渡せます。
眼下の川面には水鳥が羽を休め、川の中に設けられた飛び石を川岸から川岸へと歩き伝う人もいます。
ふと、もう一度視線をあげて真正面を見れば。京都の古山背盆地の植生を今に残すと言われている「糺の森」の緑が目にしみます。そこは下鴨神社、「賀茂の御祖(みおや)」が坐す聖域です。
歩けばこそ目にすることの出来る癒されるような風景です。

このあたりを古くから「出町柳」と呼んでいます。
古来より川岸に柳の木が多く植えられていて、その柳を「出町の柳」と呼んでいたことに由来するそうです。

このまま今出川通りを東へ行けば、近年弘法さん、天神さんと並んで京の三大縁日として知られ始めてきた「手作り市」の百万遍知恩寺や京大を経て、銀閣で知られる「東山慈照寺(とうざんじしょうじ)」の山門に行き当たります。
西へ行けば同志社、京都御所、西陣、北野天満宮を経て北野白梅町の嵐電の駅に行き着きます。

■河川敷きの桜並木■
地図をご覧戴きたいのですが、この合流点付近を起点に高野川、加茂川それぞれの河川に沿って植えられた桜並木は樹勢も今がピークとばかり咲き誇る桜の名所なのです。
河川敷をまったりと歩きながら、川の流れの沂(ほとり)をそれこそ桜色に染まりながら散策することが出来ます。

近くには下鴨神社、加茂川上流には植物園や陶板美術館、さらに上流には上賀茂神社などもあり、いくつかのコースプランが考えられます。植物園付近の北山通りを散策するのも楽しいでしょう。
また詩仙堂などの洛北方面へも近く、様々なバリエーションが楽しめるコースとなっています。

【交通アクセス】
コースプランの作り方によって様々なバリエーションが考えられますが、出町柳を起点にするなら京阪電車「出町柳駅?」を利用します。大阪、四条・祇園、三条方面から便利です。
JR京都駅、或いは市内からお越しになるのなら、地下鉄東西線で「北山駅」まで行き、北から南へと言うコースも考えられます。
「出町柳駅」から出る「叡山電車(叡電)」を利用を利用すれば、一乗寺下車で詩仙堂や曼殊院など洛北方面、さらに貴船や鞍馬へ行くことが出来ます。

【コースプラン?】
京阪電車「出町柳駅」〜下鴨神社〜高野川河川敷〜高野橋〜市バス「高野橋東詰」=市バス「植物園前」〜植物園〜加茂川河川敷〜京阪電車「出町柳駅」

加茂・高野両川を散策し、途中、下鴨神社や植物園に拠るコースです。

なお、ご案内文中の歩程時間は時速3kmでの計算です。

◆出町柳駅〜下鴨神社(?〜?1.13km 徒歩23分)
京阪電車の終着駅「出町柳駅」の地下駅を出ればそこはもう高野川畔です。
川に沿って北へしばらく歩き下鴨橋を渡ればまもなく下鴨神社のある「糺の森」が見えてきます。
下鴨神社の正式の名前は「賀茂御祖(かもみおや)神社」と言って「上賀茂神社」と共に五月に行われる1000年を越える屈指の伝統行事「賀茂の祭り(葵祭)」はこの両神社のお祭りです。

◆下鴨神社〜高野橋(?〜?1.69km 徒歩34分)
下鴨神社から戻って再び高野川に沿って北上します。
このあたりは是非河川敷を歩いてください。
道を覆わんばかりの桜並木に圧倒されることと思います。
やがて右手に「ホテル・ホリデイイン京都」が。。。
まもなく大きな橋があります。高野橋です。
この橋の東詰にあるのが市バス「高野川東詰」バス停。
ここから西行きの市バスに乗って「植物園前」で下車します。
このバス停を通る市バスは全て「植物園前」を経由します。

◆植物園〜出町柳駅前(?〜?2.96km 徒歩60分)
府立植物園は日本で最も古い歴史を持つ有数の植物園です。
各種の桜5000本の他、各県の県木を集めた日本の森や季節の花々、熱帯植物などが楽しめます。
植物園を北出口から出れば底は北山通り。
植物園に隣接して陶板美術館があり、北山通りはレストランやカフェ、ブティックが建ち並ぶ京都の新しいスポットです。

西へ歩いて北山大橋から加茂川河川敷へ。
河川敷全体が公園として整備され、市内とは違った郊外の加茂川の風情を楽しめます。
橋はなくても、川の中に所々飛び石が設置してあり対岸に渡れます。
川面を吹く風を頬に受けて両岸を行ったり来たりしながら、絶えることなく続く桜並木を楽しむのもいいかも、と思います。
少し距離がありますが、普通の方でしたら60分はかからないでしょう。
そのまま南へ歩けば起点の出町柳駅へ戻ることが出来ます。

【コースプラン】?
JR京都駅・地下鉄京都駅=地下鉄「北山駅」〜北山通り〜陶板美術館〜北山大橋〜加茂川河川敷〜下鴨神社〜京阪電車「出町柳駅」

JR京都駅或いは市内からのコースです。

◆地下鉄烏丸線各駅=地下鉄烏丸線「北山駅」
地下鉄烏丸線の最寄り駅から「国際会館前駅」行きに乗って「北山駅」で下車します。

◆北山通りの散策と陶板美術館
地下鉄「北山駅」から植物園あたりまでの北山通りはレストラン、ブティック、カフェなどが建ち並び京都の新しいスポットです。
付近には府立総合資料館や京都コンサートホールなどの施設もあり、府立大学や京都産業大学、大谷大学などの学生達など若者の街ともなっています。

◆北山通りから下鴨神社へ(?〜?3.03km 徒歩61分)
「コースプラン?」でご案内したとおり加茂川河川敷を南へ下り、下鴨神社へ立ち寄ります。

◆下鴨神社から京阪電車「出町柳駅」前
下鴨神社から京阪電車「出町柳駅」前へ。

京阪電車を利用して市内へは下記のようです。
1.三条京阪下車
 ?地下鉄東西線山科醍醐方面行き→平安神宮、南禅寺、山科、醍醐、宇治
 ?地下鉄東西線二条方面行き→二条城、神泉苑、
  (二条駅でJR嵯峨野線乗り継ぎ)嵯峨嵐山
2.四条駅下車→祇園・円山公園、高台寺、清水寺
3.五条駅下車→清水寺、五条坂、茶碗坂
4.七条駅下車→三十三間堂、国立博物館、豊国神社
5.東福寺駅下車→東福寺
6.伏見稲荷駅下車→伏見稲荷大社
7.伏見桃山駅下車→御香宮、桃山御陵、伏見の街の散策
8.中書島駅下車→寺田屋、伏見・酒蔵の街散策、宇治線乗り継ぎ
9.淀駅下車→淀城址、京都競馬場
10.八幡駅下車→石清水八幡宮

【画像(右)加茂川堤の桜並木】

コメント(1)

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