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カレーライス王子コミュの珍・三匹のこぶた 第4章

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狼男がワラの束を取り出し、それにライターで火をつける。

火がついたワラを家の前に並べる。

そう。この家をブタもろとも焼こうというのだ。


狼男:家もなくなり、中のブタまで調理できる、まさに一石二鳥の方法・・・賢い狼だ・・・


優越感に浸る狼。

一方家の中では・・・


長男ブタ:なんか暑くね!?

次男ブタ:そうねぇ・・・天気予報じゃココまで暑くならないって話だったのに・・・

長男ブタ:なんか玄関から煙が入って来てるぞたらーっ(汗)

次男ブタ:あら、近くで焚き火でもしてるのかしら。イモ持ってって焼きイモする!?

長男ブタ:どんだけお気楽なんだお前はっ!!お前ん家が燃えてんだよっ!!

次男ブタ:って、ホントに燃えてんじゃねぇかっ!!(ずび〜ん!!)

長男ブタ:どうする!?オレのバイクは表にある。

次男ブタ:大丈夫。あちしの軽自動車で逃げるわよ


家が燃える様子を外で見ていた狼男は・・・


狼男:うんっ!!キャンプファイヤーもこれくらい迫力があればな・・・(オイ)

狼:がるる・・・

狼男:なにっ!!?ヤツらが軽自動車で逃げていくだと!?


狼男の視線の先に、逃げていく軽自動車がいる・・・


狼男:狼どもっ!!追えっ!!ヤツらの逃げ場所を突き止めるんだっ!!


とそのときっ!!

燃えていた家の火の粉が狼男の頭に飛んできた


狼男:ん!?なんか頭があついな・・・

狼:がるるっ

狼:ぐるるっ

狼男:え!?頭が燃えている!?

狼:がるっ!!

狼男:おっ!!鏡か・・・サンキュっ・・・あ、燃えてる・・・なんかキレい・・・って、あ〜ちちちちっ!!水っ水っ!!


こうして、長男ブタと次男ブタはなんとか三男ブタの家まで逃げることができたのであった。


ココは三男ブタのレンガの家。

ドンドンドンドンっ!!

けたたましくドアを叩く者がいる。


長男ブタ:オレだっ!!長男ブタだっ!!

次男ブタ:早く開けてちょうだいっ!!

三男ブタ:ちょっと待って・・・


三男ブタがインターホンで確認する。そう。三男ブタの家はセキュリティー機能が充実してるため、会話だけでなく内蔵されたカメラで相手の顔を確認できるのだ

三男ブタが2人を中に入れる


三男ブタ:どうしたの!?

長男ブタ:狼男だ・・・オレの家はヤツに吹き飛ばされた

次男ブタ:あちしの家も丸焼きよ・・・危うく焼き豚になるとこだったわ(ガビーン!!)

三男ブタ:狼じゃなくて狼男ですか・・・でも、ココなら大丈夫。レンガだから吹き飛ばすことも焼くこともできません


三男ブタがメガネの右端をクイっと上げる


長男ブタ:そうだな。それなら安心だ

次男ブタ:あちし、トランプ持ってきたのよ。ポーカーやりましょう

三男ブタ:あんた、追われてる自覚がありませんねたらーっ(汗)


こうして、三匹の子ブタはトランプでポーカーをすることになった

そこへ狼男が手下の狼を5匹連れてやってきた

頭に飛んできた火の粉のおかげで、今では頭のテッペンがすっかりハゲてしまっている。


狼男:ちくしょ〜・・・攻撃をかけているオレの方がダメージを受けてるのは気のせいか・・・気のせいじゃねぇよな!!とりあえず、インターホンだ


ピンポーン・・・

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