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カレーライス王子コミュの珍・三匹のこぶた 第3章

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狼男:セールスではありません

長男ブタ:セールスに限ってそういうんだ

狼男:んじゃ、セールスです。

長男ブタ:セールスお断りです。

狼男:どっちにしろダメやないかーっ!!(ガビーン!!)おのれ・・・こんなワラを積み重ねたような家で安心するなよ・・・


しびれを切らした狼男が強攻策に出る

狼男:「三匹のこぶた」の話上、狼はふーっと息を吐いて、ワラを吹き飛ばしたらしいが、そんな肺活量の狼なんているわけない・・・狼どもっ!!あれを用意しろっ!!

狼:がるる・・・


「珍・赤ずきんちゃん」同様に狼男は5匹の狼を手下としている。

そして、狼たちが用意したものとは・・・


直径2,5メートルの大型扇風機である(どーん!!)


1匹の狼がなにやら狼男に耳打ちする


狼男:なになに・・・コンセントをさす所がない!?バカもんっ!!バッテリーで代用しろっ!!

狼:がるっ!!


そして、大型扇風機が完備されたのである。

その様子を長男ブタが窓からこっそり見る。


長男ブタ:おい、おい・・・なんちゅうもんを持ち出してんだアイツ・・・

狼男:風力最大っ!!強風警報発令っ!!やれっ!!

狼:がるっ!!


狼が前足で大型扇風機のボタンを押す。

ビュオーっ

大型扇風機からすさまじいほどの風が送られるっ!!

ワラの家は、ワラがあっという間に吹き飛んで、残すは骨組みだけとなった。


狼男:ふふふふ・・・さぁ、子ブタちゃん・・・オレの腹の中にいらっしゃ〜いっ!!

狼:がるるっ!!

狼男:なに!?ブタがいない!?そんなバカな・・・


ブロロロロォォォ・・・

狼男が家の中を通して、裏手を見る。


狼男:あれは大型バイクかっ!!長男ブタめっ!!いつの間にあんな物を・・・追えっ!!追うんだっ!!

狼:がるる・・・


そう。長男ブタは、家を安く済ませた代わりに高いバイクを勝ったのだ。

狼たちが後を追っていき、元ワラの家には狼男が一人残っている。


狼男:おのれっ!!まさかバイクを隠しもっていたとはっ!!


ガンっ!!狼男が家を支えている骨組みの細い木を拳で叩く。

ミシミシ・・・


狼男:え!?ミシミシ!?


ボキっ!!さっきの衝撃で家を支えていた細い木が折れ、骨組みだけだが、屋根が落ちて家が崩壊する

ドゴゴゴオォォォォ・・・


狼男:うわああぁぁぁぁぁ


場面変わって、ココは次男ブタの住む木の枝の家。

狼たちは長男ブタのバイクを追って、ココに行き着いたのだ。

家の中では・・・


次男ブタ:どうしたの!?急に家に飛び込んで来て・・・

長男ブタ:お、狼男だ・・・手下の狼を5匹つれている・・・

次男ブタ:え!?なに!?あんた狼男連れてきたの!?なにしてんのよ〜

長男ブタ:仕方ねぇだろ。オレの家は、大型扇風機で吹き飛ばされたんだ。


次男ブタ:狼男は絶対にあちしを一番に狙うわ・・・かわいさゆえ・・・

長男ブタ:てめぇの顔を鏡で見てみろよ。ホラー映画が始まるぜ(がびょ〜ん!!)

次男ブタ:どういう意味よ(ムカっ)でも、この家にいれば大丈夫。大型扇風機では吹き飛ばされないわ


と、ココへ先ほど家の下敷きになった狼男が頭と左腕に包帯を巻いてやってきた


狼男:ココに行き着いたのだな!?

狼:がるる・・・

狼男:次男ブタの家といったところか・・・

狼:ぐるる・・・

狼男:え!?なんで分かるかって!?「三匹のこぶた」の話上、そうなってるんだ


だああぁぁぁ(5匹の狼たちがズッコケる)

ピンポーン・・・

狼男がインターホンを押す


次男ブタ:あちしは、三匹のこぶたの中でも紅ブタこと次男ブタよ。あんた狼男!?

狼男:違います

次男ブタ:狼男は決まってそう言うわ

狼男:んじゃ、狼男です

次男ブタ:入れるわけないわ

狼男:再び・・・どっちにしろダメやないかーっ!!(ばびゅーん!!)

次男ブタ:大型扇風機ても何でも来なさい


ツー、ツー、ツー・・・


狼男:オカマの分際でなめた口ききやがって・・・

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