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水質浄化について考える会コミュの有害無機物の浄化

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カドミウム、鉛などを吸着する、菌はないでしょうか?

鉄はありますが、

コメント(75)

土壌改良でなく、水処理ですが、

今、普通に行なわている物理ろ過は、元々、西洋で考えられた、力任せの処理で、環境汚染が急速に進んでいる、発展途上国には、向いてないと考えています。これらの地域は、金も電気もないし、生物除去に適した、熱帯地域が多いです。きっと、まだみぬ菌もいるでしょう。

ヒロさん

自分もバイオレメディエーションの今後に期待しているものの一人です。
おっしゃられていた鉄バクテリアや、マンガンバクテリアのような酸化作用を用いた方法は難しいように感じます。
有害金属の価数を変えることで、不溶化することは見込みはあると思いますが、酸化物による吸着は実用性が無いと考えます。鉄は水中に普通に存在するとしていますが、存在すると言っても、通常は微量金属の域を出るものではありません。汚染物を除去できるだけの酸化物を生成できるほど、鉄を含んでいるとは限りません。鉄によるヒ素の除去にしても、私の知る限り、実用化されているものは鉄を添加しています。理想とされている、完全無薬品からは外れてしまっています。
有害金属のバイオレメディエーションを目指すなら、生物濃縮をつかうしかないのではと思います。
物理ろ過といっても、緩速ろ過は殆ど生物ろ過と言い換えても良いわけで、これを使う事で、現在発生している大体の問題は解決します(農薬とかは除いて)
現実として、日本では土地の問題から使われなくなりましたが、土地に余裕がある開発途上国ならば、何も問題ないかと思います。
それに、動力は少なくてすみ、人力は余るほどあるわけですから。
樹さん
熱帯地域には、鉄を含む土壌の地域が多く、地下水にも、多く含まれています。また、鉄は薬品添加でなく、鉄板を入れるだけです。

鉄さえあれば、原理的には、鉄系凝集材より有望な吸着凝集が可能かと、
Ahametさん
緩速ろ過は、熱帯の開発途上国ではいいようです。欧米人が考えた方法より、何か東洋的な方法のような!

卒論で緩速濾過のミニチュアを作りました。群馬県高崎市の若田浄水場は緩速濾過です。
緩速濾過でなく菌が良いんですよね?スペースの問題ですか?
急速ろ過は戦後アメリカから導入された技術です。
ろ過速度が緩速ろ過が3〜6m/日に比べて200〜300m/日で、圧倒的にろ過面積が少なくてすむので、殆どの浄水場が急速ろ過に変更になりました。
急速ろ過の方が機械物も多くて、売り込む方の商売になる事も普及の原因の一つでしたが。
新宿副都心の淀橋浄水場(工学院大学の裏)は昔は広大な緩速ろ過池がありました。今問題になっているクリプトも緩速ろ過であれば処理水側には出てこないわけです。
但し、現状の日本の状況では採用は困難ですが、土地に余裕があるところならば何も問題ないわけです。
小島先生という大先生に聞きましたが、ODAの金欲しさに、先進国のメーカーが急速ろ過を導入しましたが、処理に薬剤や電気がいるのでまともに動いてないのもあるそうです。熱帯の開発途上国には、緩速ろ過の改良がいいと!

結局、考えを暴露してしまってますが、緩速ろ過の菌の改良だけで何処まで、有害物質がとれるか?が知りたいところです。金をかければ、いくらでもできますが、それでは、駄目なのでー人差し指

ん? トピの主題は上水の話だったのか?
だとしたら考える順番が違うでしょう。
有害物質を除去することを考えるのではなく、まず安全な水源を確保するべきでしょう。

>熱帯の開発途上国には、緩速ろ過の改良がいいと!

小島貞夫博士のことだと思うが、小島博士は「その国の実状にあった技術を導入すべきであり、機械式の維持管理が難しいのであれば、人力もしくは重力式の技術を導入すべきだ」とは良く仰っていますが、「緩速濾過がいい!」と仰っていたとは知りませんでした。
もちろん、水源確保が第一ですが、環境汚染が急速に進んでおり、確保が難しくなっています。特にヒソの問題は深刻です。日本にいれば、関心低いですが。

小島先生の言われているのは、先進国がODA予算で最新の金かかるものを導入してもダメだ。失敗を山ほど見ている。

金はなく、燃料もかえず!

解決方法は、緩速方法だと!

>もちろん、水源確保が第一ですが、環境汚染が急速に進んでおり、確保が難しくなっています。特にヒソの問題は深刻です。日本にいれば、関心低いですが。

これも順番が違うと思いますが?
砒素による汚染が進行しており、その排出源が事業所であれば事業所に対する対策を行うべきでしょうし、農薬散布などによる影響が大きいというのであれば使用規制等を行うべきだと思います。
なお、上流域に鉱床がある河川ならば基本的に水源としては不適当です。

>小島先生の言われているのは、先進国がODA予算で最新の金かかるものを導入してもダメだ。失敗を山ほど見ている。

徒歩1分の所にいらっしゃる小島博士のことは良く知っています。
ODA予算の場合に難しいところは、実際は相手の希望じゃなくて、此方に意向だって事ですね。
日本から援助するのだから、当然日本に還元する部分(日本の企業が関るところ)は金額を増やして欲しい。その国の実情に合った設備でも、何かと金額が増える仕様にしますね。
そして、これが今一番良いシステムだと説明すれば、相手の国の担当者も要望書を作成しやすいですから。
メーカー側から見れば、緩速ろ過より、急速ろ過の方が機械も電気も好ましいです。制御システムも使い勝手が良いとかで膨らます事できますから。
これが膜処理になれば、もっと美味しい事もあるでしょう。当然のこと膜は消耗品ですから。
砒素の問題って、中国の話?
もともと水銀、砒素の多い土壌ですが?台湾南部もね。

昔から砒素中毒はありました。中国のODAは打ち切りになったので
応用は他の国になりますね。
名古屋市は大都市ですが、一部で緩速濾過法を採用しています。街の真ん中にだだっ広い池があります。

開発途上国の上水の話なんですか?
そういう場面では確かにお金のかからない緩速濾過が有効だと思います。土地にも困らないでしょうし。

ただ、
>45 ヒロ さん
のおっしゃるように、緩速濾過でどこまで有害物質が取り除けるのかは、問題です。
結局、微生物膜による処理ですから、ある程度吸収してくれることは期待できますが、選択的に、特異的に、毒物を吸収 or 不溶化してくれるか、それが望まれるレベルまで可能かどうか、はっきりしませんね。
でも、探せば有効な菌がいそうに思うけどなぁ。


実は、熱帯地域で緩速ろ過装置運転させてます。薬剤も要らないし、電力も少しで泥水が綺麗になるので、やはり、この方式の菌改良タイプが、開発途上国にはいいと思っています。

ヒソは、インドでもかなり問題のようです。
>48 あきぴー@武蔵国 さん
のお話にも関係してくるのかもしれませんが、途上国ではどうしてヒ素やカドミウム、鉛などが問題になるのですか?
原因は何なんですか?
もともとそういう土壌環境なのか、あるいは野方図な開発や企業・工場があるとか、どういったわけでしょう?
それによっては あきぴー@武蔵国 さん のおっしゃる通り、取るべき方法も変わってくると思うのですが。


工場起因もありますが、インドや中国のヒソに関しては、もともとの土壌原因もあるようです。地下水汚染が深刻なようです。
もともとの土壌が原因となっては、対処は難しいですね。
あきぴー@武蔵国 さん のおっしゃる通り、「上流域に鉱床がある河川ならば基本的に水源としては不適当」ということになってしまいますね。

テレビで見ましたが、産油国では、オイルマネーで潤っていますから公共料金もタダという場合が多く、沙漠地帯で水の確保が難しい地域が多くても、国王一族なんかが、オイルマネーにもの言わせて長大な水路を造って水源供給し、国民から狂喜乱舞の歓待を受けているそうです。

でも、インドや中国では、それは望むべくもないですね。

両国とも、文明発祥ともなった大河を有してはいますが、その恩恵を受けられるのは、インドでは下流域だけでしょうし、中国では最近は長江にダムを造ったため下流域では水量が減少してしまったとも聞きます。中国は沙漠地帯も多いですし、いずれにしても、地下水に頼る場面が多いのでしょうね。
しかし、地下水汚染は、湖沼や河川と違い、水源自体の汚染浄化は難しいでしょうから、くみ上げた汚染水を浄化するしかないんでしょうね。
幸い、土地はいくらでもあるでしょうから、やはり緩速濾過が有効ではないでしょうか。

やってみて分かったのですが、
緩速ろ過は、100トン以下の場合、薬剤施設がない分、急速ろ過より、面積はいりません。

デメリットは、装置が簡単で開発途上国自身でできるので儲かりませんね!本当はメリットなのですが!

消費電力もほとんどありませんので、究極の浄化装置です。
企業側の立場で見ると、緩速ろ過とかオキシデーションディッチ、酸化池などの設備をODAに組込まれると現地でほとんどできるので、日本側の仕事が無くなるわけです。
これが極端になると、ODA物件の仕様書で主要設備品を日本製と限定してしまった事があります。
実際は納入した日本企業の電気盤の中身(リレー等)は現在は殆ど中国製で、客先から指摘され、総交換させられた事もあります。
メイン機器のポンプも日本のメーカー製ですが、製造は海外の工場で、これも交換させられました。海外のメーカーを排除する為に国指定を仕様書に盛り込んだのが逆効果になった笑えない例もあります。
ODAは日本の援助で日本企業がイニシャチブをとる事が目的ですから、現地事情で内容が決められるわけではありません。
>57 ヒロ さん
それって、デメリットなんですか?!
ODAの悲しさですね。なんか世の中の矛盾を感じずにはいられません。税金なんだからもっとちゃんと使ってよ、ホント。

>58 Ahamet さん
その「笑えない例」は、本当に笑えませんね。
ODAの存在意義を疑ってしまいます。現地のための援助だろうに・・・。結局は自国の利益に還元させるための方策なんですよね。
税金なんだからさぁ・・・。ちゃんと有効に使おうよ・・・。


だいちゃん

デメリットと書いてしまいましたが、ODAにたよらず、
その国で商売として、なりたたないと、普及しませんね!持論ですが、日本の家庭用浄化槽の上水版みたいな!個人が買うレベルになれば、数万円で出来れば、いいのですが。
>60 ヒロ さん
昔の日本の家庭とか、あとボーイスカウトやキャンプの手法として、自然の水を飲み水にする家庭サイズの砂とか炭を使った濾過法は、あるんじゃないですか? 聞いたことありますよ。緩水濾過の小さい家庭版です。
悲しきODAに頼らないためには、その国で商売として成り立たないとダメなんですね。でも、その商売のきっかけのためにもODAがあるはずなんですが・・・。最貧国では、商売をしようにも、その余裕だってないんでしょう? ノーベル平和賞をとったユヌス氏は、その最貧層に少額無担保融資をして認められたわけだし。


微生物をいじって緩速ろ過の機能を上げるのは
コストかかると思うよ。

信州大の中本先生が、マンガンとかなら
前段に礫槽を設けることで除去できるけど
ヒ素はダメだなぁって言ってました。
なぐさんへ

鉄バクテリアでマンガンもヒソもとれるようです。

熱帯地域では、菌は最初から、いるようです。人差し指
信大の中本先生の講座のHP見たら
バングラディシュで砒素汚染についても
緩速ろ過でやろうとしているとありましたよ。
>62 なぐ さん
確かに、微生物をいじって、外部から導入するというのは、定着しにくいという問題があり、難しいと思います。
>63 ヒロ さん がおっしゃるように、最初からいるものを繁殖・利用する方が現実的だと思います。汚染された水には、その汚染に対応した微生物がいるものだと思いますよ。少なくとも、私がマンガンについてやったときには、結構始めから住み着いてる奴らがいましたし。もっとも、効率とか、定着・増殖については保証できませんが。

マンガンを前段の礫層で除去、というのは、いわゆる「マンガン砂」ですね。
私はマンガンについては研究したことがあるのである程度知識を持っており、マンガンは酸化菌によって酸化させることで不溶化し、汚染水から除去できるわけですが、不勉強なもので、その他のヒ素や鉛、カドミウムなどについては除去の仕組みを知りません。具体的にはどのような理屈で除去できるのでしょうか?


だいちゃんさんへ

ヒソはマンガンと同じく酸化させてバクテリアの表面につく原理です。この際に価数が変わるので毒性も減ります。

鉛とカドミウムは、まだ、分からないし、未知だと思うので、最初にこの質問をしました。
人差し指人差し指

正月のテレビでバングラデシュのヒソ汚染をしてました。ヒソ中毒は全土におよび、死者も多数出ているらしいです。映像を観ると深刻ですね。

発生源はヒマラヤ山脈とのことでした。

>63
ヒロさんへ
用水と廃水の今月号(2008年vol50,No1)から鉄バク法の解説が
始まってます。http://www.youhaisui.com/
第1回目なので、ヒ素については、まだはっきりとしない記載ですが、
鉄バク法でヒ素の除去についても研究されているとあります。
ヒ素の除去方法として、実用的な技術になっているのでしょうか。
69 
なぐさんへ  有難うございます。
当方も何回か、「用水と排水」にも執筆しました。

排水処理の問題と同時に発生源で減らす事を認識しなくてはと思っています。

地球を大気から水に、動植物に、人類に、世界を循環する重金属、有害物質、大気中の汚染が大きい事も再認識しました。大気に放出する基準を強化、認識しないと、後処理に追われそう。発生源の一つという事で書かせていただきました。

日本で、熱も下がったダイオキシンの規制もまだTDI4ピコのまま? 規準もアメリカの「EPA」の規準ダイオキシンは「0.01ピコグラム」より相当に甘い様です。
益々増えてきた、食品等からの重金属の摂取量に危機も感じます。
貴重な情報ありがとうございます。

以下、私見ですが、
日本の公共事業が小泉改革により減少し、
水事業も同様な、立場にあると思います。

一方、CDMに代表される環境ビジネスなど、
これら、日本のお金はアジア諸国への環境投資に向けられるでしょう。
つまり、
これら公共事業に費やされた技術開発はアジア諸国に目を向けるべきだと考えています。この競合には日本だけではありません。
しかし、日本の環境学会や論文はまだ、アジアの視点に立ったものが少なく、
国内の環境問題に力点が注がれています。
アジア諸国の事業は、日本の常識が通じない、新たな視点も必要に思います。


>70
濃度をすごく薄めてから処理する
いろんなものが混ぜてから処理する
どちらも、一般的には処理が難しくなります。
排出源で個別に処理することは、
処理をやりやすくするとともに、
排出源の特定を容易にし、
排出そのものを低減する効果もあります。
何でもかんでも捨てられるゴミ箱は気楽ですが、
きちんと分別して捨てるゴミ箱がトレンドですから、
汚水や排気も同じですよね。

>72
アジアの環境問題は始まったところですから、
これからインフラが整備されることになります。
状況的には日本に近いものがあるので、
日本の環境技術の活用が期待できるところです。
公共や産業分野ではそれでいいのですが、
規模の小さな部分では、経済的に導入できる技術が
限られるので、そういったところ向けの技術開発が
求められるのでしょうね。
なぐさん

今、畜産廃水といってもメタン発酵後ですが
ミニマムエネルギー処理方法を考えてます。
ある程度までは、一般的な浄化方法がいいけど、最後は、エネルギーや薬剤が必要なので、解決策に悩んでいます。

>74
かなり本題と離れた話になってしまったのでちょっとだけ。
メタン発酵消化液は、極力液肥として使うのが基本だと思います。
低コスト浄化方法に下記のものがあります。
http://leio.lin.go.jp/shk/shk05/kankyoken_kameoka.html

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