東京の一番西のはしっこにある高尾山。
日本で一番小さな国定公園だけど、植物の種類の多さは日本一!
植物は1321種(日本一&東京の全植物の55%)、昆虫は5000種(日本三大生息地のひとつ)、鳥類は150種(日本に飛来する鳥の三分の一)。
つまり、いのちがぎっしり詰まったお山。
このいのちを生かしてくれているのが、高尾山のおなかの中を縦横無尽に流れている水です。
いま、圏央道という高速道路のためのトンネルが、高尾山を貫こうとしています。水袋のような山に大穴をあけたら…
水が流失したり、水道(みずみち)と言われる地下水の流れが変わってしまい、沢や湧水が涸れてしまいます。沢がひとつ涸れるってことは、同時にその水によって生きていたいのちも同時に消えること。
トンネルが貫通したら、山肌は乾き、植物をはじめ、高尾山の生きとし生けるものにどんな影響が出るのかと思うと…
2008年4月27日、「高尾山にトンネルをほらないで!」Tシャツを着て800人もの人が高尾山登山や日影沢キャンプ場で行われたイベントに参加してくれました。
まだまだ、立ち止まって考え直すチャンスあり!
高尾山は、なんとなく残った自然ではありません。
霊山として古来より人間が一生懸命になって守ってきた山です。
虔十(けんじゅう)の会は、トンネル問題を知ってもらい高尾山を守るために、天狗フェスティバル、高尾山天狗トレイル大会、ツリーハウスの作成&イベントなど、さまざまなアクションを行ってきました。
虔十の会のみんなは、人間がどんなことをしようといつも気持ちよく迎えてくれる高尾山が大好き!そして、この時代に生きるわたしたちも、古来の人々と同じように大事に守って次の世代に手渡したい!と考えています。
そんな思いを共有できる方、コミュにどんどん参加してください。
高尾山に関すること、高尾山を守るためのアイディア、なんでもOK♪
みんなでワイワイ考えて、
おもしろそうな事は、ドンドンやっちゃいましょう!