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ホタルから自然を考えよう!コミュの■ホタルを守るには?〜さまざまな立場からの意見交換

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様々な立場から,ホタルを守るためには,どうしたらいいのかを
意見交換していきたいと思います。

【ご意見をくださる皆様にお願い】

書き込みされる際,特に影響力の大きい内容について議論される場合は,
ご覧になった皆さんに誤解なくお伝えできるよう,その考え方に至った
根拠を明らかにしてくださるようお願いします。

(1)何かの文献を引用される場合:その文献名を併記して下さい。
(2)現在,文献にはなっていないけれど,ご自身の経験や実践や研究に基づく情報からご意見をいただける場合:その経験や実践の内容を併記して下さい。
(3)特に実例はなく,個人的に感じていることや意見の場合:「これは自分個人の意見です」と言うことを明記してください。

どんな意見でも大歓迎です。ただ,ほかの方のご意見を頭ごなしに否定したり
するのではなく,あくまで「ホタルを守るために何ができるか,何が大切か」
を話し合う場ですので,紳士的な意見交換をしていきたいと思います。
そこからきっと新しい解決方法が見えてくると感じています。
ご協力お願いします。

コメント(16)

新しいトビックを設置して頂きありがとうございます。いつのまに
かコミュニティの名前も変更されたのですね。一瞬、自分の記憶違
いかと考えてしまいました。(笑)

本音を言えば、コミュニティの名前を変えるなら「育てよう!」と
いう部分を削ると良いと思うのですが、「育てる」という言葉には
ホタルを人工飼育するという意味だけでなく、色々な意味が含まれ
ると思うので良いことにしましょう。

でも、「ホタルを守る」という言葉に続いて「育てよう」という言
葉が続くと、単純に放流するたるめに人工飼育を推進していると思
われて印象が悪くなる可能性が大きいと思います。

それから1つ注意して頂きたいことがあるのですが、ホタルスキー
さんの書く文章には、所々、文字化けして読めないところがありま
す。もしかしたら機種依存文字を使われいるのではないでしょう
か? 機種依存文字というのは同じOSを使っている人にしか正し
く表示されない文字です。記号表の中にある囲み文字や単位は機種
依存文字であることが多いので注意してください。

このトピックの「ご意見くださる皆様にお願い」にも文字化けがあ
ります。画像を添付するので確認してみてください。今回の場合は
おそらく囲み文字(カッコの付いた数字や丸で囲まれた文字や数字)
を使ったのでしょうが、変換をせずにキーボードにあるカッコやア
ルファベット組み合わせれば、文字化けしません。

例「c」+「m」で「cm」
 「k」+「g」で「kg」
 「(」+「1」+「)」で(1)
ホタルを飼育して放流することは問題であると自己紹介のトピック
や質問箱のトピックで書きましたが、その理由を少しずつ説明して
行こうと思います。

ゲンジボタルは関東地方の場合、6月頃羽化して成虫として過ごす
のは10日程度。7月になる頃には産卵して死んでしまいます。7
月下旬頃には孵化して幼虫になり、何度か脱皮をしながら成長して
翌年の4月頃に土中でサナギになり、6月頃には羽化して飛び交う
ようになります。これが平均的なホタルの一生と言われています。
中には春になってもサナギにならないものもいて、幼虫のままもう
1年過ごすものもいます。その理由に関しては、いずれ機会があれ
ば説明することにしてココでは省きますが、通常は1年で一生を終
えるものとして説明を続けます。

整理すると、1年のうち幼虫として過ごしす期間が約9ヶ月、サナ
ギとして過ごす期間が約1・5ヶ月。成虫として過ごす期間が半
月。卵の状態で過ごす期間が約1ヶ月。ということになり、一生の
大半を幼虫として過ごすのです。そしてホタルは成虫になると水分
の補給しかせず、捕食するのは幼虫の時期だけなのです。

このように考えると、ホタルの成長にとって幼虫の時期がとても長
く、ホタルの成長にとって幼虫の時期がとても重要な意味を持って
いることが分かります。極端な事を言えば、サナギになる寸前まで
育てた幼虫を水辺に放流すれば、土中に潜りサナギになり、順調に
育てば1・5ヶ月後には羽化して舞うわけです。だから、ホタルが
舞う姿を観ることだけが目的の人たちは、4月になるとホタルの幼
虫を放流するわけです。羽化率だけを考えれば一番効率が高い方法
かもしれませんが、定着率を上げることには繋がるとは言えませ
ん。むしろホタルの成長にとって一番大事な時期を自然から切り離
してしまうことで、野生のホタルとは違う養殖ホタルにしてしまう
危険があると考えられるのです。

一度、本来の生態系から切り離されたホタルは、見た目には同じよ
うに見えても、野生のホタルとは言えなくなります。人工養殖した
ホタルは地域集団の遺伝的多様性を失います。ならば他所から採集
せずに、採集した場所に人工飼育したものを戻せば良いかという
と、人工飼育を何世代も繰り返せば地域集団の遺伝的多様性をドン
ドン失い、環境への適応性や病気(細菌)等への抵抗力がなくなる
危険性が強まり、放流しても野生のホタルと交雑する危険だけでな
く、その場所に定着することも繁殖することも出来ずに絶滅するこ
とも考えられるです。簡単に言えば人工養殖したホタルはペットと
同じで、野生の本能や自然への適応能力を失う危険があるというこ
とです。

見た目に違いが分からないから同じではないのです。目に見えなく
ても違いはある。その見え難い違いが目に見えたときは手遅れであ
るのはコモチカワツボのところで書いた通りです。

このような野生のホタルと人工養殖したホタルとの交雑による問題
以外にも、

・地域性の交雑による遺伝学的汚染・遺伝子攪乱
・近親交雑による生態の破壊
・生態系の破壊
・生物多様性の破壊

などが考えられるわけで、ホタルを飼育して放流することで、ホタ
ルそのものに取り返しのつかないダメージを与えるだけでなく、ホ
タルやカワニナを放流することで、別な生物に与える影響も大きい
ということも忘れてはいけません。

別のトピックで、「野生ホタルにするにはある程度自分で暮らせる
ようになってから自然に帰してあげるのがいい。」という意見があ
りましたが、一度自然から切り離し人工飼育=人工養殖したホタル
を放流することが、どれだけ危険なことなのか分かってもらえたで
しょうか。
(2)の続きです。

ではどうするべきなのか、

・現在ホタルが自生している場所の環境を最低限キープすること。
・これ以上、ホタルが棲める場所を失わないようにする。
・むやみやたらに捕獲して飼育したものを放流しないこと。
・放流目的に他所の自生地から捕獲しないこと。
・光害対策を考えること。
・ホタルが棲む小川や湿地の除草作業をむやみにしないこと。

このような事が、自然の中でホタルを増やす事に繋がるのではない
かと思います。もしカワニナが不足しているなら補充することを考
えるのではなく、カワニナが定着しない原因を考えて自然に増やす
ことを考える。ホタルも飼育して補充するのではなく、自然に増や
すことを考えることが大事なのです。

その前に、ホタルのことや地域のホタルの特徴を良く知ること。そ
れすらしないでホタルを保護することなんてできません。ホタルの
事を知れば知るほど迂闊なことは出来なくなるハズです。安易にホ
タルを飼育して増やして放流しようなんて言うのは、ホタルのこと
も自然のことも理解が足らないからだと思います。

今回はここまで。
文字化けの件,ご指摘ありがとうございます。

さっそくご質問です。大変重要な問題だと思いますので,あえてお尋ねします。
養殖ホタルに関するお考えは,ご自身のご経験から導かれた結論なのでしょうか?
なにか,実験や調査をなされて,そういうデータをお取りになられた結果なのでしょうか?
上記の確信に至った経緯といいますか,根拠といいますか,詳しい情報,データ
等を教えていただけませんでしょうか。詳細を皆様にお伝え頂き,その上で,
お話をお聞きになった皆様が個々にご判断されるのがよろしいかと存じます。

特にインターネットと言う特性上,記事を読んだ方がその内容が正しいか,
そうでないかを,充分理解できないままに,鵜呑みにされてしまうことも
多々ありますので,このコミュではそういったことが極力起こらないように
したいと思っていますので,ご協力お願いします。

また,私の個人的な意見ですが,生物学的には,野生のホタルと人工養殖した
ホタルにどんな違いがあるのかを証明するのは困難だと考えておりますが,
ぜひ,そのご意見に至った生物学的根拠をお聞かせ頂きたいです。
よろしくお願いします。
横スレ失礼します。
すいません、OSと機種は別物ですよあせあせ(飛び散る汗)OSはソフトウェアですから・・・。
機種というのはPCの種類のことです・・・
ではさっぱりな方もいるのでここいらで雑学に入ります。
機種・・・大昔まではリナックス、一昔でマッキントシュ。最近はマッキントシュorウィンドウズ
OS(オペレーティングシステム)・・・マイクロソフト社が開発したソフトウェアで最近はほぼXPかVistaです。
ですから機種依存とはマッキンシュの人がウィンドウズ使ってる人の文字を見たら化けたり、その逆もしかりということなんですあせあせ
もし気になる場合は自分でエンコードしたらいいって言う話しですので、大した問題ではないと思うんですがどうでしょうか?(一応サイト持ってる人間ですのでそっち方面にはちょっと詳しいのであせあせ(飛び散る汗)
今までご意見を聞いていて、どちら側の意見も至極的を射ていて考えさせられる事がありました。


保護に対して単純に数を増やすことが保護ではない。もっともだと思います。
私もかねてからそう思っておりました。


ココからは私個人の意見です。

しかし、このご意見は「バイソンは既に絶滅している」と言う議論に等しいと言わざるを得ません。

ご存知の方もいらっしゃると思うんですが、大開拓時代にやってきた現在のアメリカ人は食べる為でもなく毛皮を取る為でもなく、単純にスポーツとしてバイソンの群れを滅ぼして行きました。当初はもちろん家畜の放牧地としてのお題目がありましたが、結局の所命を奪う事が楽しかったのです。
同様にアメリカ大陸の多くの固有種、オオナマケモノなどといった学術的にも素晴らしい生き物が本1冊分絶滅するに至って有識者も動き出さざるを得ませんでした。この時点でバイソンの数は絶滅を待つばかりになっており、慌てて各地のバイソンを捕まえてきて計画繁殖し、現在はイエローストーン国立公園にて、これまた計画的に数を調整されて種を保存しているのが現在の状況です。


以前の世界的な保護活動の多くは、「種の環境保全」をメインに考えられておりました。
しかし、サイテス(ワシントン条約)が出来た背景、アメリカの愚行から得た現在の保護に関する考えをご存知ですか?

サイテス?に記述があるように今後50年以内に確実に絶滅する種が多くあり、これらは今更環境を整えた所でどうしようもない状況になってしまう多くの種を保全する為の苦肉の策といわざるを得ないでしょう。
サイテスには環境を整え現在野生にいる種を保全するのと同時に、計画繁殖し種が自然に繁殖できるラインまで「保護」する目的もあります。今多くの動物園でベンガルトラや白サイといった、このまま自然に任せたら絶滅する生き物たちが計画繁殖されて、このうちの数種類が既に自然に帰されるプロジェクトを開始しています。


諸外国で有名なのがパンダでしょうか。

有名ではないけれど、この動きによって種の絶滅を免れた種に、アジアアロワナがあります。これは観賞魚や珍味として貴重がられ、一時期は川から絶滅したといわれていました。その後サイテスに加わり管理保全される中で、多くの愛好家が繁殖放流を続け、その数は昨今では危険ラインを脱したのではないかと言われています。

日本で有名なのは朱鷺です。
残念ながら、日本人が危険だと思ったときには既に絶滅は確定した状況でした。
学名ニッポニアニッポンであるにもかかわらず、既に野生の朱鷺は中国に存在するのみで、日本の固有種である遺伝子の朱鷺は冷凍保存されている肉片、卵子を除き完全に失われたのです。


イリオモテヤマネコも、飼い猫によって持ち込まれたエイズや白血病によって種の保存が危ぶまれています。

例えば今後どんなに環境を整えて行っても、人間が持ってきてしまった病気によって種が絶滅する危険は大きいでしょう。




私は、既に人間によって影響を与えられた種は、野生生物として存在するには人間が手を加えるしか現段階では方法が無いのではないかと思います。

その結果多くのことに問題が出ているのも確かです。
知識のない人間によるマングースの持込、カミツキガメの繁殖…



では、一度持ち込まれた生き物を完全に除去する事が出来るのか?
私は、オレンジジュースの中にアップルジュースでも入れて、これを再び分離する技術が開発されるまで不可能だと思います。

その技術(方法)を開発している間にアメリカの轍を踏むことになるでしょう。

私は以前、熱帯魚ショップで働いていた事があります。しかし当時バス釣りブーム等と言うおろかな趣味によって「川に放すからブラックバスを」と言う噴飯物の客が増え、それらと対抗する事に飽いて(会社組織と客)アクアリスト自体に絶望を覚え仕事も熱帯魚飼育もやめました。

残念ながら、こう言う人種もいるのです。

こう言う人にいくら環境を説いても、馬の耳どころか石ころに道を説くのと同じ無為な行為でしょう。



残念ながら、毒には毒をもって制するしかないのも確かです。
だからと言って天敵になる生き物を…と言っているとマングースのような愚行に陥ります。



文字数制限の為続きます。
私がこのコミュに参加したのも、このコミュのメンバーの方が無為に乱繁殖を繰り返してホタルを増やすのではなく、コミュ主様も常々言われていますが「蛍と言うフィルターを通して環境を考える」と言う考えに賛同したからです。

人間はどうしても大きな明りに寄って行きます。
環境は守らないといけない…そうは思っても実際にご褒美が無いと頑張れない大衆意識もあります。こんな時、「川をキレイにする事でこんな風にキレイな景色が見える」と言う目に見えるご褒美があれば頑張ろうと思う人が多くなります。一部の人間が保護に協力してもダメなんです。大衆が協力し、環境を考える1つの問題として取り組める事が重要なんです。
間違っている所は歩み寄り、教える忍耐強さが環境保護には必要です。
頭ごなしに否定しても呆れてみても、いい方向に行かない経験を私は多くしてきました。





さて非常にわき道に逸れてしまいましたが、繁殖放流する事に付いて種の遺伝子の危険性をご指摘されていますが、私はこのご意見は半分当たっていて半分間違っていると思います。
種の遺伝子の変化は、人が干渉しようとしまいと常に起こり続けているのです。

ホタルは今まで交配するのに自家発光を必要としてきました。

しかし、保護放流をしなかったとしても蛍と言う種がこの行為を捨てる事だってありえるのです。


非常に極論といわざるを得ないのですが、生き物はとても弱く、また強かです。
自家発光をしない♂が増えたからと言って絶滅する事は基本的にありえません。この場合は種としての限界の時期だったと…そう考えるのが普通ではないでしょうか?

また、食べている物で発光が変わる…これに対して多分ホタルスキーさんは文献を求めていらっしゃると思うのですが、私も是非その文献を読んでみたいと思います。
ホタルの発光に付いては、まだまだ未開の部分も多く、様々な説が発表されてはいるものの、これといったお話をまだ聞いたことがありません。もしホタルの食べている物で発光が違ってくれば、これはホタルの自家発光に関する重要な学術報告になり、今後のホタルの保護に付いて知っておかねばならない重要な学説です!

もしホタルが、フラミンゴのように食べている物によって発光が変化する(何らかの発光物質を取っている)という論文が出ていればホタルスキーさんでなくてもホタルの発光を科学的に究明し様々な物に流用しようとしている科学者もほってはおかないでしょう。

そうなれば新聞などでも大々的に発表されているはずなんですが…最近新聞を読んでいなくて色んな情報に疎くなってしまっていて申し訳ないです。是非教えていただきたいです。
さて、元々生き物とは1つの種だけではなく多様性をもって有り続ける為に多くの遺伝子を子孫に残します。ご存知とは思いますが、例え一卵性の双子であっても全く同じ遺伝子はありえません。

ホタルの場合、現在いくら自然環境を整えても「ブラックバスやブルーギルは水流の強い所では生息しない」等と言う愚かな考え方、「ウチの○○は♂だから♂しか放さなければ繁殖しない」などなどといった意見によって絶滅の危機にあります。こうなった時、例えば自家発光等と言った行為を失った種が生き延びる事も考えられるわけです。


今後私たちが手を加え、保護しなかったとしてももちろん絶滅などせずに昔どおりの生態系を維持し続けるかもしれません。




それは後々になってみないと判らないのです。
でも、私は朱鷺のように居なくなってしまうのなら、バイソンのように存在するのもありなのではないかと思います。
それが野生生物ではないと仰るなら、既に日本の固有種の多くは野生生物ではないのではないでしょうか?
メダカ然り、鮎やアサリに至るまで当然のように放流が行われています。


しかしそれをしなければ人間と言う種が共生出来ないのです。
守ろうと思う人が居れば壊そうとする人も居て、これらと折り合いを付けるためには保護計画繁殖も必要悪ではないでしょうか。

もちろん外国の種を入れることは絶対反対です。
しかし、何らかの異常気象によって人為的にではなくとも生き物はやって来て繁殖しているのです。
自然的イレギュラーでもって漂流物に付いてやって来て固有種と交配する事もあります。



保護する人が繁殖させた生き物が自然環境を若干変化させているように、私たちの住環境をより便利にする為に河川も破壊され続けています。これを阻止する事は出来ますか?



生き物に真に影響力を無くすには、私たちはその存在自体を否定せねばなりません。
私たちが呼吸をしている事も、極論的には影響があるのですから。



私がホタルスキーさんの様なホタル保護に賛同しているのは、遺伝子の危険性を承知した上で保護しようとしている姿勢なのです。
最低限生物としての影響を抑えて種を保護しようとしている。

育てようという意識が素晴らしいと思っています。




逆に、外来種を帰化生物と呼ぶことに激しい抵抗があります。

「人間の都合で連れて来られて、人間の都合で殺されるのか!」と言う保護団体もありますが、私は外来種はやはり排除すべきだと思います。長くなりましたがこれが私の考え方です。
ホタルスキーさん

なるべく短く簡潔に書ことしても長くなるし、一度で書き終える事
ができるものではないので、「今回はここまで」とさせてもらいま
した。追々、ホタルスキーさんの質問にも答えさせていただきます
が、毎日この件にについて書き続けるわけにもいかないので、少し
時間をください。

取りあえず簡単に答えるとしたならば、地域集団の遺伝的多様性の
問題は「日本ホタルの会」でも唱えていることで、飼育期間が長く
なればなるほど環境への適応性がなくなる可能性があることは、他
の生物などを見ても明らかなことだと私は思います。

私が観察を続けているエリアでも、人工飼育したホタルを放流した
ことが原因であると思われる現象がいくつも確認されています。そ
れらの観察結果が根拠であり、「日本ホタルの会」や「全国ホタル
研究会」から発行された資料、ホタル関連の書籍などで確認できる
こともあります。個々の説明は順を追って出来る範囲で書くつもり
でいます。

> 私の個人的な意見ですが,生物学的には,野生のホタルと人工養
> 殖したホタルにどんな違いがあるのかを証明するのは困難だと考
> えておりますが,ぜひ,そのご意見に至った生物学的根拠をお聞
> かせ頂きたいです。

DNA鑑定のような形で数字やグラフにして証明するのは難しいか
もしれません。しかし、人工飼育したホタルと野生のホタルでは光
り方が違うという学者がいます。人工飼育したホタルと野生のホタ
ルでは、幼虫がサナギになる為に上陸する時期に違いがあるという
観察記録を見せられた事もあるし、羽化する時期に違いが見られる
ことも確認されています。育った環境が違えば色々な影響出るのは
当然のことで、このような個体差として処理するのはどうかと思う
ような違いを複数確認できることも根拠の1つになると思うし、こ
のような違いが、人工飼育したことが原因ではないと断定できない
のに無視するのはどうかと思います。


ナオさん

文字化けは自分でエンコードすることによって直すことも可能であ
ることは知っています。そのようにして直した経験もあります。し
かし、私の経験からするとエンコードすればいつも直るとは限らな
いのです。なぜ、直るときと直らないときがあるのか分かりません。

機種依存文字を使うと文字化けするから使わないというのは、ネッ
トマナーです。文字化けしたってエンコードすれば直るからいいじ
ゃないかと言う単純な問題ではなくて、どんな環境でアクセスして
いる人でも、差がなく同じように見ることができるように互換性を
意識することは大事な配慮だと思います。


少しさん

パソコンに向っていられる時間に限りがあるので、簡単に書かせて
もらいます。

> 種の遺伝子の変化は、人が干渉しようとしまいと常に起こり続け
> ているのです。

その通りですね。自然が自然と変化していくこともあるし、人が不
自然に変えてしまうこともあります。人が変えるということにも、
無意識に変えてしまうことと、コモチカワツボを異常繁殖させてし
まったことのように、無神経に人が自然を変えてしまうということ
が考えられると思います。これを全部同じように考えてしまうのは
どうかと思います。

> ホタルは今まで交配するのに自家発光を必要としてきました。
> しかし、保護放流をしなかったとしても蛍と言う種がこの行為を
> 捨てる事だってありえるのです。

これは面白い考えで、人が光害を増やしゲンジボタルやヘイケボタ
ルの棲む場所を奪い続けていったら、光る事を止めて、夜行性であ
ることも止めて、汚され続ける水辺からも離れて森の中で暮らせる
ように変化して絶滅を逃れる術を見つけるかもしれません。

現在でも幼虫のときは光るのに、成虫になると光らなくなり昼間飛
び回っているホタルがいます。もしかしたら、このような特徴があ
るオバボタルは、ゲンジボタルやヘイケボタルよりも一足早く変化
しているのかもしれないと考えると面白そうです。

> 例えば自家発光等と言った行為を失った種が生き延びる事も考え
> られるわけです。今後私たちが手を加え、保護しなかったとして
> ももちろん絶滅などせずに昔どおりの生態系を維持し続けるかも
> しれません。

だからと言って、人が自然や生物に悪影響を与え続けて良いという
ことにはなりません。悪影響を与える行為は何とか減らさないとい
けないと思います。
9の続きです。

> もしホタルの食べている物で発光が違ってくれば、これはホタル
> の自家発光に関する重要な学術報告になり、今後のホタルの保護
> に付いて知っておかねばならない重要な学説です!

> そうなれば新聞などでも大々的に発表されているはずなんですが
> …最近新聞を読んでいなくて色んな情報に疎くなってしまってい
> て申し訳ないです。是非教えていただきたいです。

昨年、コモツカワツボの異常繁殖が話題になったとき、光量に影響
が出るということが、新聞やテレビで放送されていました。そのと
き、コモチカワツボにはマグネシウムなどのゲンジボタルが必要と
するミネラルが欠落しているので光量が落ちると報じられていまし
たよ。

(引用文の改行位置を変更しました。)
ネットマナーですか?それなら短大時代からずっと長くして来て知ってますよ?
*荒らし行為をしない
*他人を中傷しない
*hpにいたっては相手のPCの負担を軽くするためになるべくフラッシュやJavaアプリ等を使わない。
ついでに日本語エンコードっていうのは三つあります。(さっぱりな人がいたらいけないために)
1つ、Shift+Jisコード
2つめ、EUCコード
3つめは昨夜知りましたがISO+2002とかいうの
SJIS、EUCコードで直らない場合タイテイがUTF−8っていうコードで直ります。
私的にも困ってるんですけどね、アップロードしたら文字化けしてしまう〜げっそり
いくらがんばっても直らねー!!っていつも心で叫んでましたしね。
コッチで直らないなら鯖を扱ってる知り合いに直してもらおうって事になって向こうで直してもらいました(´。・ω・。)
個人的に思うのですが、だれがどんなスペックでどんな機種を使っているなんて分かりませんよね?
ここからは私の経験談です。
TalesWeaverというネットゲームがあります。
とあるキャラで「スラッシュクラッシャー(だったかな)」とう技があり、これは使うと周りが重くなり固まります。それで私は「お願いだからSC(↑の略です)使わないでください、重くなるので」って頼んだことがあります。言われたことはただひとつ「それはあんたのスペックが低いから固まるんだろう、嫌だったらスキル最小にしたらいいじゃないか」それでも重いのです。でもよく考えてみたらひとつ言えることがありました。「そのキャラはそういう戦法のキャラなんだ、重いから使わないでくれって言うのはつまりそのキャラに戦うなって言ってることじゃないか、自分の一方的な押し付けだ」と。だったらどうすれば良いのか結論は簡単です。「我慢するしかない」です。だってそれに一々「使わないで、使わないで」って角を立てて言ってて楽しいですか?相手を不愉快にさせるだけでなく自分自身嫌な思いしますしね。だから私は「言わないし。近寄らない、さらに我慢する」を選びました。そうすればもめることもないし楽しくネットゲームできますしね。
私文章書くの本当に下手なのでうまく伝わるか分からないけど言いたいことは全て書きました。
このコメントに関してもこれ以上は言いません。これ以上やり場の無い惨めな思いしたくないので(汗
あ、そうそう一つだけ自然を守れる方法有りますよ。ただしかなりの殺し文句ですが。ホタルやレッドライン生物をまもるんだったら「私たち人間が先にとっとと全滅しちゃうか宇宙にいっちゃえば早い事なんですよ(苦笑)そうすれば森林破壊は止まり川も汚れない排気ガスもでない。」そうすれば自然は戻ってきますよ。完璧にね
>コモチカワツボにはマグネシウムなどのゲンジボタルが必要と
>するミネラルが欠落しているので光量が落ちると報じられていましたよ。

この話は知っています。
しかし,この話は,研究報告レベルの内容ではなかったでしょうか?

ちなみに,既にご存知のことかと思いますが,
私が先にあげた「ちりぼたん」も文献位置づけとしては「論文」
ではなく「研究報告」です。(日本貝類学会の論文誌名は「VENUS」)
>育った環境が違えば色々な影響出るのは 当然のことで、このような
>個体差として処理するのはどうかと思うような違いを複数確認できる
>ことも根拠の1つになると思うし、

おっしゃることはごもっともだと思います。
今の段階では判断いたしかねますので,その複数確認の観察結果,ならびに
内容の詳細を拝見してから,改めてコメントさせていただきたいと思います。
ただ,気温や気候,温暖化などの外的要因が複合的に関係していることも
考えられ,一概に断定する段階にはまだ至ってないように思われます。

>このような違いが、人工飼育したことが原因ではないと断定できない
>のに無視するのはどうかと思います。

もちろん,このような違いの原因究明に関して,人工飼育の可能性を無視する
ことはできませんし,そこは充分検証されるべき点だと思います。しかし,
それが人工飼育が原因だと特定できないうちは,人工飼育が原因だと断定される
ようなご発言をされるのも,いかがなものかと存知ます。

コメント2で「人工養殖したホタルは地域集団の遺伝的多様性を失います。」
とおっしゃっていらっしゃったのが,気になっておりましたが,
「失うという研究報告がある」と言うのであれば判ります,しかし「失います」
では,そうであると断定なさっていると誰もが思うのではないでしょうか。

このコミュでは,正しいことを,正しく伝えることを基本としておりますので,
学術的に確定していないような内容や,まだ研究過程の内容については,
あくまで1つの参考事例として紹介しております。表現についても細心の注意を
払い,出来るだけ誤解がないようにし,誤解が生じた場合は,補足を加えるよう
にしています。先ほども,マスコミで報道されたとのお話で「これは研究報告で
はなかったでしょうか?」と申し上げましたのは,ここでも,多くの自然科学系
の研究者がなさっているように,論文と研究報告を明確に分けて扱っており,
その引用の仕方も明確にして,誤解がないようにしているからです。

一方で,そういった研究報告があるということを知ることは,非常に大切な
ことで,それを踏まえて在るべき姿を模索していくという方向は,好ましい
ことだと思っております。駄文ですが,主旨をお汲み取りいただければ幸いです。
コモチカワツボによるゲンジホタルの危機は現実的に感じますね。
カワニナとコモチカワツボの共存などありえず、コモチカワツボがカワニナを駆逐してしまいます。
ここ長野県の中信地区では、コモチカワツボ最初の発見から5年くらいであっというまに各地域に蔓延してしまいました。

外来の巻き貝「コモチカワツボ」 飯田下伊那で分布拡大
http://www.shinshu-liveon.jp/www/topics/node_207371

長野県の南部のほうにも爆発的に分布拡大しています。
水鳥がコモチカワツボを運ぶ可能性も指摘されています。


コモチカワツボの拡大はすごいようですね。厄介なことこの上ないですね。水鳥に飲み込まれて、そのまま消化されずに排泄物と一緒に出てきたなんてことも十分考えられそうですね。

一時問題にされていた、松本の庄内水路のコモチカワツボの増殖具合はどうですか?ヘイケによる捕食で増殖が抑えられている傾向などは見られませんか?

信大理学部で、興味深い実験をされているようですね。ヘイケの幼虫にコモチカワツボを食べさせて、幼虫の光量を測定した結果は、大きな違いが見られなかったとか。…せっかくここまでやられたのなら、できれば幼虫を羽化させるところまで継続したうえで、全体としての結果を出していただけたら、かなりインパクトの強い結果が得られたでしょうに…ぜひ続きを検証していただけることを期待します。
  ↓
【参考論文】
外来種コモチカワツボがヘイケボタルの成長と発光に及ぼす影響
http://www.shinshu-u.ac.jp/group/env-sci/Vol34/paper2012/34-15_Hase.pdf


>カワニナとコモチカワツボの共存などありえず

さすがに、カワニナと共存するのは難しそうですね。食性も生息域も同じとなれば、強い方が残るのは容易に想像できます。コモチカワツボを捕食する生物がいなくて、カワニナとコモチカワツボだけが存在している中であれば、コモチカワツボはドンドン増え続け、カワニナもいなくなるでしょう。

一方で、コモチカワツボを捕食者とする生物であるヘイケが増えた状況下ではどうでしょう?生態系のピラミッドの中で、コモチカワツボの増殖は一定数まで抑えられるということはありませんか?松本のヘイケ水路は、まさにその検証の場としての、生きた資料かもしれません。

また、ゲンジとコモチカワツボの関係では、宮崎県小林市出の山公園というところでは、コモチカワツボとマシジミ(?!)を食べて生きているゲンジが自生している話を聞き、驚きました。このことを報告した論文もあるようですが、残寝ながら、まだ内容を確認できていませんし、この話も聞きかじりで、どこまで信憑性があるか判りませんが、ここでのコモチカワツボの移入は相当古く、上流にある水産試験場でニュージーランドから輸入された養魚用の魚の卵の容器に付着して来たらしいと言われているようです。ここでは、カワニナもいないのに養魚池の下流で蛍が異常発生したことがあり、調査したところ、コモチカワツボが発見されたとか…。さらに面白いことに、コモチカワツボの生息はこの周辺だけで、近隣の他地域で見られないそうです。特に隔離しているわけではないようなので、これも、もしも本当ならば、興味深い現象だと思っています。

この流域で捕食者と被捕食者の関係が拮抗しているのではないか、先ほど言ったようなことが、この流域ではすでに起こっているのではないか、そこに細々ト生息していた在来のホタルの幼虫が、外来生物であるコモチカワツボの生物天敵になっていて、自らも繁殖しつつ、外来生物のそれ以上の増殖をコントロールする結果になっている可能性も、もしかしたらあるのではないか?という仮説を視野に入れています。

1つや2つの事例だけでは、到底、確信に至るものではありませんが、農学で言う総合的病虫害管理の観点を、いろいろな方面に応用する意味でも、注目する価値はありそうです。

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