賢者への道コミュの一期一会

｢一期一会｣の語源は、
“茶会に臨む際は、その機会を一生に一度のものと心得て、
主客とともに互いに誠意を尽くせ”といった、茶会からの
心得のようである。

たしか、利休の弟子であった“宗二”の｢山上宗二記｣には、
｢一期に一度の会｣とある。｢一期｣と｢一会｣をそれぞれ辿ると、
｢一期｣は仏教用語で人が生まれてから死ぬまでの間を意味し、
｢一会｣は主に法要などでひとの集まりや会合を意味しており、
仏教とも関係の深い言葉です。

出会いがあれば、家族でさえ必ず別れがある。
人生そのものが出会いと、別れの繰り返しと言っても過言でない。
この広い世界の中で出会える人には限りがあります。
直接会う人、またブログなどのように間接的に出会う人と
様々ですが、いずれにしても限度があります。

この限られた人と、何かコンタクトを取ることは
全くの偶然だろうか････と、ふと考えてしまう。
それは偶然という言葉では片付けられない何か
運命的なものさえ感じるのは私だけでしょうか？

ミクシィの参加者もたくさんの人が登録されている中で
このようにコミュニケーションをとれること
これも“一期一会”と思えてならない。
明日はもしかして、メッセージのやりとりが出来ない状況に
ならないとも限りません。

会える人たちには何かご縁があり、ミクシィをかいしてやり取りが
あるわけです。最近、この｢ご縁｣というものを
良く考えるようになりました。

私を含め多くの人は、多くの人と会い会話を交わしています。
しかし、全ての人が｢その人の素晴らしさに気づき･発見｣して
いるかと問えば、それぞれ違うと思うのです。｢おろかな人は、
出会えた縁に気づかず、凡人は気づいても活かさず、
達人はチョットした縁も活かしてしまう｣と言われています。

そのような様々なことを考えれば、
このミクシィを通じてコミュニケーションをとることも
すべて“一期一会”に通ずるものがあり、
今、この日、この時間、出会える限られた人達を
本当に｢大切にしたい･大事にしたい｣と強く思っています。

限られた人生で会える人たちに感謝し、
この出会える人たちに誠心誠意、良かれと思う
精一杯のことをしてあげたい。また、積極的に
素晴らしい多くの人に出会い、そして多くの感動を得たい。

様々な書き込みからも改めて感じた次第です。
これも｢一期一会」に感謝です。