ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

小林秀雄 (批評家)コミュの文章が美しいのは、言葉が美しいからである

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
文章が美しいのは、言葉が美しいからである

 日々、言葉を選び日記を書く中で、日本語の言葉に風景が、たくさん入っているように思います。その風景は、それぞれの生きてきた歴史が積み重なり、言葉自体が輝く存在に思えてきます。
 
 昭和の批評家、小林秀雄の言葉を読むと、「芸術」、「文学」の゛美 ゛について、相当探求していたことが、本を読む中で感じます。その一端がしたの文章ですが、人はやはり自然の一部であることが、理解できるような感じを受けます。


(本文)
 人間は、一枚の紅葉の葉が色づく事をどうしようもない。先ず人間がどうしようもない自然の美しさがなければ、どうして自然を模倣する芸術の美しさがありましょうか。

 言葉も亦(また)紅葉の葉の様に自ら色づくものであります。ある文章が美しいより前に、先ず材料の言葉が美しいのである。

 例えば人情という言葉は美しいか、道徳という言葉は美しいか。長い歴史が、これらの言葉を紅葉させたからであります。
        (「文学と自分」13‐147)

 家庭教育、学校教育、様々な場面で語られる言葉と自然を合わせながら、人は想像して生きているように思います。人の人生は、物語づくりと言った人がいます。
 自分の人生の自然の存在、これは逆で自然の中で人はどう生きて来たかから振り返ると、美しい人生の物語が作れるのかもしれません。

>「人情」、「道徳」、「誠意」、「敬意」、「愛」

 人々の心を育てるような、言葉は世の中でたくさん使われると、殺伐とした社会に潤いを与えてくれるように思います。

*参考資料:小林秀雄語録「人生の鍛錬」

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

小林秀雄 (批評家) 更新情報

小林秀雄 (批評家)のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング