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小林秀雄 (批評家)コミュの天才はむしろ努力を発明する

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天才はむしろ努力を発明する


 本当に才能のある人は、才能を持つ事の辛さをよく知っている。その辛さが彼を救う。併し、そういう人は、極めて稀だ。才能の不足で失敗するより、むしろ才能の故に失敗する、大概の人はせいぜいそんな処をうろうろしているに過ぎない。(『カラアマゾフの兄弟』14−113)


 天才とは努力し得る才だ、というゲエテの有名な言葉は、ほとんど理解されていない。努力は凡人でもするからである。然し、努力を要せず成功する場合には努力はしまい。彼には、いつもそうあってほしいのである。天才はむしろ努力を発明する。凡才が容易と見る処に、何故、天才は難関を見るということがしばしば起るか。詮(せん)ずるところ、強い精神は、容易なことを嫌うこらだという事になろう。(「モオツァルト」15−73)

コメント(1)

こんにちは、
小林秀雄を検索していたら、ここにきてしまった。

「努力」と言ってしまうと、何か冷淡な感じがします。
「集中が持続する性格」と言えばいいか、
しかし、それが続くと見えている景色が変わってくる。世界観も変わってくる。
「極め人」とか、「極端な思考の持ち主」とか、「こだわりの人」とか、
まあ、普通の人からすれば、近寄りがたくなる。
勿論、程度の差でしかないのですが・・・
多分、宇宙人じゃないでしょう・・・。
「天才」という言葉も、実は意味不明で、
近年流行の「アスペルガー」と同じ様な気がします。
アインシュタイン、スティーブ・ジョブス、・・・ある意味ではイチローもそうかもしれない。
病的というには、勿体無いだけの話です。
社会人としてのバランスには不安があるとは思うけど、素晴らしい人でもなければ、ダメな人でもない。ちょっと変わった人。
強いられる努力は苦痛でも、やめられない努力は楽しいのでしょう。
本当は頭が下がるようなことは何もしていないのでは・・・?
努力という言葉も変だし、苦痛ならやめればいい。でもやめない。
社会的なフィルターを通すと、どこか変な評価になってしまう。
大抵のことは、本当は、ちょっとの違いでしかない。
子供達には、楽しいはずの勉強も苦しいものになる。・・・場合もある。
私は酒飲みだから、多分、酒飲みの天才です。
しかし、これでは社会は評価してくれない。
理由はわかるが、悪人とは思えないし、誠に残念です。

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