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TBS-Blend the Time-コミュの第11.8話 平和のために その2-繋がり-

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[マリア家]

けい「すみません、作戦に入る前に・・・ヴァリスさんの処分について議論したいのですが・・・。単刀直入に聞きますが、貴方はリヒタルゼンが手回しをしたスパイなんですか?

ヴァリス「・・・。

マリア「・・・夫のジェフさんから酷い仕打ちを受けていたことは近所の人から聞いていたわ。その仕返しに・・・という訳なの?

カーノ「正しい聞き方をすれば、貴方があのジェミニを連れてきたんですか?・・・夫が死んでも苦じゃないと思っていたのですか?


ヴァリス「・・・私は自由になりたかった。あのリヒタルゼンの連中や、ジュノーの呪縛。色んなプレッシャーから逃れたかった。でも、あのジェミニや押しかけて来た連中を呼んだのは私ではないわ。むしろ、今では奴等に抗うつもりでいます!

フェル「事情は色々と知っているが・・・何か証拠でもあればありがたいのだが・・・。


ヴァリス「ペロリンさん、私達がウチの家を出た後に盗聴器が仕掛けられていたと話してましたよね?あの時も私は何もしてなかったんです。夫が盗聴器を仕掛けたとしても、護衛の貴方すらも嫌がっていたあの人に、他に頼る人がいるようには思えないのですよ?

ルミナス「おいおい!?ということは・・・弟のマットの野郎が奴等とグルって訳かよ?朝を迎える前に本を誰かに渡す気なんじゃねぇのか!?( ̄▽ ̄;)

マリア「いえ、考えにくいわね・・・。あの二人、ジェミニを倒すことに積極的に協力していたわよ?あれがもし・・・私達の目を誤魔化す芝居だとしたら分からないけど。

テン「弟の妻のリタはどうなんだ?アイツはジェミニがいるにも関わらず、ジェフを追って突発的に中に入りやがったが・・・?

ヴァリス「弟さん夫婦は昔から仲良しなんです。お互いを大事な存在だと思っています・・・、そこが難しいところなんですが・・・。

フェル「・・・ヴァリスさん、貴方リヒタルゼンの連中に何か手術なんかは受けてないのか?たしか・・・JOBギルドには所属してないはずの貴方がストームガストを使ったと聞いたが?強化まがいの手術を施されているはずだ。

マリア「そ、そういえば・・・。貴方は自分でも戦闘は出来ないと言っていたはず、私も知らなかったわ!

すず「あんなのがどうやって一般人に使えるのかは確かに疑問ですね。見た目はほとんどWIZの魔法だったんだよ?


ヴァリス「・・・はい、そうです。たしかに、強化の手術を受けて・・・魔法だけじゃないんです。暗殺術やアカデミーで習った気孔術なんかも習得しているわ。でも、実際に使ったことなんて・・・さっきのが初めてなくらいよ。

フェル「そして・・・貴方の体には発信機や盗聴器が埋め込まれていると言う訳か。

グラン「な・・・!?人の体に盗聴器!?今のこの会話も!?

ヴァリス「・・・えぇ!!?

フェル「いや、今は反応は無いのだが・・・家の方に何か仕掛けた覚えはないですか?

ヴァリス「仕掛けただなんて・・・覚えにないし、そんな命令もなかったです。

テン「いや、調べる価値はあるな。家での会話は大きな利用価値になると思うぞ?

ハイライト「俺とテンさんで後でそっちを調べてみるか?


けい「・・・話しをまとめると。ヴァリスさんはたしかに、リヒタルゼンの手配したスパイだった。だが、本心でその命令を受けていた訳では無かった。そして今回のジェミニの件にも一切関与していない。連中が貴方を黒幕として見せ付けていると?


ヴァリス「・・・そうです。

フェル「奴等の情報をもっと知りたい。たしか、科学者スコットが最近になって『ネクロマンス』と言う術を発見して、その上級魔法のあの禁断書を欲しがっていたとは聞いたが?

ヴァリス「スコットさんがたしかにネクロマンスを発見したわ。でも、実際その古代魔法を使おうとしているのは別の人物よ。

グラン「科学者を利用しているもっと上官の黒幕がいるって訳なんだ?

まりん「どんどん一般人の域を離れて行ってるね?


ヴァリス「まず、そのスコット博士の研究を全面的にバックアップし、資金を投資して自分のために研究させていたトップの男の名は、シン=J=ヒストリー。マリアちゃんも同い年だし知っているはずよ?


マリア「あ〜ぁ。あの御めでたい学歴坊ちゃんね?アイツ最近見ないからそこらで親の遺産を使い尽くしていると思ったわ・・・。

すず「ミドルネームのJって・・・?

ヴァリス「あら、知らないかしら?ジュノー出身者には全員がミドルネームに『ジュノー』を名づけられるのよ?マリアちゃんのミドルネームも『J』なのよ?

マリア「私はエリートだとか特別扱いされるのが嫌で伏せているわ。実際、シンの奴も『魔法も使えないJの民』とバカにしてきた事もあったわ。

ルミナス「ほっとけ!お前の剣の才能に嫉妬してるだけだろ?w


ロック「シ・・・シン!?まさか・・・アイツか!?

カーノ「エックス君も知ってるのかい?ジュノー出身者だしね?(未来にもいるって訳だね?)

ロック「はい・・・。彼の研究は人の命を何とも思ってない研究だとは知っています。たしかに世界平和のためではあるんですが・・・俺の知ってる範囲でも、俺の仲間である人までもが実験体となり、命を落としてしまいましたよ。(そして、シン自体も死んだけどね・・・)


フェル「ヒストリーか。俺もよく知っている。奴の親父が生きている頃に少しばかりお目にかかることがあった。

マリア「彼の父親は・・・あの失われた国『グランド・エム』の役員だったんですよ?そんな場所に用があったんですか?


テン「グランド・エム・・・!?あそこの名前が出てくるだなんてな・・・。

すず「す、すみませ〜ん?そのグランド・エムってパッチはいつ来るんですか?w

マリア「・・・私もあまり詳しい話しは知らないんだけど。たしか、ジュノーと肩を並べる程の古代魔法を研究していた国なのよ。

ヴァリス「そう。でも、ある日・・・突然と消滅してしまったのよ。王宮や城下町を含めて全てね。

フェル「そのグランド・エムには元々ジュノーの住人だった人々が多かった。彼等はジュノーの正統な古代魔法の研究に反対していた野党の集まりだった。まぁ、分かりやすく言えば、自分達のやりたい研究を出来る国を自分達の手で作った訳だ。

テン「そして、グランド・エムにまた派閥争いが起こった。その王宮とは真逆の位置の海辺に、その人達はまた王宮を作った。それが後に悪魔の城と名づけられるようになった。つまり、この海辺に移った人々は邪悪な古代魔法を使いたがっていた人達だ。

グラン「テ、テンさん!?なんでそんな事を知っているんだよ!?俺、テンさんの過去をあまり知らないけど・・・どういうことなの?


テン「俺は昔、そのグランド・エムの正統派の人物のボディーガードをしていた。悪魔と呼ばれた人達の古代魔法には人の命を使うモノが多いらしく、当時人さらいが流行っていたんだ。

ルミナス「おいおい・・・その国が存在していたのって、たしか10年位前だぞ?そんな若い頃からかよ?

テン「俺は剣術大会でスマイルに憧れていたからな。あの試合を見てすぐに、人を救う力を求めて、自分を痛め付ける覚悟を決めてアサシンクロスへの転職を目指したからな。


フェル「・・・なるほど。グランド・エムの役員のボディーガードをしていたのか。それなら、ルミナスが試合で負けるのも頷ける。

ルミナス「ちぇ!サ〜センでしたっ!( ̄д ̄)

すず「何か色々とややこしい話しが混ざってしまったけど・・・。とにかく、そのシンって奴の親父さんはグランド・エムのどっちに所属していたんですか?

フェル「あぁ、正統派の方だ。あまり頭の冴えない奴だったがな?その息子のシンもあまり冴える奴では無かったんだとは思うが?

マリア「そうですね。学校でもジュノーに反した家庭の子だとイジメられていたそうです。その割りに性格は頑固で自己中心的。かばいようの無いまま、孤独な研究をしていたらしいです。父親の死もあまり彼は動じることは無かったみたいで、むしろ父親みたいにはならない、偉大な学者になると・・・コケ落としていたそうです。


ヴァリス「その、人を見返す反骨心で彼は膨大な古代魔法の数々を手に入れたと言っています。どんな魔法なのかは私も知りませんが・・・『もうじき俺を笑った全ての奴に、土下座をさせて拝めさせれる力をも手に入れることになる』・・・とまで言っております。

マリア「は?無理無理。アイツには器が足りないわよ。自分を神だと言うつもりなのかしら?

女騎士「奴はマリア様をドブネズミ扱いしてましたしね。『騎士団にいるだなんて、血が泣いている』と・・・。


ロック「俺・・・そういう話しを聞いたことがあります。

けい「はい、次はエックス君のターン!ヽ(゚∀゚)ノ

ロック「はい、すみません。彼の部下にあのジェミニがいたことを俺は覚えています。そして、俺の大事な先輩も彼の実験の強化に魅了され・・・結果は人の姿では無い状態で死体として発見しました。

グラン「エックス君、ゴメン・・・それいつの話しだい?かなり悲しい話だと思うんだけど・・・。

フェル「マリアの過去に似ているな?あの事件の前後か?

ロック「俺の話しは後でペロリンさんとマリアさんに詳しく話した方が良いですね。すみません。つまり、シンは俺の知っている中でも平和の偽善者だと言うことなんです。


ヴァリス「話しが飛んでしまったけど、続けますね。トップにそのシン。そして、さっきの連中の名前が『カラス』。カラスのリーダー各だった、特殊拳銃使いの『クロウ』。アイツ等は全員がアカデミーで科学力により、ヴァルキリーのJOBに近い力を使うことができるわ。しかも、ヴァルキリーの加護を受けてない代わりに『生命体エネルギー』を解放することにより、JOBギルド出身者よりも膨大な力を発揮出来るらしいです・・・。

まりん「ダメだこりゃwそのパッチはいつですか〜?w

ハイライト「生命体エネルギーだと?クルセ系が使う技もそういうのがあるが・・・?

ヴァリス「・・・難しい話しなので、私もあまり知らないんですが・・・彼等が本気になればJOBギルド出身者よりも1.5倍の力は軽く出せると・・・シンは何回も口走っていました。彼の研究は正確な数値を出していますので侮れないです。


だねこ「何か・・・未知の相手だね?ますます、あの本を渡しちゃいけない事がすっごく分かったよ。

マリア「だいたい親の教育がなってなかったのよ!私が2・3発シバキを入れてやるわ。昔から人を見下すあの素振りが気に入らなかったのよ。

ロック「(俺の時代もそういってケンカしていたよ・・・。)

ルミナス「親から代々、反抗の血が流れているんだな?しかし、やることが危な過ぎる困った坊ちゃんだぜ・・・。


マリア「ヴァリスさん・・・分かったわ。これからヴァリスさんの身柄は騎士団で預かりましょう。どういう罪に問われるかは、私にも分からないけど、これ以上の罪を着せるわけにはいかないわ。

ヴァリス「・・・・。


カーノ「よし!では私のポタでみんなをプロンテラに送りますね?で、ペロリストさんの孤児院まで二人を送れば良いんですね?

フェル「その前に・・・エックスに話しがある。

ロック「・・・はい。

カーノ「おおっと、私もその話しに同伴させてもらいます。彼の保護者として、いいですね?

マリア「私もですね。

フェル「うむ。みんなはすまないが、他のみんなは先に現地に行っててくれ。


すず「私達もすっごく気になる話なんですけど・・・?

テン「俺とハイライトさんは、ジェフ家の探索に向かおうか。

ルミナス「今の内に逃げれるチャンスだ・・・w

グラン「俺も聞きたいんだけど・・・良いかな?

カーノ「ちょっと極秘になるね・・・。みんなは先にたまり場に行って、何気な〜く護衛をしててくださいなw

グラン「・・・むぅ、仕方無い。みんな、先に戻ってようか!俺の家あたりでかくまっておこうかのヽ(゚∀゚)ノ


マリア「くれぐれも大きな騒ぎにならないようにね?

カーノ「そんじゃあ、ポタ出すよ〜!それヽ(゚∀゚)ノ

<ピカーン!>

すず「エックス君、また後でね〜!

だねこ「お尻、掘られないようにね〜!w

ロック「お尻を掘る・・・どういう意味なんですか??( ̄▽ ̄;)


<ピューン!>


・・・・。

フェル「よし、早速聞くが・・・エックス。お前は何者なんだ?

ロック「(チラッ)

カーノ「(コクンッ)

ロック「俺、実は・・・未来から来た、マリアさんの息子なんです。

フェル「み、未来から・・・来た!?

マリア「わ、私の・・・息子!!?


ロック「みなさんが思っている疑問はこれで全て解決するはずです。ただ、この異次元移動禁止法は・・・本来使ってはいけない技なのです。理由は言わなくても分かると思いますが、文明や歴史を大きく変えてしまうからです。

マリア「カーノさんと親身なのは、時の神の術を使ったことで、現代の時の神と何らかのやり取りをしていたと言う訳?

カーノ「時の神の定めとして、異次元移動をしてきた異次元者を排除するというモノがありまして。まぁ、簡単に言えば『時の神の使命を受けてない者がもし時代を超えて来た場合には、即処分せよ』と言うものがありましてね。彼は未来の時の神の使命を受けてこの時代に来ている訳です。

フェル「・・・未来の時の神が望む事とは何だ?なぜ、こんな過去に用があると言うのだ?

ロック「実は・・・ソウルと言う神界の一人が・・・。かくがくしかじか・・・・


・・・・。



ロック「・・・そして、俺が産まれる前に大半の地上の人々は殺されてしまいました。

マリア「神界の奴が12人の使徒を使い世界をメチャクチャにする・・・か。それはすごい未来ね・・・。

フェル「そして、未来の時の神の命を絶ち、時の止まった世界に変えて・・・崩壊させる。

カーノ「一兄も大変だな・・・。本当に一刻を争うね。

フェル「腕を上げに来たと言っているが、お前の中に誰の魂があるのか・・・それが的中していれば、それほど時間はかからないだろうが・・・今は緊急事態だからな。少し落ち着いてからにした方がいい。


ロック「・・・俺の話しを信じてくれるんですか?

マリア「まぁ・・・それが一番ベストな答えね。カーノさんまでもがウソをつこうとした理由もそれに当てはまるわ。しかし・・・驚きね(っ・ω・;A


ロック「ペロリンさん、貴方の名前を教えて頂けますか?・・・多分、俺の世界ではもう死んでしまったんだと思いますが、聞いておいた方が俺もスッキリするので。

フェル「俺の本名はフェルナンデス。昔、スマイルと言う名前で剣術大会に出た事がある。

カーノ「うへ!?テンさんが言ってた、憧れの人って・・・貴方の事なんですか!?( ̄▽ ̄;)


フェル「だが、忘れるな。俺は極悪人だ。・・・誰かにこの名前を喋らないでくれ、絶対に。カーノも頼むぞ?

カーノ「うわ〜・・・隠し事マジで苦手なんですけど・・・・゜・(PД`q。)・゜・


マリア「エックス君、もしかして貴方の名前って・・・ロック?

ロック「・・・え!?なんで分かるんですか!?


マリア「これで信じれたわ!私の血筋の大地の魔法を使えることに因んで、たくましい者をイメージしたのよ!そんなこと未来の私も言ってなかった!?

ロック「おお!?言ってましたよ〜!すごいなぁ〜!?(≧∇≦)


カーノ「・・・やれやれ。時の神の使いじゃなかったら、こういう事をしている時点で死に値するよ・・・。

ロック「あ・・・す、すみません!orz

マリア「何ですって!?固い神ねぇ〜?殺るなら私から殺りなさい!その時はアンタも道連れにニブルに送ってやるわよ!!


カーノ「ま、マリアさん・・・テンション上がり過ぎ!!( ̄▽ ̄;)

フェル「そうか・・・未来からの使者か。これで俺の頭もスッキリした。

マリア「ロック、これから派手な戦いが待ってるわよ!私達親子の力、とくとシンの奴等に見せてやるわよ!!

ロック「はい!!剣術の指導、よろしくお願いします!!


カーノ「はぁ・・・。一兄のためだ・・・まぁアラーモ神様がブリーフで買収されてる時点で、私には裁く理由がないからね。・・・ま、頑張ろうか!!ヽ(゚∀゚)ノ



こうして、4人はプロンテラへと向かったのであった。
古代魔法使いのシン。その部下のカラス達。彼等の恐るべき力を跳ね返す事が出来るのであろうか!?

続く♪

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