ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

TBS-Blend the Time-コミュの第11.7話 新時代-不覚-その6

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
躊躇する暇も無く、ロックに責め寄るグラン・カーノ・マリア。
図書館にて待機する、ハイライト・テン。
ジュノーへバリア燃料を届ける、ルミナス。
リヒタルゼンで暴力沙汰に巻き込まれた、フェルナンデス。

長い夜の幕開けであった!


[騎士団牢屋:最深部]

グラン「・・・。

マリア「じゃあ、早速第1問、聞くわ・・・。

カーノ「(ワクワク♪)


マリア「・・・・貴方の出身地はどこ?

ロック「俺は・・・ジュノー出身です。

グラン「へぇ!?ジュノーなんだ!?珍しいね〜、あんな所の出身なんて!学者さんの息子さんなのかい?

カーノ「(アナタ学者さんだったんですか〜ぁ?w)


マリア「・・・では、第2問。ジュノーの、どの家系かしら?

ロック「家系ですか・・・?マリアさんとは遠い親戚だとは聞いています。

マリア「遠い親戚?具体的には?

ロック「両親は早くに亡くして、ジュノーの施設で育ちました。俺もよく知りません。


マリア「ブブー。残念ながら、その答えはハズレ。

ロック「・・・え!?;゚Д゚)


カーノ「お手つきした時には、上から水が降ってきたりしないのかな!?(≧∇≦)

マリア「ごめんなさい、そこまで気を利かせていなかったわ。


ロック「・・・・は、ハズレとは?

マリア「ジュノーの施設・アマツの施設に聞き入りをしたけど、どこにも貴方の情報は無かったわ。もう一つ言うと、ジュノーの住民票にも貴方らしき名前も無かった。ジュノーは登録数は少ないからね、役員は顔を見ただけでもジュノー出身かどうかすぐに分かるくらいよ?その役員ですら、貴方を知らなかった。さて、また第1問にもどりましょうか?


ロック「でも・・・それは本当の話しなんです。ジュノー出身としか・・・言えないです。

マリア「参ったわねぇ〜?第1問目でこの調子ときたか。このままここで飢え死にする気かしら?


カーノ「マリアさん、予想通りのSッ気だね!グランさんもワクワクかね!?

グラン「俺にはちょっと分からないなぁ・・・エックス君が可哀想かも・・・。


ロック「カーノさん・・・!!(あなた分かってるくせに!俺の苦しみを他人事の様に・・・!!)

カーノ「ククク・・・。ちょっと面白い展開になってきたね〜(≧∇≦)

アラーム神「(おい!カーノよ、私はお前達の正義を認めている。彼には言いたい事を言ってくれても良いのだぞ?)

カーノ「(いやいや、簡単には認めちゃダメだよ?彼なりの心意気をちゃ〜んと見せてもらわないとね?ククク・・・)

アラーム神「(まったく、どういうつもりなのだ・・・!?)



マリア「・・・さて?質問の続きよ?ここから出たくないの?

ロック「くっ・・・俺は・・・!!ジュノー出身の・・・・

マリア「それは違うわ。何度もしつこいのは減点10倍にするわよ?

ロック「違う!!ジュノーのエリートなんです!!;゚Д゚)


マリア「・・・へぇ?じゃあ、どの家系なのかしら?どんなデタラメか、さっさと言ってみなさい?

グラン「・・・ねぇ、もう良いんじゃないかな?その質問はさ?

マリア「待って、あなたの出番はまだ先よ?話しの基盤を今作ってるの。邪魔はしないでちょうだい。


ロック「・・・どうせ、今回が最後の旅なんだ。カーノさん、俺覚悟は出来てますよ?

カーノ「ほう?時の神の使者が、掟を散々と破り、その罪を受ける覚悟が出来ていると?


グラン「時の神の使者?それってどういう事だよカーノさん!?

マリア「・・・カーノさんに聞いた方が早いのかしら?


ロック「カーノさん、俺のカバンの中身を見て下さい。話しはそれからです!!;゚Д゚)

マリア「カバン・・・?あの棚のカバンね?何か入ってるのかしら?


カーノ「ほほぅ?ちょっと拝見させて頂こうか・・・・。

マリア「誰も見て無いわ。一応、プライバシーは守ってるつもりよ。カーノさんだけに見せるわ。

<テクテク>


グラン「時の神の使者って・・・君、神の一種なのか!?それならその力も理解できるけど!?エリートどころの話しじゃないじゃん!?

ロック「・・・・。

マリア「あの剣、ラグナロクを持っている所からすると・・・それもあり得ない話しでは無いわね?



カーノ「どれどれ・・・・彼の心意気が何で表現されているのか・・・・私がこの目で見ようじゃないか・・・・


<ガサゴソ>

そして、カバンの中身を見たカーノ!!その顔が明らかに不審にただれていく様が!!いや、何かに感動を覚えて阿鼻叫喚を心の底で上げている様が二人には目に見えて分かったのであった!!!!


カーノ「こここ・・・・・これは!!!・・・380、390、400枚!!!!;゚Д゚)

マリア「・・・は?


ロック「そうです、その通り・・・400枚!!!ここに着て、野次馬が俺を囲んだ時に・・・サインの交換条件として、一人10枚を条件にしたんです!!40人のサインを終わった時に・・・俺の手元には400枚の『ソレ』!!!


グラン「な、なんだか凄い迫力だ!?相当凄いモノなんだと思うよ!?;゚Д゚)


カーノ「ヴ・・・ヴァ・・・ヴラボォー!!!!ヽ(゚∀゚)ノ

アラーモ神「(あひゃwもういい!wなんでも良いからアイツは味方だwwwもう作り話の肩持っちゃえってwwwあひゃwww)


マリア「・・・あの〜?カーノさん?何があったか知らないけど、どうかしたの?

カーノ「あのですねぇ!!彼はジュノーの核心部の神の使いの一人なんですよ!ヴァルキリーの間に色々いるでしょ!?召還されてここに来た一人の戦士なんですよ!そりゃメチャ強いってばねぇ!(≧∇≦)


グラン「やっぱり、神の使いだったんだ!?;゚Д゚)

マリア「じゃあ・・・私の技を使える理由は?


カーノ「どうやらヴァルキリーが召還する時に、マリアさんの魂を鏡にしたらしいよ!?時の神が神界で聞いたって言ってるから間違い無しだって〜ww

グラン「・・・おまっ!?じゃあ最初っからそう言えよ!?www

カーノ「いや〜、ゴメン!×2 だってマリアさんのSッ気が面白かったんだも〜ん!!(≧∇≦)


マリア「・・・・は、はぁ?;゚Д゚)


グラン「じゃあ、エックス君の目的ってのが知りたいよね?何で召還なんてされたんだい?

ロック「詳しい話しになると長くなります。まず、俺の使命はヴァルキリーを守ること。これはある人物がヴァルキリーの命を狙っていることを知っているからなのですが・・・俺がここにいれる時間も後わずか。その人物を始末することが叶わないのかもしれません。


マリア「ヴァルキリーを殺す・・・?人間にはとても出来る事じゃないわね?具体的に言ってもらえないかしら?

カーノ「ヴァルキリーに手を出せるのは、神族の神器を持った輩くらいだろうね。神器のパワーを開放出来る人物じゃないとね!まぁ、私みたいな人間をベースにした神じゃ話しにならないだろうし、純粋な神の連中の、どいつかだろうね?


ロック「・・・・そして、もう一つの目的。それは、俺自身の力の覚醒!いや、こっちが主と言っても過言じゃありません。そのために、俺は戦いの場に最近出没していた訳です。

マリア「神の使いが覚醒のために戦いを?・・・どういう事?


ロック「簡単な話しです。俺の力はまだ眠っているに過ぎないのです。皆さんとの戦いの中で、自分の真の力を取り戻すべく・・・戦いを繰り返していたのです。

カーノ「・・・とまあ、マリアさん、私の知っている情報はこの辺ですね。


マリア「ちょっと拍子抜けしたわ・・・。あなたが神の一人だなんて・・・・;゚Д゚)

グラン「・・・でも、最初会った時は、プロンテラの位置や値段の相場の事も知らないような感じしてたし、まったく神っぽくなかったよねぇw


ロック「うあ!?いや・・・俺何も知らない内に、こっちの世界に送り込まれたんですよ。こっちに着てから色々と上から聞いたので・・・!?

マリア「でもさ・・・、そういえば。

カーノ「マリアさん、まだ何か疑問があるのかい〜?も〜、心配性だなぁ〜(≧∇≦)


マリア「あなた、神のくせにラグナロクの力を開放しきれていないわね?・・・と、言うよりも。ラグナロクの力を押さえ込んでいる施術をしているのは何故かしら?


ロック「・・・え!?(どうしてそこまで分かるんだよ!?)

グラン「ラグナロクの力を押さえ込んでいる??たしか、あの剣って普通のモノをさらに強化してるんじゃなかったっけ?


マリア「私はジュノーの一族よ?・・・あのね、神器の中には並の人間には扱えない強力なモノがあるの。あのラグナロクも、私が調べた中ではその内の1つ。そもそも、『ラグナロク』の意味は知ってる?

グラン「ラグナロクの意味?・・・う〜ん、さぁ?ヽ(゚∀゚)ノ


カーノ「えっとね、たしか『世界最後の日』だよ。神と巨人の激戦。世界の最後の戦争。終わりを迎えた世界。そういう意味だったんだと思う。

マリア「そう、その激戦を思わせる威力を秘めたのがラグナロク。図鑑に載っているのと同じ形だし、本物かもしれないけど・・・色々と変な術が施されているわね、あれは。


グラン「つまり・・・人間でも扱えるように、改良されている訳なんだ?・・・エックス君、そこんとこどうなの?

ロック「・・・いやぁ〜、参りましたね。神である俺が、まさかそんな術を剣にしている事すらバレちゃってるなんてw


マリア「・・・人工施術よ、これは。今の出回ってる神器にでも、これ位されてるわ。あのラグナロクはかなり強い施術を施されているけどね。

ロック「(何だよなんだよ〜!?せっかく神になれたってのに、母さんってどうしてそんな雑学王なんだよ!?)


カーノ「・・・あ、アラーモがそう言ってるんだし・・・神には違いないかとは・・・・!!ヽ(゚∀゚)ノ

マリア「どうせ、何かで買収でもしてたんでしょ?バッグの中身、見せれるの?

カーノ「見せれませんっ!!!(≧∇≦)


グラン「;゚Д゚)


ロック「くっ・・・(キツイ状況に逆戻りだなぁ。色んなウソをついたから、どのウソを活かして良いのか分からない状態だな。)


マリア「貴方が神なのであれば・・・あの剣を持った瞬間にこの世界を終わらせる様な現象が起こるハズだわ。カーノさん、貴方もお手つきかしら?上から水が落ちてこなくて良かったわね〜?

カーノ「あは・・・あはは・・・そ、そうですね〜!?私としたことが、ちょっとアラーモの冗談を見破れず・・・・(マズ〜イ!!こりゃ、マジで本当の事を言わないと出れないぞ、ロック君!!?)




その頃、図書館では・・・。

[ジュノー図書館]

ハイライト「・・・・。

テン「zzz


ハイライト「・・・遅いな。今日はもう来ないんじゃないのか?

テン「・・・この時間でも、俺達以外にも人がいるもんなんだな?


ハイライト「ここは24時間、勉強の国だしな。まぁ、いてもさすがに3・4人って所だがな?

テン「ホームレスかと思ったが、しっかりした学生の様だった。

ハイライト「1日や2日ならバレんだろうが、ずっといられたら勉強の邪魔だろ?すぐにチクられるだろうな。

テン「静かで良い場所なのは分かったが、そりゃ残念だ・・・。


<カサカサ・・・カチャカチャ・・・>

テン「・・・あっちの方、何の音だ?新しい人間が入ってきたんじゃないか?

ハイライト「こんな時間に怪しいな?たしか・・・この音は図書館内の本の場所を探すPCが置いてある場所だな?行ってみるか。



[探索機前]

ルミナス「・・・えぇ!?15冊も・・・本当にありやがった。おつまみ大全集みたいな下らないのがこんなに・・・すげぇな?

<ピピッ>

ルミナス「・・・えっと、オススメ項目?面白くなって来たな、どんな本があるんだろ?

<ピッ・・・ピピッ>


ルミナス「『アラーム語全集』?これ、国語の先生が言ってたやつだな?発音とか文字をちょっと間違ったらえらい違いになってたやつだよなぁ?

『人とオークの歴史』?オーク族との戦争があった記録か。そういや、ザックとエッジは例のスーパーオークに逢ったとか言ってたな。俺も今度のサボりで見に行くか。

『メチャモテ!ダンディズムなデート方法!』?・・・こんなモンまで?ここの勉強してる奴等、よく見ないとロクな本読んでないんじゃねぇか?

『ひぐらしのなく頃に』?サスペンス・ミステリー・萌え。色々な要素が・・・へぇ〜?まぁこの手はウチじゃ、エッジとマリアの仕事だよな。

『マリアの栄光写真集』?・・・はっ!?マリアってウチの!?どこだこの本!どこに置いてあるのか・・・・10冊あって、全部レンタル中だと!?くっそぉ・・・どこの悪趣味がこんなん作るんだよ?ネタに丁度良かったのによぉ・・・?



・・・・・。

ルミナス「・・・・『ルミナス 写真集』。検索っと!・・・・・無ぇっ!?1冊くらい作れよ!!;゚Д゚)


<サッ>
テン「・・・声が響いてるんだよバカ。

ルミナス「うおっ!?Σ(・ω・ノ)ノ

ハイライト「お前・・・こんな時間に何を遊びに来てんだよ・・・?


ルミナス「その声は・・・テンか?仮面なんてしやがって。いや、俺はだなぁ・・・団長のために本を探してだな!?ついでに面白そうな本も借りようかな〜ってな!?

テン「そうか、写真集が無くて残念だったな?

ルミナス「な、何の話しだ!?いや・・・・その・・・・おつまみの本はあっちだったかな〜?;゚Д゚)


ハイライト「待て。お前もマリアさんから話しを聞いて来たんだろ?随分と無防備なもんだな?

ルミナス「マリア?・・・何かあったのかよ?


テン「完全に別件なのか?・・・・む?誰か来る、持ち場に着くぞ。

ハイライト「え、ああ。行こう。

ルミナス「お、おい?何の話しか教えてくれよ?ちょっと・・・待てって;゚Д゚)



<コツコツ・・・・!!>


ハイライト「俺が予備の仮面を持ってるから・・・これ着けろ。

ルミナス「・・・は?ハローウィンでもしてんのか?

テン「やはり、こっちに来るぞ?ルミナス、絶対声を出したり音を出したりするなよ?


<コツコツコツ・・・!!>


ジェフ「はぁ・・・はぁ・・・、私の本を・・・渡してたまるか・・・渡して・・・たまるか・・・!!


ハイライト「・・・例の部屋の前に。アイツ、管理人か?


<カチャカチャ・・・!>

ルミナス「お、おい・・・あそこは禁断の部屋だぞ?入るには偉い役員の申請がいるんだぜ?昼間しか入れないはずだ。

テン「間違いないな、アイツが犯人か?


<ガチャッ!>

ジェフ「よし・・・急がないと・・・!!

<グググ・・・>

<バタン>


ルミナス「アイツ、入りやがった!現行犯だ、シバいてやるぜ!;゚Д゚)

テン「待て、マリアから強く待機命令が出ている。今連絡をする。


ハイライト「・・・・おい、また誰か来るぞ?静かにしろ。


<タッタッタ・・・>

マット「まさか・・・、兄さんめ・・・・中に入ったのか?アイツめ・・・裏切ったな!?


テン「兄さん・・・だと?

<グググ・・・>

マット「開いている・・・間違いない、クソッ・・・!!


<バタン・・・>


ルミナス「アイツ等・・・たしか両方ともジュノーの重役で、管理人をしている兄弟だぜ?

テン「・・・・もしもし、マリアか?


電話のマリア「ええ。ご苦労様。何かあったかしら?

テン「お前の言う通り、今二人の男が禁断の部屋に入った。

マリア「な、なんですって!?どんな奴か分かる!?


テン「えっと・・・中年で・・・痩せ型と中肉の・・・

ルミナス「マリアか?貸せって!・・・もしもし、ルミナスだ。

マリア「・・・え?アンタ、何サボってんの!?ジュピロス作戦はどうしたの!?

ルミナス「んなもん、1時間前くらいに終わってるわい!今、入ったのは管理人の兄弟だ。たしか、ジェフとマットのオッサン。ジェフのオッサンが息を切らせて最初に入った後、マットのオッサンがジェフを憎む言葉を吐きながら入って行きやがった。普通じゃないぜ?


マリア「管理人のあの兄弟が・・・?分かったわ。フェルナンデスさんに報告するから、そこを動かないで。

ルミナス「ふぇ、フェルさんに連絡だと?(おいおい、あの人が関わってるだなんて、相当ヤバイって露骨じゃねぇかよ!?)


テン「フェルさん・・・?(たしか、コイツの師匠。スマイル候補の一人だ。)


マリア「とにかく、電話を切るわ。もし私達がそっちに着くまでに二人のどっちかが出てきたら、その時は取り押さえてちょうだい。くれぐれも援軍には気を付けてね?

ルミナス「分かった。頼むよ。

<ピッ>


テン「マリアは何と言ってた?

ルミナス「こっちが到着する前に出てきたら取り押さえろだとさ?・・・・仮面の意味がよく分かったぜ。


ハイライト「・・・なぁ、あの扉ってさ、外からの南京錠だろ?中からは鍵はかけれないってことはだ。

テン「・・・閉じ込める事も出来るな?

ルミナス「いや、アイツ等がどういう魂胆なのか、出てきた時に取り押さえるべきだ。鍵を閉めて向こうに俺達の存在を知られたら、目的の本をまた位置に戻してとぼけるかもしれねぇだろ?


ハイライト「なるほどな。じゃあ、扉の前でジックリ待ってるか。


<トコ・・・トコ・・・>


テン「・・・ちっ?まただ。誰か来たぞ?

ルミナス「マリアが呼んだ援護かもしれんな?

ハイライト「いや・・・早い、早すぎるだろ?


<トコ・・・トコ・・・>

ハイライト「足音が小さいぞ?子供じゃないのか?

ルミナス「・・・ふぅ。家に帰るように叱るか?隠れなくてもよさそうだな?


テン「・・・・いや?お、おい?あれは!?;゚Д゚)


<トコトコ、ピタッ>

ジェミニ男「目的地、到着しました。


ハイライト「な・・・!?生体研究所のジェミニ・・・!?

ルミナス「バカな・・・!?表のアカデミーの警備は何してやがったんだ!?;゚Д゚)


ジェミニ男「・・・はい。ですが、仮面の男が3人。障害があります。・・・はい。


テン「インカム付けてやがる。仲間と通信してやがるのか?・・・アイツも中に入るつもりか?

ハイライト「中に入らなくても、さっきの二人が出てきた所を襲われては・・・アイツの手に禁断の本が。

ルミナス「なるほどな・・・、こりゃ先にアイツぶっ飛ばすしかねぇな!?


ジェミニ男「了解しました。障害を速やかに排除し、潜入を優先します。


<トコトコ・・・タッタッタダダダ!!!>

ハイライト「クソッ!来たぞ!!;゚Д゚)σ

ルミナス「上等じゃ〜!来やがれ!!;゚Д゚)

テン「・・・・でやぁ!!

<ババッ!!>

<ザンッ!バシュッ!>


目にも止まらぬ速さで、テン・ルミナスの攻撃が空中でクリーンヒットした!そして、ジェミニを真っ二つに割る威力だった!



ルミナス「よし、手応えありだ!

テン「真っ二つ・・・終わりだな。

ハイライト「さすがAGI最強の二人だ!・・・うあっ!?;゚Д゚)


<グググ・・・!!>

ジェミニ女「ククク・・・!!!<ダダダ・・・!!>

テン「片方が女に!?ハイライトさん、逃げろ!!;゚Д゚)


ルミナス「あ、あっちも男になってるぞ!?;゚Д゚)σ


ハイライト「ホーリーライトッ!

<バキィ!>


ジェミニ女「ふふ・・・!!<バッキィ!!!>

ハイライト「うわ、ぐはぁ!!!? ((( ⊂⌒~⊃。Д。)


ジェミニ男「フンッ!!<ブゥン!><バシュッ!>

ルミナス「ちぃ!?<ササッ!>

テン「<サッ!>・・・ハイライトさん!大丈夫か!?


ジェミニ男女「<テクテク・・・>ふふふ・・・。


そして二つの体は合体し、また元の大きさの男の姿へと戻ったのであった!!


ルミナス「おかしい・・・コイツ、液体人間なのは知っているが、真っ二つにされても動けるなんて・・・知らねぇぞ!?

テン「研究が進んで完全体になったって所か?・・・ちょっと待て、それなら物理攻撃なんて一切コイツには効かないぞ?


ジェミニ男「・・・・ニヤリ。<ダダダ・・・!!>

<グイ〜ン>

<バタン!>


ルミナス「あ、中に!?くそ、マズイぜ!?


テン「ハイライトさん、大丈夫か?;゚Д゚)

ハイライト「いてて・・・強烈なパンチだったぜ・・・。まさか、二つの身体に別れるなんてな?

ルミナス「まるで、タームネート2の敵キャラだな!?


アカデミー員「今の音は!?あなた達、どうかしましたか!?;゚Д゚)

ルミナス「こりゃ、もう隠密はムリだな。俺は騎士団のルミナスだ!今この禁断の扉を開けて、中に2人の人物と1匹のモンスターが入って行くのを見た!至急に応援を要請する!

アカデミー員「き、禁断所の中に!?・・・中は本棚の迷路ですよ!?素人が中に入ったら、とても出てこれるかも分からない場所です!;゚Д゚)


テン「・・・ちっ!だが、二人の男とは別に、モンスターのジェミニまでもが中に入ったんだぞ?二人の命が危ない。俺達も入るべきだ!

アカデミー員「し、しかし・・・私も警備員とは言え・・・勝手に入って良いものなのか・・・。


ハイライト「二人共、まずはマリアの援護を待とう。中の迷路でさっきのジェミニに出くわしたら勝てる見込みはどっちにしろ無い。・・・入り口はここだけなのだろ?

アカデミー員「入り口はここだけ・・・だと思いますが?


ルミナス「ハッキリしねぇ答えだな!?んじゃ、最初に入ったジェフとマットが隠し通路を知ってたらマズイじゃねぇかよ!?

テン「マリア達が来たら俺達も入るべきだな。


アカデミー「ジャフさんとマットさんが・・・!?私は本部へ連絡を入れておきます!こりゃ大事件だぁ・・・;゚Д゚)




[騎士団牢屋:最深部]

マリア「・・・・繋がらない。何をしてるのフェルナンデスさん・・・。


カーノ「・・・エックス君。君はもう隠し事をしなくても良いんだよ?アラーモの許可も降りている。

ロック「そ、そうですか。では・・・あの電話が終わりましたら、本当の事を話そうと思います。


グラン「本当の事って・・・カノさん!?まだ何か隠し事をしているわけ?ひどいよなぁ・・・( ̄д ̄)


マリア「・・・ま、まさか!?先手を打たれたんじゃ・・・。


グラン「ど、どしたのマリアさん?お仕事でマズイ事でもあったの?

マリア「・・・とりあえず、図書館の援護には行った方が良いわね。


カーノ「テンさん達の所かい?そんなに焦らなくても、ルミナスさんもいるんでしょ?最強じゃ〜ん♪ヽ(゚∀゚)ノ


マリア「・・・世間知らずのテンと、甘っちょろいルミナスだけじゃ心配ね・・・(チラッ)

ロック「・・・え?;゚Д゚)


マリア「みんなで援護に行きましょう。禁断所に入ることがあれば、迷路を通る事になるわ。

グラン「よし!エックス君は一先ず置いておこうかね?


マリア「いいえ、彼にも着てもらうわ。

ロック「お、俺もですか!?


カーノ「そうだね、このメンツなら誰が相手だろうと負け知らずになるよ!

マリア「・・・エックス君、貴方を信用しての事よ。また後で私に付き合ってもらうわ。

グラン「ええ!?そりゃ都合の良いってモンだよ!?もう良いじゃん、エックス君の力も借りるのにまだ確保するなんて!?


ロック「・・・・分かりました。俺もこのまま逃げるつもりはありませんから。

グラン「い、良いのかよ!?;゚Д゚)

カーノ「・・・さぁ、行こう。向こうでみんな待機して待ってるんだから。ポタは持ってるから早く準備をしておくれ!ヽ(゚∀゚)ノ


ロック「・・・・で、お仕事のお手伝いをしたら良いんですか?;゚Д゚)


闇の意志が蠢く夜の幕開けとなった。
果たして、本当の黒幕は一体誰なのか?


続く!!

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

TBS-Blend the Time- 更新情報

TBS-Blend the Time-のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。