昨日はドラフト会議がありました。
今年は指導した選手の指名は一人だけでした。
マイミクさんの日記にもよくドラフトネタが取り上げられていました。
大注目された１位指名ではなく、ニュースにもしてもらえない下位指名で、中学時代から付き合いのある とし がプロ野球球団からドラフトされました。
昨日の朝に予感めいたのか、ただ落ち着かなかったのか、彼と長電話してました。
ドラフトかかれば良いね!何て話はすぐに終わり、迫る対抗戦に向けての話がほとんどでした。
彼は順風満帆な選手ではありませんでした。
出会った中学生の頃は３番手のキャッチャーで、そのときの投手は今プロ野球にいるＴっさんでした。
Ｔっさんの球がなかなか上手く捕れずにパスボールの嵐。
肩が弱く盗塁の嵐。
バッティングも打球が外野までもなかなか届かず、足も遅いという選手でした。
いつも、劣等感を持った感じで、いつも監督に注意されては不貞腐れては怒られていました。
中学３年間はろくに試合にも出れずに終わり、公立高校へ進学しました。
高校でベンチ入りした頃にグランドへ試合を見に行くと、試合の前後でも抜け出してスタンドまで来てくれました。
そして、いつも彼の愚痴を聞いていました。
そして、必ず「うちに指導しに来てくださいね」と一言。
そんな彼は当時貧乏生活をしていた私が仕事にキャッチャーミットを買うという話をすると、翌週に彼が俺のミット使ってとキャッチャーミットをプレゼントしてくれました。
ボロボロになるまでそのミットでたくさんの選手の球を受けました。
思い出のミットです。
彼が頭角を表し始めたのは高校の３年生頃だったでしょうか。
体も大きくなり、捕手としても打者としても奈良県内では少し注目されてきました。
そして、私がいつも使う研究室がある大学へ進学。
大学で私を見付けると、いつも走って話に来てくれます。
大学の２〜３回生にかけて少しずつリーグ内では注目されはじめ、いつの間にかプロ野球のドラフト候補の片隅に載るようになりました。
そして、昨日の夕方に３番手のキャッチャーだった彼がプロ野球球団からドラフト指名されました。
おそらく、彼はプロ野球への道を選択するでしょう。
彼が今後活躍してくれれば、多くの順風満帆でない選手や、それ以外の人でも彼から勇気をもらうことでしょう。
辛くても、上手く行かなくても、面白くなくても、諦めずに頑張り続けることができれば良いことがあるかもしれないと。
彼は野球は好きですが、すぐに嫌になったり、不貞腐れる性格ですが、つまらなく嫌になっているときでも彼の掌にある恐ろしいほどのマメは中学時代から一度も減ったことはありません。
そんな、一途な努力家です。
是非とも応援してあげてください。
今年は指導した選手の指名は一人だけでした。
マイミクさんの日記にもよくドラフトネタが取り上げられていました。
大注目された１位指名ではなく、ニュースにもしてもらえない下位指名で、中学時代から付き合いのある とし がプロ野球球団からドラフトされました。
昨日の朝に予感めいたのか、ただ落ち着かなかったのか、彼と長電話してました。
ドラフトかかれば良いね!何て話はすぐに終わり、迫る対抗戦に向けての話がほとんどでした。
彼は順風満帆な選手ではありませんでした。
出会った中学生の頃は３番手のキャッチャーで、そのときの投手は今プロ野球にいるＴっさんでした。
Ｔっさんの球がなかなか上手く捕れずにパスボールの嵐。
肩が弱く盗塁の嵐。
バッティングも打球が外野までもなかなか届かず、足も遅いという選手でした。
いつも、劣等感を持った感じで、いつも監督に注意されては不貞腐れては怒られていました。
中学３年間はろくに試合にも出れずに終わり、公立高校へ進学しました。
高校でベンチ入りした頃にグランドへ試合を見に行くと、試合の前後でも抜け出してスタンドまで来てくれました。
そして、いつも彼の愚痴を聞いていました。
そして、必ず「うちに指導しに来てくださいね」と一言。
そんな彼は当時貧乏生活をしていた私が仕事にキャッチャーミットを買うという話をすると、翌週に彼が俺のミット使ってとキャッチャーミットをプレゼントしてくれました。
ボロボロになるまでそのミットでたくさんの選手の球を受けました。
思い出のミットです。
彼が頭角を表し始めたのは高校の３年生頃だったでしょうか。
体も大きくなり、捕手としても打者としても奈良県内では少し注目されてきました。
そして、私がいつも使う研究室がある大学へ進学。
大学で私を見付けると、いつも走って話に来てくれます。
大学の２〜３回生にかけて少しずつリーグ内では注目されはじめ、いつの間にかプロ野球のドラフト候補の片隅に載るようになりました。
そして、昨日の夕方に３番手のキャッチャーだった彼がプロ野球球団からドラフト指名されました。
おそらく、彼はプロ野球への道を選択するでしょう。
彼が今後活躍してくれれば、多くの順風満帆でない選手や、それ以外の人でも彼から勇気をもらうことでしょう。
辛くても、上手く行かなくても、面白くなくても、諦めずに頑張り続けることができれば良いことがあるかもしれないと。
彼は野球は好きですが、すぐに嫌になったり、不貞腐れる性格ですが、つまらなく嫌になっているときでも彼の掌にある恐ろしいほどのマメは中学時代から一度も減ったことはありません。
そんな、一途な努力家です。
是非とも応援してあげてください。
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