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キリスト教(聖書)への素朴な疑問コミュのアウグスティヌスについて

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良くも悪くもキリスト教と西洋哲学に影響を与えた、西方最大の思想家、アウグスティヌスについてのトピです。

新プラトン主義者として、「悪は善の欠如」とし、非在たる架空の核、すなわち「神からの離反」(アヴエルシオ・ア・デオ)を悪として二元論を否定し、
後にカトリック教会は、二元論を主張するカタリ派に対してアルヴィワ十字軍を繰り出しました。

また、ペラギウス派を否定し、ペラギウスの弟子エクラヌスのユリアヌスの「自由意志によって人間は神から解放された」を論駁し、「自由は誤りを犯す力」であるとしたのもアウグスティヌス。
カトリック教会が中世に半ペラギウス主義に戻り、エラスムスが自由意志を擁護した時に、
それらを激しく攻撃したのがプロテスタントでした。

自分の事を棚に上げて(?)、女性性と性行為について激しく攻撃し、原罪の概念を定着させたのもアウグスティヌス。

未洗礼の赤子らがいく辺獄(リンボ)の概念を提示し、苦痛に満ちている場所として、
また、同時に「天国に行く前に魂を浄める場所」の存在を示唆したのもアウグスティヌス。
前者は現代のカトリックでは否定されましたが、後者は煉獄としてカトリック思想に残っています。

神を魂に現存するものとして、「汝自身に帰れ、真理は内なるひとのなかにこそ住むのである」とし、「神と魂、そのほかにはなにもない」(「独語録」1:2)として、
いわゆる信仰的神秘主義をパウロから継承し、信仰義認の教理を確立し、瞑想を推奨したのもアウグスティヌス。

「この世に確かなものは何もないから、判断を停止せよ」とする懐疑派の哲学を否定し、
「世界に確実なものがなく、騙されているとしても、騙されている自分は存在しているし、疑っていても、疑っている自分は存在している」と、デカルト哲学の走りを主張したのもアウグスティヌス。

時間は循環しているわけでも直線に流れているのでもなく、想起するから過去が存在し、予期するから未来は存在するという、「今この瞬間」を大事にすべき、という時間論を提示したのもアウグスティヌス。

良くも悪くもキリスト教思想は彼抜きでは成立しません。
…が、カトリック教会をはじめとして、このアウグスティヌス主義からの脱却が、西洋思想史の歴史でもありました。

この同棲した女性に私生児を産ませた放蕩男、もとい、西方最大の教父について、どう思いますか。

コメント(186)

>>[146]

それなのに何故神は罪の責を人間に問うわけ?
滅びの予定の人間は何をしても滅ぶんでしょ?
>>[146]
ただ、このサイトまとめ方はいいのですが、結論がスピリチュアル?
カルヴァンを良いと言いながら変えられず??
>>[147]
まあ、それはカルヴァンの考えです。
私は普遍救済です^^;
天においては普遍救済は確約されてますが、地上における生は神の計画があるように思えます。しかし、絶対ではない。神は人の力(予知能力、医学研究・・)を否定してない。
災害(台風、大雪、地震・津波)予報の聖書的論拠
マタイ福音書 口語訳
16:2 イエスは彼らに言われた、「あなたがたは夕方になると、『空がまっかだから、晴だ』と言い、

16:3 また明け方には『空が曇ってまっかだから、きょうは荒れだ』と言う。あなたがたは空の模様を見分けることを知りながら、時のしるしを見分けることができないのか。
>>[149]

普遍救済なら、神を信じる必要はないわけ?

なら、キリスト者に与えられる試練には、何の意味があるのさ?
>>[151]

神を信じなければならない理由は、地上におけるより良い生にある(様々なアンケートでも信仰者の方が満足度が高い)。復活信仰は地上における生き生きとした実存を約束する。
しかし、それは義務や強制でなく、努力目標である。
>>[151]
>キリスト者に与えられる試練には、何の意味があるのさ?

倒産→再チャレンジ
貧困→分かち合いの理解
病気→叡知で解決
災害→叡知と神の与えた見えない?タラントンの活用
・・
>>[150]

>災害(台風、大雪、地震・津波)予報の聖書的論拠

イエスは別に災害(台風、大雪、地震・津波)予報しろなんて言ってないですよ。

毎回、なんでこうも文脈無視するのかと思ってしまいます。

それにその引用個所はCodex SinaiticusとCodex Vaticanusが一致して本文としていない後代の挿入句です。日本語訳ですと田川訳、岩隈直訳がこの挿入句を省いています。前田護郎訳、岩波書店聖書翻訳委員会訳は挿入句であることを記号で示しています。新改訳(第二版、第三版)と新改訳2017は欄外柱に "最も古い写本は*印以下の二節および三節を欠いている" と注釈を入れています。

口語訳でこの挿入句を省いて見れば

16:1パリサイ人とサドカイ人とが近寄ってきて、イエスを試み、天からのしるしを見せてもらいたいと言った。 16:2イエスは彼らに言われた、 16:4邪悪で不義な時代は、しるしを求める。しかし、ヨナのしるしのほかには、なんのしるしも与えられないであろう」。そして、イエスは彼らをあとに残して立ち去られた。

イエスが言わんとしていたことが、アリアさんの言うような天気や災害の予報なんてものでないことが、より分かるというものです(挿入句があっても、アリアさんのようには読めるものではない)。

>>[156]
イエスが云わなくても少なからずの教会が薦めていればやる価値はあるかと思います。
予報、予知できるように努力せよ、という訳です。?
>>[157]
>“復活の日”に選ばれし存在であることを疑わないですよ
復活の日が歴史的にあると信じる人と歴史、今の地上でないけど新しい世界に復活するという人がいるかもしれないけど、疑わないです。私は後者です。
今の地上、宇宙は数十億年で消滅と考えます。
>>[158]

それはアリアさんの言う天気予報とか災害予報なんてものではなく

ファリサイ派やサドカイ派の人たちが、イエスにメシアのしるしを求めたことに対して、「時のしるしを見分けることができないのか」と今こそメシアが到来して目の前にいる悔い改めの時であることを理解できないことを、一般の翌日の空模様を予測することを例に言われたのであって、天気予報や災害予報を出来るように努力せよなんてことでないのは、普通に読めば分かることです。

あなたが神大・神学校出ても、牧師にも、捕教師にも、神学者にもなれず、望んでいた神学博士もなれなかったのは、そのようなあなたに全く神の御言葉を教える召しがなかったためなのがよくわかります。

>>[160]
いや、神学となると、学問の他にいろいろと条件がつく。教会に従うも暗黙だが、はては家族の条件までもあり?
社会学ならそれは極めてウエイト低い。
焼き直し、教理論文書いてもつまらないし。
神学は教会の用事も多く、登山に芸術というわけにも?
それならなれない筋を書いたほうが、万が一呼ばれる心配ないし。
>>[161]

ようは言い訳しているわけですな。
しかし、本題である聖書の方は毎度のことながら何も解答なし。

もし教会に天気予報や災害予報を勧めていたというのなら、初代教会、初期教会(ギリシャ教父、ラテン教父)の証言を出すべき。

>>[163]
いや、最初から最初の大学に帰る予定でした。
教会は頼まれれば月2回くらいは?
まあ、最初は周りの親戚と同じく2、3年学んですぐ就職できるはずだったのでやむを得ず教団準拠でやりました。2、3年だと私学のキリスト教関係しか難しい。

天気予報、予想は多少恣意的解釈なのはわかります。
しかし、役立ちしやるからには多少なりとも論拠ないと。
映画実写版「アラジン」にもありますが、王室や教皇庁などいわゆる聖域は常に見張る「衛兵」がいることに気が付きました。
そのストレスはたまらない
>>[166]

現実として天気予報や災害予報は、気象庁(気象衛星や日本各地の観測所、火山観測所や装置を打ち上げ・維持管理、設置できるのは国家だから)と気象予報士のいる気象予報の民間会社がやっているので、教会がやる必要はそもそもないです。また聖書根拠もありません。

まあ、私も一般社会を取り締まる司法ならオッケーですが、特別警察は苦手です^^;
イリアさんのスレなので談義もありでしたね。
コンフェっシオの読解スレ作るか?
>>[167]

バチカン図書館に行けたら、喜びそうですな。
>>[172]
ヨハネス君らとミケランジェロなどの名作見て小礼拝堂で聖体拝領しましたが、図書館は行かなかったです。
アウグスティヌスにおける時間
アウグスティヌスの時間論は近代においてフッサールにも評価されているようです。
http://www.osaka-geidai.ac.jp/geidai/research/laboratory/bulletin/pdf/kiyou39/geijutsu39_5.pdf&ved=2ahUKEwjG3KPe3onjAhWoyIsBHfr9AnwQFjADegQIBBAB&usg=AOvVaw3gLZ-IAGk7ko-a0F-xc27c&cshid=1561641387348
>>[175]
論文
https://www.google.co.jp/url?sa=t&source=web&rct=j&url=http://www.osaka-geidai.ac.jp/geidai/research/laboratory/bulletin/pdf/kiyou39/geijutsu39_5.pdf&ved=2ahUKEwjG3KPe3onjAhWoyIsBHfr9AnwQFjADegQIBBAB&usg=AOvVaw3gLZ-IAGk7ko-a0F-xc27c&cshid=1561641387348 

その前に基礎
https://philosophy.hix05.com/Medieval/medieval02.html
>>[177]
リンク先、哲学の森サイトから

「アウグスティヌスは、時間というものは世界が創造されたときに創造されたのだと考える。なぜなら神は時間を超越した存在であり、神にとっては永遠の現在があるばかりだからである。神は世界や時間を創造する前から存在していたわけではない。そうだとすれば、神は時間の流れの中にいることになってしまう。そうではなく、神は時間の流れの外側に立っているのだ。」
復習 物理学の時間
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%A9%E7%90%86%E5%AD%A6%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E6%99%82%E9%96%93

物理学における時間は、その測定(英語版)によって定義される。すなわち、時間は時計によって読み取られるものである[1]。

古典的な非相対論的物理学では、時間はスカラー量であり、長さ、質量、電荷のように、通常は基本量として記述される。時間は他の物理量と数学的に組み合わせて、運動、運動エネルギー、時間依存の場などの他の概念を導出することができる。計時は、技術的および科学的な問題の複合であり、記録管理の基礎の一部である。
**
>>[179]
スカラーというのは簡単に言えばベクトルの大きさと方向のうちの大きさだけを指す。
>>[180]

スカラー波というと白装束集団のパナウェーブ研究所が思い出されます。

https://www.youtube.com/watch?v=VBkOc3uDX_Y

悪の問題について
http://www8.plala.or.jp/mihonda/ProblemOfEvil.htm
以前にもmixiで上げたが、このサイトはアウグスティヌスを絡めて良く論じていると思います。
>>[181]
反共主義の新宗教でもう解散したようですね。
電信柱から有害な電磁波が出ているとか、変わった主張をしてました。白衣装が奇異でした。
>>[183]

母体のエルアール出版(http://www.lr-p.com/index.html)は今も活動していますね。

天上界からメッセージのページは笑えました(笑)
http://www.lr-p.com/tenjyoukai%20message.html

>>[179]
スカラーというのは本来は数学、物理の概念です。
スカラー波なんてあり得ない。
>>[178]
リンク先のことばの続きが0番の言葉でしたね。
**
時間は循環しているわけでも直線に流れているのでもなく、想起するから過去が存在し、予期するから未来は存在するという、「今この瞬間」を大事にすべき、という時間論を提示した。
**

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