「うるさいロック」を和訳するコミュのHow I could just kill a man/rage against the machine

[前口上]
遅ればせながらリクエストに応えたよ。
ちなみにこの曲は、実はカヴァーだったりする。
元ネタはアメリカのHipHopグループ、サイプレス・ヒルがやってます。
どっちかというと、ギャングスタラップに近いのかな。メンバーの中にモノホンだった人もいるし。
サイプレス・ヒルは俺も好きなんでよく聴いてるのだが、このグループ、立ち位置が結構面白くて、かなりラウドな方面の活動も多いです。
てか、アルバムによっては完全にラウドロックしてるしな。

なので、結構ラウド系のアーティストとの客演も多い。特にRATMについては、自らのアルバムでも客演呼んだりしてるしね。
あとはBIOHAZARDとかとも一緒にやってたかな。

で、曲のほうの説明なんだが、ギャングスタ色の強いライムが特徴。
とりあえず銃とマリファナについてはライムの中によく出てくる。
なんつーか、GTAやりながら流すとすげえはまる感じ。

トラックについては、オリジナルとレイジ版ではかなり違う。
オリジナルのほうは、不吉な感じのトラックがいい。決してポップじゃなく緊張感のあるトラックは俺の好みっすね。
レイジ版については、見事なまでのラウドなつくりになってるけど、かなりファンク色が強くなってる。
　個人的には両方聴くのがお勧めかな。

[Video]
・cypress hill ver.
http://www.youtube.com/watch?v=d12EI3xNiqE
・RATM Ver.
http://www.youtube.com/watch?v=9cfL7cPvIlA

[lyrics]
http://www.elyrics.net/read/r/rage-against-the-machine-lyrics/how-i-could-just-kill-a-man-lyrics.html

[和訳]
よう、パッシングを見落とすんじゃねえぞ
最高の草でぶっ飛びまくるのさ
ダセエ奴等はくたばりやがれ
ちょっと面貸せよ　そいつを締めちまおうぜ

おいらはアウトローを突っ走ってるんだ
テメエは俺を見つけ銃をぶっ放したとき
マラ吸い野郎は叢の陰から飛び出しちまう
マグナムと草を手にして俺はたむろってるのさ

ロコを気取っても俺はただのジモティなのさ
街に出て歌で飯を食うただのクソガキ
ほら、お前は何もわかっちゃいねえ
どうやって俺が奴を殺すのかを

ほら、お前はまるでわかっちゃいねえ
どうやって俺が奴を殺すのかを

俺は余計なことは言わないようにしたのさ
何もいいことが起こらないからな
しょうもねえことに時間を使う暇なんざねえ
口笛吹いて銃をぶっ放すだけ

争いの種はそこら中にばらまかれてる
向こうの口出しにははもう臨界点さ
ドンパチの火蓋は切られたんだ
チャカを振りかざしテメエにぶっ放すのさ

これはただのサンプルにすぎない
俺がどうやって人を殺すかの
1回やってみて俺の家に来いよ
テメエのなまくら銃を持って
挨拶してすぐぶっ放し
テメエの頭にはケツの穴ができちまうのさ

テメエの得物はどんな感じだい？
もう新米は卒業だぜ
かって俺がそうだったように
チンピラが代償払ってぶっ放すのさ
なあ、俺はちょうど人を殺したばかりなんだ

ほら、お前はまるでわかっちゃいねえ
どうやって俺が奴を殺すのかを

始末を終えてからずいぶん経っちまった
俺が成り上がるために踏むべきヤマの１つが終わったのさ
紙巻きの草に日をつけてちょっとラリっちまおうぜ
チンピラは銃をぶっ放して出世するのさ

与えられた役割を演じてるのかって？
いや違う　テメエはサグを演じてるんだ
次にマグナムぶっ放すときは口笛吹いてるのさ
わかっただろう　俺が銃を持ちどの位置に立ってるのかって

テメエはくたばっても俺は生き延びるのさ
俺が何者かぐらい理解しろよ
テメエが高台にでけえ家を建てたとき
俺は外で一服してるのさ
まだ俺は生きてて　悪態つける程度の余裕はある

ほら、お前は何もわかっちゃいねえ
どうやって俺が奴を殺すのかを