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若いけど相撲!!コミュの2018初場所

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新年あけましておめでとうございます。
いよいよ本年最初の本場所が幕を開けようとしています。
年末年始にかけて色々と不祥事に荒れている相撲界ですが、力士一人一人の奮闘で場所を盛り上げていただきたいところ。


【今場所の主な番付情報】

■新小結
 ・貴景勝(東小結)

■新入幕
 ・阿 炎(東前頭14枚目)
 ・竜 電(東前頭16枚目)

■再入幕
 ・蒼国来(東前頭12枚目)
 ・豊 山(西前頭14枚目)
 ・石 浦(東前頭15枚目)

■新十両
 ・水戸龍(東十両13枚目)
 ・天空海(東十両14枚目)

■再十両
 ・栃飛龍(西十両12枚目)
 ・大翔鵬(西十両13枚目)
 ・希善龍(西十両14枚目)

■休場力士
 ・貴ノ岩(東十両3枚目)
 ・豊 響(西十両9枚目)
 ・宇 良(東十両11枚目)

相撲界にとっていい一年になるよう、心よりお祈り申し上げます。
それでは皆様、本年もよろしくお願い致します。

コメント(30)

【初日】

●大奄美(上手投げ)朝乃山○

○竜電(上手投げ)錦木●

○石浦(寄り倒し)豊山●

●阿炎(突き落とし)大栄翔○

●豪風(押し出し)輝○

●蒼国来(押し出し)大翔丸○

○琴勇輝(はたき込み)安美錦●

●照ノ富士(寄り切り)千代丸○

●松鳳山(小手投げ)魁聖○

○栃煌山(押し出し)千代の国●

○千代翔馬(はたき込み)勢●

●宝富士(すくい投げ)遠藤○

●隠岐の海(下手投げ)荒鷲○

●正代(寄り切り)栃ノ心○

●千代大龍(押し出し)玉鷲○

○御嶽海(寄り切り)琴奨菊●

●嘉風(小手投げ)高安○

○豪栄道(押し出し)逸ノ城●

○鶴竜(引き落とし)北勝富士●

○貴景勝(とったり)稀勢の里●

○白鵬(突き落とし)阿武咲●



立行司不在で幕を開けた平成30年初めての本場所。
連覇を目指す白鵬は阿武咲に土俵際へ追い詰められるも反応の良さで辛くも白星。
休場明けの稀勢の里は新三役の貴景勝に差し違えの末土俵際の落とし穴にハマって黒星。
同じく休場明けの鶴竜は落ち着いた内容で白星スタートとなり、3横綱は大きく明暗が分かりました。
豪栄道と高安の2大関はそれぞれ落ち着いた対応で白星を挙げ、御嶽海と玉鷲の関脇2人も勝利。
新入幕では阿炎が健闘虚しく敗れ、竜電は豪快な投げで白星スタートとしています。
そして今日個人的に気になったのは力士以上に行司。
結び2番を代行で裁く勘太夫がいきなり差し違え、同じく三役格行司の玉治郎も明らかに声が出ていない。
さらにはインフルエンザや体調不良で行司2名の休場…力士だけでなく裏方役もきちんと緊張感を持って土俵を引き締めていかないといけませんね。
ぴかぴか(新しい)初日の敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)


1位:貴景勝
新三役の初日はとにかく緊張することを経験者が語ります。
そんな中、彼は普段の取り口を大舞台でも発揮していました。
圧力の増した両手突き、そして最後まで勝負を諦めない土俵際の逆転劇と、この一年でどこまで成長するか楽しみです。
明日も横綱戦、インタビュールームでの受け答え通り『勝っても負けても後悔しない相撲』で館内を沸かせていただきたい。

2位:遠藤
5連敗中と嫌な相手を本来の相撲内容で下し、幸先のいいスタートでした。
やはり立ち合いできちんと腕を手繰れたことが勝敗を分けた大きなポイントだったと思います。
さらに相手の差し手を封じ、最後は自ら差し込んだ右で素早くすくい投げを打って勝負あり。
仕切り中に『勝負の年』という解説を耳にしました。
意外にも三役経験のない遠藤、今年こそは新三役を目指して奮起を期待したいですね。

3位:竜電
十両から大怪我で一度序ノ口まで番付を下げた苦労人がついに新入幕。
左をしぼりながら前まわしを引き鮮やかな上手投げで白星スタート。
取り口から緊張は全く感じられませんでした。
締め込みを赤から黒に変えたことで風格も何かの強さを感じますね。
山梨県出身力士としては実に30年ぶりとなる幕内力士、同じ山梨出身の私も心から応援しています。


十両では、
1位:貴源治
2位:隆の勝
3位:天風 
という結果になっています。
【2日目】

●竜電(寄り切り)大奄美○

○朝乃山(寄り切り)錦木●

●阿炎(突き落とし)石浦○

○豊山(押し出し)大栄翔●

○蒼国来(押し出し)豪風●

○輝(押し出し)大翔丸●

●照ノ富士(引き落とし)琴勇輝○

○安美錦(寄り切り)千代丸●

●栃煌山(押し出し)松鳳山○

○魁聖(寄り切り)千代の国●

●宝富士(すくい投げ)千代翔馬○

●勢(突き落とし)遠藤○

●正代(上手投げ)隠岐の海○

●荒鷲(寄り切り)栃ノ心○

○御嶽海(寄り切り)千代大龍●

●嘉風(突き出し)玉鷲○

○豪栄道(上手投げ)阿武咲●

●琴奨菊(上手投げ)高安○

○白鵬(寄り切り)逸ノ城●

○鶴竜(押し出し)貴景勝●

●北勝富士(寄り切り)稀勢の里○



今年初の上位陣安泰となった本日の土俵。
3横綱では白鵬と稀勢の里は慎重な取り口、鶴竜は力強さが第一印象。
2大関では豪栄道が反応の良さ、高安は時間をかけながらも冷静さが見られました。
明日以降も難敵を迎える上位陣、どう対策して相撲を取るか注目されます。
横綱・大関陣以外でも今場所関脇の御嶽海と玉鷲が2日間非常に力強い内容で勝てているのも注目したいですね。
ぴかぴか(新しい)2日目の敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)


1位:稀勢の里
待望の新年初白星がついに出ました。
初日に黒星を喫したものの、激しい動きは先場所よりキレが出ている印象があります。
そして横への反応もそれなりで集中できていたと思います。
やはりこの人の白星がファンを勇気づけると改めて実感しました。
復活に向けて少しずつ流れを良くしていきたいところ。

2位:高安
琴奨菊戦では毎回左の相四つに渡り合うことが多い中、今回の対戦では逆の右四つ。
決して得意な形ではないことで1分を超える熱戦が生まれたのではないかと。
それでも大関の取り口は慎重かつ冷静と振り返れます。
最終的には右が上手にかかったところで豪快な上手投げで相手を裏返し。
決して危ない場面はなかったので、この2日間の内容はけっこう充実していると見ています。

3位:遠藤
本来の相撲スタイルで勝ち取った白星ではないものの、土俵際の粘りは見事でした。
片足が俵にかかったことでとっさに反応して突き落としを打てたと思います。
肉眼で普通のスピードではほぼ同体に見えたが、スロー再生では明らかに残っていました。
やはり勝負審判も行司もプロなんだなと、勝った遠藤と合わせてアッパレ。


十両では、
1位:貴源治
2位:佐田の海
3位:旭大星&照強
という結果になっています。
【3日目】

●竜電(寄り切り)朝乃山○

○石浦(下手投げ)大奄美●

○錦木(押し出し)豊山●

●豪風(突き出し)阿炎○

○大栄翔(押し出し)輝●

○蒼国来(押し出し)安美錦●

■照ノ富士(不戦勝)大翔丸□

●琴勇輝(突き出し)千代丸○

○栃煌山(押し出し)魁聖●

○松鳳山(押し出し)千代の国●

○宝富士(寄り切り)勢●

○千代翔馬(上手投げ)遠藤●

●正代(すくい投げ)荒鷲○

●隠岐の海(寄り切り)栃ノ心○

○貴景勝(押し出し)玉鷲●

○御嶽海(突き落とし)阿武咲●

●千代大龍(突き落とし)高安○

○豪栄道(すくい投げ)琴奨菊●

○逸ノ城(寄り切り)稀勢の里●

●白鵬(押し出し)北勝富士○

○鶴竜(突き落とし)嘉風●



3横綱がまたしても明暗を分けた土俵でした。
まず最初に登場した稀勢の里が逸ノ城に2場所連続の金星を献上して早くも2敗。
続いて白鵬が北勝富士戦で立ち合い迷った挙句に最後引いてしまい初黒星。
北勝富士は4場所連続の金星獲得となりました。
結びでは鶴竜が苦手な嘉風を冷静に退け3連勝。
豪栄道と高安の2大関も落ち着いた相撲内容で3連勝としています。
前半戦の土俵では新入幕の阿炎に初日が出て、照ノ富士が糖尿病のため本日より休場。
十両の土俵では新十両同士の対戦が行われ、スピード出世の水戸龍が天空海を下して初日から3連勝としています。
ぴかぴか(新しい)3日目の敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)


1位:北勝富士
4場所連続の金星獲得はまさに彼の相撲の真骨頂がそのまま発揮された一番でした。
横綱が立ち合いの待ったをした時点で何かあるなとは思っていましたが見事に的中。
横綱の迷いとは対照的に真っ直ぐ当たって一気に出た北勝富士。
昨年急成長を遂げた若手がここに来てさらに加速しましたね。
白鵬戦では初勝利となり、これがきっかけとなって星勘定も一気に盛り返しそうな予感がします。

2位:阿炎
今場所の新入幕に嬉しい初日が出ました。
相手は押し相撲でベテランの豪風。
相手のペースに巻き込まれないように立ち合いから積極的に突き放しを仕掛けましたね。
付け入る隙を全く与えず向正面へ一気に押し込み、2連敗の嫌な流れを見事断ち切ったと思います。
そして何と言っても魅力なのは綺麗な四股。
師匠の寺尾と同様に押し相撲には切れ味があり、周囲から美形と言われる顔立ちも師匠譲り。
この調子で行けば人気も知名度もますます上昇すること間違いないでしょう。

3位:貴景勝
個人的に今日最も注目していた玉鷲との押し相撲対決。
両者引く場面を全く作らず、自分の信念を貫き通した最高の内容でした。
途中距離が開いたところでの張り手合戦も昨年の白鵬戦で経験したことから得たものではないかと。
終始熱くならず冷静に対応した両者の攻防には拍手を送りたいですね。
今日は中入りの企画で流れた新三役インタビューも印象が残りました。
先場所に続き部屋が大変な状況ではありますが、彼の相撲で少しでも明るい雰囲気が戻ることを願っています。


十両では、
1位:天風
2位:剣翔&青狼
という結果になっています。
【4日目】

○大奄美(送り出し)妙義龍●

●石浦(寄り倒し)錦木○

○阿炎(上手投げ)竜電●

○朝乃山(寄り切り)豊山●

●豪風(寄り切り)大栄翔○

●蒼国来(突き出し)輝○

○琴勇輝(押し出し)大翔丸●

○松鳳山(すくい投げ)安美錦●

○千代丸(引き落とし)魁聖●

●千代翔馬(押し出し)栃煌山○

●千代の国(押し出し)勢○

●隠岐の海(寄り切り)宝富士○

○遠藤(押し出し)荒鷲●

●千代大龍(つきひざ)正代○

○御嶽海(引き落とし)貴景勝●

○阿武咲(はたき込み)玉鷲●

○豪栄道(寄り倒し)北勝富士●

○栃ノ心(突き落とし)高安●

○鶴竜(寄り切り)逸ノ城●

○琴奨菊(突き落とし)稀勢の里●

●白鵬(はたき込み)嘉風○



前日に黒星を喫した白鵬と稀勢の里の2横綱が今日も星を落として連敗。
2人とも相手に今場所の初白星を献上したことを考えると、心技体が崩れ始めているとしか言いようがないですね。
これに対して休場明けの鶴竜は今日も安定感抜群の内容で逸ノ城を下し初日から4連勝。
大関では豪栄道も力強い相撲で勝ちっ放しをキープするも、高安が土俵際の逆転で栃ノ心戦を落として土。
前半戦の土俵では新入幕同士の対戦が組まれ、阿炎が竜電を上手投げで下し勝利。
中入り後の放送でインタビューを受けた新十両の水戸龍は貴源治に敗れ初黒星。
ぴかぴか(新しい)4日目の敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)


1位:嘉風
今年の初白星は先場所に続いて白鵬戦の勝利。
立ち合いで上体を起こされるも、横綱の迷いに乗じて跳ね上げたことが一番大きかったと思います。
初日から3連敗と嫌な流れでしたが、今日の金星がいいきっかけになりそうですね。
それにしても、納得できないのはNHKの対応。
インタビューをしているにもかかわらず放送を終了してニュースに移るってどうなの?
以前も嘉風の殊勲インタビューでこういうことがあったような気がします。
嫌がらせとしか思えませんし、これが続くといつかは苦情が来るのではないかと。

2位:豪栄道
序盤戦の横綱・大関陣で最も安定しているのは彼ではないかと思います。
先場所苦杯を喫している北勝富士を相手に若干苦戦を強いられるも、対応は終始落ち着いていました。
冷静に捕まえることを考え、差し手が入った後の出足は見事です。
特に今場所は低い姿勢での攻め込みが象徴的で、日に日に自信をつけているようにも見えます。
もう一人の大関高安に土がついた中、豪栄道には終盤まで連勝街道を進んで欲しいですね。

3位:阿炎
今日は竜電と新入幕同士の対戦。
両手突きからの突き放しとはいきませんでしたが、やはり立ち合いの当たりが終始優位に動けたことは確かです。
勝負が決まったのは土俵際でしたが、取り口から余裕を持った回り込みだったと思います。
連敗スタートでも昨日と今日の連勝で五分の星、巻き返しには十分です。


十両では、
1位:貴源治
2位:旭大星
3位:千代ノ皇
という結果になっています。
【5日目】

●旭大星(寄り切り)朝乃山○

●石浦(寄り切り)竜電○

●大奄美(押し出し)豊山○

●錦木(はたき込み)大栄翔○

○阿炎(引き落とし)輝●

○豪風(突き落とし)大翔丸●

○琴勇輝(突き出し)蒼国来●

○松鳳山(引き落とし)千代丸●

●安美錦(突き落とし)千代の国○

○千代翔馬(下手投げ)魁聖●

○栃煌山(はたき込み)勢●

●隠岐の海(寄り切り)遠藤○

○宝富士(押し出し)荒鷲●

○正代(下手投げ)逸ノ城●

●貴景勝(引き落とし)阿武咲○

○御嶽海(押し出し)玉鷲●

●北勝富士(押し出し)高安○

●豪栄道(寄り切り)栃ノ心○

■白鵬(不戦勝)琴奨菊□

○鶴竜(寄り切り)千代大龍●

○嘉風(押し倒し)稀勢の里●



白鵬の休場が決まっても上位陣が安定しないのは相変わらず。
進退が懸かる鶴竜は万全な取り口で序盤戦を無傷で乗り越えるも、稀勢の里は今日も金星を献上して4敗目。
ここまで勝ちっ放しの大関豪栄道も栃ノ心戦で力負けして、高安と共に4勝1敗での序盤戦。
初日からの5連勝は、役力士で横綱の鶴竜と関脇の御嶽海、平幕では栃ノ心と朝乃山の計4人。
十両では千代ノ皇ただ一人が負けなしの序盤戦で早くも単独トップ。
また、今日は前相撲で注目の対戦が組まれ、大鵬の孫で貴闘力の息子でもある納谷が朝青龍の甥っ子にあたる豊昇龍に投げの打ち合いで勝利。
ぴかぴか(新しい)5日目の敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)


1位:嘉風
前日の白鵬戦に続き、今日の稀勢の里戦も厳しい攻め込みが光って連日の金星。
土俵際に追い込まれても横への回り込みは相変わらず切れ味抜群。
「引きも技の一つなので、自分に制限をかけずにできることを思い切ってやろうと思った」
インタビュールームでのコメントも彼の言葉だからこそ説得力がありますね。
通算8個目の金星は現役力士では恐らく最多記録。
2勝3敗と黒星先行の序盤戦でもいい流れに傾いているのは確かです。

2位:遠藤
彼の序盤戦もかなり安定感抜群です。
隠岐の海と上手の引きつけ合いに持ち込むも、勝敗を分けたのは下半身。
怪我を乗り越えて万全な状態で臨めばもう怖いものなしといったところ。
体の寄せ方や相手に合わせた腰の下ろし方が序盤戦で輝いていると個人的に感じています。

3位:御嶽海
今日私が最も楽しみにしていた関脇対決。
どちらも出足と圧力を持ち味にしているので、どちらが突き切るかに注目が集まりました。
一度は押し戻されたものの下からの筈押しで玉鷲が珍しく棒立ち。
それだけ御嶽海の圧力が今場所はひと味違うということでしょうね。
昨年は6場所全て勝ち越した実力者が年を跨いでさらに勢力を増しています。


十両では、
1位:貴源治
2位:天空海
3位:千代ノ皇
という結果になっています。
【6日目】

●石浦(押し出し)朝乃山○

●大奄美(小手投げ)錦木○

●豪風(押し出し)竜電○

●蒼国来(押し出し)大栄翔○

○豊山(押し出し)輝●

●阿炎(はたき込み)大翔丸○

○松鳳山(引き落とし)琴勇輝●

●栃煌山(引き落とし)千代丸○

■安美錦(不戦勝)魁聖□

○宝富士(寄り切り)千代の国●

○隠岐の海(寄り切り)千代翔馬●

○正代(寄り切り)遠藤●

●勢(外掛け)荒鷲○

●貴景勝(寄り切り)栃ノ心○

○御嶽海(押し出し)北勝富士●

○逸ノ城(押し倒し)玉鷲●

●豪栄道(はたき込み)嘉風○

○阿武咲(はたき込み)高安●

□千代大龍(不戦勝)稀勢の里■

○鶴竜(寄り切り)琴奨菊●



前日の白鵬に続き、今日は稀勢の里や人気者の安美錦までもが休場を発表。
一人横綱となった鶴竜は結びで琴奨菊の攻めに苦戦するも、最後に何とか形を作り初日から6連勝として土俵を引き締めています。
前日まで連勝街道を走っていた関脇の御嶽海、さらには平幕の栃ノ心と朝乃山も全員白星を挙げて勝ちっ放し。
明日は全勝対決で『鶴竜―栃ノ心』の好取組が結びの一番で組まれました。
豪栄道と高安の2大関は共にいいところなく黒星を喫し2敗に後退。
ぴかぴか(新しい)6日目の敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)


1位:鶴竜
2横綱の休場で一人横綱となった今日、結びの一番を辛抱強さで締めくくりました。
立ち合いで当たり負けて防戦一方となった中、一枚まわしで取っていた上手が何よりの命綱でした。
今場所一番苦戦を強いられた内容でしたが、形勢逆転に持ち込めたのは場所前の稽古内容が充実していた証拠です。
ここまで6連勝と勝ちっ放し、明日は同じく6連勝と好調な栃ノ心と直接対決。
この一番を制したら復活優勝に向けてかなり光が差し込んでくるでしょう。

2位:御嶽海
関脇に昇進して4場所目、ここまで安定した内容が初日から続いたのは初めてでしょう。
今日は北勝富士との圧力対決でどちらが優位に押し込めるかに注目が集まりました。
立ち合いでやや当たり負けしたように見えましたが、上手くあてがって以降は彼の出足。
上位を撃破してきた嫌な相手を真っ向から押し切っての6連勝には相当自信がつくと思います。
この快進撃はどこまで続くか、明日の嘉風戦が大きなターニングポイントになるのでは?

3位:阿武咲
3連敗スタートの嫌な流れを徐々に取り戻しています。
今日は立ち合いの低い当たりで大関の上体を完全に起こし、伸びきったところをタイミングのいい叩き。
昨日ライバルの貴景勝を下したことが大きな自信になっているでしょうね。
三役2場所目、上位にもかなり力が通用してきています。
出足は相変わらず鋭く見えるので、あとは相手の動きを読み切れるかが彼の今後を大きく変えていく気がします。


十両では、
1位:妙義龍
2位:千代ノ皇
3位:大砂嵐
という結果になっています。
【7日目】

○竜電(押し出し)豊山●

○阿炎(すくい投げ)錦木●

●朝乃山(押し出し)大栄翔○

●豪風(突き出し)大奄美○

○石浦(突き落とし)輝●

●蒼国来(押し出し)千代丸○

●大翔丸(送り出し)魁聖○

○栃煌山(引き落とし)琴勇輝●

●千代翔馬(押し出し)松鳳山○

●千代の国(押し出し)遠藤○

○隠岐の海(小手投げ)勢●

○正代(寄り切り)宝富士●

●千代大龍(はたき込み)荒鷲○

○琴奨菊(小手投げ)阿武咲●

○北勝富士(送り出し)玉鷲●

○御嶽海(引き落とし)嘉風●

○逸ノ城(下手投げ)高安●

○豪栄道(押し出し)貴景勝●

○鶴竜(寄り切り)栃ノ心●



注目された結びの全勝対決は鶴竜が栃ノ心を力でねじ伏せ7連勝。
同じく勝ちっ放しで来た関脇の御嶽海も白星を挙げるが、朝乃山は初黒星を喫し、7日目を終えて全勝は鶴竜と御嶽海の2人だけとなりました。
連敗中の大関豪栄道は新三役の貴景勝を退け5勝目を挙げ、高安は逸ノ城に力負けして3敗に後退。
十両では千代ノ皇が今日も勝って7連勝として単独トップをキープしています。
明日はストレートで勝ち越しを懸ける鶴竜は正代、御嶽海は逸ノ城とそれぞれ対戦。
ぴかぴか(新しい)7日目の敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)


1位:御嶽海
相手が今場所2横綱から金星を挙げている嘉風でも動揺は全くありませんでした。
冷静に動きを見ながら突き立て、隙あらば引いて相手のバランスを崩す。
効果的に決まっていますし、勝負の中でいいリズムを作れている気がします。
本人は引いた場面を反省しているようですが、それは体がきちんと動いている証拠と捉えていいでしょう。
7連勝と星を伸ばした若手のホープ、この快進撃をどこまで続けられるか目が離せません。

2位:鶴竜
こちらも結びで栃ノ心との全勝対決を制して7連勝。
過去に1度しか負けたことがない相性の良さを大一番でも見事に発揮。
立ち合いで一旦右差しを許すも、自ら四つ相撲に持ち込んだことと上手を与えなかったことが大きな勝因として挙げられます。
満足しているという本人のコメントの通り、日に日に自信を取り戻しているハズです。
無給処分を下されても一人横綱の責務をきちんと果たしていることは立派。
新力士会長が毎日いい相撲で場所を引き締めていますね。

3位:豪栄道
連敗中でなおかつ今日の相手は貴景勝、ファンの多くが不安を感じた中でも彼の相撲内容は見事なものでした。
一度は上体を起こされかけたものの、すぐに体勢を立て直し頭をつけると一気に電車道。
大関の武器をきちんと相手に伝えられた一番だと思います。
鶴竜と御嶽海が全勝をキープしている以上、これ以上星は落とせません。
直接対決までは2敗を守って終盤に星を並べたいところ。
明日以降も精神面の課題がより大きく求められます。

3位:遠藤
足首のサポーターが取れたことにより下半身のバランスが日に日に良くなっています。
相手の千代の国が不振状態ということもありますが、それでも彼の冷静な対応と前に出るスピードはお見事。
今場所は前頭5枚目の地位で上位では2横綱の休場、場合によっては後半戦に上位との対戦をぶつけてくる可能性も大いに考えられます。
特に鶴竜戦や御嶽海戦が組まれれば、今の彼なら何か面白くしてくれそうな予感。
5勝2敗と星勘定もよく、今後の対戦相手に注目が集まりそうですね。


十両では、
1位:妙義龍
2位:千代ノ皇
3位:琴恵光
という結果になっています。
【8日目】

○阿炎(突き出し)大奄美●

●豪風(突き落とし)豊山○

○蒼国来(上手投げ)石浦●

●朝乃山(上手投げ)輝○

●琴勇輝(寄り切り)竜電○

●錦木(押し出し)大翔丸○

○大栄翔(押し出し)千代丸●

○宝富士(寄り切り)松鳳山●

○魁聖(寄り切り)勢●

●隠岐の海(はたき込み)千代の国○

○栃煌山(はたき込み)遠藤●

○千代翔馬(寄り切り)荒鷲●

●嘉風(突き出し)栃ノ心○

●北勝富士(はたき込み)阿武咲○

●御嶽海(寄り切り)逸ノ城○

●琴奨菊(押し出し)玉鷲○

●豪栄道(突き出し)千代大龍○

●貴景勝(はたき込み)高安○

○鶴竜(上手出し投げ)正代●



全勝:鶴竜
1敗:御嶽海 栃ノ心 大栄翔



劇画家のさいとう・たかをさんをゲストに迎えた中日の土俵は、連勝街道を走っていた2人に明暗が分かれました。
一人横綱の鶴竜は結びで正代を出し投げで退けストレートで勝ち越しを決めるも、御嶽海は逸ノ城に力負けして初黒星。
前日初黒星を喫した栃ノ心は難敵の嘉風を下し、平幕の大栄翔と共に7勝1敗で勝ち越しに王手。
大関では豪栄道が千代大龍の電車道に完敗し、連敗を止めた高安と共に5勝3敗での折り返し。
前日まで1敗で来ていた松鳳山と朝乃山の2人は揃って黒星を喫し2敗に後退。
阿炎と竜電の新入幕2人は共に5勝3敗と白星を2つ先行させての折り返し。
十両では千代ノ皇が敗れ、勝ちっ放しがいなくなりました。
ぴかぴか(新しい)8日目の敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)


1位:逸ノ城
ここまで全勝の御嶽海を力でねじ伏せた勝ち相撲は今場所一番の相撲だったと思います。
相手が押し上げるタイミングで右四つ左上手で出足を止めて、さらに上手を取られるかと思いきや一気に寄り立てて完勝。
やはり取組時間が長くなると体力勝負で力を発揮するのも逸ノ城の長所ですね。
辛抱強さだけではなく、力を出すペース配分をきちんと計画しているようにも見えました。
上位戦が続く中で4勝4敗と五分の星はそれなりに評価されると思います。
後半戦に星が伸びれば久々の三役も見えてくるでしょう。

2位:阿武咲
先場所優勝争いに絡んだ北勝富士を2場所連続で撃破。
押しと引きを連発する激しい攻防戦の中、やはり立ち合い当たり勝っていたのは間違いなく阿武咲でした。
押し切って勝って欲しかったという意見も多くありますが、やはり出足が利いての叩きなので決して悪くない取り口だと振り返れます。
三役2場所目は4勝4敗での折り返し、上位戦は終えているので如何に取りこぼさず後半を乗り切れば来場所は関脇に上がる可能性も出てきそうですね。

3位:鶴竜
今日も反応の良さが生かされて幕内勝ち越し第一号となりました。
正代が左差しを果たして勝負に出たところで素早く体を開いての出し投げ。
取組時間は非常に短いものでしたが、瞬時の動きを冷静に見破った横綱の対応はさすが。
単独トップに立った一人横綱、明日以降もこの調子をキープすれば復活優勝だけでなく自身初の全勝も見えてくるかもしれません。
そんな明日は初顔で金星を許している荒鷲戦、雪辱を果たせるか注目ですね。


十両では、
1位:矢後
2位:天空海
3位:妙義龍
という結果になっています。
【9日目】

○阿炎(引き落とし)朝乃山●

○石浦(下手ひねり)大栄翔●

●豪風(押し出し)錦木○

○蒼国来(寄り倒し)竜電●

○大奄美(押し出し)千代丸●

●松鳳山(押し出し)輝○

○豊山(寄り倒し)千代の国●

●千代翔馬(押し出し)琴勇輝○

●大翔丸(押し出し)勢○

○宝富士(押し出し)栃煌山●

○魁聖(寄り切り)遠藤●

○千代大龍(突き落とし)隠岐の海●

●嘉風(寄り切り)琴奨菊○

○逸ノ城(小手投げ)阿武咲●

○貴景勝(押し出し)北勝富士●

●御嶽海(つり出し)栃ノ心○

●正代(突き落とし)高安○

○豪栄道(寄り切り)玉鷲●

○鶴竜(寄り切り)荒鷲●



全勝:鶴竜
1敗:栃ノ心
2敗:御嶽海 大栄翔



昨日単独トップに立った鶴竜は盤石な内容で荒鷲を退け9戦全勝。
1敗同士の対戦は平幕の栃ノ心が力相撲で勝ち越しを決めて、関脇の御嶽海は連敗。
平幕では前日まで2敗で来ていた平幕が相次いで敗れ、早くも優勝争いが絞られつつあるように感じます。
現時点では鶴竜と大関以下で力の差がかなり開いていると思うので、優勝ラインは下がっても1敗までではないかと…。
今の鶴竜には自信がみなぎっていて、正直全勝優勝も可能と言ってもおかしくないほど安定感が増しています。
1敗・2敗グループ(特に御嶽海)がどこまでついて行けるか、現在3敗の大関2人が終盤戦に向けて調子を戻せるか、ここが優勝争いを盛り上げるかどうかのカギになるでしょう。
ぴかぴか(新しい)9日目の敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)


1位:栃ノ心
勝ち越しを懸けて御嶽海との直接対決。
重圧のかかる大一番でも持ち前の怪力は健在です。
あの重い御嶽海の出足を止めただけでなく、上手を引きつけて軽々と吊り上げる力強さも彼ならでは。
力士の平均体重増加によりなかなか見られなくなった『つり出し』という決まり手も久々に見た気がします。
過去にも千秋楽まで優勝争いに関わった経験を考えると、明日以降の相撲にも期待大ですね。

2位:豪栄道
これまで何度も苦杯を喫してきた玉鷲戦、今日は立ち合いに集中していたことがよく分かりました。
もろ差しを果たすや腕の返しを利かせて速攻。
まさに豪栄道の真骨頂ここにあり!と言える文句なしの勝ち相撲。
こういう他を寄せつけない完勝ぶりを見ると、「何でこの相撲が昨日できなかったかなぁ」とつくづく思います。
全勝の横綱とは恐らく千秋楽に対戦が組まれることがほぼ決まっています。
今日の相撲で勢いに乗って少しでも最後まで場所を盛り上げていただきたいですね。

3位:貴景勝
5連敗中と大苦戦だった新三役がいいきっかけ作りと思える相撲内容を見せてくれました。
今日の北勝富士戦は先場所組まれなかっただけに、待ちに待った好取組と思ったファンも多いことでしょう。
取組では激しいぶつかり合いの中、距離ができた時の『間合いの取り方』が大きく勝敗を分けました。
終始頭からピンポイントでぶつかった貴景勝、徐々に形を作って『押し相撲』を最後まで貫き通し大熱戦に終止符。
黒星先行と苦しい土俵が続きますが、この強い気持ちで取り続ければ勝ち越しもまだまだ狙えると思います。


十両では、
1位:隆の勝
2位:臥牙丸
3位:佐田の海
という結果になっています。
【10日目】

○竜電(寄り切り)東龍●

●阿炎(押し倒し)豊山○

○豪風(はたき込み)石浦●

●蒼国来(寄り切り)錦木○

●大奄美(押し出し)輝○

●朝乃山(押し出し)大翔丸○

●栃煌山(押し出し)大栄翔○

○千代翔馬(寄り切り)安美錦●

●琴勇輝(押し出し)千代の国○

○宝富士(すくい投げ)魁聖●

○千代丸(引き落とし)勢●

●松鳳山(寄り切り)遠藤○

○栃ノ心(寄り切り)琴奨菊●

●北勝富士(突き出し)千代大龍○

●貴景勝(押し倒し)逸ノ城○

□嘉風(不戦勝)阿武咲■

●御嶽海(とったり)荒鷲○

●豪栄道(寄り切り)正代○

●玉鷲(押し出し)高安○

○鶴竜(送り出し)隠岐の海●



全勝:鶴竜
1敗:栃ノ心
2敗:大栄翔



鶴竜は今日も厳しい相撲で白星を挙げて10戦全勝。
星1つの差で追う栃ノ心も力強さを発揮して1敗をキープ。
御嶽海は今日も敗れて3敗に後退し、大栄翔ただ一人が2敗。
休場中の安美錦が今日から再出場を果たすも黒星。
同じく休場中の照ノ富士が明日から再出場することが決まりました。
明日から優勝争いが大詰めになる終盤戦、このペースではほぼ鶴竜と栃ノ心の一騎打ちと言っていいでしょう。
あとは阿武咲の休場により鶴竜は一番平幕戦を追加ことになるので、相手が誰になるかという点にも注目したいところ。
ぴかぴか(新しい)10日目の敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)


1位:鶴竜
「とにかく強い!」この一言に尽きます。
前まわしを取る鋭い立ち合いと素早く出し投げを打つ反応の良さ、非の打ち所がないですね。
横綱が上位戦を迎えるまで負けなし、優勝を目指す中ではまさに理想の展開。
さらには休場明けの場所ということを考えると、周囲からの評価も高いでしょう。
そしてここまでランクインが続く横綱も久しぶりです。
いつかは白鵬も稀勢の里も連日ここに名前が挙がることを願いたい…。

2位:遠藤
昨日まで連敗で快進撃に急ブレーキがかかったかと思いましたが、今日の相撲でまた勢いを取り戻したのではないでしょうか?
立ち合いから松鳳山に強烈な突っ張りを許し防戦一方の中、必死にこらえて左差しを果たし形勢逆転。
取組後に解説の西岩親方が仰っていましたが、『下半身が土俵にきちんとついている』これが勝敗を大きく分けたポイントだと思います。
怪我も治って相撲内容に安定感が戻った中、明日からの終盤戦に勝ち越しと新三役を懸けたいところ。

3位:高安
多くの方々が心配していた玉鷲戦、立ち合いから強い気持ちが伝わってきました。
終始圧力をかけた大関らしい相撲で難敵を撃破。
星勘定では3敗と優勝争いに絡むかは難しいですが、横綱の独走を止める期待は高まります。
同部屋の横綱が休場している中、弟弟子の活躍も横綱にとってはいい治療薬になるハズです。


十両では、
1位:琴恵光
2位:妙義龍
3位:佐田の海
という結果になっています。
【11日目】

○碧山(突き出し)錦木●

○竜電(寄り切り)大栄翔●

●蒼国来(押し出し)朝乃山○

●琴勇輝(小手投げ)輝○

○大奄美(寄り切り)安美錦●

●照ノ富士(送り出し)石浦○

●豊山(突き出し)魁聖○

●栃煌山(突き出し)阿炎○

○豪風(押し倒し)千代の国●

●千代翔馬(引き落とし)大翔丸○

○松鳳山(押し出し)勢●

○千代丸(はたき込み)遠藤●

●宝富士(突き落とし)栃ノ心○

●千代大龍(寄り切り)琴奨菊○

●北勝富士(はたき込み)逸ノ城○

○貴景勝(押し出し)嘉風●

●御嶽海(押し出し)正代○

●隠岐の海(突き出し)高安○

●豪栄道(小手投げ)荒鷲○

●鶴竜(押し出し)玉鷲○



1敗:鶴竜 栃ノ心
3敗:高安 大栄翔



ここまで非の打ち所がない相撲内容が続いた全勝の鶴竜がついに敗れました。
相手が昨年一度も勝てなかった玉鷲、そして自身初となる初日からの11連勝狙いという点が横綱の動揺を生んだか…。
1敗の栃ノ心は物言いをつけられるも軍配通りで白星を挙げ二桁勝ち星。
これで鶴竜と栃ノ心が並び、終盤戦かなり盛り上がってきました。
星勘定の上では3敗の高安と大栄翔にも優勝争いで可能性が高まってきましたが、ほぼ1敗の2人と見ていいでしょう。
明日は鶴竜が遠藤、栃ノ心が玉鷲との対戦です。

※これから諸事情により長距離運転に入りますので、『敢闘精神あふれる力士』は深夜頃書き込みの予定です。何卒ご要望願います。
ぴかぴか(新しい)11日目の敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)


1位:玉鷲
やはり文句なしのランクインでした。
立ち合いから突き合いになると、先に引いてきた横綱に対して迷いなく思い切って勝負に出ました。
昨年2戦負けなしということが横綱の精神面に大きな重圧を与えたことも影響したでしょう。
今場所は既に7敗を喫していて後がない状況でも、堂々と自分の相撲を取ることだけに専念した結果が大殊勲の星に繋がりました。
インタビュールームで流した涙には今でも感動が蘇ってきます。
仮に負け越しになってしまっても特別扱いで殊勲賞を与えてくれんかなぁ…なんて思った今日この頃。

2位:貴景勝
こちらも7敗という状況ながら、突き押しの応酬を制した勝ち相撲は実に見事でした。
相手が嘉風ということもあり、両者の激しい突っ張りには絶対に押し切るという強い気持ちも表れていたように思います。
まさにこの2人の一番こそが『押し相撲の鏡』ですね。
その中で先に小手投げで揺さぶりをかけた貴景勝には冷静に対応する余裕がありました。
勝負後に判明した流血は恐らく先場所と同じく口の中を切ったようで心配ですが、傷も力士の勲章と捉えて残り4日全力で頑張っていただきたい。

3位:阿炎
新入幕がついに勝ち越しに王手を懸けました。
両手突きで当たると、前半戦で地力の差を見せつけていた栃煌山はあっという間に土俵外(左肩の負傷もあるようですが)。
思い切り当たって積極的に腕を伸ばす出足の鋭さは、まさに師匠でもある寺尾の現役時代を見ているようでした。
序盤こそつまづいたものの、中盤以降は連敗なくここまで来れたことは立派だと思います。
もう一人新入幕の竜電も7勝目を挙げ、12日目はあまり例にない『新入幕同時勝ち越し』という珍しい記録にも期待を集めたいところ。


十両では、
1位:翔猿
2位:貴源治
3位:妙義龍
という結果になっています。
【12日目】

●石浦(寄り切り)英乃海○

○錦木(寄り切り)輝●

○琴勇輝(押し出し)朝乃山●

○竜電(寄り切り)大翔丸●

●照ノ富士(寄り切り)大奄美○

○豪風(突き出し)安美錦●

○松鳳山(寄り倒し)蒼国来●

○阿炎(押し出し)千代丸●

■栃煌山(不戦勝)豊山□

●大栄翔(押し出し)魁聖○

○正代(押し出し)千代翔馬●

○千代の国(突き落とし)荒鷲●

○千代大龍(突き出し)宝富士●

○北勝富士(引き落とし)勢●

●嘉風(押し倒し)逸ノ城○

●貴景勝(渡し込み)琴奨菊○

●御嶽海(突き出し)隠岐の海○

○栃ノ心(寄り切り)玉鷲●

●豪栄道(突き出し)高安○

●鶴竜(押し出し)遠藤○



1敗:栃ノ心
2敗:鶴竜
3敗:高安



優勝争いが大荒れとなってきました。
前日土がついた鶴竜は連日の引き技で連敗を喫して2敗に後退。
一方栃ノ心は1敗を守り、鶴竜に代わって単独トップに立ちました。
鶴竜と栃ノ心は直接対決を終えているため、ここに来て横綱が追いかける立場というのはかなり厳しい状況ではないかと。
しかし、上記3人の中で精神面で終盤戦を最も優位に過ごせるのは恐らく3敗の高安でしょう。
勢いが戻ってきたことに加えて残り3日の対戦相手も大体想定できる点を重視しています。
単独トップの栃ノ心は明日逸ノ城戦が組まれ、14日目と千秋楽の割がどうなるかという点も非常に興味深い。
その件は追々書き込みで考えていきたいですね。
ぴかぴか(新しい)12日目の敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)


1位:遠藤
優勝争いが大きく荒れる1日、やはり彼の金星が1位というのはファンの予想通りでしょう。
立ち合いは例によって低く当たり、横綱が引いたところを逃さず速攻。
実は鶴竜が横綱昇進後の初黒星をつけたのも遠藤で、その時の勝ち相撲を再現しているようにも思えました。
本来の持ち味を横綱戦でも発揮できるのは成長の証です。
上位陣で休場が相次いだことで組まれた一戦という点を考えると、相撲の神様は面白いことをするなぁ。
殊勲インタビューでは終始気を引き締めていて笑顔は一切なく、明日勝ち越しを懸ける一番に早くも集中していました。
しかし、せっかくの金星ですから昨日の玉鷲のように喜びを全面に出して欲しいなぁという気もします。

2位:阿炎
立ち合い左に変わった場面を見ると勝ち越しへの重圧が大きいように感じましたが、その後の裁きがお見事でした。
激しい突っ張りを見舞って相手が回り込むところでも慌てずついて行き勝利。
十両から数えると、勝ち越しはこれで8場所連続。
着実に力もつけていて今後が楽しみな関取です。
「三賞を2つ取れるように頑張ります」と誓った新入幕インタビューの実現も見えてきたのではないかと。
しかし同じ新入幕の竜電も素晴らしい相撲内容で勝ち越しを決めたのに、場所中のランクインは何故か阿炎ばかり…容姿の問題でしょうか?(笑)

3位:栃ノ心
快進撃を続けていく中、今日ついに単独トップに立ちました。
立ち合いが二度合わず三度目で相手の喉輪をまともに受けるも、振りほどいて右差しを果たしたことが勝敗の分かれ道。
上手が引けなくても自信を持って運べるのは今場所の前裁きの良さがあってこそ。
気迫があふれる反面、冷静な対応力も今場所の栃ノ心を象徴していますね。
明日は力強さが戻ってきた逸ノ城との対戦、ガップリ四つの力比べが期待される大一番です。
後ほど2人の過去の取組を書き込むので、一緒にシミュレーションしていきましょう。


十両では、
1位:貴源治
2位:琴恵光
3位:天風
という結果になっています。
【13日目】

○蒼国来(引き落とし)豊山●

○石浦(寄り切り)大翔丸●

○琴勇輝(突き倒し)大奄美●

●照ノ富士(寄り切り)豪風○

●朝乃山(引き落とし)千代丸○

○松鳳山(すくい投げ)大栄翔●

○阿炎(送り出し)魁聖●

●錦木(引き落とし)千代の国○

●千代翔馬(押し出し)輝○

○安美錦(はたき込み)勢●

●宝富士(寄り切り)竜電○

○遠藤(寄り切り)琴奨菊●

○栃ノ心(寄り切り)逸ノ城●

○北勝富士(押し出し)嘉風●

●貴景勝(押し倒し)千代大龍○

●正代(押し出し)玉鷲○

●荒鷲(突き出し)高安○

○豪栄道(寄り切り)隠岐の海●

●鶴竜(押し出し)御嶽海○



1敗:栃ノ心
3敗:鶴竜 高安



優勝争いが大詰めとなる最終盤、まずは単独トップの栃ノ心が逸ノ城との怪力対決を制して1敗を死守。
続いて大関の高安が荒鷲を圧倒し、中日からの6連勝で3敗をキープ。
結びでは鶴竜が御嶽海の圧力に屈し完敗で3連敗。
これで栃ノ心の平幕優勝の可能性が非常に高くなり、明日勝てば3敗同士の直接対決を待たずに優勝が決まります。
その栃ノ心は明日優勝を懸けて松鳳山との対戦が組まれました。
そして最近なかなかチェックできていなかった十両の優勝争いは、4敗の英乃海と琴恵光を5敗で7人が追いかける大混戦。
先場所の蒼国来を除けば、ここ最近の十両は優勝ラインがかなり下がっていますね…。
ぴかぴか(新しい)13日目の敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)


1位:御嶽海
勝ち越し王手から急ブレーキがかかって心配された中、今日は横綱相手に休まず一気の出足。
腕も伸びていて恵まれた体格で本来以上の圧力が利いたように思います。
インタビューでも「栃ノ心関に優勝が懸かっているので少しでも手助けになれば」と出羽一門の先輩を思う気持ちにも感動しました。
本来であれば御嶽海本人も優勝を狙う位置にいて欲しかったんですけどね…。
これだけ圧巻の内容を見せられるんですから、昨日までの5連敗が本当にもったいない。
やはり勝ち越しはあくまでも通過点であり、大関取りの足固めには今日を初日と捉えて残り2日間を全力で取り切って欲しいですね。

2位:遠藤
3場所連続の勝ち越しが懸かった今日の一番は大関経験者の琴奨菊戦。
相手の圧力に上手く回り込んで体勢を入れ替えたことと、二度の小手投げを打たれた時に残した強靭な足腰は彼ならではの武器ですね。
最後は形勢逆転を果たして無事に勝ち越し決定。
栃ノ心の平幕優勝に期待が集まる中、実は遠藤戦がまだ組まれていないことを考えると、千秋楽の対戦相手に抜擢して欲しいという願いも強くなってきます。

3位:栃ノ心
その優勝争いのトップを走る栃ノ心が今日もランクイン。
ここ数日調子を上げてきた逸ノ城との対戦はやはり右の相四つに渡ってガップリ。
その中で大きなポイントになったのは終始栃ノ心が先手を取れていたことです。
すぐさま引きつけて相手の上手を切る場面に取組時間を長引かせない計画性も感じましたし、稽古内容が生かされたと言っていいと思います。
横綱が敗れて星の差が2つに広がり、思わぬ形で念願の初優勝に王手が懸かりました。
平幕優勝が実現すれば、記憶に新しいあの旭天鵬以来の出来事。
ちなみに、その旭天鵬の現役最後の相手がこの栃ノ心…何かの巡り合わせを感じますね。


十両では、
1位:妙義龍
2位:佐田の海
3位:旭大星
という結果になっています。
【14日目】

●蒼国来(下手投げ)大奄美○

●琴勇輝(引き落とし)大栄翔○

○豊山(押し出し)大翔丸●

○錦木(押し出し)安美錦●

○石浦(押し出し)千代丸●

○竜電(下手投げ)魁聖●

●千代翔馬(寄り倒し)朝乃山○

●照ノ富士(寄り倒し)勢○

○隠岐の海(押し出し)豪風●

●輝(引き落とし)遠藤○

●松鳳山(寄り切り)栃ノ心○

●嘉風(はたき込み)千代大龍○

●阿炎(寄り切り)琴奨菊○

●北勝富士(はたき込み)千代の国○

●宝富士(下手出し投げ)逸ノ城○

○貴景勝(押し出し)正代●

○荒鷲(突き落とし)玉鷲●

○豪栄道(寄り切り)御嶽海●

●鶴竜(押し出し)高安○



まだ歴史的快挙に余韻が残っています。
今日優勝が決まるか、明日までもつれるか、そんな中で土俵に上がった栃ノ心。
大一番でも力強い取り口を見せ、千秋楽を待たず一発で初優勝を決めました。
決して対戦相手の松鳳山に悪い場面は全くなく、まさに紙一重の同期生対決には心から拍手を送りたいですね。
これで平幕優勝はあの旭天鵬以来6年ぶりで、ジョージア出身力士の幕内優勝は史上初。
まだあと1日残っていますので、ぜひ千秋楽に有終の美を飾って欲しいですね。
そして土俵下での優勝インタビューも楽しみにしています。
まずは栃ノ心、初優勝本当におめでとうございます!
ぴかぴか(新しい)14日目の敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)


1位:栃ノ心
もちろん、初優勝を決めた彼が文句なしの1位でした。
取り口からも緊張感はなく、相手の突っ張りやいなしへの対応は非常に冷静だったと思います。
差し手が入ればこっちのものだとばかりに、形を作るや向正面へ一気に持って行きましたね。
優勝インタビューでの受け答えにはもらい泣きしてしまいます。
膝の大怪我で幕下まで番付を落とした過去の苦労、さらには場所中に騒がれている所属部屋の問題と、様々な背景を強い気持ちで乗り越えての初優勝は本当に素晴らしいです。
相撲界の門を叩いて学んだ日本語、腐らず積み上げてきた稽古、ここに来て大きく花開きましたね。
そして千秋楽は過去対戦成績でリードされている遠藤戦、優勝が決まっても最後まで力強い相撲に期待したい。

2位:高安
自身の取組前に栃ノ心の優勝が決まって気持ちの面で集中できるか心配でしたが、全く問題ありませんでした。
むしろ今場所一番とも言える気迫と激しい攻めが光ったと言えるでしょう。
横綱の反撃や仕掛けにもきちんと反応して、大関らしさが戻ってきています。
優勝の可能性はなくなりましたが、今後の活躍に繋げるためにも千秋楽の上積みは欲しいですね。
大関昇進後では初となる二桁勝ち星にも乗せていますし、これを一つのきっかけにしてまた強い高安の相撲を期待しています。

3位:竜電
前半戦の土俵でも新入幕の力強さが館内の大拍手を呼んでいました。
大型力士の魁聖を相手にもろ差しで立ち向かい、終始動きを止めず積極的な攻め。
最後は土俵際で投げの打ち合いとなり、豪快な下手投げで仕留め関取昇進後初めてとなる二桁勝ち星。
三賞候補の対象に挙がってもおかしくないですね。
今日のランクイン力士では同い年の栃ノ心に同郷の竜電と、個人的にちょっとした共通点を持った力士から色々勇気づけられた1日でした。


十両では、
1位:千代ノ皇
2位:隆の勝
3位:明生
という結果になっています。
【千秋楽】

○大奄美(押し出し)碧山●

●旭大星(押し出し)錦木○

●豪風(突き落とし)朝乃山○

●琴勇輝(引き落とし)石浦○

●照ノ富士(寄り切り)蒼国来○

●竜電(引き落とし)千代丸○

●松鳳山(押し出し)阿炎○

○大翔丸(押し出し)千代の国●

●千代翔馬(寄り切り)豊山○

●正代(寄り切り)輝○

●遠藤(押し出し)栃ノ心○

○千代大龍(押し出し)大栄翔●

○宝富士(寄り切り)琴奨菊●

●嘉風(小手投げ)勢○

●魁聖(寄り切り)逸ノ城○

●北勝富士(はたき込み)安美錦○

●貴景勝(寄り切り)荒鷲○

〜これより三役〜

●隠岐の海(押し出し)玉鷲○

●御嶽海(上手投げ)高安○

○鶴竜(上手投げ)豪栄道●




優 勝:栃ノ心(14勝1敗 初優勝)

▼三賞受賞
殊勲賞:栃ノ心(初受賞)
敢闘賞:阿炎(初受賞) 竜電(初受賞)
技能賞:栃ノ心(2回目)

▼各段優勝
十 両:妙義龍(10勝5敗)
幕 下:若隆景(7戦全勝)
三段目:魁勝(7戦全勝)
序二段:魁鵬(7戦全勝)
序ノ口:塚原(6勝1敗)



相次いで発生した不祥事、2横綱の途中休場と、荒れた環境でスタートした今年最初の大相撲。
進退をかけて土俵に上がった鶴竜が初日から連勝街道を突き進み、誰もが復活優勝待ったなしを予想した直後、終盤に突然崩れました。
そんな初場所のフィナーレは、大怪我で幕下まで番付を下げた苦労人の栃ノ心が入門から12年の歳月を経て平幕優勝。
「一度挫折しても腐らず頑張れば平幕で優勝もできるんだ」という気持ちが伝わってきましたし、何より周囲を勇気づける初優勝でしたね。
今場所は何より連勝と連敗が非常に目立った印象があります。
主に鶴竜や御嶽海といった上位陣に『心技体』の課題を大いに求められたのではないかと。
やはりそこを思えば、今場所の栃ノ心は四股名の如く『心』の字の部分が大変充実していたことは否めないですね。
全力士が体調面も含め、全てが万全な状態で今後の場所に臨んでいただきたいと思います。
また来月には理事選が行われ、協会も新体制に入る予定です。
昨年末から続いている不祥事に対して膿を出し切り、これ以上ファンを落胆させないように真実を包み隠さず明かして欲しいところ。
今場所から導入された『AbemaTVで大相撲』により、様々な場所でリアルタイム観戦でき、ファンにとってはこの上なく嬉しい環境に繋がったと思いますし、幕下以外の取組に対する関心も増えたハズです。
この思いを無駄にしないために、協会にとっても、力士にとっても、そして国民にとっても春場所を明るく楽しみに迎えることを祈願して本年最初の取組報告を締めたいと思います。
千秋万歳!
ぴかぴか(新しい)千秋楽の敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)


1位:栃ノ心
優勝が決まった後も彼の相撲に対する集中力は続いていました。
3連敗中と合い口の悪い遠藤戦、相手の力が出る体勢ながらも対応力が素晴らしかったです。
右からのすくい投げで上手を切って、体勢を崩したところで差し手を抜き押し出し。
場所前から自信を持って臨んだ今場所、最後の最後まで高いモチベーションを維持して有終の美を飾りました。
初の優勝インタビューでも初々しさを感じ、幸せを噛みしめている様子が印象に残ります。
来場所の土俵に早くも注目が集まりそうですね。

2位:阿炎
二桁勝ち星と敢闘賞を懸けて臨んだ千秋楽は三役経験者の松鳳山と対戦。
相手の呼吸に合わせられなかった場面はありましたが、二度目の立ち合いでは思い切った動きが光りました。
必死に動き回る姿勢を見せた結果が最後の白星に繋がったと見ていいでしょう。
新入幕の場所は二桁と敢闘賞、「三賞を2つ取れるように頑張ります」と初日のインタビュー通りにはなりませんでしたが、きちんと今後に向けて存在感を示したのは確かです。
三賞インタビューではピースサインを出したり、表彰式の出番待ちの間には竜電にちょっかいを出したりと、個人のキャラはかなり形成されています。
あとは相撲内容に磨きをかけて師匠並みの人気力士になっていただきたいですね。

3位:高安
大関昇進を決めてから途中休場が続き自信を失いかけていた中、今場所は最高の相撲で取り終えたと思います。
体当たりから突き放すだけでなく、今日は組んで胸を合わせることも実践して他を寄せつけない強さがこれまで以上に増しているハズです。
相撲の幅広さが出せれば、今場所の12勝を上回る成績も間違いなく残せるでしょう。
同部屋の稀勢の里がまたしても途中休場となった中、彼の力強い相撲で田子ノ浦部屋に少しは明るい兆しが見えてきたのではないかと思います。


十両では、
1位:貴源治
2位:妙義龍
3位:剣翔
という結果になっています。

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