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若いけど相撲!!コミュの2017九州場所

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いよいよ一年納めの九州場所まで1週間を切りました。
先場所は3横綱2大関が休場という異常事態に陥った中、今場所は果たして休場明けの上位陣がどれほど回復して復活の土俵を見せてくれるか注目が集まります。

【今場所の主な番付情報】

■新小結
 ・阿武咲(西小結)

■新入幕
 ・大奄美(西前頭14枚目)

■再入幕
 ・安美錦(西前頭13枚目)
 ・琴勇輝(東前頭14枚目)
 ・妙義龍(西前頭15枚目)

■新十両
 ・隆の勝(西十両13枚目)

■再十両
 ・貴源治(東十両14枚目)

■休場力士 ※11月8日現在
 ・鶴竜(西横綱)


先ほど鶴竜の休場が正式に発表されました。
残念ながら今場所も横綱4人が皆勤という願いは実現しません。
さらには(確定ではないですが)幕尻の宇良も出場がまだ厳しいという情報も入っています。
先場所休場した白鵬・稀勢の里の2横綱、カド番大関の高安、関脇に陥落した照ノ富士、この上位陣がどこまでの回復ぶりを見せてくれるか。
そして上位挑戦が続く新三役の阿武咲、前頭上位の貴景勝・北勝富士といった新鋭の活躍が今場所も見られるか。
今年最後の本場所、最高の形で一年を締めくくれるよう願っています。

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【場所前の稽古状況(横綱・大関陣)】

■日馬富士
11月8日現在、出稽古や番数関連のニュースなし。

■白鵬
11月2日:申し合いで青狼・阿炎と12番取って全勝。
11月6日:出稽古に来た魁聖・東龍・旭大星・青狼と12番取って全勝。
11月8日:阿武咲と三番稽古を行い11勝4敗。

■稀勢の里
11月4日:高安と13番取って9勝4敗。
11月5日:佐渡ヶ嶽部屋へ出稽古に行き、琴奨菊との三番稽古で9勝2敗。
11月6日:二所ノ関一門の連合稽古で嘉風を指名して8勝2敗。
11月7日:二所ノ関一門の連合稽古で高安と2番取って1勝1敗、豪栄道と5番取って2勝3敗。

■鶴竜
11月2日:正代・蒼国来と合計11番取って負けなし。
11月8日:九州場所の休場を正式に発表。

■豪栄道
11月3日:妙義龍ら同部屋の関取衆と三番稽古を行い21番取って全勝。
11月6日:二所ノ関一門の連合稽古で高安を指名して8勝3敗。
11月7日:二所ノ関一門の連合稽古で高安と7番取って6勝1敗、稀勢の里と5番取って3勝2敗。

■高安
11月4日:稀勢の里と13番取って4勝9敗。
11月5日:若い衆に胸を出して軽めの調整。
11月6日:二所ノ関一門の連合稽古で豪栄道と三番稽古を行い3勝8敗。
11月7日:二所ノ関一門の連合稽古で稀勢の里と2番取って1勝1敗、豪栄道と7番取って1勝6敗。


個人的にこの中で一番充実した状態で場所に挑めるのは豪栄道ですかね。
日馬富士の情報がどのタイミングで入ってくるかが気になるところ。
白鵬・稀勢の里・高安の休場明け3人は番数をこなしてはいるものの、序盤戦で相撲勘を取り戻せるか。
【初日】

●誉富士(寄り切り)妙義龍○

○錦木(押し出し)大奄美●

●琴勇輝(上手投げ)安美錦○

●豪風(押し倒し)輝○

●隠岐の海(寄り切り)朝乃山○

○碧山(はたき込み)勢●

○魁聖(押し出し)大栄翔●

○遠藤(突き出し)千代丸●

○大翔丸(送り出し)正代●

○千代翔馬(肩すかし)栃ノ心●

●宝富士(小手投げ)荒鷲○

●千代の国(寄り切り)逸ノ城○

●照ノ富士(押し出し)北勝富士○

○松鳳山(突き落とし)嘉風●

○御嶽海(押し出し)栃煌山●

●千代大龍(引き落とし)高安○

○豪栄道(押し出し)貴景勝●

●稀勢の里(押し出し)玉鷲○

●琴奨菊(上手出し投げ)白鵬○

●日馬富士(はたき込み)阿武咲○



「波乱」と言っていいのか「想定内」と言っていいのか複雑な心境の幕開けでした。
まずは結びで先場所の覇者日馬富士が新三役の阿武咲にまたしても不覚を取って黒星スタート。
白鵬は盤石な相撲で琴奨菊を下す一方、稀勢の里は玉鷲に金星献上と、休場明けの2横綱は非常に対象的な初日。
豪栄道と高安の大関2人は相手の自滅も絡んで白星スタート。
大関復帰を懸ける照ノ富士は膝の踏ん張りが利かず北勝富士に完敗。
その他、今場所ただ一人新入幕の大奄美は黒星を喫し、39歳で幕内復帰を果たした安美錦は鮮やかな投げで白星を挙げています。
ぴかぴか(新しい)初日の敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)


1位:安美錦
前半戦の土俵で最も注目を集めていた39歳の大ベテラン。
先場所十両優勝の決定戦で苦杯を喫した琴勇輝を相手に鮮やかな上手投げでした。
普段は新入幕限定で行う意気込みのインタビューも、今回は再入幕の彼にも実施。
さらには勝利インタビューも行い、受け答えの一つ一つにジーンとくるものがありましたね。
でも最後は「毎日でも呼んでくれていいんですけど」と笑いを誘うのも安美錦の真骨頂と言えます。
久々の幕内の土俵で見せてくれる活躍にまだまだ目が離せません。

2位:阿武咲
今場所の主役とも言える21歳の新三役、先場所に続いて横綱を撃破。
立ち合いで見せた低く鋭い踏み込み、さらに相手の素早く相手のバランスを崩す次の手を打つスピード。
全てにおいて先場所以上の充実感が伺えます。
三役になっても「チャレンジャーの気持ち」で立ち向かえている証拠です。
明日は幕下時代に稽古をつけてもらった稀勢の里との対戦、恩返しをどこまでできるか注目したいと思います。

3位:松鳳山
福岡県出身の彼と大分県出身の嘉風、ご当所対決をいきなり初日に組んできて館内のテンションは最高潮でした。
立ち合いは普段通りの激しい突っ張り合いが続き、最後は俵に詰まったところでのいなしで勝負あり。
押し込まれてはいたものの、決して引く場面を見せなかったことが逆転勝ちに繋がったと思います。
地元の声援は関取にとってすごくいい薬になるハズです。
明日以降は優位に攻め込んでもっと福岡の館内を沸かせて欲しいところ。


十両では、
1位:阿炎
2位:隆の勝
3位:竜電&貴源治
という結果になっています。
【2日目】

○錦木(押し出し)石浦●

○妙義龍(寄り切り)大奄美●

○豪風(押し倒し)琴勇輝●

○安美錦(はたき込み)輝●

●碧山(寄り倒し)隠岐の海○

●朝乃山(押し出し)勢○

○遠藤(下手ひねり)魁聖●

●大栄翔(寄り切り)千代丸○

●千代翔馬(寄り切り)正代○

●大翔丸(寄り切り)栃ノ心○

●千代の国(引き落とし)荒鷲○

●宝富士(寄り切り)逸ノ城○

●御嶽海(押し出し)北勝富士○

●照ノ富士(寄り切り)松鳳山○

○千代大龍(押し倒し)嘉風●

○豪栄道(寄り切り)琴奨菊●

●栃煌山(寄り切り)高安○

●日馬富士(押し出し)貴景勝○

○稀勢の里(突き落とし)阿武咲●

●玉鷲(送り出し)白鵬○



本日一番注目された新三役と横綱の一戦は一瞬の勝負で横綱稀勢の里に軍配。
阿武咲は恩返しならず…だいぶ硬さが出て足を運べなかったようですね。
結びでは白鵬が前日金星を挙げた玉鷲を難なく退け復活優勝へ向けて弾みをつける連勝スタート。
先場所優勝の日馬富士は今日も先場所敗れた相手に雪辱を果たせず、連覇に向けての信号は早くも黄色から赤へ。
豪栄道と高安の2大関は今日も盤石な内容で白星を挙げて連勝。
御嶽海・嘉風・照ノ富士の関脇3人は揃って黒星を喫し、新入幕の大奄美も連敗。
その他、返り入幕の安美錦と今場所新十両の隆の勝は連勝スタートと波に乗っています。
また、入門から土つかずで話題を集めた幕下の炎鵬が今日ついに敗れ、序ノ口デビューからの連勝は21で止まりました。
連勝を止めたのは三役経験者の常幸龍とのことです。
ぴかぴか(新しい)2日目の敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)


1位:遠藤
強靭な足腰が存分に生きた今日の魁聖戦。
遠藤の右四つと魁聖の左上手、共に力の出る形を作った中で勝敗の分かれ目はやはり腰の位置。
さらに両足もピタッとついたまま浮くことなく踏み込めていました。
最後は右四つから鮮やかな下手ひねりと技ありの一発。
この2日間いい流れで取れているので、このまま波に乗って上位に返り咲いていただきたいですね。

2位:貴景勝
墓穴を掘って自滅した前日の大関戦とは違い、今日は前に出る気持ちが強く表れていました。
当たってからの両手突きは今まで以上に腕が伸びていたと思いますし、踏み込みの鋭さも伺えます。
先場所は叩いて崩した末に勝ち取った金星が、今場所は最後まで自分の相撲を取り切っての金星。
相手が軽量の日馬富士とはいえ、あそこまで上体を浮かせる力がついていることを思うと、明日の白鵬戦も慌てさせる場面を作ってくれそうな気がします。

3位:安美錦
今日は若手の輝と年の差16歳対決。
真っ直ぐ当たった直後に相手の出足を利用してのはたき込み。
やはり相撲巧者、対応が上手いですね。
俵まで下がってはいるものの、十分に余裕があります。
左での崩し方次第では「とっくり投げ」にも見えました。
部屋内では横綱の日馬富士と関脇の照ノ富士が連敗スタートと苦しい中、彼の連勝スタートがいい薬になって欲しいですね。


十両では、
1位:阿炎
2位:隆の勝
3位:蒼国来
という結果になっています。
【3日目】

●旭秀鵬(寄り切り)大奄美○

○琴勇輝(突き倒し)妙義龍●

●錦木(肩すかし)安美錦○

○隠岐の海(はたき込み)豪風●

○輝(寄り切り)朝乃山●

□魁聖(不戦勝)碧山■

●勢(引き落とし)大栄翔○

●遠藤(寄り切り)正代○

○大翔丸(押し出し)千代丸●

●栃ノ心(すくい投げ)荒鷲○

○宝富士(上手投げ)千代翔馬●

○逸ノ城(肩すかし)北勝富士●

●松鳳山(はたき込み)千代の国○

○御嶽海(すくい投げ)琴奨菊●

●照ノ富士(寄り切り)嘉風○

●阿武咲(引き落とし)高安○

○豪栄道(肩すかし)栃煌山●

●貴景勝(寄り倒し)白鵬○

■日馬富士(不戦勝)玉鷲□

○稀勢の里(寄り切り)千代大龍●



日馬富士の貴ノ岩に対する暴行が明らかになって重い空気が漂う中でも、力士たちはきちんと土俵を盛り上げていたと思います。
今後は危機管理委員会で詳しい事実関係の調査を進めて、日馬富士らへの対応方法を決める流れに入るそうです。
相撲人気が回復して最高潮に達しようとしている頃に浮上した問題、残念でなりません。
先場所とはまた違った緊急事態に陥っていますが、まずは一日も早く貴ノ岩の容体が良くなることを願っています。
そして今場所出場している力士たちがファンの不安を払拭させるように土俵をもう一度盛り上げていただきたい。
ぴかぴか(新しい)3日目の敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)


1位:豪栄道
先場所の悔しさを晴らす気持ちが今日も全面的に出ていました。
今日は栃煌山との差し手争いを想定していましたが、前まわし狙いが失敗と見るやすぐさま右をのぞかせての肩すかし。
作戦を失敗しても次の手を打つ余裕があり、取り口も先場所以上に落ち着いている様子です。
初日から3連勝と波に乗って明日の相手はこの一年で苦戦している玉鷲。
優勝争いに躍り出るには最初の山場を迎えることになります。

2位:稀勢の里
約3年ぶりとなる千代大龍戦、立ち合い上体を起こされかけましたがその後は盤石な内容でした。
左のおっつけも光り、相手の引き技に乗じた出足も生きて相撲勘がきちんと戻っているように思います。
さらにこの白星で幕内勝ち星が701勝、本人も尊敬する偉大な横綱貴乃花の記録に並びました。
2横綱が休場となった今場所、残された横綱の1人として徐々に場所を引き締めて欲しいですね。 

3位:安美錦
同部屋の横綱による暴行問題で精神面や集中力が心配されましたが、全く問題ありませんでした。
立ち合いややふわっとした感じでしたが、昨日に続いて相手の出足を上手く利用し崩しての勝利。
やはり足が俵にかかっていても回り込む余裕は十分でした。
この人は足の裏や顔の後ろにも目がついているんでしょうかね?
39歳の奮闘ぶりに日々心を打たれます。


十両では、
1位:阿炎
2位:石浦
3位:大砂嵐
という結果になっています。
【4日目】

●琴勇輝(寄り切り)竜電○

○豪風(突き落とし)錦木●

●妙義龍(はたき込み)安美錦○

●大奄美(送り出し)輝○

●魁聖(下手投げ)隠岐の海○

●遠藤(小手投げ)勢○

●朝乃山(寄り倒し)大栄翔○

○千代丸(引き落とし)正代●

○千代翔馬(上手投げ)大翔丸●

●宝富士(寄り倒し)栃ノ心○

●荒鷲(寄り切り)逸ノ城○

○北勝富士(押し出し)栃煌山●

●照ノ富士(寄り切り)琴奨菊○

●阿武咲(はたき込み)嘉風○

○御嶽海(押し倒し)千代の国●

○豪栄道(肩すかし)玉鷲●

●松鳳山(寄り切り)高安○

●稀勢の里(突き出し)貴景勝○

●千代大龍(寄り切り)白鵬○



復活優勝を懸ける白鵬、大関の豪栄道と高安は初日から4連勝と好調。
しかし稀勢の里が結び前に貴景勝に完敗して今場所早くも2つ目の金星献上。
序盤で上位陣に早くもここまで明暗がくっきり分かれてしまうとは…。
これ以上差をつけられないように稀勢の里としては土俵の感覚を取り戻しつつ積極的に攻めていかないと。
ぴかぴか(新しい)4日目の敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)


1位:貴景勝
「無心で力を出し切る」という言葉の通り、100パーセントの力を出せた今日の金星。
休場明けの横綱とはいえ、あそこまで上体を浮かせる力強さは想定していませんでした。
名古屋場所の上位挑戦で跳ね返された悔しさが今場所の再挑戦できちんと晴らせていますね。
また、稀勢の里が幕内勝ち星で貴乃花超えなるかに注目が集まっていた中で弟子が記録更新を阻止。
師匠も事情聴取などで忙しいかもしれませんが、この弟子の活躍には最高の褒め言葉を与えて欲しいですね。

2位:豪栄道
下位力士との対戦で一番の山場とも言えるのが今日の玉鷲戦だったと思います。
昨年優勝を決めて以降、玉鷲戦は何度も苦しめられていました。
今日は相手が二度待ったをして焦りが出ることを心配しましたが、取り口としては冷静そのもの。
やはり場所前の稽古が充実した今場所の土俵に直結していることは間違いありません。
そして明日の相手は新三役の阿武咲、先場所新鋭の快進撃を止めたあの相撲内容をぜひ。

3位:嘉風
連敗スタートの嫌な流れを昨日今日の白星で五分の星に戻しました。
阿武咲戦でも連敗中という意識はあったものの、終始先手を取った動きで相手を翻弄。
激しい押し合いと叩き合いの駆け引きが続き、最後は自身の叩きに相手が滑って雪辱。
これを糧にご当所の場所をもっと盛り上げて上位戦に入っていただきたいところ。


十両では、
1位:阿炎
2位:蒼国来
3位:隆の勝
という結果になっています。
【5日目】

●徳勝龍(寄り切り)妙義龍○

●琴勇輝(押し出し)錦木○

●大奄美(すくい投げ)安美錦○

●豪風(押し出し)勢○

○魁聖(寄り切り)輝●

○隠岐の海(肩すかし)大栄翔●

○遠藤(寄り切り)朝乃山●

●千代丸(寄り切り)栃ノ心○

●正代(小手投げ)荒鷲○

○宝富士(寄り切り)大翔丸●

○千代翔馬(送り出し)逸ノ城●

●千代の国(押し出し)北勝富士○

○琴奨菊(押し出し)千代大龍●

□御嶽海(不戦勝)照ノ富士■

○貴景勝(押し出し)嘉風●

○玉鷲(送り出し)高安●

○豪栄道(はたき込み)阿武咲●

●栃煌山(押し出し)白鵬○

○稀勢の里(突き落とし)松鳳山●



今日で一区切りとなる序盤戦が終了。
それにしても上位陣安泰は今場所もなかなか出ませんね。
稀勢の里は土俵際の逆転で辛うじて白星を掴んで3勝2敗。
結び前では白鵬が何事もなく栃煌山を下しましたが、最後のダメ押しには後味の悪さが残ります。
大関陣では豪栄道が阿武咲の挑戦を退け5連勝としたものの、高安は苦手な玉鷲戦をまたしても落とし初黒星。
この結果、横綱の白鵬と大関の豪栄道、さらに平幕では39歳の安美錦が初日からの勝ちっ放しとなっています。
ぴかぴか(新しい)5日目の敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)


1位:安美錦
今日のトップは間違いなく彼でしょう。
24歳の新入幕と39歳のベテランによる年の差対決は土俵際の大逆転。
大奄美の渾身の寄りを何度もこらえて、辛うじて差し込んだ右でのすくい投げ。
満身創痍の状態からどうやってこんな反応や柔らかさが出るんでしょうかね。
世のお父さん世代に日々勇気を与えて初日から5連勝、ひょっとして優勝候補に出てくるのでは?

2位:稀勢の里
相撲内容では終始相手ペースで取られていた横綱が形勢逆転での勝利で2位にランクイン。
あの土俵際はまさに神がかり、右が自由に動かせていたことが何よりの救いでした。
その前に左四つで組み止めるシーンもあったので、それなりに本人の中で流れは掴めていたのかもしれませんね。
休場明けの序盤戦は3勝2敗、中盤戦は如何に得意の形に持ち込めるか注目したいと思います。

3位:北勝富士
今日の相手は千代の国、互いに押し相撲を武器にしています。
しかし予想とは対照的に展開は相四つに渡り合っての我慢比べでした。
その中でも相手の上手を警戒しながら頭をつけての攻め込み。
最終的に休まず攻め立てた結果が最後の押し出しに繋がったことでしょう。
4勝1敗で終えた序盤戦、これから上位戦を組んでくることを考えると彼の活躍も注目の的になりそうですね。


十両では、
1位:阿炎
2位:石浦
3位:竜電
という結果になっています。
【6日目】

○錦木(寄り切り)妙義龍●

●豪風(はたき込み)大奄美○

○琴勇輝(押し出し)輝●

●安美錦(上手投げ)朝乃山○

●遠藤(小手投げ)隠岐の海○

●勢(突き落とし)千代丸○

●大翔丸(寄り切り)魁聖○

○大栄翔(突き出し)正代●

●千代翔馬(はたき込み)荒鷲○

●千代の国(突き落とし)宝富士○

●栃ノ心(寄り切り)逸ノ城○

●琴奨菊(はたき込み)北勝富士○

○玉鷲(はたき込み)嘉風●

○御嶽海(はたき込み)阿武咲●

●豪栄道(突き出し)千代大龍○

○貴景勝(押し出し)高安●

○稀勢の里(突き落とし)栃煌山●

●松鳳山(上手投げ)白鵬○



昨日まで勝ちっ放しの豪栄道と安美錦が揃って敗れ、早くも白鵬が単独トップに立ちました。
6日間の相撲を見ても全く隙なし、日馬富士問題で角界が大変なことになっていても土俵上ではきちんと結果を出していますね。
ここに割って入りたいのが稀勢の里、既に2敗を喫していますが今日の流れで取れればまだチャンスはあると思いたい。
【7日目】

○琴勇輝(突き出し)大奄美●

●豪風(はたき込み)安美錦○

●錦木(押し倒し)輝○

○妙義龍(寄り切り)朝乃山●

○隠岐の海(突き落とし)勢●

○魁聖(寄り切り)千代丸●

●大栄翔(寄り切り)栃ノ心○

●千代翔馬(肩すかし)遠藤○

●大翔丸(寄り切り)荒鷲○

●宝富士(寄り切り)正代○

○逸ノ城(押し出し)栃煌山●

●千代大龍(突き落とし)貴景勝○

●御嶽海(押し出し)玉鷲○

●琴奨菊(寄り切り)嘉風○

●千代の国(押し出し)高安○

●豪栄道(押し出し)松鳳山○

●阿武咲(突き落とし)白鵬○

●稀勢の里(寄り切り)北勝富士○



データ放送でクイズやアンケートの企画も兼ねた7日目の土俵。
中には「今場所の優勝は?」というアンケートもありましたが、ほぼほぼ白鵬独走の匂いがしてきましたね。
現時点での星の差が2大関で2つ、ましてや同じ横綱の稀勢の里は3つ…横綱・大関陣でこれだけ差が出てしまっている現状。
対象的に平幕力士の奮闘は今場所も出ている。
貴景勝や北勝富士といった若手、松鳳山や安美錦といった土俵経験豊かなベテランの活躍が目立ちます。
そして明日は日本シリーズを制したソフトバンクの内川選手がゲストで登場。
一般のファンからの声として力士へのコメントを楽しみにしています。
ぴかぴか(新しい)7日目の敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)


1位:松鳳山
またしても豪栄道戦に勝利。
先場所は土俵際の逆転劇でしたが、今場所は終始有利に攻め立てる展開で完勝。
やはり相手に引かせるシーンを作らせた時の松鳳山はかなり勢いが増します。
地元の観客だけでなく、入院中の師匠にもこの上なくいい報告ができそうですね。
星勘定ではまだ黒星先行ですが、巻き返せる余地は十分あります。

2位:北勝富士
稽古をつけてくれた横綱稀勢の里に初挑戦となった今日の土俵。
低く当たるだけでなく、相手の差し手やおっつけも警戒した完璧な取り口でした。
途中体が離れても焦らず冷静に再度攻めに徹したことも金星に繋がった要因だと思います。
今日まで横綱・大関戦が組まれていなかったとはいえ、ここまで1敗で来れているのは大きい。
そして明日も結びの横綱戦で第一人者の白鵬に挑戦、かなり楽しみです。

3位:嘉風
相性がやや悪い琴奨菊とのご当所対決にはかなり注目が集まったようですね。
相手の圧力に土俵際まで追い込まれるも、上体が起きたところでもろ差しを果たせたことが大きなポイント。
中に入ってしまえばあとは持ち前のスピード相撲で形勢逆転の勝利。
3勝4敗と黒星が先行しているとはいえ、この一番での白星はかなり自信になると思います。
今日の放送で「来年大関昇進を期待する力士は?」という設問に嘉風の選択肢がありました。
年々味が出てきている相撲内容でぜひ大関を狙って欲しいですね。


十両では、
1位:照強
2位:隆の勝
3位:竜電
という結果になっています。
【8日目】

●錦木(寄り切り)豊山○

○隠岐の海(寄り切り)大奄美●

●豪風(寄り切り)朝乃山○

●魁聖(押し出し)妙義龍○

●琴勇輝(突き落とし)勢○

○遠藤(押し出し)安美錦●

○輝(送り出し)大栄翔●

●大翔丸(はたき込み)碧山○

●正代(寄り切り)栃ノ心○

●千代丸(はたき込み)荒鷲○

●松鳳山(切り返し)千代翔馬○

○千代大龍(押し出し)栃煌山●

○玉鷲(押し出し)宝富士●

●琴奨菊(はたき込み)阿武咲○

●御嶽海(押し出し)貴景勝○

○豪栄道(押し出し)千代の国●

○嘉風(突き落とし)高安●

●稀勢の里(寄り切り)逸ノ城○

●北勝富士(寄り切り)白鵬○



全勝:白鵬
1敗:逸ノ城 荒鷲 隠岐の海



白鵬は初挑戦の北勝富士を難なく退け、中日勝ち越しを決めて40回目の優勝へまっしぐら。
しかし1敗で追うグループの中に役力士が一人もいないのはあまりにも寂しいですね。
稀勢の里は連日の金星献上で4敗となり、カド番の高安も黒星を喫して3敗。
豪栄道が2敗で折り返しているので、後半戦で星を落とさず白鵬を追って欲しいですね。
そして1敗グループの平幕3人はいずれも白鵬に勝った経験があることを考えると、直接対決を組んでくれるかという点にも期待を集めたい。
ぴかぴか(新しい)8日目の敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)


1位:嘉風
今場所初となる横綱・大関戦にファンの期待も大きかったことでしょう。
立ち合いで大関の張り差しを封じたことが何より白星に繋がった要因です。
あとは果敢に突き立てて相手が慌てる場面を作って素早い突き落とし。
相手の方が地位は上でもこれまで勝ってきた経験がこの土俵上にも生かされています。
4勝4敗と五分の星での折り返しに、後半戦の活躍にも期待したいですね。

2位:遠藤
前半戦の土俵で最も注目された安美錦との対戦。
相手の叩きを読んでいただけでなく、彼自身の踏み込みも非常に鋭かったです。
これまで1敗のベテランに全く付け入る隙を与えず一方的な電車道での白星。
怪我で苦しんでいた中、徐々に復活の兆しを見せていますね。

3位:貴景勝
今場所はもはやランクインの常連になりつつあります。
今日は関脇の御嶽海と5勝2敗同士の対戦。
同じ押し相撲を武器にしている中、最後まで自分の相撲を貫き通したのは貴景勝でした。
休むことなく突き上げて相手を追い込み、そのまま押し出しで仕留めて自己最高位で6勝目。
横綱・大関戦を全て終えている中での星勘定には周囲からの評価も非常に高いハズ。
全勝の白鵬とは星の差が2つあるとはいえ、きちんとついて行けば面白い展開になりそうです。


十両では、
1位:石浦
2位:阿炎
3位:隆の勝
という結果になっています。
【9日目】

○誉富士(引っかけ)大奄美●

●隠岐の海(引き落とし)琴勇輝○

●錦木(上手投げ)朝乃山○

●碧山(突き落とし)豪風○

○妙義龍(寄り切り)勢●

●安美錦(押し出し)大栄翔○

●輝(はたき込み)千代丸○

○魁聖(寄り切り)正代●

○遠藤(寄り切り)栃ノ心●

○大翔丸(押し出し)逸ノ城●

●千代翔馬(押し出し)北勝富士○

●荒鷲(肩すかし)栃煌山○

○千代大龍(寄り切り)松鳳山●

●貴景勝(はたき込み)阿武咲○

●琴奨菊(小手投げ)玉鷲○

●御嶽海(はたき込み)高安○

○豪栄道(送り出し)嘉風●

●千代の国(上手出し投げ)白鵬○

●稀勢の里(下手投げ)宝富士○



全勝:白鵬
2敗:豪栄道 玉鷲 北勝富士 逸ノ城 荒鷲 隠岐の海



今日は全勝の白鵬を1敗で追っていた平幕3人が相次いで黒星。
白鵬は依然勝ちっ放しの状態が続き、早くも星の差は2つに開きました。
優勝争い以外の面では21歳同士の若手対決に注目が集まり、新三役の阿武咲が貴景勝に雪辱。
それ以上に心配されるのが5つ目の金星献上で黒星先行の稀勢の里。
復活どころか勝ち越しも危うい…夏場所と名古屋場所の強行出場が仇となっている感じが否めません。
千秋楽まで取り切って欲しい気持ちもありますが、休んで悪い箇所を徹底的に治して欲しい気持ちも半分…。
関脇以上との対戦はまだ残っていますし、これ以上負けが続くと進退問題にもなりかねないです。
ぴかぴか(新しい)9日目の敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)


1位:遠藤
低い踏み込みと出足の鋭さが今日も光りました。
当たって素早く中に入って、栃ノ心の上手も警戒しつつ頭をつけての寄り。
これぞ遠藤の真骨頂、完璧な相撲内容ですね。
6勝目を挙げて勝ち越しに向けてカウントダウン。
そして明日はここまで好調な荒鷲との対戦、彼の予想できない様々な動きにどう対処するか注目です。

2位:北勝富士
立ち合いなかなか呼吸が合わず待ったが3回。
冷静さを失う千代翔馬とは対象的に北勝富士はきちんと集中していたように見えます。
4回目の仕切りでは頭で当たって相手に何もさせず電車道。
前日横綱戦で敗れた悔しさをこの一番にぶつけたと言ってもいいかもしれませんね。
明日は勝ち越しを懸けて千代大龍戦、両者の激しい当たりと突っ張り合いを期待したい。

3位:阿武咲
今日最も注目された貴景勝との21歳対決。
立ち合い押し込まれていましたが、相手の引きを逃さず押し返せたことが大きかったです。
さらに相手の足がもつれた瞬間をタイミングよく叩いて前回の雪辱を果たしました。
負ければ星勘定で相当追い込まれる状況の中、ライバル対決を制して3勝目。
まだまだ苦しい土俵は続きますが、巻き返せる自信に繋がったことは間違いないでしょう。


十両では、
1位:照強
2位:阿炎
3位:蒼国来
という結果になっています。
【10日目】

○琴勇輝(押し出し)石浦●

●妙義龍(押し出し)輝○

●碧山(押し出し)安美錦○

○大奄美(寄り切り)朝乃山●

●魁聖(押し出し)錦木○

●大翔丸(押し出し)隠岐の海○

●勢(引っかけ)正代○

○千代翔馬(寄り切り)大栄翔●

●豪風(寄り切り)栃ノ心○

○宝富士(寄り切り)千代丸●

○遠藤(寄り切り)荒鷲●

●千代大龍(押し出し)北勝富士○

●松鳳山(突き出し)貴景勝○

●玉鷲(はたき込み)阿武咲○

●栃煌山(突き落とし)嘉風○

●豪栄道(はたき込み)御嶽海○

●琴奨菊(はたき込み)高安○

■稀勢の里(不戦勝)千代の国□

●逸ノ城(上手投げ)白鵬○



全勝:白鵬
2敗:北勝富士 隠岐の海



稀勢の里の休場により、先場所に続いて3横綱不在の異常事態となってしまいました。
40回目の優勝を狙う白鵬は逸ノ城相手にガップリ四つの展開を強いられるも、豪快な上手投げで下し10戦全勝。
その白鵬を追う2敗グループは6人から一気に2人へと減ってしまいました。
中でも豪栄道の3敗後退には昨日以上に白鵬の独走態勢が濃厚と言われても仕方ない状況です。
優勝争い以外では、大関の高安がカド番脱出まであと1勝として、小結に返り咲いた琴奨菊が早くも負け越し決定。
平幕では上位戦で活躍した貴景勝、人気者の遠藤、ベテランの安美錦が勝ち越しに王手を懸けています。
十両では、1敗で蒼国来が依然単独トップをキープして2敗で阿炎が追う展開です。
ぴかぴか(新しい)10日目の敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)


1位:北勝富士
前日に続き、今日は堂々の1位にランクイン。
千代大龍との激しい押し相撲に館内大いに沸いたと思います。
押し込まれても前に出る強い気持ちと安易に引かなかったことが大きな勝因でしょうね。
インタビューでの受け答えにもあったように、今日は父親の誕生日ということもあり素晴らしい相撲での親孝行。
さらに入幕してからは最速ペースでの勝ち越しにこれからの期待がより膨らんできますね。
そして横綱戦は終わっていますが、まだ2大関との対戦が残っています。
ここでも活躍を見せてくれれば三役の第一候補と見て間違いないです。

2位:遠藤
またまたランクイン、これで3日連続です。
今日はここまで好調を維持している荒鷲との対戦。
相手の張り差しをまともに受けるも、左が入った瞬間に体を預けて電車道。
ここまで調子を取り戻せば勝ち越しも早い段階で決められるでしょう。
今場所も上位陣が続々と休場していく中、やはり彼の活躍がしょんぼり感を払拭してくれます。

3位:御嶽海
本来の出足は影を潜めていますが、相手の出足を止める力と反応の良さは健在です。
今日も大関の差し手を上手く切ってすぐのぞかせたところに技能的な成長が大きく見られました。
今年に入って負け越しを一度も経験していない希望の星が怪我に苦しみながらも6勝4敗で終盤戦に入ります。
まだ横綱戦を残していますし、今年の集大成として残り5日間の彼に注目を集めたいですね。


十両では、
1位:蒼国来
2位:阿炎
3位:旭大星&貴源治
という結果になっています。
【11日目】

○豪風(押し倒し)妙義龍●

○隠岐の海(寄り切り)輝●

●碧山(寄り切り)朝乃山○

○琴勇輝(押し倒し)大栄翔●

○遠藤(寄り切り)錦木●

○大奄美(寄り切り)千代丸●

●安美錦(引き落とし)正代○

○勢(寄り切り)栃ノ心●

●千代翔馬(上手投げ)魁聖○

○千代の国(引き落とし)大翔丸●

●松鳳山(突き落とし)宝富士○

○玉鷲(押し出し)荒鷲●

○栃煌山(はたき込み)阿武咲●

○琴奨菊(寄り切り)貴景勝●

○御嶽海(押し出し)千代大龍●

●逸ノ城(押し出し)高安○

●豪栄道(押し倒し)北勝富士○

○嘉風(寄り切り)白鵬●



1敗:白鵬
2敗:北勝富士 隠岐の海



前日まで隙を見せなかった白鵬、今日は心に隙があったんでしょうか?
確かに呼吸はズレていましたが、行司の『はっけよい残った』が掛けられた以上は取組を続けられなければならない。
ましてや勝負がついた後の態度、模範とならなければいけない横綱の行為としてはいただけないですね。
熱き心は相撲で見せてくれ。
土俵の外ではまだ騒ぎが続いている中、明日以降の土俵上ではきちんと引き締めていただきたいですね。
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1位:嘉風
全勝の横綱に土をつける大殊勲の星。
横綱の態度に注目されるのも分かりますが、嘉風のもろ差し速攻が何よりの高評価。
取組前に「普段の横綱戦より気持ちは穏やか」と解説があり、これは何かやってくれるかなという予兆も感じていました。
本来の踏み込みを甘くした結果、呼吸のズレと僅かな間ができてもろ差しになれたのではないかと見ています。
別の言い方をすれば、横綱の予想を外させた心理戦から勝ち取った白星ですね。
今場所初めて白星を先行させ、あとはこの流れに乗って勝ち越しへまっしぐらを望みたい。

2位:北勝富士
今場所は稽古をつけてくれた横綱稀勢の里、さらに今日は埼玉栄高校の先輩にあたる大関豪栄道にも恩返し。
今日は持ち味にしている押し相撲ではなく、反応と差し手が勝敗を分けるターニングポイントだったと思います。
左差しが深く入ったところで大関の強引な首投げをきちんと読んでいたようです。
上手く正面に密着して体を預けて最後は土俵外まで飛ばして豪快な押し倒しでの勝利。
結びで白鵬が1敗となって星の差は1つ、独走と思われた優勝争いがかなり面白くなってきます。

3位:遠藤
一度勝ちパターンを覚えた彼の勢いは止まりません。
頭をつけ下手を引きつけての攻め、怪我をした下半身の回復を大きく象徴しています。
柔らかさを武器にしている錦木を相手に自らの柔軟性で対抗。
「四股とかすり足とか出来るようになってきた」というコメントの通り、基本に忠実な稽古の積み重ねが実って見事勝ち越し。
二桁勝ち星や三賞候補、さらに大勝となれば新三役の可能性も出てきました。


十両では、
1位:蒼国来
2位:竜電
3位:石浦
という結果になっています。
【12日目】

○隠岐の海(押し倒し)安美錦●

●碧山(押し出し)琴勇輝○

●大奄美(上手投げ)勢○

○遠藤(押し出し)妙義龍●

○豪風(引き落とし)千代丸●

●輝(押し出し)正代○

○千代翔馬(寄り切り)錦木●

●朝乃山(寄り切り)栃ノ心○

○宝富士(押し倒し)大栄翔●

●魁聖(寄り切り)荒鷲○

●松鳳山(突き落とし)大翔丸○

●玉鷲(押し出し)貴景勝○

●琴奨菊(突き落とし)栃煌山○

●千代大龍(送り出し)阿武咲○

○千代の国(上手投げ)嘉風●

●豪栄道(上手投げ)逸ノ城○

○北勝富士(引き落とし)高安●

●御嶽海(寄り切り)白鵬○



1敗:白鵬
2敗:北勝富士 隠岐の海



優勝争いが大詰めを迎えている祝日の土俵。
まずは幕内最初の取組で隠岐の海が相撲巧者の安美錦に勝利。
続けて結び前に北勝富士も大関の高安を下して、八角部屋の2人が2敗をキープ。
結びでは白鵬が厳しい攻めで御嶽海を圧倒して依然単独トップは変わらず。
このまま千秋楽まで星1差のまま行ければ盛り上がりますね。
明日は白鵬が宝富士、北勝富士が嘉風、隠岐の海が栃ノ心とそれぞれ対戦。
【13日目】

●碧山(寄り切り)大奄美○

●安美錦(押し出し)勢○

○魁聖(寄り切り)朝乃山●

●妙義龍(突き倒し)大栄翔○

●錦木(送り出し)千代丸○

●琴勇輝(小手投げ)正代○

●大翔丸(肩すかし)豪風○

○隠岐の海(下手投げ)栃ノ心●

○千代翔馬(押し出し)輝●

○千代大龍(はたき込み)荒鷲●

●栃煌山(押し出し)貴景勝○

○玉鷲(押し出し)遠藤●

●松鳳山(押し出し)阿武咲○

○琴奨菊(すくい投げ)千代の国●

●御嶽海(押し出し)逸ノ城○

○北勝富士(寄り切り)嘉風●

□豪栄道(不戦勝)高安■

●宝富士(はたき込み)白鵬○



1敗:白鵬
2敗:北勝富士 隠岐の海



またしても上位陣の休場により残念な空気が漂う中でも土俵上では沸いた取組が多かったと思います。
北勝富士と隠岐の海の同部屋コンビはそれぞれ白星を挙げて2敗をキープ。
結びでは白鵬が宝富士に翻弄されるも、最後は抜群の運動神経を生かして1敗を守りました。
午前中に高安の休場が発表され、本来明日対戦を予定していた白鵬がもう一つ平幕戦を組むことに。
しかし、隠岐の海との直接対決は実現せず、前頭9枚目の遠藤が対戦相手に抜擢されました。
今年の初場所も14日目に横綱と平幕の一番を組んでいたこともあり、ここは一つ遠藤にも期待を集めたいですね。
2敗では北勝富士が新三役の阿武咲、隠岐の海が前頭筆頭の玉鷲と対戦します。
また、十両では蒼国来が今日の段階で早くも優勝決定。
ぴかぴか(新しい)13日目の敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)


1位:北勝富士
ここまで快進撃が続くとは思ってもいませんでした。
押しても組んでも前に出る勢いが日に日に増していますね。
特に今日は横へ動かれると厄介な嘉風の動きを見事に封じていたことが最大のポイントです。
これで今場所は1横綱2大関、そして関脇2人も撃破。
止まらない旋風がさらに優勝争いを楽しませてくれています。

2位:隠岐の海
こちらも北勝富士と同じく2敗をキープして優勝争いを盛り上げています。
今日は対戦成績で拮抗している栃ノ心戦。
最初相手に両まわしを許した時点でかなり勝負あった感が漂っていました。
しかしそこから逆転できてしまうのが今場所の隠岐の海。
土俵際の体の開き方はまさに神がかり、出足を読んでいただけでなく下半身の稽古の積み重ねがきちんと出ていましたね。
不振が目立った今年、最後の最後で大きな見せ場を作っています。

3位:阿武咲
締め込みを元の色に戻してから見違えるように相撲も変わりましたね。
ご当所の松鳳山に押し込まれる場面を作るも、焦らず冷静に突き返して形勢逆転。
その後は体勢も低くして自らの体をぶつけての勝利。
後がない状況からの連勝、千秋楽まで勝ち越しの可能性を残したいですね。
そして明日は1位の北勝富士と対戦、思えばよくここまで割を組まなかったなぁと思います。
成長著しい新鋭対決はどちらの勢いが勝るのか注目したいです。


十両では、
1位:蒼国来
2位:阿炎
3位:竜電
という結果になっています。
【14日目】

●竜電(寄り切り)大奄美○

●碧山(押し出し)錦木○

○琴勇輝(押し倒し)朝乃山●

●魁聖(突き落とし)勢○

○豪風(寄り切り)大栄翔●

●安美錦(突き出し)千代丸○

■妙義龍(不戦勝)正代□

●輝(寄り切り)栃ノ心○

○千代大龍(突き落とし)大翔丸●

○千代の国(押し出し)栃煌山●

○玉鷲(はたき込み)隠岐の海●

●千代翔馬(すくい投げ)貴景勝○

○琴奨菊(押し出し)松鳳山●

●北勝富士(突き出し)阿武咲○

○逸ノ城(押し出し)嘉風●

○御嶽海(押し出し)荒鷲●

○豪栄道(寄り切り)宝富士●

●遠藤(押し出し)白鵬○



ぴかぴか(新しい)敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)

(幕内)
1位:阿武咲
2位:貴景勝
3位:琴奨菊

(十両)
1位:蒼国来
2位:阿炎
3位:水戸龍




2敗で追っていた北勝富士と隠岐の海は相次いで黒星。
俄然有利な状況に立った白鵬は結びで遠藤を一蹴、見事40回目の優勝を今日決めました。
やはりここ一番での気迫と集中力は見事なものですね。
八角部屋の2人が敗れたことは残念でしたが、あれは勝った阿武咲と玉鷲を褒めるべき内容だと思います。
明日は今年最後の土俵、優勝が決まっても館内を盛り上げる相撲内容を期待したいですね。
今場所は二桁勝ち星を挙げた平幕力士が普段以上に多く、三賞候補や来年初場所の三役構成に最後まで目が離せない。
他にも39歳の安美錦と38歳の豪風の両ベテランが7勝7敗で千秋楽に勝ち越しを懸けて土俵に上がります。
各段優勝は三段目以外は決まっていますし、千秋楽はインタビュー時間にも余裕があるので、2人が勝ち越した際には是非インタビュールームへご誘導願いたいですね。
【千秋楽】

●遠藤(押し出し)輝○

●朝乃山(寄り切り)千代丸○

●大奄美(上手投げ)正代○

●大翔丸(押し出し)錦木○

●琴勇輝(寄り切り)栃ノ心○

●千代翔馬(上手出し投げ)安美錦○

○勢(寄り切り)荒鷲●

○千代の国(突き出し)豪風●

●松鳳山(押し出し)碧山○

●魁聖(送り投げ)栃煌山○

○千代大龍(押し出し)大栄翔●

●隠岐の海(押し出し)貴景勝○

○玉鷲(押し出し)北勝富士●

●宝富士(押し出し)阿武咲○

〜これより三役〜

○琴奨菊(寄り切り)逸ノ城●

○御嶽海(引き落とし)嘉風●

●豪栄道(上手投げ)白鵬○



優 勝:白鵬(14勝1敗 40回目)

▼三賞受賞
殊勲賞:貴景勝(2回目) 
敢闘賞:隠岐の海(3回目) 安美錦(2回目)
技能賞:北勝富士(初受賞)

▼各段優勝
十 両:蒼国来(14勝1敗)
幕 下:栃飛龍(7戦全勝)
三段目:友風(7戦全勝)
序二段:庄司(7戦全勝)
序ノ口:琴誠剛(7戦全勝)



今年最後の土俵は今場所唯一の横綱・大関戦で上位2人の力強い相撲内容で幕を閉じました。
横綱の優勝インタビューでのお詫びと決意、そして最後の万歳三唱は少しでも相撲ファンを落胆させないようにという思いが強く込められていたのではないでしょうか。
今場所は日馬富士の騒動に始まって先場所に続き休場者の続出と残念なニュースが続いた中、出場している力士たちは精一杯土俵を盛り上げたと思います。
三賞受賞者は序盤・中盤・終盤の各期間でそれぞれ話題を集めていましたし、中でも今日勝って敢闘賞が決まった安美錦の奮闘ぶりにはもうグッとくるものがありました。
そして三賞受賞はならなかったものの、上位戦に健闘して二桁勝ち星を挙げた玉鷲と逸ノ城に復活の兆しが見えたことは非常に明るいニュースです。
年間最多勝は白鵬の56勝と史上最も少ない最多勝ですが、2場所休場でこの勝利数は立派なことだと思います。
また、年6場所全て勝ち越しで終えたのは御嶽海ただ一人というのは残念な思いと同時に、来年の更なる飛躍に対する期待もあるでしょう。
まずは日馬富士の騒動を一日も早く解決し、土俵の内外で全力士が一丸となってくれることを願って今年の取組報告を締めたいと思います。
千秋万歳!
ぴかぴか(新しい)千秋楽の敢闘精神あふれる力士ぴかぴか(新しい)


1位:安美錦
やはりこの人がトップになって欲しいという願いは当たった。
立ち合いで引きつけた右上手を終始離さず鮮やかな出し投げがヒットしました。
そして足踏みしていた勝ち越しと敢闘賞が同時に決定。
敢闘賞は新入幕以来17年ぶり、受賞年齢だけでなく間隔でも大きな記録を残してくれました。
普段は持ち前のサービス精神で周囲を和ませる彼が今日は涙の受け答え。
39歳が日々気力を振り絞って懸命に土俵を勤め上げている姿にもらい泣き。
とにかく彼の今場所の奮闘に拍手を送りましょう。

2位:貴景勝
今年最後の土俵は隠岐の海と三賞受賞者同士の対戦。
「無心でいきました」と今場所のインタビューで何度か口にしていた内容が千秋楽の土俵でも見せてくれました。
頭で低く当たって構わず一気の出足を生かす、これが彼の真骨頂ですね。
前回跳ね返された前頭筆頭の地位で今場所は11勝、来年は新三役としての幕明けが濃厚となります。
同い年で新三役を果たした阿武咲に先を越されてもすぐ追いつけましたね。
今場所2横綱1大関を破った新鋭に対する期待は今後もまだまだ続くでしょう。

3位:阿武咲
7敗と後がない状況から神がかり、終盤4連勝と大どんでん返しで見事勝ち越し。
腰が重い宝富士の上体を浮かせ、あとは電車道で一直線。
今年の快進撃を象徴する相撲内容が大事な一番で出せたことは、1年間で最も成長した関取とも言えますね。
新入幕から4場所連続の二桁はなりませんでしたが、上位陣が研究してきた中で勝ち越しを決めたことは大きな自信になるハズです。


十両では、
1位:蒼国来
2位:阿炎
3位:隆の勝
という結果になっています。

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