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レコーディング&ライブ日記#2コミュの 坂本龍一(教授)「未来派野郎」レコーディング記録 #4 BROADWAY BOOGIE WOOGIE

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タイトル:BROADWAY BOOGIE WOOGIE

メーショー・パーカーサックスを吹いた!!

Pファンクファミリーの重鎮でサックスプレーヤー、メーショー・パーカーがスタジオに来たのは1986年に入ってからのセッションであった。この交渉とブッキングは、教授が当時最も信頼していたブレイン・故・生田朗氏によって実現したと記憶している。その時期たまたま日本にコンサート等の仕事できた彼を捕まえたようなのだが、どういう経路で交渉したのかは不明。マネージャーも連れておらずフラッとスタジオに現れた感じであったが、ファンク界の重鎮がスタジオにやってきた時、皆大いに興奮したものだ。

教授のリクエストはBROADWAY BOOGIE WOOGIEにテーマになる要素を入れてもらいたいということであったようだが、基本的にはインプロビゼーション(即興演奏)に近い形のレコ-ディングスタイルで、譜面にメロディーを指定して録音作業したという感じではなかった。

パーカー氏はサックスを手にとりながら、何回かブース内で録音されたトラックを聞き、一端コントロールルームに戻って来ると、モニター用のラージスピーカーの前で天を仰いで両手を上げ、“今音が聞こえた!”とまるで神がかったような言葉を残してダビングブースに戻って行き、あの録音されている音の数々を吹き始めた。

ほんの1〜2テイクで終了し、出音(本人の演奏する音そのもの)が余りにもパワフルだったので、エンジニアもEQすらしなかったと記憶している。僅か1時間にも満たないセッションであったが、その音の素晴らしさは今でも記憶に残っている。ちなみにギャラは10万円程度を支払ったようで、本人への「とっぱらい」(現金で報酬を支払う事を指す業界用語)だったようだ

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