大相撲でひとことコミュの横綱昇進

大関・白鵬が2場所連続優勝を決めました。

先場所は13勝、今場所は現在までで14勝。明日勝てば全勝。
まず横綱昇進は間違いないでしょう。

最近の横綱昇進基準は厳しすぎる、と思うのですが。

平成に入ってからの横綱昇進者は6名（正式決定してない白鵬を除く）
旭富士、曙、貴乃花、若乃花、武蔵丸、朝青龍
（平成2年～平成15年）
全員、大関で連覇して横綱に昇進しています。

一方、それ以前の6人は
大乃国、北勝海、双羽黒、隆の里、千代の富士、三重ノ海。
（昭和54年～昭和62年）
全員、大関で連覇せずに横綱に昇進しています。
特に、隆の里、千代の富士以外は、昇進直前場所は
優勝していません。（ま、双羽黒は例外中の例外でしょうが）

原因は、双羽黒（いろいろあって結局1度も優勝せず廃業）を
甘く昇進させたことによる反省だと思います。
ちょうど双羽黒の廃業（昭和62年12月）以降から
厳しくなっていますので。

それなりの厳しい基準で、強い横綱を誕生させてほしいですが
厳しすぎて過去の基準なら昇進できたはずの大関を見送りに
するというケースが何回かありました。
（平成元年3月・5月の旭富士、平成5年5月・7月の貴乃花など）

このままでは、大関で2連覇しない限り、絶対に横綱に
なれないということになってしまう気がします。
横綱昇進の基準の「2場所連続で優勝もしくはそれに準ずる成績」
というのが、事実上「2場所連続優勝」という解釈になっていると思うのですが。