地の前の定冠詞の有無について知りたいです。出先でエディションをチェックすることができません。脚注にある情報だけで結構ですが、この冠詞の有無は無い方が優勢でしょうか。また冠詞の有無は意味の違いをもたらすものでしょうか。 新世界訳は18And Jesus approached and spoke to them, saying: “All authority has been given me in heaven and on the earth. と冠詞の有無も移し出しているとして、その字義訳を誇っていますが、そもそもギリシア語本文批判で [τῆς] をないものとすれば、その議論も訳もあまり意味がありません。それに the Jesus とはしていませんし。つまりギリシア語の冠詞と英語の冠詞を連動させることに根本的に意味がないように思えます。 以上のことがらなどにご意見・ご教示を賜れば幸いです。
英語の新世界訳の本文を見ても、参考にはならないので、
(1)英文新世界訳のネタ本である、The Kingdom Interlinear Translation of The Christian Greek Scripturesか、
(2)参照資料付き1984年版か、
(3)まともに、Textual Commentary to Greek New Testament
を参照するのがいいと思います。