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ギリシア語原典で聖書を読むコミュのγῆς の前の冠詞の有無について

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マタイ28:18 です。
18καὶ προσελθὼν ὁ Ἰησοῦς ἐλάλησεν αὐτοῖς λέγων, Ἐδόθη μοι πᾶσα ἐξουσία ἐν οὐρανῷ καὶ ἐπὶ [τῆς] γῆς.
そして/近づきつつ/冠/イエスは/語った/彼らに/言いつつ/与えられた/権威が/にて/天/と/上に/[冠]/地

地の前の定冠詞の有無について知りたいです。出先でエディションをチェックすることができません。脚注にある情報だけで結構ですが、この冠詞の有無は無い方が優勢でしょうか。また冠詞の有無は意味の違いをもたらすものでしょうか。
新世界訳は18And Jesus approached and spoke to them, saying: “All authority has been given me in heaven and on the earth. と冠詞の有無も移し出しているとして、その字義訳を誇っていますが、そもそもギリシア語本文批判で [τῆς] をないものとすれば、その議論も訳もあまり意味がありません。それに the Jesus とはしていませんし。つまりギリシア語の冠詞と英語の冠詞を連動させることに根本的に意味がないように思えます。
 以上のことがらなどにご意見・ご教示を賜れば幸いです。

コメント(4)

英語の新世界訳の本文を見ても、参考にはならないので、
(1)英文新世界訳のネタ本である、The Kingdom Interlinear Translation of The Christian Greek Scripturesか、
(2)参照資料付き1984年版か、
(3)まともに、Textual Commentary to Greek New Testament
を参照するのがいいと思います。

出先ということですので、ご自宅には上記の(3)をお持ちですか?

とりあえず、Kingdom Interlinear の該当ページと、冒頭の説明をアップしておきますね。
(わたしも、自宅ではないので、Textual Commentary は、のちほどチェックします)
携帯にダウンロードしてある、ギリシャ語原文ですと、Byzantine Text は冠詞がなく、Westtcot & Hort のテキストは、[της]となつています。

前置詞の後の特定のものを指す名詞は、定冠詞が無い例の一つでしよう。

本文批評の他に、New Testament Greek Grammar: Beyond Basics のような統語論の本が参考になると思います。
GNT UBS 4thの該当箇所には、textual commentary はありません。

[. ] 角括弧は、校訂委員会の意見として疑わしいと判断していることを、示しています。
HK J さん。いろいろ資料のご呈示ありがとうございます。

何もわからないままだとかえっていいのですが、本文に括弧付きで単語を挿入されると、写本にある、写本にないが補うべき、あってもなくてもよい、などなどの解釈を想像してしまい、素人は困惑します。もちろんしかるべきエディションであれば、本文批判のための符号や括弧の使い方は厳密に説明してあるのでしょうが。新世界訳のもとは Hort&Westcottに基づいた行間語注なのでしょうが、これもなかなか見られません。
自宅には(3)はあります。いずれもよりの神学校などを訪問し、図書館を使わせてもらいたいと思います。

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