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ガンダム世界の戦争コミュのガンダム世界の戦争と核兵器(マジトピ)

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 はじめまして。

 新参者ですがトピを立てさせて頂きました。

 ガンダムの物語では、しばしば核兵器が使用されます。

 最初の『機動戦士ガンダム』のテレビ版では、オデツサ作戦の会戦でのマ・クベの核発射、OVA『0083』でのガンダム二号機の核発射、『逆襲のシャア』でアクシズの落下を止める為の核ミサイル発射などがあり、最新のガンダムSEED、ガンダムSEED DESTINY などでは、当たり前のように核兵器が飛び交っています。

 唯一の被爆国である我々日本人のクリエイターが作りだしたガンダム世界の中で、核がどう扱われているのか? また、我々ファンはどう思うのか? 率直に語り合いたいのです。

 よろしくお願いします。

コメント(28)

はじまして。
南極条約という禁忌の設定や、劇中での劇的な使われ方(SEEDシリーズは未見なのですが)を見る限り、個人的に作り手の核に対する特別な意識は感じられます。
0083や逆シャアでも、一兵器というよりは、人間同士の争う矮小な戦局自体を引っくり返してしまうような運命的な力、という扱いで描かれていた印象があります。ある意味で、メタ的な「力」の象徴というか。
ただし「力」自体に本来善悪の属性は備わっていないように、劇中でも「禁断」というニュアンスこそありますが、「悪の兵器」というような反戦的なメッセージまでは込められていないと思います。
>奈落ハジメ様

 コメントありがとうございました。

 このトピックを立てさせて頂いたのは、最近の北朝鮮核実験、それに続く、中川政調会長、麻生外相などの核装備議論容認発言など、色々考える事があったからです。

 私はNBC兵器については、単なる強力な兵器という事ではなくて、放射能汚染やバイオハザードなどの問題を作品中でもきちんと描いて欲しいと思ったのです。例えば、「Ζガンダム」ではG3という毒ガス兵器を使用するティターンズを悪役として描く為に、それを使う事を躊躇わないバスク、実行者になる事を躊躇うレコアというような描写は、少なくともされていたし、0083では、直接の台詞には出て来ないけれども、爆心地の近くにいたガトーは、原爆症で長い命ではないと覚悟していたとか、多少の考慮はされていたと思います。

 奈落ハジメさんはSEEDシリーズ未見と云う事ですが、どうも、あれらの作品では、いとも簡単に核ミサイルを撃つし、それに対してパイロットなどにも核兵器発射への躊躇いがないし、たとえ迎撃したとはいえ、あれだけコロニーの近くで核爆発があったら、大量の放射線がコロニー住民に降り注いで、大変な後遺症があると思われるし、核迎撃したパイロット達に被爆の危険はないのかとか、そういう事が描かれていないと感じたのです。子供の頃に、こんな物を見続けたら、核は単なる強力な破壊兵器としか思えず、被爆者問題とか、放射能兵器の凶悪さとか、そういう物に麻痺してしまうのではないかと……

 SEEDシリーズについて、福田監督は非戦をうったえていると公言していますが、じゃあ、あの核の扱い方はどうなのか、と監督福田、台本両澤夫妻はちゃんと考えたのかと疑念を持たざるを得ないのです。
 ガンダム世界の核兵器は、基本的に作り手側が核爆弾という存在を正しく理解していないように思えますね。
 0083のガンダム二号機の搭載核兵器など、いったいどんだけ威力あるんだと笑えてしまいます。宇宙空間は真空なので衝撃波が発生しないので、核爆弾の破壊力は発生する火球と熱戦と放射線だけになります。
 広島型の15キロトンの核爆弾で、火球の大きさは310メートル、熱戦と放射線の被害範囲は大気による減衰がないとしても5キロと言う所でしょう。
 反対に宇宙では放射線の防御が必要なので、サラミスなどは至近距離での爆発を受けなければ人的被害は少ないはずです。コロニーなどは、艦船より放射線の遮蔽力は高いはずです。
 火球に接触し無い限り、致命的な破壊は起きない気がします。もっとも核爆発によるEMPショックのほうが電子機械を破壊するという意味で被害は大きいかもしれません。それにしてもMSの肩に乗る程度の大きさで、半径数十キロの艦隊を全滅させるのは荒唐無稽に過ぎると思えます。
 
 SEEDの場合、論外でしょう。
 核爆弾はすべての物質を消滅させる究極兵器ではありません。一発で数キロの大きさを持つコロニーを跡形もなく破壊することはできないでしょう。
 大気がある分、外壁に接触しての核爆発はコロニーの機能を破壊するには十分だと思います。ですが影も形もなく破壊する事はできません。
 わたしが思うにSEEDの監督や脚本家やらは科学的な事実など勉強せずに、自分のイメージだけで適当に表現しているんでしょう。
 クリエーターとしては最低だと思います。
※すいません。ちょっと長くなり過ぎました

核兵器を作品に登場させる際には、十分な検討が必要であると思えます。使用目的、場所(空間)、効果などなど。

広島、長崎では、一般人の多くが核兵器(原子爆弾)によって被害を受けました。さらに放射能汚染による二次災害も深刻な問題です。

通常の兵器に比べると、倫理的に非常に問題の多い武器と言えます。(兵器は「人殺しの道具」だから、倫理とはもともと無縁なんですが、核兵器はちょっと酷い。)

「強力な破壊兵器」=「核兵器」という考え方は、あまりにも安易で、そのような演出に遭遇すると、作品のレベルが極端に低くかんじれてしまいます。

意外に核技術のリスクに関しては無知な方が多いので、脚本家には気を付けてもらいたいものです。
(まあ、私も上辺だけの知識ですので、えらそうなことは…。)

本当の「核兵器」の脅威(威力だけでなく環境破壊当)は、日本人と一部の外国人しか共感がえられません。だからこそ、日本の作品では、「核兵器」を慎重に取り扱ってほしいものです。


※核爆弾は、着弾させて破壊するのではなく、空中で炸裂させ、衝撃波を地面に打ち付け、衝撃波が反射する際の力利用して建造物などを破壊するものだったはずです(広島、長崎)
熱線や放射能も強力ですが、広島、長崎が焼け野原になった原因は、この衝撃波が大きな要因になっています。0083の核爆弾はどんな原理なのかは分かりませんが、TKさんの言う通り、ちょっと破壊力有り過ぎですねw
この辺の帳尻合わせは、何らかのガンダム系書籍などで説明されているのかな?
おじゃまします。
既に述べられていますが、宇宙空間における核というのは、衝撃波が無い分、直撃でも食らわない限り、ほとんどダメージはないのではないでしょうか。もちろん放射線や残骸等の放射能汚染などはありますが、コロニーや艦艇には元々太陽光の直射(熱、電磁波、紫外線などなど)に対する防護がなされているはずですから。
なので、0083での使われ方を初めて見たとき、はっきりいって目が点になりました。
そういう意味で、逆シャアでのロンドベルによるアクシズへの核ミサイル攻撃(阻止されましたが)は、宇宙での核ミサイルの使われ方としては、まだ真っ当な方でしょうか。
単純に破壊力という意味ではコロニーレーザーの方が上だと思うんだけどなぁ。

SEEDは見ていないので、どのような使われ方をしていたかは存じませんが、まぁ、コロニー内で爆発させれば、外殻はともかく、実質的には使用不可な状態にはなるでしょう。消滅はしないと思いますが、それは居住不可の状態を視覚的に見せる演出かもしれません。あまり適切とは思えませんが。
宇宙の核について聞くといつも思うんですが、皆さん「エネルギー保存則」をお忘れではないですか?
大気中の核爆発で衝撃波が発生するのは、爆心の熱エネルギーが大気を膨張させるから。お分かりでしょうが、宇宙では衝撃波発生がありません。その膨大な(正に膨大な)熱エネルギーは、宇宙船の外板を直撃します。大気が吸収しない分、正に「鉄をも蒸発させる熱エネルギー」が。

宇宙では「エネルギーが消える」なんて事はありません。爆心からおそらく数キロは「鉄が蒸発する熱エネルギー」の渦です。爆心から離れた所では「蒸発した艦艇」が衝撃波を形成するでしょう。

結果から言えば、宇宙でも地上と同程度の破壊力を核爆発は持つのです。距離が離れれば熱は伝わらないと思うのであれば、地球が「なぜ太陽に暖められるのか」を考えればよろしいでしょう。

私から見ればここの話の方が「知ったかぶり」ですよ。
確か小説版0083によれば、「宇宙空間では(既にここで述べられているように)核兵器の被害は生じる火球と熱線、放射能のみになってしまう その為その被害は大気中で爆発させた場合に比べ非常に限定された範囲にしか及ぼされない

GP02に搭載されている核バズーカは核爆発のエネルギーをミノフスキー粒子に伝え、それを撃ち出す」
と言う説明がなされていました

この説明だと、核バズーカによる被害はどう考えても直線状もしくはGP02を中心として扇状にもたらされるはずですが・・

なお、実際に大気中においてですが、海上に浮かべた艦艇群に対する核実験は行われています

クロスロード作戦と呼ばれる実験において、アメリカの旧式艦、日本から接収した戦艦長門、独逸から接収した重巡洋艦プリンツ・オイゲンなどを標的に二度の核実験が行われました

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E4%BD%9C%E6%88%A6

戦艦長門で調べれば色々出てくるでしょうが、一度目の爆発で軽巡洋艦であり長門とほぼ同地点にいた酒匂は全身が火達磨となりましたが長門は爆心地方向の装甲がやや溶解した程度・・
この時長門は爆心地から1.5キロの距離だったそうです

二度目の爆発において、長門は爆心地から僅か200メートルの距離だったにも関わらず、5日間も海の上に浮かんでいました

宇宙世紀における艦艇の防御がどの程度の物かは解りませんが、戦艦レベルの艦艇にもなると「自身の砲撃に耐えうる装甲」を施されており、その鉄板の厚さは数十センチにもなりますので如何に核爆発による熱線を受けたとは言え、精々表面を幾らか溶解させる程度に留まるのではないでしょうか?
 皆様、多くのコメントありがとうございます。

 SEED系は御覧になっておられない方々が多いようですし、このコミュ自体でも、SEEDは範囲外かも知れないのですが、作中での核兵器の使用頻度は最も高く、それを扱っているクリエイター達のスタンスについて考えたかったのですが、これまでの皆さんのコメントでもかなり参考になりました。

 宇宙空間での戦術兵器としての核兵器の有効性なり、攻撃範囲については、実際の戦術シミュレーションの中で核使用という事が想定されているのかいないのかも判りませんし、私自身は、科学的な文献として「宇宙空間で核を使用した場合はこうなる」という物を読んだ事がないですから、良く分からないのですが、恐らくはオーディエンス側の疑義に対して、それこそ、りょうさんが書かれたような、架空のミノフスキー物理学に則って、辻褄合わせはされるだろうと思います。本当の科学に拘りきれば、MSの有効性さえ否定しなければならなくなりますけれども、ある程度は科学的裏付けがされないと、冷めてしまうという事はありますから、科学的な考証をされた御意見もありがたいです。

 私としては、南極条約で核使用が禁止された理由などの背景、もしくは宇宙世紀の人々の核兵器に対する認識のような物に関心があります。単に、威力の大きな大量破壊兵器を制限したという事なのか、その他のNBC兵器と同様に、放射能汚染などの二時被害などを考慮しているのか……などです。

 引き続き皆様の御意見をお聞かせ下さい。
 膨大な熱エネルギーといっても、核爆発が生じさせる熱量には当然のことながら限界があります。
 鉄が蒸発する融点は2750度です。宇宙空間では気圧が0なので、これよりも低い温度で融点に達するでしょう。
 ですが数千トンの艦艇を一瞬にして蒸発させるとなると、さらに高い温度が必要になります。
 核爆発が生じさせる火球の表面温度は約6000度(爆発初期には40万度ほどにもなりますが、放射線と熱線を発生させる事で温度は低くなっていきます。6000度は爆発3秒目くらいの火球がもっとも大きくなった時の温度)で、火球に接触した鉄は確実に瞬時に蒸発するでしょう。ですが熱線は距離によって減退していくので、2キロも離れれば融点には達しないと考えられます。
 また核爆発による熱線の放出は3秒程度で90%出し尽くしてしまいます。太陽のような恒星の出すエネルギーとは比べ物になりません。
 ただ放射熱によって半径数キロは千度以上の温度になりそうなんで、乗員はみんな蒸し焼きになって死亡するのは間違いないでしょう。
 半面が溶けた宇宙戦艦の中に全身焼けただれた遺体が浮遊するなんて、想像しただけでもゾッとしますね。

 あと核による衝撃波は、熱によって周囲の大気が押し出されるために生じます。わたしは気化した鉄が、押しのける物が何も無い宇宙空間で衝撃波を発生させるプロセスが想像できません。戦艦は熱線の照射された方向から溶けていき、気化した鉄はガスになって放出されるだけで、とても衝撃波のような爆発的な動きをするとは思えないのですが?
 超新星爆発のような膨大な質量の爆発ならまだしも、核爆弾ひとつで広範囲の物質を気化させて衝撃波を発生させるのは不可能だと思うんですが?
残念ながらどれも参考にならないデータばかりです。なぜなら「全て大気圏内での核爆発」ですから、どれだけ詳細なデータだろうと「大気圏で熱エネルギーが減衰済み」なんです。

たとえば、10Mtの核爆弾が発生させるエネルギー量は41.840PJで、
125,520,000tの氷(0℃)を溶かす事が出来ます。1km離れた場所で単位面積あたり3,329.52MJ/m^2になります。
※1MJで0℃3kgの氷を溶かす事が出来ます。

これが実際に宇宙艦艇にどれだけ損害を与えうるかは「やってみないと解らない」とは言えます(どれだけの熱量を受けるかは投影面積にもよるので)が、少なくとも「小説の考察は不足している」とは言えますね。
大気圏外=衝撃波発生がない=その分のエネルギーは考察しない。という安直きわまりない思考です。

もちろん「艦艇を蒸発し尽くす」とは考えていません。そう考えていたら、そちらの方が安直です。

大気圏内での衝撃波は、熱量による大気の膨張速度が音速を上回る為に発生します。また、密度が高まるほど低くなりますので、宇宙で気化した金属の膨張速度がその音速を上回る事は充分考えられます。(これも実際の数字は実験をして測定してみないと解らない所が多いのですが)。

それから、宇宙では「火球は発生しません」。これは爆心の熱エネルギーが、大気によって封じ込められる為に発生しますので。

とにかく「大気のない核爆発」についてはもうちょっと考えていただきたいと思う次第です。単純に「引いて構わないもの」ではありません。
※トピの方向性とは少しずれ気味だけど、もう少し話したいのでカキコしちゃいます。

戦艦クラスの金属の塊が一気に気化し、膨張するというのは、すごいことになりそうですね。金属の質量を持つ、気体の膨張…怖いかも。

0083のガトーは、核弾頭を観艦式で集まった船群の中央にうちこんだのでしょうか。それとも、戦艦一隻に着弾させたんでしょうか。丁度その場面の記憶が抜けてしまっていて思い出せません。それによっては、発生する状況も変わってきそうです。


そういえば、0083の核弾頭で『TNT火薬換算で何M?級』だったんでしょうか。※広島のリトルボーイは15??級らしい(wiki)
使用された核弾頭の破壊力が分からずに論じてしまった自分が恥ずかしい。


ところで、核爆発が起こった場合、熱エネルギーは、放射状に広がっていきますよね。これって、エネルギー密度も低くなっていくということには、なりませんかね。
つまり爆心地からの距離に反比例(体積だから1/3乗?)してエネルギー密度が減少するとは、考ええられませんかね。


後、宇宙空間で、金属の気化が起こった場合、空間を埋める為に体積を使いそうなので、その辺も考慮する必要がありそうですね。


うっはー。頭がついていかねー(^^;
 皆様、更なるコメントありがとうございます。

 絶招 ぱぱさん、あまりトピズレなどにナーバスならないで下さい。トピを立てたのが私であるというだけで、それに拘束権があるとは思いませんし、私は、「唯一の被爆国」と言っている日本のクリエイター達が作りだした「ガンダム」世界の中で、どのように核を描いていくのかという、ある意味、作家性のような物を考えてみたいと問いかけた事ではあるのですが、核その物が、例えば宇宙空間では、どのように 機能するのかというような科学的な知識もないと、核自体を語れないと思います。皆さんの御発言で色々と勉強させて頂いています。

 それで言うと、『0083』での試作ガンダム二号機サイサリスの核発射シーンというのは、弾頭を装備した実体弾が発射されて、対象に対してどの辺りの距離で核反応を起こさせたかというような描写はされていないと見えました。二号機のバズーカから発射された、身も蓋もない言い方をすれば、MSから発射された波動砲です。

 そんな事はあり得ないだろうという事は、科学に疎い私でも分かりますので、科学的な考証をして下さる方々には感謝しております。引き続き、御意見を伺えればありがたいです。
爆心地から同じ距離だけ離れた2点において受ける単位面積辺りのエネルギー量は勿論同じです

また、エネルギーが球状に広がっていくと考えるとエネルギーの損失が無いという仮定上球表面のエネルギー総量はどの距離においても一定であると言えます

球の表面積は4πr^2で表されますから単位面積辺りのエネルギー量は爆心地からの距離の2乗に反比例して小さくなる事になります

これを元に、爆心から半径一キロの地点に存在する艦艇の装甲がどの程度の被害を受けるのか、考えてみたいと思います

さて、鉄の比熱容量は440J/(Kg*K)だそうで、これを元に一トンの鉄塊を0℃から融点である1535℃まで持っていくには675.4MJの熱量が必要であるようだ
そこから更に溶解熱として247MJを加えれば鉄は溶ける
合計922.4MJ
これで1トンの鉄が溶ける
Scull氏に出して頂いた値によると爆心から1キロ離れた地点で1平方メートル辺りに受けるエネルギーは3.6トンの鉄を溶かすようだ

一方、鉄の密度であるが7874Kg/m~3であるようだ
一辺が1メートルで重さ1トンの正方形の鉄板があるとすれば厚さは127ミリになる
3.6トンだと458ミリ

ピンと来ないかもしれないが、艦船史上最も堅牢な防御を誇ったとされる大和型戦艦でも甲板で200ミリから230ミリ、舷側で410ミリ、最も防御が厚かった主砲防盾でも650ミリ


爆心から1キロ以内ではほぼ全ての艦艇が行動不能になると見ても間違いないかもしれないですね
まず装備品の類は使い物にならないでしょうし


となると、艦隊が互いにどの程度の距離を開けて行動していたかが鍵となると思うのですが、0083の時は狂気とも言えるほどの密集陣形でしたな・・
>鉄の比熱容量
そこがわからなかったので、とても助かりました!

2キロ3キロ離れたらわかりませんけど、半径1キロ以内なら10メガトンの戦略核であれば、相当有効打を与えられるという事ですね。

ちなみにサイサリスは特に数値は明示されていない物の、戦略核というのが設定されておりますので、大した事はないとは言っていられない事がはっきりして幸いです。

ちなみに「サイサリスの波動砲」ですが、個人的には「核バズーカごとき筒で核のエネルギーを何とか出来るんであれば、同じシステムを防御側が用いる事で無効化できる(言い換えれば、そんなシステムがあるという時点で核バズーカの兵器価値は0に近い)」と思っておりますので・・・。
や、全く知識がないので「フム、成る程」という程度にしか話についていけないのですが、
ガンダム二号機の核弾頭については、ガンダムの公式百科事典に以下のような記述がありましたので、
以下に記載致します。
現実的に見て、ツッコミ所などがあればネタにしてください。

・Mk−82核弾頭
これは書類上、戦術核に分類されているものの、実際の威力は戦略級であり、
試算によれば当時の連邦宇宙艦隊の30〜40%を壊滅させる破壊力を有していたという。
これは、Mk−82弾頭が自己拘束型核弾頭とよばれるタイプであったことによる。
MK−82弾頭は内部にミノフスキー粒子の縮退層を持ち、
核反応で発生する強大な電磁場で炸裂後もこの層が保持される。
これにより破壊的な熱と広帯域ガンマ線ミラーさえ無効にするほどの膨大な中性子線を放つ火球が数秒間に渡って維持される。
(このような特製から、レーザー核弾頭という分類がなされることもある)

「機動戦士ガンダム 公式ガンダム百科事典」ガンダム試作二号機の箇所より
 

パーセンテージの根拠はなんやねん!
という気持ちも湧きますが、公式としても衝撃波が破壊力の根拠ではないようです。

>核バズーカ

ザク2も核弾頭の詰まったバズーカを利用していたように、
あれはあくまで「射出装置」であったと思います。
肩のバーニアはその射出装置を支える代物ではないかと。
なので、サイサリスはMSというより、ザメルのような移動式砲台といったイメージがあります。
多分、核弾頭に方に何か夢の或るものが詰まっていると思っていました。

>作成者側の倫理的問題

ガンダムで核が使用された場面を持ち上げてこの点について考えるのも面白いかもしれません。
マ・クベなんかも利用してますし。
その内追加で意見を書くかも・・・です。
知ったかぶりのあどうちです。(_O_)

熱線については過小評価しすぎでした。

0083における観艦式での艦隊陣形ですが、観艦式ともなれば、その艦隊の威容をTV画像などで見せ付ける必要がありますから、それなりに密集していたでしょう。Wikipediaによれば、マゼラン級の全長が327mだそうで、密集しているとはいってもその場で回頭できるぐらいの距離は隣の艦と取っているでしょうから、隣の艦とは500mとしても、1辺が2kmの立方体(本当は半径1kmの球の方が正確なんですが)には125隻の艦艇が存在できます。1辺を4km(半径2kmの球)とすれば、1000隻!(簡単な計算で済みません。)
もっとも艦艇が陰になってくれていた艦にどの程度の熱量が投射されるかわかりませんので、実際にはもう少し少ないかもしれません。

とにかく10メガトンで最低100隻程度は破壊か致命的な損害を与えることができ、1000隻までは何らかの損害を与えることができるかも、というところでしょうか。

つまり観艦式のように目標が密集、停止しているのであればかなり効果があるということで、観艦式を狙うというのは正しい作戦かもしれません。
核弾頭の破壊力が、第二次世界大戦以降進化していないはずはなく、ましてやガンダムは宇宙世紀…。もともとのエネルギー量を間違っていれば、もともこもない orz

あどうちさんに、ちょっとツッコミ。
327mの戦艦がとなりが500m離れて存在した場合、半径1km(1000m)の範囲には、128隻も存在できない気がする…。
> 絶招 ぱぱさん
失礼しました。頂点間の距離と艦艇の前後との距離をごっちゃにするという初歩的なミスですね。どうも頭の中が腐っているようです。(笑)ボケたかなぁ。(爆)

300 500 300 500 300
===-----===-----=== 100
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|500
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300 500 300 500 300
===-----===-----=== 100
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|500
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300 500 300 500 300
===-----===-----=== 100
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|500
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300 500 300 500 300
===-----===-----=== 100

全高がわからなかったので全幅約100mと同じとして
計算しなおすと(3×4×4で)48隻ですか。
 質問です。

 話の中心が、『0083』に於ける、観艦式への試作ガンダム二号機の核攻撃の有効性、そのリアリティーに向かっていると思います。
 そこで、その科学的裏付けについて論じておられる知的な裏付けをお持ちの方々にお伺いしたいのですが、観艦式に集結した連邦艦隊の過半を殲滅できる核爆発を宇宙空間で起こしたとしたら、その後の核汚染、残留放射能などはどのような事になるのでしょうか? 宙域を航行する宇宙船、また爆心地に近いコンペ島=ソロモンに駐屯する連邦軍人などに被曝の危険などは如何ほどの物でしょうか?
 御教授頂ければ幸いです。
地上でのいわゆる「核汚染」の大半は、核分裂反応(核融合反応をする水爆も、起爆に原爆を使用しますので一緒です)を行った際に発生した放射性物質が土壌に混入する事が原因です。
※もちろん、核爆発によって土壌そのものが放射線を発する、いわゆる「放射能を持つ」事もあります。
こういった場合は、土壌をそっくり入れ替えて、無害なレベルまで薄める事が最大の解決策になります(本来放射性物質は自然に存在し、人工的に濃縮したのがいわゆる核物質ですから「元に戻すだけ」とも言えます。

さて、宇宙での放射性物質は土壌自体が存在しませんから「ほぼ問題にならない」と言えるでしょう。もちろん被曝した艦艇は残留放射能を持ち続け、機材としては使い物にならないと思いますがそんな事を考える人もいないでしょう。
※元々宇宙放射線の問題がありますから、これまた自然状態と大差ないと考えられます。

コンペトウ内部への被曝は心配ありません。元々岩盤は優秀な放射線防護壁として機能します(核シェルターは地下に建設するのが基本です)ので、表面の核汚染された岩盤を除去(ハッパをかけて剥離させれば)すれば充分でしょう。

こうしてみてみると、結構0083の核は「無自覚に描写された」物の様な気がしてきますね。オデッサでのマ・クベは「かなり追いつめられて発射した」ので、さらっと発射してみせるガトーよりもまだアニメ制作者の良心が感じられますが・・・。
皆様、興味深く、参考になる御意見をありがとうございました。

過日、『0083』の5.1ch版DVDを見直した時に、スタッフによるオーディオ・コメンタリーで、「宇宙空間で核爆発を起こしても、本当はこんな威力にはならない」という事に類する発言が入っていました。なので、制作側は、試作二号機による核攻撃の描写には科学的な嘘があるという事は承知して作っているという事のようです。

SFのある分野では、科学的な嘘は付き物だとも言えますし、厳密に科学的な裏付けを云々すれば、ガンダム世界でのMSの有効性その物が大嘘だとも言えますから、突っ込みを入れても仕方がないかも知れませんが、皆さんのコメント、それぞれが興味深く、大変参考になりました。

引き続き、核描写についての倫理的な問題、もしくは科学的な突っ込みも含めて御意見頂ければ幸いです。トピックを立てた人間として、ひとまず御礼を申し上げます。ありがとうございました。
ガンダムもザクも核で動いている。
爆発させたら被爆するのですかね…
ミノフスキー粒子で補足されてるみたいだけど、F粒子って音波以上の波長の波を通さない粒子だった。
一応ガンダムの場合、Iフィールドでプラズマ封じ込めを行う「ミノフスキー・イヨネスコ炉」。まあ、磁場の代わりにIフィールドを使うだけの「トカマク炉」な訳ですが、こいつが壊れた場合には
1.反応中のプラズマや中性子、各種物質が「爆発的に漏出する」。
2.核融合反応は圧力・温度が低下するので「継続しない」。
3.ジェネレータ出力から考えて、反応中物質の総エネルギーは「現用ヘリのターボシャフトエンジン程度」。

だろうと「考えています」。ですからサイサリスの核弾頭ほどの被害は発生せずに、まあ第一話「ガンダム大地に立つ」で爆発したザク程度なんではないかと思う次第なんですが。

ジェネレータ出力の設定から考えて、Vのそれは「過剰演出」に思います。
横から失礼します。
 08小隊で連邦士官(将軍クラス?)のオヤジが、ジムの核融合炉を「偶然(と見せかけ)」爆破させてジオン基地を制圧しようとする一節があったんですが、これはいかがなものでしょう?この描写では、その案を部下に「それは条約違反では…」と止められていました。
 記憶が曖昧で申し訳ないのですが、この一節から判断するに、通常の破壊では炉の誘爆を抑えるシステムがあるのでは…と考えられるのですが?

 あ、前のレスで気になった所があるので失礼して、質問があるのですが…
>>10 Scullさんの
>1km離れた場所で単位面積あたり3,329.52MJ/m^2になります。
という熱流束が提示されてましたよね?
分野違いで申し訳ないんですが、地球大気圏での再突入体が受ける熱流束は鈍頭物体でもせいぜい数MJ/m^2です。それでも特別なTPS(熱防御法)を装備しないと機体がもちません。それだけの放射エネルギーだったら、数キロ程度はとんでもないことになるのでは…
>数キロ以内はとんでもない事
ええ、そう思います。

ですから「大気のない宇宙での核爆発はたいしたことない」というコンセンサスに、一言申し上げようと思った訳で。ただしこれはあくまでも「弾頭がTNT換算10メガトン」の場合に限っての話です。
これはもう本当に単純に「エネルギー量を計算しただけ」ですから(でも宇宙の場合は真空に近いので、エネルギーの減衰は計算しないでいいんです)・・・。

もちろんこのエネルギー量は電磁波の形で一瞬だけしか受けないので、大気圏突入と同様には考えられないと思います。それこそ「氷の厚い外殻」を装備する事でずいぶん減衰可能です。ソロモン宇宙要塞の様な分厚い岩盤も有効です。

とりあえず「問題はそれほど単純ではない」という事さえご理解いただければ・・・。
>>25 Scullさん
返答ありがとうございます。
>「問題はそれほど単純ではない」
まったくもって其の通りですなぁ…
 スゴイ威力の核弾頭の話しを出してきて、核爆弾は宇宙空間でも威力があると仰っていますが、そうでもないでしょう。
 10メガトンの核弾頭の威力は大気圏内では一発で関東平野をなぎ払えるんですが、宇宙ではそうたいした威力はありません。
 確かに発生する熱量は高いんですが、それは核爆弾の発生させる約4秒間の熱核反応の総量です。核爆弾のエネルギーは一瞬にして開放されるものではないんです。
 さらに核爆発のエネルギーは三百六十度の方向に均等に拡散していきます。
 ハリウッド映画で小惑星に対して核ミサイルを直接打ち込まなくなった理由がこれです。平坦な小惑星が存在したとして、その地表に核爆弾をぶつけた場合、総エネルギーの50%ちょっとしか影響を与えられないのです。
 つまり10メガトンの核爆弾の爆発のエネルギーも、半分の5メガトン程度の威力しか与えられないのです。
 これと同じようにもしソロモンの観艦式を行っている艦隊の中央で10メガトンの核爆弾を炸裂させても、分散していく熱線はそう大きな働きをしないでしょう。
 なぜなら爆心地近くで熱線を受けた艦艇は致命的なダメージを受けるでしょうが、その向こう側、影になる部分にいる艦艇は犠牲になった艦艇が遮ってくれた分、熱線の影響を受けません。さらに爆心地から距離が離れていくと熱線は拡散していくので、当然のことながら受ける熱量はどんどん減退していきます。もちろん爆心地間近にいた艦艇は爆発四散してガスをまき散らしたりして、さらに熱線を減退させます。

 もうひとつの問題は核爆弾は止まっている相手にはそこそこ威力があるんですが、動いているとまったく役に立ちません。
 その理由は速度です。
 例えば地球軌道から月に向かっているサラミス艦隊を考えてみましょう。
 物理法則にしたがってサラミス艦隊は、第二宇宙速度以上で移動しています。第二宇宙速度は秒速11.2キロです。
 仮に10メガトンの核爆弾の被害範囲を3キロと仮定しても、わずか0.3秒で通過してしまうのです。
 先程も述べた通り各核爆弾の熱線放射は約四秒間行われますが、0.3秒では致命的な熱量を受けないでしょう。
 狙った目標はあっという間に、どんどんと遠ざかっていってしまうのです。
 爆心地を通過すれば致命的なダメージを受けるでしょうが、誘導兵器全盛の現代においても、第二宇宙速度で移動する相手に確実に核ミサイルを打ち込むのは至難の業でしょうから、ミノフスキー粒子の影響下にあるガンダム世界では不可能と考えていいのではないでしょう。

 そして実戦を考えれば宇宙戦艦は互いの対空砲火の邪魔にならないように2〜3キロは離れているでしょうから、10メガトンの核爆弾で攻撃しても三隻くらいしかダメージを受けないと考えられます。

 核爆弾をコロニー攻撃に使うにしても、島三号型は直径3.6キロ、全長30キロの大きさですから、せいぜい10メガトン弾頭一発でコロニー1基を破壊できるに過ぎません。
 そんなことなら15キロトンくらいの小型核爆弾を採光用の窓からたたき込んでも同じ結果を得られます。

 私見としては宇宙での核兵器は、コロニーや宇宙要塞といった拠点攻撃以外に役に立たない兵器だと思っています。
季節的に核のことを思い出して、久々にまとめて読み返したら、すごい内容だった。
皆様の知識と考察力に脱帽です。
※ダメ文失礼しました。

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