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ミュージックおすすめレビューコミュのTug Of War/Paul McCartney

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ジョンと比較されて、やれ日和見主義的だとか

軽率な言動で何かと非難されることのあるポールではあるが

やはりそのメロディー・メイカー振りは天才的。

このアルバム、1982年に発表された。

1980年12月8日、ニュー・ヨークのダコダ・ハウスの前で

狂信的ファン、マイク・チャップマンによりジョンが射殺されてから

初めて発売されたアルバムとなる。

プロデシューサーはジョージ・マーティン。

黄金コンビだな。




いい意味でThe Beatlesっぽい音の作りになっている。

「Take It Away」ではリンゴがドラムスを叩いている。

スティーヴィー・ワンダーとのデュエットも2曲収録。

彼とのデュエット「Ebony and Ivory」は大ヒットを記録。

「Here Today」は亡きジョンに捧げられている。

「Get It」にはなんと、カール・パーキンスが参加。

これだけのゲストを迎えたのもこのアルバムが初めて。

(スタンリー・クラーク(ベース)まで迎えている)。





楽曲もバラエティに富んでおり

やはり抜群のメロディーを生み出している。

どれも真珠のメロディーで一杯。

ジョージ・マーティンのプロデュースも

非常に滑らかでオーソドックスで落ちついている。

とても彩り豊かだし、やはり一級品のアルバム。




でも、何故だろう。

底辺には妙に冷めたポールが見えてしまうのも事実。

例えば「Band on The Run」のような荒削りだが

茶目っ気がたっぷりあるようなアルバムではない。

例えば「McCartneyII」のようなやりたい事やっちゃいました、

非難する人はどうぞ、といった開き直りもない。

例えば「Wild Life」のようにとにかく録音して発売しちまえ、

といった勢いに任せたパワーみたいなものもない。




やはりジョンの死というものが、影響しているのだろうか。

そんな「冷めた」感じがこのアルバムを更に印象深い物にしている。

そんな気がする。

コメント(6)

作曲に関してはジョンの上を行っていたと思います。
ポールのアルバムはほとんど持ってないのですが、
それは個人的な音楽の趣味によるもので、彼が
真の天才のひとりであることは疑う余地もありません。
ドノバン>好き嫌いは別として、やはり真の天才ですよね。まさに時代と偶然がひとつになった奇跡だったと思います。
いおっち>宅録のはしり的な「マッカートニー」「マッカートニー2」あたりも愛しい作品ですよね。おっしゃる通り、これからポールを聴こうって人には絶好の作品だと思います。
彼のアルバムの中では一番よく聴いたな。

例えば公園の中でひなたぼっこしながら聴きたい1枚です。

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