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ミュージックおすすめレビューコミュのThe Doors/The Doors

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今、手元に2冊のレコード・ガイド本がある。

両方とも出版元は「The Rolling Stone」誌。

1冊は1979年発行。

それによると、このアルバムは五つ星。

つまり「最高傑作」。

もう1冊は前出のガイドの続編として1983年発行。

それによると、このアルバムは星3つ。

つまり「平凡」。

本国アメリカでもこのバンドに関する評価はまちまち。




日本でも絶賛する人は多いし、作家の村上春樹氏なども

大好きなアルバムの1枚としてあげていた。

かと思うと初代ミュージック・マガジン

(ニュー・ミュージック・マガジンか)

の編集長であった中村とうよう氏によれば

「黒人の音楽を搾取した甘ったれた白人音楽」

ということになる。




どうも賛否両論が激しいバンドであったようだ。

個人的には大好きなバンド。

レコードの溝が擦り切れるほどに聞き狂ったアルバム。




ベースレスというバンド構成もユニークだったし

フィンガー・ピッキングによるギター演奏も

オルガンをメインに持ってきた演奏もユニークだった。

おかずの多いドラムも好きだった。

そしてジム・モリスンのヴォーカルと詩の世界。

文学青年ぶった青臭い書生だった俺には強烈だった。




今、聴きなおしてみても決して色あせてはいない。

このアルバムで初めて「クルト・ヴァイル」も知ることが出来たし。

部屋を真っ暗にして「The End」を聴いた思い出もある。

やはり「はずせない」名盤の1枚。




「Light My Fire(ハートに火をつけて)」には注意を!

シングル・ヴァージョンというのが存在する。

中間のオルガン・ソロ、ギター・ソロをまるまるカットしてある。

駅前で買った安物の

「ザ・ドアーズ・ベスト」

というまがい物に収録されていた。

怖い物見たさな人、あるいは自虐的な人向きの1曲。

ロック史に残る最悪な編集。

江戸時代だったら市中引き回しの上、

「磔(はりつけ)の刑」

確実だな。

コメント(5)

結論から言えば絶対的な名盤ですよね。
ジムの存在感は抜群だしバンドのアイデアも豊富でした。
シングル・ヴァージョンについては確かにバンドの意向を
無視した編集だと思います。
ただ、当時そのままではシングル・カットは出来なかった
でしょうし、一般の音楽ファンに知られるひとつのきっかけには
なったのではないでしょうか。
そう言えば、エド・サリヴァン・ショーに出演した時も
シングル・ヴァージョンだったのでバンドもある程度は
仕方ないと割り切っていたのかもしれませんね。
レコード会社の力が強かった時代ですから。
ドノバン>確かに当時の現状を想像すれば、あの編集しかなかったのでしょうね。ただそのヴァージョンを「ベスト盤」に収録しないで欲しかった(苦笑)。まぁ、駅前で買ったいわゆるフェイクだし、ある意味貴重なヴァージョンかもww
ほいほい、70s後半の所謂「ニューウェーブ系」(またか!)の間ではドアーズの1枚目と2枚目は殆ど「バイブル」でした。皆様黒尽くめ:黒のタートル・ネック、皮ジャン(バッジ最低7コ)、黒ブーツ、しかし何故かぴちぴち革パンツは遠慮(ムれる)して黒のカラー・ジーンズ(バッジ最低4コ)またはブルー・ジーンズ(絶対スリム・タイプ)。女の子もダーク目のメークになんか襟のところが難しそうな黒のジャケット、時たま赤いベレー帽。髪型は絶対ショート。

バンドの演奏の帰り「ニューウェーブ・ディスコ」(当時は「クラブ」なんて言い方浸透していなかった)へ立ち寄り、安物のノーブランド・ウィスキーがぶ飲みしてギャング・オブ・フォーやスリッツなんかで立てノリ(遠い目)。
ラジニーシ>時期的にいうと、ポスト・パンクの時代ですね。
個人的には一部のパンクを覗いてかなり「冷めた」目で
パンク・ブーム(というのかな)を見つめてました。
どちらかというとニュー・ウェイヴの方が夢中になった。
なるほど、光景が目に浮かびます(バッジとかねww)。
バッジといえば、レコード店員時代、会社から支給される
エプロン一面にバッジをして、よく店長に怒られていたなぁ。

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