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超B級グルメ紀行(日本編)コミュの横浜市中区長者町 「大衆酒場 栄屋」

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横浜の野毛と日ノ出町は居酒屋の聖地でもあり、居酒屋巡りをするには宿泊した方がベストである。
様々な形態の居酒屋や飲み屋があって、近くに住んでいたら毎日通ってしまうお店ばかりだ。
モツが食いたかったら「ゴールデンもつ」 があるし、小腹が空けば 「三陽」 もあるし、美味しい酒が飲みたかったら「野毛ハイボール」「ホッピー仙人」 もあり、酒飲みには実に楽しい街なのである。

何度も通っているのだが、いつも満席で入れない居酒屋がある。
暖簾を分けて、すりガラスの隙間から覗くと、1席空いておりましたねぇ〜♪
今年で5回目の挑戦で、久しぶりに入れる事が出来たのは、今回紹介する「大衆酒場 栄屋」です。
創業は昭和23年の老舗中の老舗60年以上の歴史を刻んでいて、素晴らしい風格がある 

店内に入ると、まさに昭和にタイムスリップ状態。
現在の店主は、創業店主の二男になりますが、店は長男が継ぐものと思って会社勤めをされていたそうですが、長男が生モノが駄目と言って近くにスナックを始めて独立してしまった。
跡取りが居なくなってしまっては、常連さんと歩んだこの店の歴史に幕を閉じてしまう事になる。 

親父の店を守らないとと言う事で二男は一大決心をして、ある日突然15年間のサラリーマン生活を辞めて「栄屋酒場」を継ぐことに決めてしまったそうです。
驚いたのは、専業主婦だった奥さんで、腰を抜かすほど驚いたそうです。
その日から、奥さんがホールを担当して、二人三脚でここまで来たそうです。 

さて、瓶ビールを注文すると、お通しの「サンマの煮付」と共にやってきた。
ダイエット中なので、久しぶりのビールをグラスに注いで、一人瓶にグラスを軽く鳴らして乾杯!
長時間煮詰めたサンマが、ビールと良くマッチしていて骨まで食べられてしまいます。
黒板に書かれたメニューから幾つか注文し、それ以外も眺めているだけでも楽しい時間です。

最初に登場したのが「とり貝800円」だった。
貝の下に敷かれた「けん」が、業務用のけんではなく自家製の桂むきされたモノですね!
刺身にあしらわれてる千切り大根の事を「つま」そう思ってる方も多いですが「けん」と言います。
とり貝をワサビを付けて醤油に浸けて食すと、ホンノリ甘さが口の中で広がります。

次に登場したのが「シメサバ700円」なのだった。
シッカリ昆布締めされていて、身も旨さも凝縮した濃厚なお味に仕上がっておりますねぇ〜
ビールから日本酒に切り替えて、石川県の純米の地酒を頂きましょうね!
シメサバは、日本酒と実に相性が宜しいですねぇ〜♪ 

続けて「いわし刺450円」の登場ですが、こちらは中羽か大羽になるでしょうね。
いわしも出世魚で、シラス→小羽→中羽→大羽と名前が異なる魚ですが、いわしはアシが速く釣りあげたらその日の内に処理しなければ新鮮さが時間毎に落ちてきてしまいます。
このいわしは、光り輝き脂も載っていて、口の中に入れるととろけるように美味しいです!

最後に「クジラステーキ750円」が登場した。
クジラを食すのは何年振りだろうか分からないが、刺身が多い中ステーキには興味があった。
肉は歯で食いちぎれるほどの柔かさで、ソース味の実にシンプルな味付けなのだが奥が深い。
ひれ肉の様な味なのだが、匂いは獣の香りと言うより、乳牛の香りに近く美味しいですね。

素晴らしい歴史ある店内を夫婦で切盛りする。
そこに常連さん達が「パパさんママさん」と呼んで、実家に帰って来たかのような雰囲気が良い。
栄屋は、実に落ち着く雰囲気の店内で、野毛や日ノ出町を代表する居酒屋だと思います。
いつまでも受継がれ歴史を刻んで欲しいと思い、店を後にして次の店に向かうとしましょう。

☆大衆酒場 栄屋 (さかえや)
住所:神奈川県横浜市中区長者町9-175
電話:045-251-3993
営業:17:00〜23:00
定休:日曜・祝日、8月8月は月曜定休
総合評価★★★★★(★5つが最高です)
食事  ★★★★★
価格  ★★★★★
雰囲気 ★★★★★
サービス★★★★★

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