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超B級グルメ紀行(日本編)コミュの熊本県天草市 「奴寿司(やっこずし)」

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料理評論家の山本益博氏が頷き日本三大寿司と評し、クマモンの生みの親でもあり天草出身の小山薫堂氏も訪問し色紙には「一食入魂」と評され、ユーミンが大分でライブ終了後に松任谷正隆に唆されて4時間半もクルマに揺られて寿司を食べに来て、移動中の不機嫌さを感動と喜びに変えたと言う寿司屋が天草にあり、人を感動させてリピーターとなり、態々遥々飛行機に乗って来る程だと言う。

今回の「蔓餃苑餃子教室ツアー」の最初の目玉である天草一の名店「奴寿司」へ向かう。
店の主人、村上安一さんが握るのは、もちろん地元で獲れた魚ばかり。
普通、新鮮な魚が手に入る田舎の寿司屋は、食材の良さに溺れて仕事を忘れがちだが、ここは違う。
東京の名店と言われる店も、コースで大体3万円から5万円が当たり前になってしまった。

寿司は高いと言う固定観念は、誰でも思っている事だろう。
しかし、料理なんて高くて美味しいのは当たり前なのである。
東京の寿司屋の殆どは築地で魚は仕入れるのだが、水揚げされた魚が店に並ぶのは輸送を考慮すれば市場を通り仲卸から店頭に並ぶにも最低2日は要するのだ。 

この「奴寿司」は漁港が近い関係で、朝取れされた魚が手に入りランチから夜に掛けて食せる。
これ程新鮮な魚を揃えるのは、築地だって不可能である。
東京の寿司屋を有難がって3〜5万払って食すんだったら飛行機代を出してでも天草まで来てランチを食して、イルカウォッチでもして最終便の飛行機で帰ってもお釣りが来てしまいます。

「奴寿司」は一貫の値段も表示されて、特上にぎり12貫でも3200円とリーズナブルだ!
多分、東京の寿司屋で、このコースをランチで食せば3万円はするでしょうね。
ではその寿司のフルコースと追加した寿司に、次々繰り広げられる美味しい日本酒を紹介したい。
大将の後ろに飾ってある色紙は、ユーミンと中田英寿のサインですね!

まずは先付けの登場で、名前は忘れたが市内のスーパーでも売っている地の料理です。
小肌を細かく刻んで出汁醤油と胡麻、大葉とわけぎでアッサリとしたお味です。
日本酒は「阿蘇の酒れいざん原酒豪快」を頂きました!
原酒で20度以上あって、ピリッと利いた辛口のお味が口の中をサッパリと洗い流してくれます。 

まずご挨拶と言う事で店主と握手をしたと思ったら、そのまま「ウニ」を載せて頂きました。
これが口の中でとろけて無くなるほど、素晴らしく新鮮で美味しかったです!
次は「マダイ」に微かに塩を擦ってあり、基本「奴寿司」では醤油は使いません。
相当ネタには、自信があるのでしょうね。

「イカ」が登場しましたが上に振ってある塩は、ウニを乾煎りして混ぜてある塩だそうです。
レモンが掛けられて上品な味でイカの柔かさと共に、微かにウニの香りが口の中で広がります。
次の酒は滋賀県天吹酒造の「天吹 I LOVE SUSHI 辛口純米酒」ですが、ラベルが今までの日本酒の概念を超えてポップなデザインですが、お味は寿司に良くマッチした辛口で美味しいお酒です!

「タコ」の登場ですが、何やら黒いモノが振り掛けてあります。
これは黒七味と塩が混ぜられており、ピリッとした辛さがタコの味を引き立てておりますねぇ〜♪
次は「コハダ」ですが板昆布を載せてあり、ホンノリとしたコブの甘さと引締まった酢で閉められたコハダが、口の中で広がり食感と酢の香りコハダの独特の香りがハーモニーを醸しだします。

酒を大分県中野酒造の「ちえびじん八反錦 純米吟醸」を頂きます。
こちらは少し辛さを控え。ほんのりとフルーティーなお酒ですがお寿司にも合いますねぇ〜♪
次の寿司は太刀魚だったかと思いますが、出汁醤油に青胡椒が添えられていて、口の中で魚の脂と出汁醤油の甘さにピリッと青胡椒の香りが踊り狂う程美味しいですねぇ〜!

次は「ヒラメ」だったと思うのですが、良く見るとシャリとネタの間にウニが仕込んであります。
これがまた淡白なヒラメの身にウニの濃厚なインパクトを加えると何とも絶妙な味に変身した!
こちらも何の魚か不明だが、皮をバーナーで炙ってあり、確かガーリックチップを漬けた塩タレを載せて食すのだが表面に薄ら出汁醤油を塗ってあり、寿司とニンニクがこれ程合うとは思ってもいなかった!

こちらは「車エビ」ですが、歯応えがありとても美味しいですねぇ〜♪
こちらではそんなに高価なエビでは無いそうですが、東京ではこの値段では食せませんね。
酒を福島県会津の廣木酒造「飛露喜 特別純米」を頂きましょう!
廃業寸前の蔵元が日本酒ファンを魅了する濃密な透明感があり存在感のあるお酒です 

次は「長崎産マグロ中落ち」の登場ですが、口に入れた瞬間でマグロがご飯と共に溶けて無くなるほどの絶妙な美味さで、マグロは余り好まない私でも虜になってしまった逸品です!
次の酒は秋田県の白瀑醸造「白瀑(しらたき)純米ひやおろし」を頂きます。
9号酵母特有の爽快感のある香りとスパッと切れる後味のバランスが良いですね。 

次は「アナゴ」をふっくらと焼き揚げて、柚子胡椒に梅肉を載せられてある。
これを一口で食すのだが、絶妙なアナゴの火入れと共に柚子胡椒のパンチと梅肉の酸味が絶妙だ!
次は「ブリ」だったと思うが、脂の載ったブリを表面を少し炙り、何かのたれを掛けてあるが忘れるぐらい、脂ぎっているが驚くほどアッサリと口の中でトロケてゆきました! 

次は追加の「サバ」を頂きましたが、こちらは数日間寝かせ熟成魚にしてあるそうです。
これがサバは痛むのが早いのですが、熟成されたサバの素晴らしい味に感動です!
日本酒を広島県呉の宝剣酒造「宝剣 純米超辛口」を頂きます。
この酒は今までの酒とは違い、どうだぁ〜!と言わんばかりに主張する辛口の美味しい酒です。

次も「マグロ」なのだが、こちらも熟成されており味に深みがありますね。
通常の生魚とは一変した深い味わいの中にもコクがあり後味引かれる逸品です!
「コハダ」も板昆布を外してもらい追加オーダーしてみました。
コハダの主張が強く、青魚好きの私にはこちらのコハダの方が好きですね。

「エビ巻き」もマヨネーズソースが掛かり、サラダ風に食しますが、プリプリした車エビの歯応えがありサニーレタスが加わり有明産の分厚くパリッと炙られた海苔が非常に香りが良いですね!
「マグロ中落ち巻き」も追加で作って頂きましたが、海苔がパリッとしていてご飯とマグロの脂をオブラートの様に美味しく包んでくれてアッサリとした後味に海苔の香りが包んでくれます。 

これが何だったか忘れましたが青胡椒が載せられて登場した。
何かのエンガワだと思うが、しっとりとした脂もありコリコリと歯応えが楽しめる逸品でした。
味噌汁は魚の出汁が濃厚に引き出されていて、それに赤出汁味噌が味を引き立ててあり、上品な味に仕上がっておりました。

最後に「タマゴ巻き」ですが、ドッシリとした中にご飯が入っております。
これだけでもお腹がイッパイになってしまいますね!
タマゴは1人前毎作るので、予めタマゴを食す事を伝えておけば待たずに食せます。
感動の「奴寿司」でしたが、今度は日帰りで食べに来ようと思います!!

☆奴寿司(やっこずし)
住所:熊本県天草市東町76-1
電話:0969-23-4055
営業:12:00〜14:30
   17:30〜21:00
定休:月曜日 ※月曜日が祝日の場合営業。翌火曜日が休みとなります。
総合評価★★★★★★★★★★(★5つが最高で、10点は殿堂入りです)
食事  ★★★★★★★★★★
価格  ★★★★★★★★★★
雰囲気 ★★★★★★★★★★
サービス★★★★★★★★★★

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