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超B級グルメ紀行(日本編)コミュのウルフギャング・ステーキハウス ホノルル店

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ロイヤルハワイアンセンターのある「パンダエキスプレス」でブランチを済ませて、ディナーの予約をする為に向かった先は、同じセンター内の3階にある「ウルフギャング・ステーキハウス」です。
今日のディナーの予約をしようと思ったのだが、ランチを食す為に日本人が結構並んでいた。
ランチも予約しないと入れないそうで、ここは一旦ホテルに帰る事にした。

私の宿泊してる「モアナ サーフライダー ウェスティン リゾート&スパ」には、JALパックの支店があるので日本語で対応出来るしJALからの予約客だと、良い席を取れると聞いてディナーの予約をして頂いた。
しかし、週末とあって5時半と9時しか空いていないと言うので5時半に予約を入れた。

「ウルフギャング・ステーキハウス」は、ウルフギャング・ズウィナーは、1887 年にニューヨークに創業した世界的に有名なステーキハウス「ピーター・ルーガー」で41年間ヘッドウェイターを勤めたウルフギャング・ズウィナーが独立し、オープンさせたステーキハウスです。
ウルフギャングと言うのは、創業者の名前なんですね!凄い名前を親は名乗らせたのですね!

ウルフギャング・ズウィナー自身によってニューヨークに4店舗をはじめ、ビバリーヒルズ店とマイアミ店がオープンし、そしてWDIとの提携によってハワイのワイキキ店、東京の六本木店をオープンし、いずれも人気店になっており、東京では予約の取りづらい店として連日かなり混雑していると聞いている。

看板メニューのステーキは、T ボーンステーキ(2・3・4名様用)のほか、サーロイン、フィレミニオン、リブアイがあり、アメリカ農務省(USDA)の格付けで最上級品質と認定された「プライムグレード」の牛肉のみを仕入れ、それを専用の熟成庫で長期間ゆっくりと「ドライエイジング」します。

誰もが耳にした事があると思いますが、昔から「肉は腐りかけがうまい」と口々に言われてきた。
実はそれには確たる根拠があり、「ドライエイジング」という技法で肉自身の酵素の働きなどの熟成メカニズムが含まれ 自然に美味しいお肉へと変化させる事が出来るのです。
しかし、「ドライエイジング」はただのそれとは一線を画すもので、精肉店の長年に渡る経験・知識・技術から更に研究に研究を重ねた結果確立され、全く新しい牛の熟成方法なのです。

温度湿度により肉本体の水分活性を促し、赤身肉のコアに向けてタンパク質、ミネラルを濃縮する。
更に筋肉細胞内の酵素や、特定の微生物の働きよって生まれる酵素でタンパク質分解をする事によって、 旨味アミノ酸を劇的に増やし、 柔らかでジューシーになり、更には「ドライエイジング」で妙味である芳醇な薫りがもたらされる訳なのです。

「ドライエイジング」する専用冷蔵庫は、温度は1℃、湿度は70%80%帯にキープします。
これは肉を長期間熟成させる環境と共に、その温度帯・湿度帯で活動する微生物に合わせコントロールされた環境であり、 そこから外れると毒素を持つ雑菌やその他の熟成に向かない微生物を育ててしまう可能性もあり、とてもシビアな環境作りが求められる。

乾燥熟成に限らず、肉を熟成し旨味が増すメカニズムの上で大きな割合を締めていると言っていいのが、タンパク質分解酵素の働きが重要な要素になります。
これはアミノ酸がペプチド結合によって鎖状に結合されたタンパク質や、ペプチドを加水分解する内在性の酵素で、これによりタンパク質を分解し、 牛肉中の旨味アミノ酸を増加させて行きます。

乾燥熟成の専用冷蔵庫内では強い風により、牛肉中の水分活性の減少を促します。
熟成が進むにつれ牛肉中から放出される水分量が減って行き、表面がしっかり乾ききってしまうためその水分を必要としていた微生物たちが自然と死滅していきます。

特定された微生物達にはタンパク質を分解させる酵素を生成する働きがあり、 牛肉のタンパク質を分解し旨味アミノ酸を増やして行き、 特定された菌を十分に付着させていく事は容易では無く、 菌床を作り冷蔵庫内に安定的に繁殖させる工程や、他の雑菌の付着を阻止しなければならないなど、 確立された前例が無い為とてもシビアな環境づくりに取り組まなければならなく、 これこそ長年培われた肉屋の技術と経験が問われ、安定させるのは至難の業と言える。

ウルフギャング・ステーキハウスでは、一定の温度と湿度に管理された専用の熟成室が店内に設けられ、ここで最上級のアンガスビーフが28日間かけてじっくりと寝かされる。
熟成によって余分な水分が抜け、旨味を凝縮した「ドライエイジング」された肉は、ウルフギャングが誇る味なのだそうだ。

私が注文したのは「プライム・ニューヨーク・サーロインステーキ57,95$」に、私の大好物の「フライド・オニオンリング12,95$」を注文したが、食い切れなければ持ち帰る事にしようと思う。
2名以上で食すのであればサーロインとフィレを一度に楽しめるTボーンを注文すると良いでしょう。
一人だと焼肉屋でも種類が食べられませんから、大勢でワイワイと勢い良く食したいですよね!

サービスのパンが出てきたのだが、フランスパンと黒糖が加えられたパンが異常に美味しい♪
濃厚なバターとのマッチングも素晴らしく、これだけでも食いに来ても良いですね。
暫くするとウェイターが来て、小皿をひっくり返して、ステーキソースの瓶を置いて行った。
何で小皿をひっくり返していったのでしょうかね?

先ほどのウェイターが、熱そうな皿をミットの様な手袋で皿を掴んでステーキを運んできた。
圧巻する程の肉厚のサーロインで、ウェイターはひっくり返した小皿に斜めにステーキを置いた。
私の更に2切れサーブして、斜めになった皿の下の部分に溜った肉汁を2切れにかけてくれた。
塩と肉の旨味が凝縮した牛の脂をソースにするんですねぇ〜♪

ウルフギャングが使用するビーフは美しいサシが入っている、アメリカ農務省(USDA)によって最上級と認定された黒毛のアンガスビーフで、これを熟成し香りも味わいも増した「ドライエイジング」されたビーフが、オーダーを受けてからカットされステーキとして供される。
この乾燥熟成によって柔らかい食感と旨味が増した肉を厚切りにして、900℃のオーブンで焼き上げます。

熱々の皿に乗せてサーブされるステーキの迫力はまさに圧巻!
切り分けられた肉も巨大で、一口では食せないのでナイフで更に小さく切っていく。
ナイフが非常に切れやすいのか?肉が柔かいのかまだ分からない世界だ。
その焼きあがりは、表面はカリっと香ばしく、中からはジュワッと肉汁がしたたります。

肉汁の汁を肉に絡ませて一口、口に運ぶと驚く程の柔かさと旨味が溢れ出る!
正直、これは普通のステーキ肉ではありませんね!美味しいという意外言葉にありません!
これほど柔かく、濃厚な味のステーキでこの巨大な分厚い肉を食べたのは初めてだ!
骨の間にくっ付いた肉も、手づかみでナイフを駆使して、骨から外して綺麗に食します。

ステーキソースでも食しましたが、こちらは薄味でトマトベースであっさり味に仕上がっている。
肉の脂が強いので、ソースを付けても弾いてしまう程薄いソースですが、味は少し私には物足りないので、ソースは付けづにパンチを加える為に、テーブルに用意された塩コショウを加える事で自分の味に調整していくと良いだろう。

ウェイターが皿に大盛りになった「フライド・オニオンリング」をテーブルに運んできた。
これは良い色に揚げられて、美味しそうにやってきたのだが食べきれるのか不安だった。
ケチャップに付けると、ホンノリ香ばしい香りとカリッとした食感に、新鮮なオニオンのサクッとした食感が順番に感じられて非常に美味しゅうございます!! 

食べきれるかと思っていたが、綺麗に残さず間食をしてしまいました。
普通であれば食せない量なのですが、とても美味しかったのでしょうね。
六本木でも食せるでしょうが、日本だと肉は結構高いそうで1万円は軽く超えるようです。
途中で飽きてしまう肉の量なのですが、異常な旨味と肉汁の美味しさは癖になりますね!

☆ウルフギャング・ステーキハウス ホノルル店
住所:2201 Kalakaua Ave, Ste 500, Honolulu, Oahu, HI 96815-2582
電話:808-922-3600 (日本語OK)
営業:11:00〜22:30(日〜木曜、祝日)
   11:00〜23:30(金、土曜、祝前日)
定休:無休
http://wolfgangssteakhouse.net/
総合評価★★★★(★5つが最高です)
食事  ★★★★★
価格  ★★★★
雰囲気 ★★★★
サービス★★★★

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