超B級グルメ紀行（日本編）コミュの横浜市中区野毛町　「三陽」

今回は、B級グルメの聖地でもある、横浜野毛界隈を散策する為に訪れたのだった。
時間は昼過ぎた14時なのだが、ここから何軒店に寄れるか分からないがハシゴする事になった。
まずは、腹ごしらえとして訪れたのが「三陽」と言うラーメン屋なのだ！
実はこの店、私が20代の頃に訪れて以来、30年ぶりに行く事になったのだった。

昔と変わらず、小さな見せながら意味不明な看板が、遠くからでも目立つ店は相変わらずだ。
相変わらず店の看板が派手ですよねぇ〜♪
30年前と違うところは、店の前でも飲めるようになった事だ！
昔は、テイクアウトのカウンターがあり、近所の方たちが餃子を買う姿が見られました。

看板を良く見ると、昔とは少し内容が変わった気がします。
☆毛沢東もビックリ餃子
これは昔から変わりませんね。
☆周恩来も驚く野毛ラーメン
これは確か「周恩来も驚くサンマーメン」だったと記憶しております。
☆楊貴妃も腰抜かすギャルのアイドル、チンチンラーメン
チンチンラーメンは昔は無かったと思います。
☆ジンギスカンもいきり立つぼくちゃんのアイドル　チョメチョメラーメン
これは30年前はありませんでしたね。
☆男のロマン　ボーボーラーメン
意味不明なボーボーラーメンも無かったと思います。

早速店に乱入すると懐かしいご主人の顔を拝見できました。
30年前と少し老けたようですが、元気に明るい声が店内に響いていた。
店員「いらっしゃいませ〜」の後にすぐ「ぎょうざ二人前？」と半ば強引な押し売り。
すかさず「味噌ダレネギ鳥2人前？」と強引に押売りを仕掛けてくる。

多分、これは誰でも注文する定番メニューなのだと解釈する事にした。
「餃子400円」を1人前に、「味噌ダレネギ鳥600円」1人前を注文する事にした。
注文早々に登場したのが、懐かしい「バクダン」であった。
これはニンニクを素揚げして、味噌ダレで食すツマミで30年前の懐かしい味でした！

メニューを眺めていると、30年前とは3倍の量のメニューになりましたねぇ〜♪
ただのラーメン屋だったのが、中華料理屋に進化してしまった。
HPを見ると店舗も増えたようで、「三陽御用亭」と言う、自社ビルになり50名ほどの宴会にも対応できるようだが、30年の時間と共に三陽もお客と共に時代を生きてきたのでしょうね。

暫くして「餃子」が出てきたのだが、何と2人前で登場した。
1人前と念を押したのだが、何ということだろうか！
まぁ〜店員も中国人なので、言葉が理解できない事なんでしょうね。
これには目をつぶりますよ。

早速、醤油にラー油にお酢を入れてタレを作る。
餃子を剥がしてみると、何と餃子の皮がしっかり締められていないので具が崩れてしまった！
昔はしっかり具を皮が閉じられていて、肉汁も表に漏れる事が無くジューシーだった。
これは餃子の皮を、アルバイトの中国人が作ったのが原因でしょうね、、、

具は相変わらずニンニク大量で、昼間仕事をする方にはキツイでしょうが、仕事終わりに食すと疲れた体には、元気が取り戻せるスタミナ満点の餃子なんですけどね。
さて気を直して、次に登場したのが「味噌ダレネギ鳥」が登場した。
この店のおすすめメニュー第２位がこれ！

メニュー表によると、当店中央研究所開発部により開発されたそうだ(笑)。
揚げた鶏肉を甘味噌ダレに絡めたもの。
この味噌ダレはバクダン（上述）にも使われています。
単純だけど白髪ネギ一緒に食すと他にはない、何とも言えない美味しさがありますねぇ〜！

しかし、全てにおいて脂ぎっておりますし30年前はこの方が美味しかった。
50歳を超えると、ごま油やオリーブオイルの良質の油の方がしつこくなく美味しいと感じる。
トンネルズの「キタナシュラン」でも堂々の三つ星に輝いたが店だが、人生の後半戦になると良質な油を接種したいと感じる年齢になりましたが、たまにはジャンクな味もいい事ですね。　

雇われていた頃は、こんな食材でも平気で食してきた。
自分が雇われていた頃に、会社の先輩に連れて来られた「三陽」も美味しく懐かしい。
私の舌がレベルアップしたのか、三陽の味が落ちたかは分からないが、やはり化学調味料を使っていない、私の行きつけの「梨園」の方が個人的には美味しいかなぁ〜

三陽 （さんよう）
住所:神奈川県横浜市中区野毛町1-38
電話：045-231-0943
営業：11:00〜23:00
定休：不定休（大晦日・元旦は休み）
http://homepage3.nifty.com/sanyou34/
★★★☆　（★５つが最高です）

食事　　★★★☆
価格　　★★★☆
雰囲気　★★★★★
サービス★★