超B級グルメ紀行（日本編）コミュの世田谷区世田谷「世田谷ホルモン良ちゃん」

我が街「三軒茶屋」では、様々な飲食業が参入し半年も持たずに撤退し、そして新たな店が開店しそして、そして持ちこたえられなく去っていく位に、飲食店の生き残るのが難しい街なのである。
オシャレな街として有名なのだが、駅前の路面店で一皿300円～400円のチェーン店でも、アルバイトの人件費は1時間1000円で募集しても、人材が集めるのが難しいと聞く。

特にラーメン屋や居酒屋などは、食事付きにも拘らず募集しても人材が、時給よりオシャレさを追求して人材募集してる店を予め「食べログ」等で調べてから電話を掛けるそうだ。
三軒茶屋から環七まで走る世田谷通りは、多少とも小洒落たショップが並ぶが、環七を越えるとやや殺風景にも映り、オヤジ系の店というより周辺住民御用達的な店が目に付くエリアだった。

松陰神社前駅を挟んで世田谷通りと松陰神社を結ぶ商店街はちょっとした穴場的なユニークな店も点在しているが、ここも過ぎると東京農大まではさして目に付く店も多くは無く殺風景なエリアであった。
ところが世田谷通りが、ここ4年くらいで多少なりとも賑やかな様変わりとなってきた。

世田谷駅前に「串カツ田中」がオープンしたのがきっかけで、週末ともなると家族連れやカップルで長蛇の列が夜遅くまで続く人気ぶりになって来た。
そこまで並ぶかという気がしないわけではないが、新橋や上野あたりの繁華街なら当たり前の店が無かった、このエリアに住人がマッチしてしまったのだろう。

その後ここに触発されたに違いない店が、最近それに触発されて近辺に続々新しい店が登場している。
手前の三軒茶屋寄りに「もつ焼きエビス参松陰神社店」が出店しここも老若男女で賑わっている。
三軒茶屋から環七間にも魚系居酒屋がオープンするなど、駅から遠いにも関わらず繁盛してる。
今日紹介する「世田谷ホルモン良ちゃん」も3年前に、ここ「世田谷駅」に出店した若きエースだ。

チンチン電車が走る世田谷線の三軒茶屋駅から、小田急線の豪徳寺駅までの沿線が結構オシャレな店が増えているせいか、この店もアルバイトの募集には困らないくらいに繁盛してるそうだ。
三軒茶屋よりは土地代も安く、耐用年数が過ぎた木造住宅を改造したハンバーガーやエスニック料理店や、店主が高齢で閉めた中華料理店を若い世代が、新しいつけ麺の店が引き継ぎ経営してる。

さて本題に入りましょうか！友人を電話で誘い店で待ち合わせをした。
まずは「黒ホッピー380円」を片手に、乾杯してからグビグビ半分を飲み干した。
腹が減っていたので、すぐに出してくれる「もやしナムル320円」が小皿に載ってやって来た。
ゴマ油の香りと共に口の中で、シャキシャキと心地よい歯応えで、ホッピーと共に流し込む。

次に私の大好物でもある「チャンジャ400円」の登場だった。
チャンジャとは、鱈の内臓を素材とし、海にいる間にカニやエビ、貝などの海の幸を腹一杯蓄えるため、栄養価が高いとされています。
そんな鱈の胃袋を一つひとつ丁寧に手作業で筋目を取り除き、ヤンニョンに漬けて発酵させ作り上げたモノで、これまた酒が進む一品なのです♪　

こちらは「レバ刺し炙り450円」は、正しくレバ刺しなのだが店員さんが「炙って食して下さい！」と言われるが、小皿に用意されていた「ゴマ塩」に付けて生で頂く事を選んだ。
食中毒覚悟で食すのは客の責任なのである。私は当然自分自身の体調も良いので生で食した！
ゴリゴリと懐かしい食感とキレイに血抜きされた新鮮な独特の香りが鼻から抜けて美味しいなぁ～♪

さて、七輪の登場したのは「コプチャン630円」と「シマ腸630円」が仲良く並んで登場した。
牛ホルモンなので、皮を下にして七輪に並べて、ジックリと遠赤外線で焼き上げて行く。
ホルモンも豚と牛があるのだが、私にはどちらでも素材が新鮮であればどちらも美味しいのだ。
チョッと火力が弱い様に感じるが、ジックリ焼き上げながら他の肴も摘まんで待つとしよう。

写真には掲載しませんでしたが、豚ホルモンの「おっぱい450円」などの豚がもとても美味しい。
素材の新鮮さが売りだが、家賃を考えるともう少し量があるとコスパと合うんですけどね。
三軒茶屋も良い店が増えたのだが、今後は世田谷線沿線の路地裏にある店も、今後は開拓して見るのも面白いかもしれませんね。

☆世田谷ホルモン良ちゃん
住所東京都世田谷区世田谷3-1-1
電話：03-6413-9883
営業：17:00～24:00
定休：年中無休
総合評価★★★☆（★５つが最高です）

食事　　★★★★
価格　　★★★
雰囲気　★★★★★
サービス★★★