ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

超B級グルメ紀行(日本編)コミュの青森県八戸市 「寿司と地魚料理 八戸前沖 サバの駅」

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
八戸駅前のホテルに到着したのだが、駅前はゴーストタウンの様だった。
折角、新幹線も開通したのだが、これでは観光客だってガッカリですね。
ところが繁華街は駅前では無く、バスかクルマでないと行けない場所にある。
これは、よそ者を街に入れない閉鎖的な理由もあるという。 

今回訪問したい店は、その繁華街の中心地にある店だった。
八戸は豊富な海産物の水揚げで有名な漁港である。
この場所で食べたい魚は色々あるが、この時期「サバ」がいいだろう。
みろく横丁のすぐ近くにある「サバの駅」。

八戸沖のサバを専門にあつかっているお店です。
八戸沖のサバは「八戸前沖さば」として平成19年ブランド化されました。
「八戸前沖さば」とは、八戸前沖で捕獲される脂がたっぷり乗ったサバの事。
日本最北端のサバの漁場である八戸前沖は水温が低く、サバはしっかり脂肪を蓄えてメタボ状態になります。

実物を見せて頂きましたが、確かに不恰好なまでに太っています。
粗脂肪分が高く、EPAやDHAなどの不飽和脂肪酸が豊富なのが特徴です。
傷みやすいといわれるサバですが、八戸漁港から数キロ沖合の漁場で捕獲するため、新鮮なうちに水揚げすることができます。
新鮮で美味しく、栄養価も高いのが「八戸前沖さば」なのです。

今回は一人なので「サバ料理コース」3150円にした。
内容的には、全てサバで作られた料理だ。
サバも「〆サバ」も勿論あるが、生のサバを食べようじゃないか!
大分の「関サバ」も美味しかったが、北のサバもサバ尽くしで食すのだ。

まず登場したのは「本日のお通し」だ。
出されたのは意外や意外、サバのツミレ汁だった。
団子を一口食べて驚いたのは、細かい骨がサクサクと、いい食感で美味しい!
これは意外性があって、臭みもなく楽しめました。

次に登場したのが「サバの味噌煮」
サバの味噌煮は私の大好物なので、私としてはご飯が欲しくなる。
一口食べてビックリしたのは、チーズ味だったのだ!
これにはビックリ、板前さんに「意外性があってとても美味い!」と言ってしまった。

次に登場したのは「銀サバの刺し身」だ。
これは酢で〆た「〆サバ」では無く、生のサバなのだ。
生サバは痛見やすい魚なので、生サバは東京で食べる事は出来ないのだ。
この脂の載ったサバを見て欲しい!口の中でとろける美味さであるのだ!

お酒もこの店の気配りが素晴らしい!
青森の地酒を5種類揃えて、一人で来店しても楽しめる粋な店主の計らい。
素晴らしいのひと言なのである!
全てのお酒の銘柄に、鯖という字を使ってるのも酒蔵の意気込みを感じます。

次に登場したのは、このお店の看板メニューである「銀サバ串焼き」「つくね」
香ばしい香りがあたりに、たちこめてます。
肉厚だからこそ出来る串焼き。
皮がパリっと焼けていて串のところからは脂がしたたりおちています。

口にほうばると口いっぱいに脂がどっと出てきます。
こんなにも脂の乗っているサバは食べたことがありません。
大分で食べた「関サバ」のとても美味しかったのだが、歯応えがあった。
しかし、八戸のサバは歯応えより、脂が非常に多くトロける様な美味さだ。

「つくね」が、拍子抜けするほどサッパリ味で口直し出来るのもいい!
ここまで、サバ尽くしなのには驚きますね。
こんな複雑な味を表現したのは、一匹のサバとは驚きだ。
お酒の肴はもちろん、白いごはんと一緒に食べてみたいです。

次に登場したのは「づけ、ミソ〆二点盛り」だ。
左が「づけ」になり、右が「ミソ〆」になる。
全ての刺し身に言える事は、脂の厚さが半端じゃない事だ。
私のお腹もこのようになっているのだろうか、、人ごとではないのだ(汗)

まずは「づけ」から食べて見よう。
これは、軽く酢でしめ少し甘い醤油に浸けてあり、口の中でまろやかに広がる。
全ての料理は、サバだけだと言う事が信じられません。

次に「ミソ〆」を食します。
こちらは皮の表面を軽くあぶってありますねぇ〜
香ばしい香りが、口の中に広がり、そしてトロける様に脂が広がる。

次の一品は、今やB1グルメで知らない人はいなくなった「サバ出汁せんべい汁」
せんべい汁は鶏や豚で出汁を取るのが普通だが、本当に美味しいのはサバだそうだ。
具にもサバの切り身が入っています。
全く生臭くなく、ごぼうや人参等の根菜に負けない出汁は、せんべいが十分に吸ってつるつるふわふわの食感で、人気メニューなのがわかります。(このサバ出汁のせんべい汁はお土産用のパッケージもあります。)

最後のメニューでもある「銀サバ棒寿し2貫」が登場した。
肉厚が凄いの一言!なのである。
感動と共に、せんべい汁で流し込む。
こんなサバ尽くしの料理は初めてだ!

全ての料理が感動の嵐だった。
気さくな店長さんと郷土料理のお話をしていたら、「うちのいちご煮を食べていってよ!」と。
「昔々のいちご煮」と名付けられたいちご煮は昔から伝わる作り方で余計なものは一切入っていいないそうだ。
そう、うにとあわび。出汁はうにとあわびから出ているのだそうだ。

しかし、この後もう一軒行きたい店があるので、申し訳ないが断ってしまった。
他にも気になる料理があるなぁ〜
サバ棒寿しの天ぷら、トマトとしめサバをはさみマスタードをつけながら頂くサバサンドなどがあります。
まだまだ「八戸前沖さば」の知名度は低いが、サバ好きの方は是非一度食べて欲しいね!

☆寿司と地魚料理 八戸前沖 サバの駅
住所:青森県八戸市六日町12 大松ビル1F
電話:0178-24-3839
営業:17:00〜24:00 (LO 23:30)
定休: 日曜・年末年始
★★★★★(★5つが最高です)

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

超B級グルメ紀行(日本編) 更新情報

超B級グルメ紀行(日本編)のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング