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世界研究開発機構コミュの蟻さん版 「クローンの逆襲」

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さて、「性のありがたみ。」と関連してもうひとつ。

Nature 30 JUNE 2005 vol.435 p1230
クローン蟻

こちらは南米の蟻のお話で、なんとこの蟻オスとメスが存在するにも関わらず、それぞれがクローンで増えるという奇怪な生物なのです。
なんか、「性のありがたみ。」と正反対だと思いません?
どうも原因はオスとメスの不仲というか、その辺にあるらしいのです。

どうもこのような生態をとることになった要因はそういった部分にあるようです。
女王蟻は完全にクローンで増えてしまい、オスは基本的に無精卵からしか生まれません。こうして生まれたオスは生殖能力がなくなってしまいます。


そこでオスのほうも、「ふん、俺らだって俺らで増えるワイ」って、クローンで増えだして・・・
メスもメスで「じゃあ、あたしらはあたしらで増えるわよ」ってな感じで。

これはちょっとまだ仮説の段階で、本当にこういう順番かわからないどころか、本当にそんなことしてて絶滅しちゃわないの?なんて進化の速度とかも疑っちゃいますけど、クローンでオスとメスが別々に増えているのは変えようのない事実です。


でも同じ巣穴で暮らしている・・・うーん、なんか良く分かりませんねえ。
学会でもどうやらその辺はもめているらしく、どうも近々オスとメスで別の種に(属?)に分けられることが検討されているそうです。夫婦別姓?w


このお話、なんだか人間界にも当てはまる話だと思いませんか?

バイオテクノロジーの急速な発展が話題になったのも今は昔、確率はともかくクローン人間なんて簡単にできちゃいます。それどころか、女性だけでもクローン人間を造ることが可能です。
そう、クローン蟻は蟻の世界だけの話ではないのです。

ちょっと大げさかもしれませんが、そう考えると酵母の話がこれまでのやり方で、クローン蟻が人類の今後を示唆している気がしてきませんか?

酵母が恋をしてるなんてちょっと考えづらいですけど、恋に傷ついた人間が完全に性を拒否するなんて時代も来るかもしれません。そのときにクローンで、、、なんて話になったら?


条件は整っている・・・そこに妙な不気味さを感じます。

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