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80's MANIACS (Gay Only)コミュのリメイクヒットby80sアーチスト

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 またぴー(shin)さんがヒントをくれました。80'sアーティストによる、リメイク・ヒット曲₍(セルフ・カバー・ヒット曲)を特集します。

 条件としては、原曲とカバーのどちらかが1980年代にビルボード・トップ100入りしている事です。ですから例えば、エルトン・ジョンの「♪僕の瞳に小さな太陽」は、原曲が70sのヒット、ジョージ・マイケルとのデュエット・カバーが90sのヒットなので、この例には含めません。

 それでは行ってみよう(いかりや長介さん風に)!

コメント(10)

 1曲目はシカゴの"25 Or 6 To 4"「♪長い夜」です。原曲は勿論、ブラス・ロック時代のシカゴの初期の大ヒット曲で、米ビルボード・ホット100でピーク4位を記録しました。

 今回話題にするのは、ピーター・セテラ脱退後のシカゴが、1986年に発表した「シカゴ 18」<画像左は日本CD盤>から、当時若干24歳だったジェイソン・シェフをボーカル兼ベーシストに据えて放ったリメイク版"25 Or 6 To 4 (86 Version)"「♪長い夜」<画像右が日本シングル盤>です。

 アップテンポなブラス・ロック・ヒットだった原曲に比べ、このリメイクは、少しスロー・ダウンした粘っこいビートに、シカゴ本来の魅力である管楽器群が絡むミッド・テンポの重厚な音作りがされていました。

 同曲のチャート成績は、1986年に米ビルボード・ホット100でピーク48位と、惜しくもトップ40入りを逃しましたが、シカゴの次のシングル"Will You Still Love Me?"「♪スティル・ラヴ・ミー」が米ビルボード・ホット100でピーク3位の大ヒットとなり、シカゴのトップ10ヒットが続いていくことになります。

 では「♪長い夜」の1986年新バージョンのPVを貼りますね。内容は近未来社会の悪夢を描いたような少々SFチックなものでした。
Chicago - 25 or 6 to 4 [1986 Version] (Official Music Video)
https://www.youtube.com/watch?v=A9YCg1uQ0ow
 2曲目は、シンディ・ローパーの"Girls Just Want To Have Fun"「♪ハイスクールはダンステリア」(1984年米ビルボード・ホット100でピーク2位)の、1994年のリメイク:"Hey Now (Girls Just Want To Have Fun)"「♪ヘイ・ナウ(ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン)」<画像左はCDシングル日本盤>です。

 彼女の同年のベスト盤"Twelve Deadly Cyns... And Then Some"「グレイテスト・ヒッツ」<画像右はCD日本盤>に収録され、同ベスト盤からの1stシングルとしてカットされ、1994年に米ビルボード・ホット100でピーク87位でした。

 同曲は、シンディのデビュー大ヒットだった「♪ハイスクール…」を新たにレゲエ・ビートに改作したニュー・バージョン・ヒットでした。ガールがウーマンになって、「女性だって楽しみたいのよ!」と、原曲よりも更にウーマン・パワーを力強く応援する歌になっていました。

 そのPVを貼りますね。

Cyndi Lauper - Hey Now (Girls Just Want to Have Fun) (Official Video)
https://www.youtube.com/watch?v=CaqeAABlH3Q
 3曲目はこの曲に出て来てもらいましょう、エルトン・ジョンの1997年のスーパー・メガ・ヒット曲、「♪キャンドル・イン・ザ・ウインド〜ダイアナ元英皇太子妃に捧ぐ」(キャンドル・イン・ザ・ウインド1997)<画像左はCDシングル日本盤>です。

 この曲がどういう曲かは説明を省略しますが、原曲はエルトンの1973年の大ヒットLP「グッバイ・イエロー・ブリック・ロード(黄昏のレンガ路)」<画像中央>に収録された"Candle In The Wind"で、全英ではシングル・カットされ、全英チャートでピーク11位を記録しました。この時はアメリカでのシングル発売は有りませんでした。

 1987年にエルトンのオーストラリアでのライヴ盤"Live In Australia With The Melbourne Symphony Orchestra"「〜栄光のモニュメント〜エルトン・スーパー・ライヴ」に収録され、"Candle In The Wind"「♪キャンドル・イン・ザ・ウィンド(風の中の火のように)」の題でライヴ・バージョンが世界的にシングル・カットされ<画像右>、英5位&米ビルボード・ホット100でピーク6位のヒット曲になった事は、既出のエルトン・ジョンのトピックにも書きました。

 元々はこうした経緯を辿ってきた同曲でしたが、1997年に突然の不幸に見舞われた当時のダイアナ英皇太子妃への鎮魂歌として、バーニー・トーピンによって改作され、"Something About The Way You Look Tonight"「♪ユー・ルック・トゥナイト」との両A面シングルとして発売され、UKではシングル・チャート初登場1位で5週連続1位を記録。米ビルボード・ホット100でも初登場1位、同誌で14週連続1位を獲得するメガ・ヒットを記録しました。

 同曲はこうして、ビング・クロスビーの「♪ホワイト・クリスマス」が持っていた記録を破り、世界で最も売れたシングル曲になりました。

 下にはダイアナ妃の葬式でエルトンが同曲を弾き語りで唄った動画を貼ります。

Candle In The Wind 1997 (Goodbye England's Rose) - Elton John (Diana's funeral) HD REMASTERED
https://www.youtube.com/watch?v=EX7FvFexpg8
 以上3曲、いかがでしたか。一口にリメイク・ヒットと言っても三曲三様の歴史があり興味深いです。前週のトピック「題名が数字だけの曲by80'sアーティスト」の時に「この曲もそうだよ」という指摘が有ったように、今回の特集でも曲の選び忘れが有るかも知れません。気づいたかたはご指摘お待ちしております。
シンディとエルトンのセルフリメイクは知ってましたが、シカゴの「25 Or 6 To 4」は初めて聞きました。確かに少しペース落として、ちょっと固い音作りが特徴ですね。
他のアーティストからのカバー曲は結構ありますが、セルフリメイクと言うと、なかなか思いつきませんが、また思い出しましたら、投稿しますね。
>>[6]、シカゴの「♪長い夜」の再録版は余り大きなヒットにならなかったので、ファンの人でも見落としてる人が多いみたいですね。PVにシカゴのメンバーが登場しないし、当然演奏シーンも無いので、皆さんの記憶には残り難いかも知れません。でも新生シカゴとして、自分たちの過去の大ヒットにもう一度挑戦した意気込みが、ファンク・ロック味が濃い、非常に80s的なグルーヴの有るカバーに結実していたと感じます。

 今回は図らずも、原曲もリメイクも、どちらもビルボード誌のトップ100に入った例をご紹介しましたが、その条件を緩めたら当てはまる曲があるかも知れません。思い出したら気軽にご投稿下さい。
 >>[4]の書き込みに追記します。エルトン・ジョンの"Candle In The Wind"は、1973年の2枚組LP「グッバイ・イエロー・ブリック・ロード(黄昏のレンガ路)」に収録された時の邦題は、「♪風の中の火のように(孤独な歌手、ノーマ・ジーン」という邦題でした。
>>[1]
 リメイク版“25 or 6 to 4”、楽曲は知ってたけどPV初めて見ました。オーウェルの『一九八四』に『12モンキーズ』(これより後だったと思うけど)みたいな要素を足した感じですね。
>>[9]、リメイク版の「♪長い夜」PVがSFチックでしたが、なるほど、挙げてくれた「1984」に「12モンキーズ」を足したような世界観のPV…と表現すれば、ぴったりハマるかも知れませんね。

 この新録の「♪長い夜」に、レコード会社もかなり予算をかけてPVを作らせたんでしょうね。その割にヒットはしませんでしたけど、やはり「♪素直になれなくて」のような甘いAORバラード路線で大ヒット曲が出せた事で、シカゴのメンバーもレコード会社も安心した事でしょうね。

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