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コメント(9)
１曲目は、ブロンディの「♪ラプチュアー」です。画像は日本シングル盤です。1981年1月に米ビルボード・ホット100でピーク２週１位でした。この曲は、ラップをフィーチャーした楽曲としては最初の全米首位曲だそうです。
ボーカルのデビー・ハリーにラップを教えたのは、ファブ・ファイブ・フレディ(Fab 5 Freddy)というアメリカのラッパーだそうです。自分は長いこと、彼女にラップを指導したのはカーティス・ブロウだと勘違いしてました。
そのPVを貼りますね。
Blondie - Rapture (Official Music Video)
https://www.youtube.com/watch?v=pHCdS7O248g&ab_channel=BlondieVEVO
ボーカルのデビー・ハリーにラップを教えたのは、ファブ・ファイブ・フレディ(Fab 5 Freddy)というアメリカのラッパーだそうです。自分は長いこと、彼女にラップを指導したのはカーティス・ブロウだと勘違いしてました。
そのPVを貼りますね。
Blondie - Rapture (Official Music Video)
https://www.youtube.com/watch?v=pHCdS7O248g&ab_channel=BlondieVEVO
次に紹介するのは、チャカ・カーン"I Feel For You"「♪フィール・フォー・ユー」です。画像は日本シングル盤です。
同曲は元々、あのプリンスが作曲・歌唱したものに、名プロデューサーの故・アリフ・マーディン氏が目を付け、チャカに唄わせたものです。
同曲の冒頭からのラップは、ヒップホップ黎明期の最初のアクトの一組であるグランドマスター・フラッシュ&ザ・フューリアス・ファイヴの一員である、グランドマスター・メリー・メルが担当しています。
他にも、間奏ではスティーヴィー・ワンダーのハーモニカを入れ、またスティーヴィーの1963年の全米１位曲「♪フィンガーティップス(第２番)」の音をコラージュするなど、マーディン氏の遊び心が随所に光っていました。
この「♪フィール・フォー・ユー」には当初、男性ダンサー達がお尻を振る場面などがある、悪名高いバージョンがあったのですが、YouTubeとニコニコ動画では見つかりませんでした。
ここには同曲のPVのセカンド・バージョンを貼りますね。
Chaka Khan - I Feel for You (Official Music Video) [HD Remaster]
hhttps://www.youtube.com/watch?v=YW0sxgYAmLM
同曲は元々、あのプリンスが作曲・歌唱したものに、名プロデューサーの故・アリフ・マーディン氏が目を付け、チャカに唄わせたものです。
同曲の冒頭からのラップは、ヒップホップ黎明期の最初のアクトの一組であるグランドマスター・フラッシュ&ザ・フューリアス・ファイヴの一員である、グランドマスター・メリー・メルが担当しています。
他にも、間奏ではスティーヴィー・ワンダーのハーモニカを入れ、またスティーヴィーの1963年の全米１位曲「♪フィンガーティップス(第２番)」の音をコラージュするなど、マーディン氏の遊び心が随所に光っていました。
この「♪フィール・フォー・ユー」には当初、男性ダンサー達がお尻を振る場面などがある、悪名高いバージョンがあったのですが、YouTubeとニコニコ動画では見つかりませんでした。
ここには同曲のPVのセカンド・バージョンを貼りますね。
Chaka Khan - I Feel for You (Official Music Video) [HD Remaster]
hhttps://www.youtube.com/watch?v=YW0sxgYAmLM
３曲目はジョディ・ワトリーの「♪フレンズ」<画像は日本シングル盤>です。彼女の2ndLP「ラージャー・ザン・ライフ」からの2ndシングルで、1989年に米ビルボード・ホット100でピーク９位になりました。
この曲には米ヒップホップ・デュオのエリック・B&ラキムのラップがフィーチャーされていました。そのPVを貼ります。
Jody Watley - Friends ft. Eric B. & Rakim
https://www.youtube.com/watch?v=fHy2hZ3ECHA
取り合えず、1980年代にヒットした、ラップ・フィーチャー曲を３曲並べてみましたが、いかがでしたか？1990年代以降のラップやヒップホップ音楽の隆盛に比べれば、いま聴くと可愛いもの、という感じですが、ボーカル曲にヒップホップ音楽の要素をプラスするというのは、今でこそ当たり前になっていますが、1980年代にはかなりな音楽的冒険だったと推察されます。
他にもこんな、ラップをフィーチャーしたボーカル曲があるよ、と気づいた方、ぜひ管理人にお知らせ下さいね。
この曲には米ヒップホップ・デュオのエリック・B&ラキムのラップがフィーチャーされていました。そのPVを貼ります。
Jody Watley - Friends ft. Eric B. & Rakim
https://www.youtube.com/watch?v=fHy2hZ3ECHA
取り合えず、1980年代にヒットした、ラップ・フィーチャー曲を３曲並べてみましたが、いかがでしたか？1990年代以降のラップやヒップホップ音楽の隆盛に比べれば、いま聴くと可愛いもの、という感じですが、ボーカル曲にヒップホップ音楽の要素をプラスするというのは、今でこそ当たり前になっていますが、1980年代にはかなりな音楽的冒険だったと推察されます。
他にもこんな、ラップをフィーチャーしたボーカル曲があるよ、と気づいた方、ぜひ管理人にお知らせ下さいね。
>>[4]はんみょうさん、早速のコメント。有難うございます。
自分は、ブロンディの「♪ラプチュアー」のラップはデビー・ハリーが、"The Breaks"などの、ラップ・ヒップホップ黎明期に活躍したカーティス・ブロウに教わったものとずっと思い込んでいました。
でも今日調べたら、Fab Five Freddyが教えた、と英語版ウィキペディアにある記述を見つけて、ラップ指導がファブ・ファイブ・フレディだと改めて知りました。やはり思い込みはいけない。一生勉強ですね(笑)。
デビーのラップに彼の名も含まれているんですね。自分が知ってたのはグランドマスター・フラッシュの名がFlash is cool, Flash is...とラップされてる部分だけだったので、彼女にラップを教えたファブ・ファイブ・フレディの名をちゃんとラップしてるのは驚きでした。自分のラップの先生の名をラップ出来るなんて、この当時のヒップホップ音楽って律儀だなと思いました(笑)。
それは冗談としても、最初のラップ・フィーチャー曲だけに、題名の"rap"の引っ掛けも含め、「♪ラプチュアー」が実は技術的に深い内容を持ってたことに驚きです。教えてくれて有難うございます！
自分は、ブロンディの「♪ラプチュアー」のラップはデビー・ハリーが、"The Breaks"などの、ラップ・ヒップホップ黎明期に活躍したカーティス・ブロウに教わったものとずっと思い込んでいました。
でも今日調べたら、Fab Five Freddyが教えた、と英語版ウィキペディアにある記述を見つけて、ラップ指導がファブ・ファイブ・フレディだと改めて知りました。やはり思い込みはいけない。一生勉強ですね(笑)。
デビーのラップに彼の名も含まれているんですね。自分が知ってたのはグランドマスター・フラッシュの名がFlash is cool, Flash is...とラップされてる部分だけだったので、彼女にラップを教えたファブ・ファイブ・フレディの名をちゃんとラップしてるのは驚きでした。自分のラップの先生の名をラップ出来るなんて、この当時のヒップホップ音楽って律儀だなと思いました(笑)。
それは冗談としても、最初のラップ・フィーチャー曲だけに、題名の"rap"の引っ掛けも含め、「♪ラプチュアー」が実は技術的に深い内容を持ってたことに驚きです。教えてくれて有難うございます！
私はあまりラップには詳しく無いんですが、チャカ・カーンは大好きなディーバの一人なので、この頃のアルバムは全部持ってました。まだレコード全盛の時代でしたね。
それまでのチャカのアルバムはジャズも含めてビートルズやネッド・ドヒニーのカバー曲とか、アリフ・マーデンプロデューサーの素、手堅い感じ、裏を返せばやや保守的な作品が多かったんですが、元加入していたルーファスとのライブアルバムで、一区切りがついた感じで、このアルバムは今までに無いチャカ・カーンのイメージを創り上げましたね。
プリンスの曲あり、デビッド・フォスターのバラードあり、ある意味当時のミュージックシーンの集大成的なアルバムでしたね。懐かしいです。
それまでのチャカのアルバムはジャズも含めてビートルズやネッド・ドヒニーのカバー曲とか、アリフ・マーデンプロデューサーの素、手堅い感じ、裏を返せばやや保守的な作品が多かったんですが、元加入していたルーファスとのライブアルバムで、一区切りがついた感じで、このアルバムは今までに無いチャカ・カーンのイメージを創り上げましたね。
プリンスの曲あり、デビッド・フォスターのバラードあり、ある意味当時のミュージックシーンの集大成的なアルバムでしたね。懐かしいです。
>>[7]コメントどうも！チャカ・カーンがお好きなディーバの一人なんですね。
彼女はソロ活動と、ルーファスのボーカルとしての活動を並行して行なってましたね。自分は、ルーファスのボーカルとしての彼女も好きで、1983年の"Live (Stompin' At The Savoy)"「サヴォイでストンプ」収録の「♪エイント・ノーバディ」(1983年・米ビルボード・ホット100でピーク２２位)が初めてのチャカの唄声との出会いでした。
その後、彼女が並行してソロ活動を行なっていると知り、後聴きで1978年の「♪アイム・エヴリ・ウーマン」(1978年・米ビルボード・ホット100でピーク２１位)を聴いた時には、彼女のソロ活動も侮れないなと思ったものです。
後者のソロ活動のプロデュースが、故・アリフ・マーディン氏と知り、更に彼が1960年代にはラスカルズやアレサ・フランクリンのヒット曲のプロデューサーだった人と知り、その長い第一線級の活動に感心したものです。
「♪フィール・フォー・ユー」収録の同名のアルバムでは、マーディン氏の他にそのデビッド・フォスターなどの、比較すると若干新しいプロデューサーも迎えて、「♪スルー・ザ・ファイヤー」(1985年・米ビルボード・ホット100でピーク６０位)もヒットさせましたね。チャカ・カーンがプロデューサーに恵まれ、「♪スルー…」のようなバラードは米国よりむしろ日本で大ヒット(ラジオでよく掛かっていた)した感じが有ります。
「♪フィール・フォー・ユー」は、ラップのフィーチャリングがまだ余り一般的でなかった当時、そのアイディアの豊富さで大ヒットした曲としてその後も長く人々に愛される曲になりました。歌手としてのチャカの凄さと、マーディン氏のプロデューサーとしてのアイディアの豊富さを、未だに感じられる大ヒットだったなぁと思います。
彼女はソロ活動と、ルーファスのボーカルとしての活動を並行して行なってましたね。自分は、ルーファスのボーカルとしての彼女も好きで、1983年の"Live (Stompin' At The Savoy)"「サヴォイでストンプ」収録の「♪エイント・ノーバディ」(1983年・米ビルボード・ホット100でピーク２２位)が初めてのチャカの唄声との出会いでした。
その後、彼女が並行してソロ活動を行なっていると知り、後聴きで1978年の「♪アイム・エヴリ・ウーマン」(1978年・米ビルボード・ホット100でピーク２１位)を聴いた時には、彼女のソロ活動も侮れないなと思ったものです。
後者のソロ活動のプロデュースが、故・アリフ・マーディン氏と知り、更に彼が1960年代にはラスカルズやアレサ・フランクリンのヒット曲のプロデューサーだった人と知り、その長い第一線級の活動に感心したものです。
「♪フィール・フォー・ユー」収録の同名のアルバムでは、マーディン氏の他にそのデビッド・フォスターなどの、比較すると若干新しいプロデューサーも迎えて、「♪スルー・ザ・ファイヤー」(1985年・米ビルボード・ホット100でピーク６０位)もヒットさせましたね。チャカ・カーンがプロデューサーに恵まれ、「♪スルー…」のようなバラードは米国よりむしろ日本で大ヒット(ラジオでよく掛かっていた)した感じが有ります。
「♪フィール・フォー・ユー」は、ラップのフィーチャリングがまだ余り一般的でなかった当時、そのアイディアの豊富さで大ヒットした曲としてその後も長く人々に愛される曲になりました。歌手としてのチャカの凄さと、マーディン氏のプロデューサーとしてのアイディアの豊富さを、未だに感じられる大ヒットだったなぁと思います。
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