どういう根拠でこう述べられるのか。わしにはこのような印象がなかったので、図書館で新聞記事を調べてみました。
朝日・毎日・読売の1987年から2006年までの全国版の全紙面を対象として、条件は「夏時間 AND サマータイム」です。内容は精査せず、単純に記事件数を記録しました。そのため、スペース・シャトルの打上げ時刻やオリンピック競技の現地時間の注釈、「米で夏時間入り」といった海外短信も含まれています。
見出しをブラウズすると、「年中行事」といえるほど頻繁に出ている話題ではないことがわかります。報道や論説は、政策的な動きのあったときに集中しています。一昨年は「三度目の正直」という触れ込みでしたが、実際には1990年ごろにも導入の動きがありました。