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ソフトウェア特許うざいコミュのヨーロッパでのソフトウェア特許

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日本ではなし崩しにソフトウェア特許を認めていって、平成14年にはとうとう明示的に特許の対象となる「物」に「プログラム等を含む」という文言が入ったわけですが、ヨーロッパでは綱引きが続いてますね。

連日のように報道されていますが、正直よーわからん。ECとEUの関係がそもそも…
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20080820,00.htm

コメント(3)

欧州でソフトウェア特許法案が圧倒的多数で否決されたそうです。
http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000047623,20085129,00.htm
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2005/07/07/101.html
これは,ソフトウェア特許反対派の全面勝利というわけではないようです.

経緯を要約すると(私の理解が正しいならば),
プロパテント(特許推進)派:
・欧州特許局(EPO, Europe Patent Office)の運営理事会
・欧州委員会の域内市場局(EU Commission for the Internal Market)
・欧州閣僚会議(EU Council of Ministers)
と,アンチパテント派が多数を占める
・欧州議会(EU Parliament)
との間で,なかなか激しいやりとりがあり,結局ソフトウェア特許をEU全体で
認めることにも禁止することにもならなかったようです.

(http://swpat.ffii.org/log/intro/, http://swpat.ffii.org/)

・1973年の欧州特許条約(European Patent Convension)52条では,
 数学的方法,知識,ビジネスの方法,コンピュータプログラム,情報の表示
 法などは特許の対象としないことになっていた.

・ところが,プロパテント派により,この制限を取り除く動きが強まった.
 EPOは,法改正を見越してすでに3万件以上の純粋なソフトウェアパテントを
 承認し,その速度は毎年3千件にまで増加している.
・2002年,欧州委員会が, Directive "on the patentability of
 computer-implemented inventions" (いわゆる「ソフトウェア特許指令」)
 を提出した.これは「EPOの行きすぎを抑え,EU加盟国の基準を統一する」
 と
 いう名目で,実際には,EPOがすでに行なっている制限なしの特許を認める
 ものだった.
・2003年9月24日,欧州議会は本会議で,ソフトウェア特許指令にプログラム
 やビジネスロジックが特許できないよう明確な修正を加える提案を可決した.
・欧州閣僚会議は,これを骨抜きにし,議会による制限の全てを取り除いた
 「妥協案」を作成した.
・2004年5月18日,閣僚会議は「妥協案」を承認.この「政治的決定」の結果
 は閣僚会議によれば閣僚会議全体の「共通見解(common position)」となっ
 た.
・ポーランド政府が「妥協案」に反対の立場を表明.欧州議会による,法案作
 成プロセスやり直し要求を支持するが,欧州委員会はこれを説明なしに無視.
・欧州議会は,指令の再審議(Second Reading)を開始.ここでも修正は可能だ
 が,修正には最初の審議より多くの賛成票が必要.ソフトウェア特許を明確
 に禁止する21の修正案が提出された.
・2005年7月6日,EU議会は「妥協案」全体を圧倒的多数(645対14, 棄権18)で
 否決.修正案に対する議決は行なわれなかった.

どうやら,修正案が成立する見込みが強くなったため,プロパテント派もそれ
くらいなら否決した方がまし,という方針に直前で転換したようです.

EU当局(欧州委員会)は,「欧州議会の決定を尊重し,委員会からこれに関する
法案提出は今後行なわない.これで加盟国での特許基準や規定はばらばらのま
ま残されることになった.」という捨てゼリフを残しています.EPOは相変わ
らずソフトウェア特許を認め続けるのかもしれません.まだ不透明な要素が多
いです.
皆様、管理人がさぼり続けていてすみません。

久々にニュースを:
欧州委員会:「ソフトウェア特許を共同体特許法の適用対象とせず」

http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20122747,00.htm
管理人です。

長期間、放ったらかしにして申し訳ありません。

久々に少し面白いと思う話題がありました。

「特許は要らない」--欧州議会で議席獲得した海賊党、主張の根拠を語る(後編)
http://japan.cnet.com/interview/story/0,2000055954,20397509,00.htm

特許システムの廃止、著作権法の改正(存続期間は5年で十分)、ファイル共有の無料化を主張する政党「海賊党」が、欧州議会の選挙で7.1%の得票を得て、1議席を獲得したとの事です。

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