「1991ブルゴーニュ」ワイン会

【2024年4月22日】
第1,139回の定例会を開催しました。
場所：目黒区下目黒のフレンチ
人数：12名
会費：17,400円（食事代7,000円を含む）
ワインリスト：
1) 1991 Maranges La Fussiere, Bernard Bachelet et Fils
2) 1991 Auxey Duresses Les Duresses, Roy Freres
3) 1991 Savigny Les Beaune La Dominode, Louis Jadot
4) 1991 Pommard Les Fremiers, Monthelie- Douhairet
5) 1991 Nuits Saint-Georges Aux Argillas, Chauvenet Chopin
6) 1991 Nuits Saint-Georges Les Vignerondes, J. Faiveley
7) 1991 Corton, Michel Mallard & Fils
8) 1991 Corton Les Carrieres, Robert et Raymond Jacob
9) 1991 Clos de Vougeot, Daniel Moine-Hudelot
10) 1991 Clos de la Roche, Robert Gibourg
11) 1991 Mazis Chambertin Henri Rebourseau
12) 1991 Mazis Chambertin Cuvee Madeleine Collignon, Hospices de Beaune elv. Maurice Chenu

個人的な好みでは、
☆☆☆ 9,11,12
☆☆ 　 3,4,5,6,7,8,10
☆ 　　 1,2
でした。

9)は、甘い紅茶や白コショウや動物っぽい腐葉土や燻製やチェリーの香りと、甘いプラムや紅茶やチョコレートや燻製の味わいでした。グラス湧く立つような甘い芳香が溢れる、これぞ熟成ブルゴーニュと感じられる、素晴らしいワインでした。

11)は、甘いバニラや燻製や紅茶やチェリーの香りと、甘い紅茶やプラムやバニラやチェリーやイチゴの味わいでした。粘度の高い凝縮した甘い果実味がある、骨格のしっかりとした」熟成ワインで、☆☆☆☆にしようか迷うレベルでした。この生産者のワインは、２度の現地訪問時も含めて50本以上飲みましたが、この1本に最も感動した気がします。

12)は、木樽やキャラメルや燻製や紅茶の香りと、甘いミルクティーやキャラメルやチェリーやイチゴの味わいでした。舌触りが滑らかで余韻が長い、優美な熟成ワインでした。

全体的には、期待をかなり上回るレベルでした。
1991ブルゴーニュは地味な評価の年ですので、多くは期待していなかったのですが、甘い芳香と甘い果実味が前面に出た、心躍るような熟成ワインが多数ありました。
飲み頃としては、常識的なピークは過ぎているかも知れませんが、状態さえ良ければこれから10年は十分に楽しめると思います。
注目度の低いヴィンテージのため、今でも掘り出し物に当たるチャンスがありそうなので、これからも地道に買い集めるつもりです。