決勝戦

地域対抗戦の決勝戦が行われたぜ。関東Ｂ−中部というカード。まあ事前に優勝候補と目
されていた２チームによる決戦となった。なのだがここでもやはり藤井聡太というチート
キャラが全てをぶち壊していった。１勝１敗からの中部チーム２番手として登場し

永瀬、増田、森内、渡辺明と４人を一気に降して５勝１敗で中部の優勝。ここまでの戦い
を通じてほとんど藤井聡太一人で優勝したようなもの。レーティング２０００オーバーの
チートキャラの破壊力をまざまざと見せつけた。だが今回最も盛り上がったのが

最後となった渡辺明−藤井戦。終盤戦で図の局面となった。ＡＢＥＭＡのＡＩはこの局面
で先手６二銀を候補手として示し、評価値は先手９６％！つまり渡辺明必勝形だと。しか
し解説の三枚堂七段は「５四玉とされてどうするんでしょう？わからないですね」

関東Ｂの控室も大盛り上がり。え？９６％？６二銀、５四玉にどうやるの？と増田八段。
伊藤匠と永瀬拓矢も、何があるの？と盛り上がりを見せる。解説者もわからんし関東Ｂの
強豪どころも誰も寄せ手順がわからんがＡＩは先手勝ちと断じている。さてさて〜

というところであるが渡辺明も寄せを発見することができず藤井聡太の勝ちに終わった。
当然オイラ氏はソフト先生に教えを請うた次第だ。そうするとどうやらここで６二銀、５
四玉に５七金直！とやるのが決め手である。これが５五金以下の詰めろになっていて

同香成、同金としても先手玉に詰みはなく後手玉は受け無しになるということだそうだ。
すごいね。守備の要の金を自ら「取れ！」と突っ込むとは。これは誰も見えてなかっただ
ろう。最後の最後で面白いネタを提供してくれた。しかしやはり藤井聡太はチートだぜ