「1989ボルドー」ワイン会

【2024年4月8日】
第1,137回の定例会を開催しました。
場所：台東区上野のフレンチ
人数：12名
会費：21,400円（食事代7,000円を含む）
ワインリスト：
1) 1989 Ch. Cadet Piola
2) 1989 Couvent des Jacobins
3) 1989 Ch. Clos des Jacobins
4) 1989 Ch. Carbonnieux
5) 1989 Ch. Olivier
6) 1989 Ch. Haut Batailley
7) 1989 Ch. La Croix de Gay
8) 1989 Ch. Soutard
9) 1989 Ch. Figeac
10) 1989 Ch. Pape Clement
11) 1989 Ch. Calon Segur
12) 1989 Ch. Latour

個人的な好みでは、
☆☆☆☆ 12
☆☆☆ 9,10
☆☆ 　 1,3,4,5,6,7,8
☆ 　　 2
でした。
今年5回目の☆☆☆☆が登場しました。（過去は1/5, 1/17, 2/5, 3/18）

12)は、バニラや甘いチョコレートや燻製や西洋杉や葉巻の香りと、バニラやビターチョコレートやミントやブラックカラントの味わいでした。凝縮感と重量感があり、口腔内でパッと広がった重層的で複雑な果実味が、いつまでも余韻として残りました。まだ細かなタンニン分が感じられる、骨格のしっかりとした素晴らしいワインでした。

全体的には、ほぼ期待通りのレベルでした。
状態の悪いものが1本(11)と、微妙なものが1本(2)ありましたが、それ以外は王道のボルドーの風味が楽しめました。
飲み頃的には、前半にはややピークを過ぎたと思われるものもありましたが、後半はどれも今が飲み頃のピークだと感じられました。
このヴィンテージも、1990ボルドーと同様に、これから急激に希少性が高まると思われます。