というわけでサウスカロライナ州での予備選挙。この州はヘイリーちゃんの出身地でもあ
り過去に州知事を2期務めたこともある、まさに本拠地中の本拠地。ここで勝てなきゃど
こで勝つの?という土地だったが、得票率39%で得票率61%のトランプ君に惨敗
これでさすがに選挙戦撤退か?と思うところだが、ヘイリーちゃんは意味不明な理屈をこ
じつけて私は善戦しているのよ!これからも戦い続けるのよ!バイデンに勝てるのは私だ
けなのよ!と言い張り、撤退を否定。まだまだやりまっせという意志を明確にした
というわけでいわゆるスーパーチューズデーまでやるつもりのようだ。なんだけど、どう
考えても勝ち目など無い。民主党側はトランプ君の裁判日程がかぶるようにしたりでなん
とかスーパーチューズデーでのトランプ君勝利を妨害しようとしているが不発となった
なのでまあ控え目に言って、「全ての州で負けるだろう」というのが普通の見方である。
アメリカ史上そうした負け方をした候補は居ないので史上初の快挙(?)を達成しそうな
勢いである。それでも頑なに撤退しようとしないのは民主党からの「指令」であろう
ヘイリーちゃんに選挙資金を寄付してるのは大半が「民主党支持者」。ヘイリーちゃんに
求められる使命はとにかくトランプ君を妨害すること、その一点だ。なので選挙公約なん
てものはただ一つ「反トランプ」だけである。彼女自身がやりたいことなど一つも無い
さすがのアメリカ人有権者もそこは見抜いているようで、ネバダ州の一般選挙ではトラン
プ君が排除されているのでさすがに勝つか?と思ったら、「支持候補無し」という項目に
大差で敗れるというこれまた前代未聞の偉業を成し遂げた。頑張れヘイリーちゃん
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