広島への憧れを込めて…油そば風そうめんのお話o(^-^ o )(ﾉ ^-^)ﾉ

　こういう素麺も美味しそうですね

　担々麺という麺料理があります。少し辛いスープが美味しく，僕の大好物の一つでもあります(◍•ᴗ•◍)　但し｢冬の好物｣であって，ここ最近は全く頂いていません。熱々のスープと一緒に麺料理を頂くというのは今の時期にはどうしても気が進まず，担々麺に再会するのは冷たい秋風の吹く頃になってからのことだとばかり思っておりました。
　しかし先日｢広島の味　汁なし担々麺｣という看板を都内で見掛けました。実は中国の担々麺には汁が無いのだ，というお話は以前に聞いたことがありましたが｢広島の味｣というのはよく判りません。｢広島では汁なし担々麺が人気なのかな｣などと思いながら入ったお店で，早速出てきたのは混ぜそばのようなお料理。｢最低でも10回，出来れば30回は混ぜてください｣とお店の方からの指示に従って30回混ぜ，一口食べてみるや僕は｢ほぉ，これは美味しい!(｡･о･｡)!｣と感心させられました。｢山椒をたっぶり掛けると最高です｣というお店の注意書きに従って本当にたっぷり掛けたところ，口の中がピリピリと痺れるようになりました。山椒については好みが分かれるかもしれません(一味唐辛子のほうが良い，という方もいらっしゃるでしょう)が，いずれにせよ｢この汁なし担々麺というのは本当に美味しい。広島というのはお好み焼きといい牡蠣といい穴子といい，美味しいものに恵まれた土地なのだなぁ｣と心の底から実感させられたところです。

　さて，広島の汁なし担々麺は大変美味でしたが，ここは広島ではありませんし手元に中華麺があるわけでもありません。そもそも僕はレシピを知りません。また例のお店にお邪魔するか，或いはコロナ禍が治まって広島にお邪魔した際の楽しみということになりそうです。先述のとおり広島というのはお好み焼き・牡蠣・穴子などなど美味しいものに恵まれたところですし，鉄道ファンの僕としては広島電鉄の路面電車やアストラムラインにも乗ってみたい。また優れた美術館が幾つも存在するとも聞いており，いずれ必ず足を向けようと以前から願っております。
　しかし生来のお楽しみということにするにせよ，あの時の衝撃的な美味は是非味わってみたいんだよなぁ・・・と思っていたところ，今回どこかその汁なし担々麺を彷彿とさせるような｢するする食べれる 油そば風そうめん｣という素麺料理に出会うことが出来ました(◍•ᴗ•◍)

　見た目が｢汁なし担々麺｣に似ているということで注目したのですが，一体どのようなお料理なのでしょうか。早速，目を通してみました。
　大抵の麺自体には塩分以外にはそれほど味がありませんから，麺料理の成否はタレの味に大きく左右されます。このお料理では２倍濃縮の麺つゆにオイスターソース・醤油・胡麻油・酢を混ぜたソースを作るということですが，何やらどこか中華風ですね。やはり｢汁なし担々麺｣を思わせるという僕の直感は大きく外れてはいなかったようです。そしてフライパンにも胡麻油を敷いて牛豚合挽肉を炒め，火が通ったら上記のタレを掛け，味が馴染んだら火から下ろします。素麺を茹でてしっかりと水洗いしたら水切りをして上述のタレを掛け，挽肉のそぼろと半熟卵・小葱・水菜・辣油を載せて完成・・・と。これはあまり難しくありませんね。広島の汁なし担々麺のお好きな方は，或いは山椒を掛けて頂いても美味しいかもしれません。

　これは汁なし担々麺とはまた違ったお料理のようですが，どちらも中国の香りを感じさせるところでは同じです。そして何よりとても美味しいという点でも両者は共通でしょう。そぼろをしっかり冷ましておけば，冷たくして頂くことも可能ですから，暑い日に滋養をつけるのにこちらの｢するする食べれる 油そば風そうめん｣は最適そうですね。これもレパートリーに加えて，夏のお食事を美味しく頂きたいと思います♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪



するする食べれる 油そば風そうめん
https://www.kurashiru.com/recipes/2e9ede16-ac43-4f5d-bc50-cc70930f3098