タルムード曰く
世界の成否は
その時代に本当に正しい人間が
36人いるかどうかに
かかっているのだそう
36人の敬虔なる者が
謙虚な隠れた義人として
農夫や職人などの
目立たない生活を営みながら
その営みの背後に
隠されている義によって
この世界は支えられている
しかも
36人はだれ一人として
自分がそのうちの一人とは知らない
かりに
自分がそうだと自覚したり
他人から認知された場合には
ただちに義人ではなくなり
引退するか
死ななければならないのだそう
この世界はわずか36人の
人知れず黙々と汗と涙を流し
時には血を流す人の存在こそが
世界の存続に
決定的な役割を
担っているのだそう
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